【J2第36節】愛媛FC 0-1 京都サンガF.C.

愛媛FC 0-1 京都サンガF.C.
日時:2021年10月30日(土)14:05KO
会場:愛媛県総合運動公園陸上競技場 “ニンスタ”(3,369人/晴 21.7℃ 50%)
主審:上原直人
3′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(左足)

■愛媛FC(3-4-2-1)
GK1:岡本昌弘
DF35:大谷尚輝(85′-DF4:池田樹雷人)
DF15:栗山直樹
DF20:茂木力也
MF27:高木利弥
MF33:山瀬功治
MF8:川村拓夢
MF39:内田健太(85′-MF9:前田凌佑)
FW11:近藤貴司(74′-MF19:忽那喬司)
FW17:榎本大輝(67′-FW40:石井快征)
FW38:唐山翔自(46′-FW10:藤本佳希)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF41:白井康介
DF23:ヨルディバイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(74′-DF15:長井一真)
MF24:川﨑颯太(86′-MF10:庄司悦大)
MF31:福岡慎平
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(70′-MF33:三沢直人)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW4:松田天馬(86′-MF8:荒木大吾)

曺貴裁コーチ(京都)
「最近は自分たちがボールを持って相手ゴールに迫る回数が多かったことで、後ろの準備が少しおざなりになっていました。
攻守一体、セットプレイ含めて、サッカーではすべてのものが大事である――そう、選手たちには話しました。
2点目を取りに行こうとはしていましたが、相手のカウンターも脅威でした。
ああいう試合展開になってしまったも、ある意味、仕方がありません。
きょうは本当によくやってくれたと思います。
目の前に試合に勝って勝ち点4も5ももらえるわけではありません。
MAXである勝ち点3をめざして、これからもやっていきたいと思います」

實好礼忠コーチ(愛媛)
「自信をもって攻守に意図あるプレイはできていました。
まぁ……でもね、きょうもサポーターの方と、うぅーーん……、喜べなかったのがねぇ……。
残念です。
(――3000人を超える観客が集まったことについて)
はい、本当にパワーをもらって……。
すごくアグレッシブにゴールに向かうシーンを、京都さん相手に見せられた。
ファン、サポーターの方がこの雰囲気をつくってくれたところは……、非常に大きいですね。
(――先制されたあと、何本もシュートを打って手応えを感じた?)
はい、あぁーーーん、もうみんながいま取り組んでいること、プレイを出していくところ、すごくできているので。
もう少し…………っていうところまでは、来てますね、はい(微笑)」

【J2第35節】京都サンガF.C. 1-1 レノファ山口FC

京都サンガF.C. 1-1 レノファ山口FC
日時:2021年10月24日(日)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(6,432人/曇 19.4℃ 39%)
主審:御厨 “節穴”貴文
47′-京都/宮吉拓実
79′-山口/草野侑己

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF2:飯田貴敬(82′-MF25:中野桂太)
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(82′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(73′-DF41:白井康介)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW8:荒木大吾(69′-MF33:三沢直人)

■レノファ山口FC(3-4-2-1)
GK21:関憲太郎
DF30:ヘニキ・ルイス・ヂ・アンドラーデ
DF6:渡部博文
DF2:菊地光将(56′-警告×2=退場)
MF7:高木大輔(82′-FW16:浮田健誠)
MF8:佐藤謙介(82′-MF5:佐藤健太郎)
MF20:田中渉(73′-FW46:高井和馬)
MF41:桑原海人(73′-MF44:石川啓人)
FW10:池上丈二
FW11:島屋八徳(61′-DF27:高橋秀典)
FW31:草野侑己

【J2第34節】ザスパクサツ群馬 1-1 京都サンガF.C.

ザスパクサツ群馬 1-1 京都サンガF.C.
日時:2021年10月17日(日)16:03KO
会場:群馬県立敷島公園県営陸上競技場 “醤スタ”(1,840人)
主審:上田益也
44′-群馬/大前元紀
50′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(右足)

■ザスパクサツ群馬(4-2-2-2)
GK1:清水慶記
DF5:藤井悠太
DF32:渡辺広大
DF3:畑尾大翔
DF25:小島雅也
MF8:岩上祐三
MF6:内田達也
MF11:田中稔也(85′-FW18:進昂平)
MF16:久保田和音(64′-MF7:加藤潤也)
FW9:北川柊斗(64′-FW10:青木翔大)
FW50:大前元紀(90+2′-MF19:白石智之)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF41:白井康介
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(83′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
MF16:武田将平
FW33:三沢直人(71′-MF8:荒木大吾)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW4:松田天馬(90+2′-FW20:李忠成)

【J2第33節】京都サンガF.C. 2-1 SC相模原

京都サンガF.C. 2-1 SC相模原
日時:2021年10月10日(日)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(5,911人/晴 29.3℃ 50%)
主審:小屋幸栄
36′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(右足)
68′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(左足)
76′-相模原/ユーリ・ソウザ・アウメイダ

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディバイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(70′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF33:三沢直人(85′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(70′-MF31:福岡慎平)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW4:松田天馬(90′-DF41:白井康介)

■SC相模原(3-4-2-1)
GK21:竹重安希彦(40′-GK16:三浦基瑛)
DF35:藤原優大(67′-DF24:鎌田次郎)
DF18:白井達也
DF30:川﨑裕大
MF2:夛田凌輔
MF37:兵藤慎剛(46′-MF38:成岡輝瑠)
MF15:川上竜
MF36:澤上竜二
MF39:松橋優安(61′-MF14:安藤翼)
MF4:藤本淳吾(46′-FW9:ユーリ・ソウザ・アウメイダ)
FW23:平松宗

ピーター・マドゥアブチ・ウタカ選手(京都)
「きょうのゲームが難しいものになるとは予想していたさ。
相模原はコーチが変わってから素晴らしいサッカーをしているしね。
先制点のシーンは、相手のゴールキーパーがキックのあと何かトラブルをかかえたようだった。
宮吉からのボールが来る前に確認して、ゴールが無人だと分かっていたので、流し込むだけだったよ。
2点目は、多くの選手が前線になだれ込んで、ラッキーにも目の前にこぼれてきたボールを押し込んだんだ。
前の試合に0-2で負けてしまったけれど、しっかり切り替えることができたね。
緊急事態宣言も解除されてサポーターが多くスタジアムに来てくれた中で、2つのゴールを決められたこともうれしい。
タイトルレースに向けて重要な試合はまだ続くから、これからもしっかりと戦っていくよ」

曺貴裁コーチ(京都)
「……いい形で得点を重ねたのに、1本目のコーナーキックで、あんな形で失点してはダメだと思います。
自分たちが前半にできていたことを後半もそのまま続ければいいんだけれど、選手の判断が少しずつ遅くなって……。
自分たちがやってきたことに戻るというよりは、少し余裕をもってやったばっかりに、ボールを失ったりピンチを迎える場面を多くつくってしまった。
相当反省しなければいけないですし、こんなことじゃ厳しい戦いに勝っていけないと思います。
頑張ってない、と言ってるわけじゃないんです。
ただ、頑張ったからといって勝てるわけじゃありません。
そのことを選手は学ばないといけないし、そういう状況を招いてしまった僕のマネジメントにも責任があります。
きょうの失点を含めた、あの時間帯は本当に『お粗末』だったと思います。
自分たちで自分たちを苦しめてしまったし、その前にやるべきことはあったはずでした。
相手に関わらず、やるべきことを最後まで貫いて、最後まで足を止めないでプレイするというのが自分たちのスタイル。
もう一度選手たちと話し合って、反省点と向き合ってやっていきたいと思います」

高木琢也コーチ(相模原)
「京都さんのサッカーは、監督が曺さんになってかなり変わりました。
僕自身も曺監督とは何度も戦ってきて、どんなことが大事がというのもよく分かっています。
そういう意味では予想通りだったし、逆にわれわれのチームはまったく何もさせてもらえなかった。
粘りは見せたとはいえ、完敗だったと思います。
後半は、前半のような形は取らずにとにかくゴールをめざそうと、選手たちには話をしていました。
自分たちの本来の姿ではないですが、得点を取って相手に対して食らいついていったということは評価できるとは思います。
前半やったことも、後半やったこともサッカーだ、と試合後に話はしました。
気持ちを切り替えて、次の試合に勝つことだけを考えて、選手たちにとって残りの日数はすべてをサッカーに打ち込む、そういう時間であってほしいと思います」

【J2第32節】V・ファーレン長崎 2-0 京都サンガF.C.

V・ファーレン長崎 2-0 京都サンガF.C.
日時:2021年10月2日(土)14:03KO
会場:長崎県立総合運動公園陸上競技場 “トラスタ”(5,507人/晴 30℃ 40%)
主審:田中玲匡 “亜土夢兄”
30′-長崎/毎熊晟矢
65′-長崎/植中朝日

■V・ファーレン長崎(4-2-2-2)
GK1:富澤雅也
DF16:毎熊晟矢
DF25:新里亮
DF24:江川湧清
DF23:米田隼也
MF22:鍬先祐弥(90+1′-FW32:セグンド・ビクトル・イバルボ・ゲレーロ)
MF6:カイオ・セーザル・ダ・シウヴァ・シウヴェイラ “カイオ・セザール”
MF19:澤田崇(82′-FW18:山崎亮平)
MF14:名倉巧(82′-MF13:加藤大)
FW33:植中朝日(78′-FW27:都倉賢)
FW7:エヂガル・ジュニオ・テイシェイラ・リマ(90+1′-FW11:玉田圭司)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(54′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太(70′-MF33:三沢直人)
MF31:福岡慎平(54′-DF41:白井康介)
MF16:武田将平(70′-MF8:荒木大吾)
FW13:宮吉拓実(46′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW4:松田天馬

松田浩コーチ(長崎)
「結果には充実感がある。
選手たちは、1秒たりとも集中力を切らさずにやってくれた。
首位のチームにこれだけやってくれたことを、誇りに思う。
京都はとにかくアグレッシブに来るチームだから、カウンターは効きやすい。
セットプレイから先制点が取れたことで、その状況を活用しようと思った。
2点目は、まさにそのカウンター。
相手の特徴をうまく利用できたことが、結果につながった。
いろんな意味で“心技体”が揃ったゲームだったと思う。
ただ昇格に向けては、これからも勝ち点3を取っていく必要がある。
きょうの試合をベースに、実力を積み上げていきたい。
勝利におごらず、精進していきます」

曺貴裁コーチ(京都)
「非常にタフな試合になりました。
長崎さんが自分たちの形を信じてやってくるというのは、映像を分析して把握していました。
われわれにもチャンスはありましたし、後半入ってすぐのシュート(※イスマイラ)が決まっていれば、そのあとの展開は分からなかったでしょう。
結果的には、長崎さんの集中した守備を崩せませんでした。
ただ、残り試合が少ない中で、こういった経験をポジティブにとらえていくことがチームとして大事になります。
われわれは間違いなく『座して』負けたわけではなく、相手に向かっていって勝ち点が得られなかったということ。
反省するところは反省しながら、次に試合に前向きに向かっていきたいです。
(――ハーフタイム、早い段階で選手を変えてきたが?)
宮吉も決して出来が悪かったわけではありませんが、ボールの起点をピッチの浅いところ・深いところでつくりたいという狙いからでした。
それが、うまくいったかは分かりません。
映像を見て判断して、次の試合の参考にしたいと思います」

座して死を待つより闘いに生きる

コーナーキックから失点。
同点にするべきバイスが上がったところを、カウンターから失点……。

前半ある程度ビルドアップはできていたけれど、決定的なシュートを打つまでには至らなかった。
後半開始からイスマイラを入れて4-4-2にチェンジ。
前線に長いボールを入れることが多くなって、中盤に“間”が生まれカウンターを許しやすくなってしまった。

ある程度ボールは持てても、ファイナルサードで崩し切れないのは、今季ずっと続いている課題でもある。
まぁ、典型的な“負けパターン”だったなと。