【J2第22節】京都サンガF.C. 2-4 大宮アルディージャ

京都サンガF.C. 2-4 大宮アルディージャ
日時:2020年9月26日(土)18:33KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(4,133人/曇 22.2℃ 85%)
主審:佐藤隆治
12′-京都/中川風希
15′-京都/中川風希
52′-大宮/篠塚一平 “イッペイシノヅカ”
57′-大宮/黒川淳史
76′-大宮/畑尾大翔
90+3′-大宮/奥抜侃志

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太(90′-MF40:黒木聖仁)
DF23:ヨルディ・バイス
DF25:上夷克典
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬
MF11:曽根田穣(79′-MF32:上月壮一郎)
MF22:谷内田哲平(56′-MF31:福岡慎平)
MF5:黒木恭平
FW14:中川風希(79′-MF8:荒木大吾)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(56′-MF41:金久保順)

■大宮アルディージャ(3-4-2-1)
GK40:フィリップ・クリャイッチ
DF50:畑尾大翔
DF24:西村慧祐
DF4:ヴィターリス・マクシメンコ(46′-DF13:渡部大輔)
MF18:篠塚一平 “イッペイシノヅカ”
MF41:小野雅史(46′-MF7:三門雄大)
MF6:河面旺成
MF26:小島幹敏(46′-MF11:奥抜侃志)
MF10:黒川淳史(90′-FW28:富山貴光)
FW19:アブドゥラーヒム・ラーヤブ “イバ”(46′-MF9:菊地俊介)

高木琢也コーチ(大宮)
「なかなか結果が出ていない状況だが、『勝利を味を忘れるな』と言い続けてきた。
そんな中で、ホームでいままで負けていない京都さんに、0-2からひっくり返すことができたのは本当に大きい。
勝因?
ひとつ挙げられるのは、後半、選手を代えて長いボールを効果的に使えたことだと思う」

實好礼忠コーチ(京都)
「ん〜……、すごく残念ですし、相手の後半の圧力が来るのはわかっているのに、こんな展開をしてしまって…。
反省してます。
大宮のゲームプランは把握していたんですけど…。
ん〜…、後半の入り、後ろを重くしたということはなかったんですが、結果的に受けに回るようになってしまった。
残念なゲームでした。
いまロッカーで、選手はみんないろんな思いをぶちまけていました。
しっかり切り替えて、次戦に向けて勝ち点3を取る準備をしていきたいです」

0トップに死す

ま、前半の大宮が運動量すくなすぎたよな〜。
イバを下げて菊地を入れて、菊地が前線のいろんなところに顔を出して、ボールを収めるように。
また、京都が一番苦手とする、前線からのハイプレスを敢行されて、展開は一変した。
逆に、京都はウタカを下げ、前線でボールを収め、時間をつくれる選手がいなくなった時点で詰んでしまった。

致命的だったのは、ミスによる同点ゴール被弾。
1失点後、あまりに早く同点にされたことで、大宮は勇気づき、京都はメンタルコントロールが難しくなってしまった。
ただ、それ以上に、きょうの敗戦に関してはベンチワークのミスが大きかったと思う。

まず、本職FWをベンチに入れていなかったこと。
ウタカを下げて金久保、中川を下げて荒木。
本来中盤が本職の2人は、前線で身体を張れるタイプでもなく、ゴール感覚に優れているわけでもない。
どうしても1点が必要な展開で、点取り屋が交代カードにないのは痛かった。

第二に、4-4-2のシステムチェンジが空転したこと。
バイスを上げた4バックに切り替えたものの、苦笑してしまうほど機能しなかった。
攻撃ではボールをまったく前に運べなくなり、守備は崩壊。
結果、4失点で終わったけれども、それ以外にも決定機を多数創出されていた。
後半、ゴール前で奥抜にワンフェイクで突破を許したり精彩を欠いていた庄司が、ピッチに残り続けたのも謎。
最後の交代、森脇→黒木に意味があったかも含め、交代カードを切るたびに、状況が悪化していた感があった。

シーズンにはこんな日があるとはいえ、大宮が11連戦中、ここのところ調子がよくないことを考えれば、めちゃくちゃもったいないゲーム。
昇格できるチームは、こういう試合は落とさないんだよなぁ……う〜む。

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