【J2第4節】京都サンガF.C. 2-0 徳島ヴォルティス

京都サンガF.C. 2-0 徳島ヴォルティス
日時:2020年7月11日(土)18:33KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”
主審:岡宏道
34′-京都/野田隆之介
40′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(pen.)

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(84′-DF30:石櫃洋祐)
MF31:福岡慎平(80′-MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナンモッタ”)
MF41:金久保順
MF8:荒木大吾(84′-DF6:本多勇喜)
FW18:野田隆之介(54′-MF17:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(54′-FW20:李忠成)

■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK1:ジョン・アンデル・セランテス・シモン
DF3:エミル・サロモンソン
DF50:上島拓巳
DF33:ドウグラス・ヒカルド・グローリ
DF2:湯澤聖人(80′-DF22:輪湖直樹)
MF7:重廣卓也(72′-FW10:城後寿)
MF8:鈴木惇
MF17:福満隆貴(72′-MF19:田邉草民 )
MF38:菊池大介(61′-MF14:増山朝陽)
FW26:遠野大弥(72′-FW25 :北島祐二)
FW9:ファン・マヌエル・デルガド・リョリア “フアンマ・デルガド”

【J2第3節】徳島ヴォルティス 1-1 京都サンガF.C.

徳島ヴォルティス 1-1 京都サンガF.C.
日時:2020年7月4日(土)19:03KO
会場:徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場 “ポカスタ”(曇/24.5℃/71%)
主審:西山貴生
65′-京都/野田隆之介
78′-徳島/河田篤秀

■徳島ヴォルティス(3-4-2-1)
GK31:長谷川徹
DF6:内田航平
DF5:石井秀典
DF25:安部崇士(70′-DF2:田向泰輝)
MF22:藤田征也(79′-MF16:榎本大輝)
MF8:岩尾憲
MF38:梶川諒太
MF15:岸本武流
FW10:渡井理己(79′-FW13:清武功暉)
FW45:杉森考起(69′-MF24:西谷和希)
FW19:垣田裕暉(69′-FW9:河田篤秀)

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(90+2′-DF30:石櫃洋祐)
MF11:曽根田穣(58′-MF14:中川風希)
MF41:金久保順(90+2′-MF31:福岡慎平)
MF8:荒木大吾(63′-DF5:黒木恭平)
FW13:宮吉拓実(63′-FW18:野田隆之介)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

【J2第2節】京都サンガF.C. 2-0 ジュビロ磐田

京都サンガF.C. 2-0 ジュビロ磐田
日時:2020年6月28日(日)18:03KO
会場:京都府立京都スタジアム“サンガS”(晴/25.4℃/62%)
主審:谷本涼
28′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
47′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(85′-DF38:長井一真 “Jリーグ初出場”)
MF11:曽根田穣
MF41:金久保順(85′-MF31:福岡慎平)
MF8:荒木大吾(78′-DF5:黒木恭平)
FW13:宮吉拓実(77′-MF17:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(77′-FW18:野田隆之介)

■ジュビロ磐田(4-2-2-2)
GK1:八田直樹
DF24:小川大貴(72′-MF10:山田大記)
DF33:藤田義明
DF44:大武峻(53′-MF34:針谷岳晃)
DF13:宮崎智彦(53′-DF5:櫻内渚)
MF7:上原力也(63′-FW20:ルイス・マルセロ・モライス・ドス・ヘイス “ルリーニャ”)
MF15:伊藤洋輝
MF14:松本昌也
MF23:山本康裕
FW9:小川航基(72′-FW19:三木直土)
FW11:ルキアン・アラウージョ・ヂ・アルメイダ

選手配置が整理整頓

攻撃は、前節より分かりやすくなっていた。
●ウイングバックに飯田と荒木を置いて、攻撃では大外のレーンでのドリブルワークに特化させた。
●庄司1アンカーで、司令塔を明確化。前節では役割がカブり気味だった金久保は前で、ウイングバックのパス出し相手とさせるだけでなく、前線へのラストパスを担わせた。
●2トップにして、ウタカの周りを宮吉が動いてフォローする形にした。
一方、守備時は5バック化して、ジュビロがボールを左右に振りまくっても、適宜スライドして対応。
破綻なく、サンガスタジアムでのJリーグ開幕戦を完封で終えることができた。

ジュビロはかなりポゼッション志向高く、昨シーズンの京都を見ているようだったな。
大武、伊藤選手のサイドへのロングパスもビュンビュン決まっていた。
シーズン早い時期に対戦を1度終えて良かったかもしれない。

【J2第1節】レノファ山口FC 1-0 京都サンガF.C.

レノファ山口FC 1-0 京都サンガF.C.
日時:2020年2月23日(日)14:03KO
会場:山口県維新百年記念公園陸上競技場 “みらスタ”(8,424人/晴 13.7℃ 21%)
主審:西山貴生
12′-山口/池上丈二

■レノファ山口FC(4-1-2-3)
GK17:吉満大介
DF41:武岡優斗
DF4:サンドロ・シウヴァ・ヂ・ソウザ
DF2:菊地光将(80’-DF3:ヘナン・ドス・サントス・パイシャオ)
DF24:安在和樹
MF30:ヘニキ・ルイス・ヂ・アンドラーデ
MF10:池上丈二
MF6:高宇洋
FW19:森晃太(68’-MF14:吉濱遼平)
FW9:イウリ・リーリオ・フレイタス・ヂ・カスティーリョ
FW11:高井和馬

■京都サンガF.C.(3-4-2-1 → 4-2-2-2)
GK21:清水圭介
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳(63’-FW20:李忠成)
MF2:飯田貴敬
MF10:庄司悦大
MF41:金久保順
MF5:黒木恭平
FW14:中川風希(80’-MF29:中野克哉)
FW13:宮吉拓実(56’-MF11:曽根田穣)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

霜田正浩コーチ(山口)
「ホーム開幕戦、うまくいかない時間があっても凌ぎきれるか、90分トータルで戦えるか、という試合だった。
たとえきれいなサッカーができなくても、来てくれた皆さんに勝ち点3を届ける――それが最優先事項だった。
選手たちは魂がこもっていた、よく戦ってくれたと思う。
新しい選手も多く、今はやりたいことの半分もできていないが、これから連携はもっともっと良くなる。
サポーターの声援を聞いて…泣きそうです(笑)」
好礼忠コーチ(京都)
「攻撃的にアグレッシブに戦えたと思う。
自分たちが意図してボールを動かすことができたし、攻撃の形も作れた。
課題というか、自分たちのサッカーをもう少しレベルアップしたい思いが強い。
次は新しいスタジアムでの初めてのゲーム。
勝って、サポーターと一緒に喜びたい」

トンネルを抜けるとそこは……

清水のキャッチミス→トンネルは、亀岡市にある京都有数の心霊スポット・老ノ坂トンネルにいる悪霊呪いだったんだよ!
ΩΩΩ<な、なんだってー!?
と、開幕早々「なんの伏線やねん!」と突っ込みたくなるイージーミスから先制点を奪われて、開幕黒星スタート。
試合序盤からある程度ボールは支配できていただけに、流れを変えてしまった痛い失点だった。
しかしその後、レノファ山口のタフなプレスとディフェンスに1ゴールも奪えなかったという事実のほうが、開幕戦としては痛かったかもしれない。

試合全体を振り返ると、プレシーズンマッチ・セレッソ大阪戦同様で、昨シーズンのサッカーからかなり“変容”しているな!と思った。
あえて攻撃を急がず、選手配置を整えることを優先してから、バイタルエリアの攻略を目指すのが昨シーズン流。
そのおかげで選手がボールサイドにある程度固まっているから、ボールを失っても“即時反転”でディフェンスに入ることができた。
一方、今季のサッカーは「ポゼッション率を高め、数的優位をつくって相手を崩す」志向は変わらないけれど、攻撃時に縦への意識をかなり強めているのが特徴。
1トップのウタカが割と左サイドのオープンスペースに流れて、「ゴールに背を向ける」形でボールを受けるシーンも多かった。
昨シーズンは小屋松、仙頭の両ウイングに突破力があったけど、今シーズン、ウイングバックはサイドをえぐるような場面は少なく、1トップ+2シャドーが裏を取ることを優先している印象。
幻のゴールとなった、バイタル手前でボールを守ってから宮吉の裏抜け→グラウンダーかつマイナス気味のクロスでウタカがプッシュしたシーンなんかが、きっとやりたいことなんじゃないだろうか。

ただ、選手配置を整える前に早めに縦へとベクトルを向けることは、ボールを奪われたときに、効果的な守備体勢をつくれていない、ということでもある。
ダゾーンの速報集計では、京都のボール支配率は55%程度。
山口にはカウンター以外で効果的な攻撃をさせていなかったけれど、それでも45%ボールを持たれていたということになる。
特に、アンカーのヘニキをフリーにする場面が多く、ウタカが下がるかボランチの1人が上がるか、途中でもっと明確にしておいたほうが良いのではと感じてしまった。
そんな守備はさておき、3-4-3から繰り出す攻撃で、いつかゴールを奪えそうな匂いがあったのも事実。
最終盤、4-2-2-2にシステムチェンジしたのは、結果的には失策となった。
中川、曽根田はワイドよりは、バイタルエリアで生きる選手。
システムをいじった後は有効な攻めを繰り出せず…。
最後はバイスを前線にあげて放り込み連発という昨シーズンでは絶対見られないシーンを繰り返すも、決定的シュートまでに至らずタイムアップとなった。

まとめると、「ポゼッションから数的優位をつくりつつ、縦への“スイッチ”を入れたときは素早く攻めきる」のが、今季のサッカーなのかもしれない。
とすると、縦への攻めが中央に偏っていたのが気になるかな。
サイドに関して、ウイングバックに対して両センターバックが追い越すようなシーンは少なかったし、相手の守備を崩すような迫力に欠けていた。
正直、山口以上に守備戦力が高いチームが多い今季のJ2において、開幕戦とはいえ無得点に終わったというのは、あまり楽観できる内容ではない。
次節、京都スタジアム公式戦初ゲームは、いったいどういった選手起用、布陣になっているのだろうか?

【2020 Jリーグ プレシーズンマッチ】京都サンガF.C. 2-3 セレッソ大阪

京都サンガF.C. 2-3 セレッソ大阪
日時:2020年2月9日(日) 14:00KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガスタジアム by KYOCERA”(曇ときどき雪/1万7938人)
主審:松尾一
12′-C大阪/坂元達裕
26’-京都/庄司悦大(右足←ウタカ)
64′-C大阪/奥埜博亮
90+2′-C大阪/都倉賢
90+5’-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(左足)

■京都サンガF.C.(3-4-2-1)
GK21:清水圭介
DF46:森脇良太(73′-MF8:荒木大吾)
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳
MF2:飯田貴敬(57′-DF30:石櫃洋祐)
MF7:ヘナン・カルバーリョ・モタ “レナン・モッタ”(73′-MF29:中野克哉)
MF10:庄司悦大
MF5:黒木恭平
MF14:中川風希(81′-MF11:曽根田穣)
MF13:宮吉拓実(46′-FW20:李忠成)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

■セレッソ大阪(4-2-2-2)
GK27:アン・ジュンス
DF2:松田陸
DF3:木本恭生
DF22:マテイ・ヨニッチ
DF14:丸橋祐介
MF6:レアンドロ・ルイス・デサバト
MF5:藤田直之
MF17:坂元達裕
MF10:清武弘嗣(46’-FW8:柿谷曜一朗)
FW25:奥埜博亮(83’-FW9:都倉賢)
FW20:ブルーノ・ペレイラ・メンデス

「ポジショナル原理主義」から現実路線へ

京都サンガ2020シーズン、最初のPSM。
いや、何より!
夢の専スタ・SSBK=サンガスタジアム by KYOCERAのこけら落とし!
柱谷幸一氏の「京都にサッカー専用スタジアムを作りましょう〜」から幾年月。
「うちのおかんがね、今週行くスタジアムがあるんやけど、その名前をちょっと忘れたらしくてね」「今週行くスタジアムの名前忘れてまうて、どうなってんねんそれ。ほならね、俺がおかんが行くスタ、一緒に考えてあげるから、どんな特徴あるか言ってみてよー」って、ミルクボーイがdisるネタが楽勝作れるぐらいのスタジアムでしたからね、西京極は…(遠い目)。
そこからウタカ選手いわく「プレミアリーグのようなスタジアム」にお引越しって、落差ががが!
完成には俺のふるさと納税もご活用いただき(笑)、どこかにネームプレートがあるハズ。
今度見に行きます。

さて、そんなSSBK初戦、試合結果は2-3。
J1・セレッソ大阪相手に惜敗でした。
しかし、今は結果についてうんぬんする時期ではない。
内容、それが一番大事!MANブラザーズバンド(not夜の本気ダンス)。
なんですが…、内容、特に連携面・戦術面はまだ発展途上かな〜と。
とはいえ、個の能力という面では、昨シーズン以上だと確かに感じられた。
特にバイス、ウタカの両外国籍選手は大きな武器になりそうだな!

時を戻して、昨シーズンの開幕当初。
京都は「ポジショナルプレー」をチームに浸透させるべく、5レーンでの選手配置とグラウンダーでのパス回しを徹底していた。
現youtuber・中田一三氏があとから述懐していたところによれば、あえてロングボール、ハイボールは蹴らせないようにしていたらしい。

そして、今季のサンガ。
指揮官も変わり、多少モデルチェンジが図られていたように感じた。
新監督の實好氏は「3-4-3、4-3-3を併用する」と公言している。
3-4-3、4-3-3と言えば、昨シーズンの京都も4-3-3で開幕、途中3バックを試行錯誤し、結局4-3-3で落ち着いた、という経緯があるよね。
でも、昨シーズンの3トップはワイドに開いて「相手をピン留め」する役割があった。
相手ディフェンスラインの感覚を広げ、その間をインサイドのMF、およびインナーラップしてくるSBが狙う――という明確な意図が隠れていたのだ。

対して、きょうの“實好サンガ”はウタカの1トップに、ストライカーの宮吉、ゲームメーカーの中川が2シャドーを組むという3トップ。
ワイドに張る、というポジショニングではなかった。
サイドの攻略はウイングバックの2人が担う形。
そして、昨シーズンは金久保や福岡が入ることが多かったインサイドMFがシャドーによって姿を消し、庄司&モッタがWボランチで低い位置から攻撃に絡むというスタイルに変わった。
となれば、選手配置的に昨シーズンよりは、やや後ろに重心を置いた格好になる。
実際、きょうのゲームではマイボールになっても、ウタカが前線に孤立するシーンが多く見られた。
もう少しシャドーの2人が早くフォローに入って、3人でポジションを入れ替えるような有機性を見せられればよいのだけど、まだこれから…という感じだろうか。

そんな中で、効いていたのがバイスのパスだ。
最終ラインからウタカめがけての長く高いボールがきわめて正確で、1本のフィードでチャンスをいくつも創出していた。
昨シーズンの「極端にロングフィードが少ないサッカー」とは違って、より現実的な選択肢を選ぶようになった、と言えるのかもしれない。
それも「ひとりでなんとかしてくれる」可能性をウタカから感じるからだろうし、実際きょうのゲームでも1アシスト、1ゴールという結果を残してくれた。
怪我さえなければ、おそらく今シーズンの前線の軸になるのは間違いない。

ただ一方で、大外のレーンにいる2選手と脇のレーンにいる選手のトライアングルパスで相手ハイプレスをいなすシーンがあったり、GKへのバックパスでビルドアップを再構築するシーンがあったり、去年っぽいポゼッションが見られたのも事実。
サイドから単純なクロス、というのも少なかったし。
昨シーズンがベースにありつつ、今季の選手層に合わせた戦い方を模索している、のかな。
目指すサッカーの方向性はブレてないと思う。

2→3失点と、同じ形の繰り返し

沖縄でのガンバ大阪との練習試合でも6失点を喫した守備陣。
そして、きょうも3失点。
柏戦の13失点→ガンバ戦6失点→セレッソ戦3失点。
われわれは確実に進化している!(笑)
…は冗談として、攻撃にそこまで多くの選手をかけているわけではないのに、さっくりゴールを奪われているのは大いに気になった。
最初の1失点は、クロスが流れてそのままゴールin。
2失点目、3失点目は同じ流れから。
セレッソの右SB・松田陸が、バイタルエリアで浮いていた柿谷へと斜めに早いグラウンダーパスを入れ、その柿谷がワンタッチで流して、FWがフリーになれたというもの。
柿谷選手の、“渋滞している”サッカーセンスが溢れた2局面だったけど、なんで柿谷をフリーにしちゃってんだろう?という疑問も残った。

ということで、守備もざっくり振り返ってみよう。
守備の仕方も、昨シーズンがベース。
ボールを奪われたときに自軍選手が近くに密集していればプレスに転じるけれど、そうでない場合は守備の形をセットすることを優先する。
ワントップのウタカは相手CBに厳しくプレッシャーはかけず、パスコースを切る動きをしていた。
だけど、京都が守備陣形を「5-4-1」にセットしても、最終ライン5枚、中盤4枚の2ラインの間でセレッソの選手がうまくパスを受け、そこからサイドに展開されることで、なかなかボールを奪えないでいた。
試合後の庄司選手のコメント。

――(立ち上がりから3バックの脇にボールを収められて相手にペースを握られていたが?) 個人的には、前の僕らもスライドしているので「もう少し後ろの選手が出てきてほしい」という気持ちもありますけど、後ろの選手は「もっと早くスライドしてほしい」と思っているかもしれない。そういう部分は、まだ(開幕まで)2週間あるので、しっかり映像を見て話し合っていくことが大事だと思います。でも、あそこにボールが入っていたからといって、そんなにチャンスを作られていたわけではないと思う。しっかりプレスバックして、(相手の攻撃を)遅らせたりはできていたと思う。でもあそこに入れられるとなかなかボールをとりづらいので、そこはしっかり修正していきたいポイントではあります。

https://www.sanga-fc.jp/game/1078/data.php

3バックにしていること、その3バックを森脇+バイス+安藤というパスがうまい選手で形成していることは、最終ラインからのビルドアップを重視しているからに違いない。
さらにそこに庄司、モッタのWボランチなんだから、「守備専」な選手が後ろにひとりもいないという恐ろしさ(笑)!
そう、逆にアンカーに守備的な選手がいれば、3バックの前=バイタルをケアしてくれて、2失点目、3失点目のような形は作られなかったのかもしれない。
…いや、作られてしまったのかもしれない(笑)。
2ラインの縦横へスライドするときの速さ、相手FWへのチャレンジ&カバーの関係形成など、守備は脆さがまだまだあるなという感じ。
今日の試合を見たJ2のチームは、そこ、きっと突いてくるでしょうからね。
今度は、清水選手の試合後コメント。

―― 「縦ズレ、横ズレをして対応していこう」ということはチームとして決めているけど、ラインの間にうまく(相手に)立たれたときにボランチが下がってくるのかとか、そういう細かいところはやっぱり詰めていきたいと思っています。

https://www.sanga-fc.jp/game/1078/data.php

出場選手含めて、きょうの試合がレギュラーシーズンのベースになるかどうかは分からない。
だけど、このまま開幕すると…。
安全圏でボールは持てどもシュートまで行けず、逆にカウンター気味に失点する――そんな光景を今季もまた目撃するという悪い予感がしてしまう。
いずれにせよ、攻守ともまだまだ課題は多い。
そんなことを実感させられたゲームだった。