【京都サンガ】京都新聞「サンガの1年」を深読み

サンガ苦悩の1年
(1)甘さと過信
(2)もろかった基盤

“大本営”こと京都新聞によるコラム。
といっても、この前小原解雇の誤報を流してるんだけどね。

出てきた問題点を整理してみると、

1)メンタル面で弱い。練習が馴れ合いで必死さがない

勝負どころでのもろさは一体、何が原因なのか。「(川崎の選手から)おまえらの方が下位なのに何で厳しく当たってこないんだ、と言われた」。第3クールの川崎戦(8月25日)後、熱田がぶ然とした表情でもらした言葉がすべてを物語っている。

今季加入した中堅選手の1人も「前のチームでは練習のボール回しも真剣にやった。サンガにはそんな必死さがなく、甘い。それが試合にも出ている」と指摘する。

昇格争いが激しくなった時期、GK平井がセットプレーの練習後、憤慨した。「集中せなあかん練習やのに何で笑い声が出るのか」。

2)監督交代もあって、シーズンを通して戦術が固まらなかった

 「1年でのJ1復帰」という重い使命が、場当たり的な戦術変更を招き基盤づくりを遅らせてしまった。

3)フィジカルで他チームに劣った。

柱谷監督が「持久系のデータがトップレベルの中村忠でもJリーグでは平均レベル」と嘆いたことがある。高い技術を備えていても、支える基礎体力がなければ宝の持ちぐされになる。

つまり、選手に技術や能力はあっても、いわゆる「勝者のメンタリティ」はないし、現代サッカーでは必須のフィジカルの強さもない。
そして、チームとして戦術がない。
ない、ない、ない…。

幸い戦術面は、柱谷監督の留任が決まったことだし、来シーズンは今シーズンより酷くなることはないだろう。
となると、メンタリティーの強い選手を補強しつつ、フィジカルトレーナーを代えるのが特効薬?

つーか、特効薬はやっぱり、リッピ監督に来てもらって、特濃クレアチン投与か…。

【京都サンガ】放出選手判明

中村忠、熱田ら戦力外に 京都パープルサンガ

サッカーJ2の京都パープルサンガは29日までに、元日本代表MF中村忠(33)、MF熱田真(28)、DF森勇介(24)、FW小原昇(21)、MF前川正行(20)、MF山田正道(23)の6選手と来季の契約を結ばないことを決め、本人に通知した。

ミニラ、コアラ。・゚・(ノД`)

ヨン様・オバ様・岩崎恭子

●ヨン様が帰国しましたね。

○”オバ様”たちも成田空港に約1000人集まったが、混乱を避けるためてペ・ヨンジュンはVIP用ルートで出国した。ファンや報道陣は、出国は成田空港かあるいは羽田空港か?――と情報に振り回されたようだけど。
→ペ・ヨンジュン、姿見せず特別ゲートから帰国
→厳戒態勢の中「ヨン様」29日帰国へ

●しかし、空港で偶然居合わせたマスコミに見つかって「ペ・ヨンジュンさんですか?」と聞かれ、「そうです」と答えたんでしたっけ。

○それは、北朝鮮のキム・ジョンイル総書記の息子キム・ジョンナム氏だよ!
→金正男氏が北京に出現!?
そして、帰国と同じ29日、ペ・ヨンジュンほか「韓流」スターの写真を無断使用したとして抗議を受けていた、文藝春秋の写真集が廃棄されることになったようだ。
→ヨン様写真無断使用の写真集在庫破棄へ

●柏レイソルの早野監督制作のビデオも抗議を受けて、「冬ソナ」のテーマ曲を外したんでしたっけ。
→柏、冬ソナ封印!戦闘モードのビデオ分析

「26日の夕食時には、早野監督が編集した大分のビデオを約15分間全選手でチェック。第2Sから指揮する同監督お気に入りの「冬のソナタ」のテーマ曲を挿入するのが定番だったが、今回はなし。第2Sは2勝どまりでヨン様効果が出ていないだけに、BGMなしで集中力を高めた」

○単に気合いを入れるだけだ! で、結局負けてJ2との入れ替え戦に回ったんだけどな。

●あのメローな「冬のソナタ」の曲を聴いているくらいですから、予想どおり「そーなった」って感じですが。

○早野なみのダジャレだな! そうそう、写真集といえば、元水泳選手で金メダリストの岩崎恭子がセミヌード写真集を出すことも発覚した。
→岩崎恭子、金メダルヌード写真集

●今さらねぇ…。金メダルととった当時なら嬉しかったんですが。

○当時14歳だろ! 犯罪だよ犯罪!!

●しかし、今や26歳ですか。これから「ついに見せた!」といって、何度も写真集を出しそうな気もしますが。

○柏原芳恵かよ!

●そして、落ちぶれて最後はAVに出演と…。タイトルは当然「今まで生きてきたなかで一番しあわせ」と。

○昔のダイヤモンド映像みたいなタイトルじゃねーか! いい加減にしろ!!

【京都サンガ】来期に向けて

J1もセカンドステージが終わった。
大久保すごいね。

それはさておき
柱谷監督のHP
でコラムが更新された。

来月からの予定としては、
★現在の所属選手の契約更新について
・12月1日から話し合い開始。
・「チーム編成の青写真」、つまりチームとして更新を希望する選手、しない選手は固まっている。
・チームとして更新を希望しても、移籍を望む選手については、
 「努力するが、年棒を引き上げたら残るという希望には答えられない」。

★新戦力補強について
・外国人選手は、監督自身が12月2日から離日。
 (ということは、12月1日に選手全員と話すということ?)
 ブラジルとヨーロッパで各2試合観戦、何人かの選手とは直接話をする。
 (すでに候補がいるのか?
  基本はブラジル路線だと思っていたので、ヨーロッパは意外。
  あるいは、ヨーロッパで活躍するブラジル人選手とか (*´Д`)ハァハァ)
・日本人選手は、12月16~17日の柏でのトライアウトを視察する。

★来年について
・年内にチーム編成を終える。
・1月12日、トレーニングをスタート。
・2月にキャンプ(おそらく鹿児島?)を3週間。

【J2第44節】大宮2-0京都

大宮アルディージャ2-0京都パープルサンガ
◇27日14時3分キックオフ
◇会場;さいたま市大宮公園サッカー場(7493人)
◇主審;柏原丈二 “ジョージ”

■京都パープルサンガ(4-2-2-1-1)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
(後半19分-MF7:冨田晋矢)
DF5:手島和希
DF2:鈴木悟
DF35:三上卓哉
MF27:萩村滋則
(後半26分-MF15:中山博貴)
MF6:石丸清隆
MF22:渡邉大剛
MF19:美尾敦
FW14:中払大介
FW21:崔龍洙
(後半0分-FW11:田原豊)

今季最後のゲームは完封負け。
全体的に引き気味ではあるけれど、守備のカタチはできてきた。
が、攻撃面ではいいカタチがつくれなかった。
ボールを取ってから、かならずスローダウンするし、手数が多すぎる。
前線に飛び出す選手が少なすぎる。

その原因として、やっぱりボランチ・斉藤の不在が大きかった。
石丸、萩村だと、逆サイドのフリーの選手がいるのに、そこのロングパスを出せる能力がない。
どうしても同サイドのライン際に張っているMFか、あるいは前線のFWに当てるしかパスを出せないのだ。
ただ、萩村に関しては、高さもあるので、攻撃をもう1枚のボランチに任せて、守備専門の「アンカー(中盤の錨)」として使えるとは思ったが。

なんにしろ、今季はこれで公式戦は終了だ。
J1には上がれなかったけれど、チームの「癌」ともいえた某GMを追い出せたことは好材料。
何年かしたときに「この年は某が去って、翌年からチームが変わっていった、よかったね」と振り返れることになる…かもしれない。
さて、来年に向けて、サンガがどんなチームに「変わる」のか?
主力の離脱に恐れつつ、新戦力(特に外国人)に期待しつつ。