【AFCアジアカップ2007 Quarter-Final】日本1(AET, Pen4-3)-1オーストラリア

Can’t Take My Eyes On the Pitch

日本1-1オーストラリア
※延長戦を含め1-1、PK戦4-3で日本が準決勝に進出
◇日時:2007/7/21 17.20KO(MatchDay 4)
69分【豪州】ジョン・アロイージ
72分【日本】高原直泰

“イヴィツァ” イヴァン・オシム・コーチ(日本)
「ロッカールームにいたが、PK戦は(テレビでも)見ていない。
理由?
心臓に悪いからだ。
私はここで死にたくない、故郷のサラエボで死にたい。
発作を起こしたくないから見なかったんだ。
それに、私がPK戦を見ると勝てないというジンクスもあるしね。
勝ったとわかったときは、喜んでジャンプして天井に頭をぶつけそうになったが、まぁこのとおり元気で生きてるよ」

※他会場の結果
The AFC Asian Cup 2007 Official Website

【J2第29節】水戸ホーリーホック1-2京都サンガ

田原の世界級ゴール>>>アジアカップ

水戸ホーリーホック1-2京都サンガ
◇日時:2007年7月21日(土)19時04分キックオフ
◇会場:茨城県那珂市笠松運動公園陸上競技場(曇/23.5℃/2579人)
◇主審:勝又光司
前半20分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(相手DFのクリアを左足)
後半4分【京都】田原豊(右足ダイレクトジャンピングボレー←CK:徳重)
後半11分【水戸】小椋祥平(右足)

■水戸ホーリーホック(4-2-2-2)
GK1:本間幸司
DF4:鈴木和裕 “復讐”
DF3:平松大志
DF14:吉本岳史
DF6:小椋祥平
MF26:アンドレ・ルイス・デ・ソウザ・シウヴァ “ビジュ”
MF7:村松潤
(後半22分-DF18:キム・キス)
MF17:金澤大将
MF13:椎原拓也
(後半39分-MF29:真行寺和彦)
FW11:塩沢勝吾
FW27:岩舘侑哉
(後半34分-FW23:遠藤敬佑)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF6:森岡隆三
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF20:倉貫一毅
(後半39分-MF14:中払大介)
MF7:徳重隆明
(後半31分-MF22:渡邉大剛)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊
(後半20分-FW9:アンドレ・ピント・カンダカン)

の日の水戸は、雨は降らなかったものの、湿度90%!
いやぁ、ムシムシ状態っすな。

それに加えて、前2節の「雨中蹴りまくり合戦」で体力を使いすぎたこともあったのか。
きょうの京都はどーも動きが鈍かった。

サイドバックの攻め上がりも少なかった。
ボール保持者を追い越したり、スペースへ走り込むような「無駄走り」も少なかった。
で、ボールはキープできていても、決定機をつくりだせない。

って、こういうことをさいきん何度も書いてる気がしますが、それでも勝ち続けてるのがすばらしい。
いちばん大きいのは、やっぱセットプレイで点が取れるようになったことだろうね。
徳重のキック、最高!
あなたの落としたのは金の徳重ですか? それとも銀の徳重ですか?(意味不明)
と言いたくなるぐらい、もうチームに欠かせないキーマンになりつつあるよ。

あと、最高といえば田原の変態的フィジカルを生かしたゴールも!
きょうは、徳重のキックと田原のゴールで入場料払った価値がある、って感じ?

これで、首位・札幌とは、消化試合数が1多いとはいえ、勝ち点1差にまで迫った。
長いシーズンも折り返し地点を超え、首位の座も見えてきた?

ただ、内容面がけっして手放しで褒められるレベルには達してないだけに…。
「このまますんなり昇格まで行くか?」
と訊ねられれば、
「う〜ん」
って悩んじゃうかもしれない。
もう一段、チームが脱皮してくれないといけないと思うし、たぶん、そうなってくれると思うんだ。
そんな感じで、きょうは以上です。

【J2第28節】京都サンガ1-0サガン鳥栖

2チャンス、1ゴール

京都サンガ1-0サガン鳥栖
◇日時:2007年7月14日(水)19時04分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(雨/23.9℃/2507人)
◇主審:池田直寛
後半33分【京都】徳重隆明(左足)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF6:森岡隆三
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF20:倉貫一毅
(後半9分-MF14:中払大介)
MF7:徳重隆明
(後半39分-MF22:渡邉大剛)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊
(後半34分-FW9:アンドレ・ピント・カンダカン)

■サガン鳥栖(4-2-2-2)
GK1:浅井俊光
DF26:長谷川豊喜
DF3:加藤秀典
DF37:柴小屋雄一
DF29:日高拓磨
MF2:小井手翔太
(後半35分-MF6村主博正)
MF14:高橋義希
MF16:高地系治
MF7:山口貴之 “復讐”
(後半0分-MF8:ユン・ジョンファン)(後半41分-一発退場)
FW18:廣瀬浩二
FW25:藤田祥史

しい雨。
ボールがすぐ止まってしまうというピッチコンディション。

って、前節と同じ書き出しですが!
いや、でも、台風4号の影響で雨のほうは前節以上のすごさでした。
関西以西のゲームは開催中止になったぐらいですし。

そんな天候なだけあって、西京極の芝がほーらこんなにびっちょびちょだよぉ状態。
まったく、つなぐサッカーがインポッシブルなのですよ。
お互いが前へ前へアバウトでもなんでもいいから蹴りだしまくります。

ですが、両チームともディフェンスラインは集中保って、ミスなし。
これはスコアレスドローかなぁ…と。
そう思ってたら、徳重!!!!

さすがイケメン、濡れてもかっこいいぜ!
相手DFに当たってのゴールでしたが、あのピッチ状況であんなに強いキックができたことがステキ。
直前にパウリーニョはすっ転んでましたから。

このゴール以外に、得点の匂いを感じたのは、前半。
 斉藤の浮いたパス
→徳重ジャンピングボレー
→GKが弾いたところをパウリーニョがプッシュ…バーの上。
ってシーンだけだったんじゃないっすかねー。

とにかく、我慢に我慢で泥臭いサッカーを続けて、勝ち点3ゲットォォォォ。
雨のなか、やっぱり試合開催しといてよかったね。

【J2第27節】モンテディオ山形1-2京都サンガ

横山の涙雨、アレモンの涙雨

モンテディオ山形1-2京都サンガ
◇日時:2007年7月11日(水)19時04分KO
◇会場:山形県総合運動公園陸上競技場 “NDソフトスタジアム山形”(雨時々曇/23.0℃/1944人)
◇主審:田辺宏司
前半31分【山形】横山拓也(ヘッド←宮沢)
前半44分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(ヘッド←田原のヘッド←CK:徳重)
後半30分【京都】田原豊(右足ダイレクト←徳重のスルー←斉藤)

■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF29:須田興輔
DF3:レオナルド・エンリケ・ダ・シウヴァ
DF2:鷲田雅一 “復讐”
DF13:石川竜也
MF19:秋葉勝
MF8:本橋卓巳
(後半26分-MF5:渡辺匠)
MF26:北村知隆
MF7:宮沢克行
(後半33分-MF6:佐々木勇人)
FW14:林晃平
(後半18分-FW24:坂井将吾)
FW9:横山拓也(後半36分-警告*2=退場)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF20:倉貫一毅
(後半25分-MF22:渡邉大剛)
MF7:徳重隆明
(後半34分-MF14:中払大介)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半38分-FW25:西野泰正)
FW31:田原豊

しい雨。
ボールがすぐ止まってしまうというピッチコンディション。
そんななかで、きょうの京都サンガが取った作戦は
「裏へ蹴れ大作戦ー!」(かたつむり大作戦ー!のキャッチ音で)
でした。

家に戻ってきて録画してたのを見ていて、何度か早送りを…。
いや、本当に、きょうのこの戦い方だと、相手のミスかセットプレイでしか点入らないだろうなぁーと思いました。
その予想は、半分は当たって半分は外れたんですけどね。

前半31分、京都よりも「つなぐ意志」が強かった山形は、横山がポストになったあとゴール前に入り込んでヘッドでゴール。
このとき、誰も横山をマークしていなかったのは大問題ですね。
角田&チアゴのコンビ、力強いのはいいんですけど、こーゆーミスがたまにあるのが怖いところ。

ま、それはさておき。
アウェイで先制を許し、あんまり得点の香りもしないんで、ヤバいなぁと思ってたら…。
後半ロスタイム、CKからパウリーニョがドン!
月並みですが、いい時間帯でゲットできた。
これで、「勝てそうなムード」が漂ったのが大きかった。

後半は、さらに
「前へ蹴れ蹴れ」
になってしまって、2トップと中盤以降の間がぽっかり空きまくりーの。
セカンドボール拾われまくりーの。
になってしまったのですが、田原がめずらしく技巧的なダイレクトシュートを決めて、勝ち越しdeath!!

そのあと、きょういちばんがんばっていた選手であるところの、山形FW横山が非紳士的行為で2枚目のイエローをもらってしまいます。
これ、ちょっと厳しかったよね。
若い横山選手はピッチ脇で号泣。
でも、京都側に立ってみれば、これで勝負あったという感じでした。

というわけで、第3クール開幕戦をぶじ勝利で飾れた京都サンガ。
やってたサッカーは褒められたものじゃないですが、結果が出るようになってきたのは褒め称えたいところです。
亡くなったアレモンの力添えもあったのかな?
喪章をつけて、白星を得られて、よかったよかった。

元京都FWアレモンが交通事故で死亡(続報)

globoesporte.globo.comより(現在当該記事リンク切れ)。

既報どおり、パルメイラスのFWアレモン選手が日曜日の未明2時にリオデジャネイロのノヴァ・イグアス市にて交通事故で亡くなった。
アレモン選手は父親の誕生日パーティからの帰りで、彼が運転していたトヨタ・ハイラックスは道路脇の樹木に衝突して、写真の通り大破。
車には8人の家族・親戚が同乗していたが、彼の義理の兄弟である、セルジオ・ヴェンチュラ・フェラスも命を失っている。
2人は事故後1時間以内に死亡したが、妻のジャクリーン・ゴメス、1歳の娘のカリア・ベアトリス、母親のエドナウヴァ・ヂ・ジョス、養子の弟であるルーカス(3歳)、同じく妹のサンドラ、義理の姉妹のアンドレイア、甥のウェズレイ(9歳)らは病院に運ばれ、治療を受けた。
妻のジャクリーン、そしてルーカス、ヴェスレイがまだ入院して治療を受けているが、命には別状がないという。
また、ほかの同乗者は、みな退院している。
事故があった地域の住民によれば、ヴィラ・ライトの”パリ教授”通りは交差点は交通事故の多発地だという。
アレモン選手は月曜日の16時に埋葬される予定だ。

globoesporte.globo.comより(現在当該記事リンク切れ)、その2。

ノヴァ・イグアス市52分署のジョゼ・ジェラウド・モレイラ捜査官によれば、アレモン選手は速度オーバーで運転していたようだ。
そのスピードは推定100km。
ただ、車がコントロールを失ったのは、別の車あるいは犬などを避けようとしたとの見方が強い。
事故が起きた現地は治安も悪く、多くの車が道路を高速で通過することで知られる。
そのため、交通事故も多発している。
なお、生存者からの事情聴取は月曜日から始められるため、事件の詳細はまだ明らかになっていない。
(写真は息子の死に涙する母エドナウヴァ・ヂ・ジョス)

globoesporte.globo.comより(現在当該記事リンク切れ)、その3。

パルメイラスの選手たちは移動中のCumbica国際空港でアレモンの死を知らされ、泣き悲しんだという。
クラブマネージャーのトニーニョ・セシリオ氏(写真)は、
「アレモンはいつもニコニコと陽気で明るく、みんなにとても愛されていました。
彼がこんなことになるなんて…。
チームの人間はみなショックを受けています」
とコメントした。
なお、チームは彼の残された家族をサポートしたいと表明している。