【J1第12節】 横浜F・マリノス 4-1 京都サンガF.C.

横浜F・マリノス 4-1 京都サンガF.C.
日時:2023年5月7日(日)14:03KO
会場:神奈川県横浜市横浜国際総合競技場(2万2,160人/雨 17.8℃ 86%)
主審:上田益也
10′-横M/西村拓真
40′-京都/福田心之助(右足)※Jリーグ初ゴール
49′-横M/オウンゴール(麻田)
64′-横M/ヤン・マテウス・サントス・ソウザ
86′-横M/水沼宏太

■横浜F・マリノス横浜(4-2-1-3)
GK1:一森純
DF27:松原健
DF4:畠中槙之輔
DF5:カルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティ
DF2:永戸勝也(85′-DF15:上島拓巳)
MF6:渡辺皓太(72′-FW25:吉尾海夏)
MF16:藤田譲瑠チマ
MF30:西村拓真(72′-FW41:杉本健勇)
FW20:ヤン・マテウス・サントス・ソウザ
FW11:アンデルソン・ジョゼ・ロペス・ヂ・ソウザ(63′-FW10:マルコス・ジュニオール・リマ・ドス・サントス)
FW7:ジョゼ・エウベル・ピメンテウ・ダ・シウヴァ(63′-FW18:水沼宏太)

■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK1:若原智哉
DF4:井上黎生人
DF3:麻田将吾
DF24:イヨハ理ヘンリー
MF20:福田心之助(74′-MF10:福岡慎平)
MF7:川﨑颯太
MF33:三沢直人
MF8:荒木大吾(53′-DF14:白井康介)
FW23:豊川雄太(61′-MF25:谷内田哲平)
FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”(61′-FW22:一美和成)
FW18:松田天馬(74′-FW47:パウロ・エンリキ・ペレイラ・ダ・シウヴァ “パウリーニョ・ボイア”)

曺貴裁コーチ(京都)
「一瞬の対応で、勝負は分かれてしまいます。
4失点とも相手の選手に崩されたというより、自分たちがボールを持っているときのミスから始まりました。
全部防げるような失点に見えて、その〝壁〟は大きいなと思っています。
ですが、きょう、われわれのプランに対して選手たちは全力で取り組んでくれました。
たくさんチャンスもつくっていましたし、下を向くような内容ではありません。
技量的なものや、経験の少なさから来るミステイクをゼロにするのは難しいので、ここで何を学んでどう進んでいくかが大事になります。
また、最後まで得点を返そうとした意欲も評価してあげたいです。
(ーーきょうはスタートから3バックだったが?)
これまでも試合によってやり方、形は変えてきましたし、きょうは3バックでマリノスさんにぶつかっていったということ。
セットプレイの失点は痛かったですけれど、前半はいい流れで進められたところもありました。
もちろんマリノスさんにとってやりやすかった部分もあったと思いますけど、おおむねゲームプラン通りに進められたと思います。
やはり2点目、3点目の取られ方が痛くて、もうちょっと1−1の時間帯を長くできればチャンスもあったはずです。
そこがマリノスさんとの差じゃないかなと思います。
(ーー試合後サポーターと話す場面もあったが、何を話したのか?)
僕はこのチームの監督で、試合の結果の責任は僕にあります。
サポーターにブーイングをしていただくんであれば、それは選手に対してではなく僕に対してだと思っています。
そういう意味でサポーターと対話をしようとしましたが、あの場で言ったことがよかったかどうか、いまは自省しています。
J2からJ1にあがって、J1でもっといい結果を出してもらいたいとサポーターが思っているのは、僕なりにわかっているつもりです。
『このままで終わるなよ』というメッセージを出してもらったことを胸に、次の試合に向かわなければなりません。
自分としても応援してくれる人を大切にして進んできたつもりなので、こういう議論・討論を前向きに捉えて次に進んでいきたいと思います」

横浜はいつも雨降り、涙雨

4点取られるような内容ではなかった。
実際、横浜FMのゴール期待値は1.2。
しかし、4-1という結果もむべなるかなと言えるぐらい、チーム力に差があった。
そんな感想だ。

確かに、昨シーズンよりは〝成長〟は見られたと思う。
去年の三ツ沢での横浜FM戦は、正確なロングボールで振り回されて、攻守で何もできなかったことを考えれば。
とはいえ、ボールをキープするときの体制だったり、相手選手が周りにいる状態でのパス出しだったり……。
クオリテイの差は今季も歴然とあった。
いや、京都サンガは、そういった技巧に長けた選手に頼らないサッカーをしているのだから、仕方ないのかもしれないけれど。

ただ、実質5バックの3バックでも攻撃である程度見せ場をつくれたことは好材料。
というか、サイドでのボールの繋ぎ、追い越す動きなどは、ここ数戦と比べれば良かったほうだったと思う。
せめて結果が接戦にできていれば、ブーイングも起きなかったのかもね。

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