【J2第39節】ザスパ草津0-2京都パープルサンガ(レビュー)

試合から1日遅れでスカパー!の中継を見ました。

サンガはいつものボール回しが見られませんでした。
それは、雨と極悪なピッチコンディションのせいというのもあるのですが、それよりも、ザスパの出足の鋭さと運動量にやられたという点も大きいと思います。
いや、ザスパに決定力があれば、たぶんやられてたでしょうね。

アレモン累積警告、パウ負傷中のため、この日は松田&ハライが先発2トップ。
松田は先制点をとったものの、テクニック不足というかボールが収まらないのが少しネックでしょうか。
ポスト役という意味では、やっぱ後半途中から出てきた田原のほうが「懐が深い」プレイをしますね。

そして、サンガサポ注目の中山が今季初出場!
1.5列目のポジションから、いくつかキレのいい動きを見せてました。
現在の4-4-2(FLAT)のフォーメーションだとなかなか使いどころか難しい中山ですが、やっぱベストはセカンドトップかな?

懸案の北村”大先生”、今回は赤紙なし。
大久保がちょっと危なかったですが…。
そういえば、
「北村央春+大先生」でググル
当サイトがトップに来ますよ、わーい。

【イングランド・プレミアシップ第11週】マンチェスター・ユナイテッド1-0チェルシー

マンチェスター・ユナイテッド1-0チェルシー
◇日時:11月6日16.00KO(日本時間25.00)
31分【マンU】ダレン・フレッチャー(ヘッド)

■マンチェスター・ユナイテッド(4-3-3)
GK19:エトヴィン・ファン・デル・サル
DF22:ジョン・フランシス・オシェイ
DF5:リオ・ファーディナンド
DF6:ウェスリー・ブラウン髪伸びた
DF27:ミカエル・シルヴェストル
MF14:アラン・スミス
MF24:ダレン・フレッチャー
MF18:ポール・スコールズ
FW8:ウェイン・ルーニー
FW10:ルート・ファン・ニステルロイ
(82分-MF13:パク・チソン)
FW7:クリスティアーノ・ホナウド・ドス・サントス・アヴェイロ

■チェルシー(4-3-3)
GK1:ペトル・チェヒ
DF20:パウロ・ヘナト・レボーショ・フェレイラ
DF13:ウィリアム・ガラ
DF26:ジョン・テリー
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
(78分-FW12:カールトン・コール)
MF4:クロード・マケレレ
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
MF5:ミカエル・エシェン
(55分-FW22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン)
FW10:ジョー・コール
FW15:ディディエ・ドログバ
FW11:デイミアン・アンソニー・ダフ
(74分-24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス)

◇試合データ
Manchester United – Chelsea
1 Goals 0
1 1st Half Goals 0
1 Shots on Target 3
5 Shots off Target 12
3 Blocked Shots 11
5 Corners 9
20 Fouls 14
2 Offsides 3
3 Yellow Cards 4
0 Red Cards 0
68.7 Passing Success 73.6
25 Tackles 18
80.0 Tackles Success 72.2
46.2 Possession 53.8
51.1 Territorial Advantage 48.9

チェルシー、オールドトラッフォードの夜に沈む。
今季リーグ12試合目で初黒星。
昨季、マンチェスター・シティ戦で1対0で敗れて以来、10月23日から続いていたリーグ連続無敗記録も40試合でストップです。
アーセナル(03年5月~04年10月)ののもつ連続無敗記録49には及ばず。
しかし、後半はいつ同点になってもおかしくないような展開だったんですけどねぇ。

ジョゼ・マウリーニョ・ドス・サントス・コーチ
「昨シーズンのアーセナルのように、連勝が止まってからチームが停滞するかもしれないって?
ないない(笑)。
すでにチャンピオンズリーグでベティスに負けているし、ショックは大きくないよ。
きょうのゲームは、まさにあのときの写し鏡だ。
1対0というスコアで、守りに守りに守り倒されてしまった。
ベティスも、きょうのユナイテッドも、とにかく何が何でも勝たなければならない状況にあった。
だから、こういう結果もえてして起こりうるんだ。
たいしたことじゃあないよ。

もちろん負けてがっかりはしている。
だが、落ち込んではいない。
チームの出来は悪くなかったし、我々が王者であり首位のチームであることは示せたゲームだったと思う。
たいたい、ダレン・フレッチャーの一発はまぐれじゃないか。
中へ戻そうとしたヘッドが偶然ゴールインしただけだ。

そう、わたしはつねにポジティブ思考だからね。
タイムアップの笛が吹かれるまでは、勝てると思っていた。
後半はゲームの主導権を握っていたし、選手たちのパフォーマンスもよかった、ボールもポゼッションできていた。
3-4-1-2のフォーメーションに変えて、攻めまくった。
だから、きょうのチェルシーが負けにふさわしいとは思わない。
もちろん主審は公正だったし、選手たちもアグレッシブかつフェアに戦った。
ならば、たとえ負けたとしても、悪い気分になりようがないだろ(苦笑)。

それに、現時点でもユナイテッドとは勝ち点で10、差がついている。
勝ちつづけなければならない彼らのほうが、プレッシャーがあるんじゃないのかな」

【J2第39節】ザスパ草津0-2京都パープルサンガ

祝!J2制覇

ザスパ草津0-2京都パープルサンガ
◇日時:11月6日16時05分KO
◇会場:群馬県立敷島公園県営陸上競技場(4808人)(12.4℃)
◇主審:北村央春 “大先生”

後半15分【京都】松田正俊(右足←米田:スルーパス)
後半44分【京都】加藤大志(右足←FK鈴木和)

■ザスパ草津
GK22:小島伸幸
DF35:杉山琢也
DF17:小川雅己 “復讐”
DF23:セルソ・カルドーソ・デ・モラエス “チカ”
DF2:籾谷真弘
MF27:後藤涼
(後半24分-MF24:酒井良)
MF8:小久保純
MF25:櫻田和樹
MF7:佐田聡太郎
FW14:佐藤正美
(後半10分-FW34:佐藤大典)
FW20:吉本淳

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF2:鈴木悟
DF4:鈴木和裕
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半21分-MF27:加藤大志)
MF8:美尾敦
FW14:中払大介
(後半11分-FW31:田原豊)
FW30:松田正俊
(後半33分-MF15:中山博貴)

知り合いと「秋葉原ではじめてメイド喫茶に行くツアー」を敢行してきたため、更新が遅れたという事実。

それはさておき、この勝利でJ2優勝決定!
え、どうも試合前に福岡が負けていたので、その時点で優勝決まってた!?
ま、なにはともあれ、おめでたい。
スカパー!の中継が明日なもんで、内容はまた明日レポします。

ちなみに、行ったメイド喫茶はこちら。
..:: CAFE & DIMENSION ::..
→ふつうの喫茶店で店員がメイド服って感じ。
 店員さんも、ふつうにかわいい人でした。
メイドカフェ@ほぉ~むcafe-アットホームカフェ-へようこそ!
→ここはリアル・メイド喫茶。
 接客の挨拶が「お帰りなさいませ」「行ってらっしゃいませ」。
 店員さんも、いわゆるオタクの人が好きそうな女の子(笑)。

深いなぁ、メイド喫茶の世界は(なんの記事だ)。

【ナビスコカップ決勝】ジェフユナイテッド千葉0(PK5-4)0ガンバ大阪

ジェフユナイテッド千葉0(PK5-4)0ガンバ大阪
◇日時:11月5日13時5分KO
◇会場:国立霞ヶ丘競技場(4万5039人)(22.1℃)
◇主審:松村和彦

試合全体としてはガンバやや攻勢、だったんですが、そういうときのPK戦はえてして逆の結果になるのが多いわけで…。
後半からはお互い間延びして、中盤ががらがらになってしまいましたが、パススピード、状況判断の速さ、オフザボールの動きなど、やはりJ2とはレベルが違う、と感じました。
来季、京都がこんなチーム戦うのかと考えると、ちょっとどきどき。

【第85回全日本サッカー選手権4回戦】大宮アルディージャ1-0京都パープルサンガ

大宮駅のecute(エキュート)はすごいね

大宮アルディージャ1-0京都パープルサンガ
◇日時:2005年11月3日13時00分KO
◇会場:さいたま市大宮公園サッカー場(2638人)(18.0℃)
◇主審:吉田寿光
前半44分【大宮】若林学(左足)

■大宮アルディージャ(4-2-2-2)
GK1:安藤智安
DF18:西村卓朗
DF4:アントニオ・ベゼッラ・ブランダオ “トニーニョ”
DF2:奥野誠一郎
DF5:冨田大介
MF6:ディヴィッドソン純マーカス
MF7:金澤慎
MF10:リヴォニール・ルッシェル “トゥット”
MF11:藤本主税
FW32:レアンドロ・モンテーラ・ダ・シウヴァ
(後半23分-MF16:久永辰徳)
FW33:若林学
(後半36分-MF15:斉藤雅人)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
(後半34分-MF8:美尾敦)
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF2:鈴木悟
DF13:三上卓哉
(後半27分-DF23:大久保裕樹)
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
MF14:中払大介
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
FW31:田原豊
(後半17分-FW30:松田正俊)

前半バックスタンドで見てたんですが、後半はゴール裏に避難。
好天候でまぶしかったのと、サンガゴル裏側ですら大宮サポばっかりやし。
しかし、うしろのいた大宮サポのオタクふう男子2人がリアルで「おぬし」とか言いあってて…、あれはマジだったのかなぁ?
それはさておき、全体的には、シュート数7対20という数字が物語っているように、京都が押すも1点が取れなかった試合でした。

ざっくり試合の流れをば。
まず前半。
立ち上がりから15分くらいはイーブン、その後はやや京都が押していた。
お互いが4-4-2の布陣で対峙しているため、えてして中盤の真ん中当たりでボールの奪いあいになる。
斉藤、米田のところにまで、大宮のプレスがきっちり来るのが、下位に沈んでいるとはいえさすがJ1。
おかげで、大志にフリーの局面がなかなか訪れない。

そんな試合展開のため、大宮は、長身FW若林めがけてのロングボールを多用。
うまいぐあいにキープされましたが、中盤からのフォローが少なかったため危ない局面は(京都にとって)少ない。
ちなみにこの若林、「アジリティがある田原」といった感の選手で、いやぁこんな選手がJFLにいたんですね~。
(注:ことし途中、栃木SCから大宮に移籍)

一方、京都の攻めで目立ったのは、15分くらいに悟の早い強いFK直接(キーパーがパンチ)。
その後、デイフェンスラインから斉藤がワンタッチでさばいて、右の大志が抜けてセンタリング。
混戦から田原(?)のシュートがポスト(?)。
…なんか、一瞬サンガの選手もガッツポーズをしてたくらい惜しいシーンがあった。

で、44分の失点の場面ですが、記憶で書きますと次のような感じ。
レアンドロが左サイドでタメをつくって、ボックス内にいるトゥットにパス。
ポストになったトゥットは、リカルドの寄せが少し甘かったこともあって簡単にターン。
走り込んできたレアンドロにパスを通され、レアンドロがシュート。
京都のディフェンス2枚が、スライディングでブロック。
ところが、その跳ね返りがフリーの島田の前に来て…。
しいて原因をあげるならば、トゥットにかんたんに体を入れ替えられたところでしょうが、最後島田の前に来ちゃったのは少しアンラッキーだった。
てか、結局大宮の決定機はコレだけだったんだよなぁ、終わってから振り返ると。

さて後半。
あたまからわりと京都のいい時間帯が続き、大宮はリトリートぎみ。
ただ、17分に運動量が落ちてきた田原に代わって松田が入ると、ロングボールが全部大宮に跳ね返されてしまって、なかなか厳しくなってくる。
しょうがないから、アレモンがなんどかボックス内で単独突破を図るも、相手DFの枚数がそろっているためにつぶされてしまう、と。

27分。
ゴール裏の “三上お友達ご一行様” の声援もむなしく、三上がアウトで大久保イン。
大久保が右サイドバック、和裕が左に回る。
さらに、34分。
和裕に代わって、美尾投入。
相手がワントップ状態だったので、そのまま左サイドバックに。
この交代が実に効果的で、中払とのコンビでどんどんとサイドをえぐっていく。
ただ、前がかりになってるため、いくつかカウンターで決定的なピンチも。

試合終了まぎわ、トゥットのワントップで引きこもる大宮に、京都が最後の反撃。
大久保がオーバーラップから内に切り込んで左足シュート。
ロスタイム(に入ったか入らなかったの時間)、美尾のFKに、なんと上がってきた橋田がヘッド!
頭には合ったんですが、ジャストミートせずに、そのままサイドラインまで行ってしまって…。
で、タイムアップ。

昨シーズンの大宮は縦に早いチームという印象がありました。
ですが、きょうのゲームを見ると藤本、トゥットとも球離れが遅く、京都としてはきちんと守れたと思います。
ま、1失点はしたんですがね。

逆にJ1に向けて心配なのが攻撃陣。
アレモンは、スペースがないとシュートまで持ち込めない。
田原は、体張ってポストプレイに頑張ってたけど、ゴールに絡めない。
松田は、田原よりももっとボールが収められない。
大黒柱のパウがいなかったせいもありますが、やっぱ1枚、絶対的なフォワードが必要だと痛感しました。
ムリ目でもなんとか点を取ってくれる選手、たとえばワシントンとかあのレベルだったら最高ですが。

そういえば、星はきょう不出場。
FC東京から大宮にレンタルに行くも使ってもらえず、山形へ…の星。
当時監督だったのが現監督の三浦氏(復帰)だけに、復讐のチャンスだったのに。

あと、試合終了後、三上が “ご一行様” とご歓談。
試合中、大宮のほうの冨田(大介)に思いっきりバックチャージを食らっていたものの、大丈夫なようでした(ホッ)。