【京都サンガ】専用スタジアム計画頓挫、西京極改装へ

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西京極陸上競技場を全面改築へ サッカースタジアム検討委 横大路案を断念:京都新聞電子版

京都府、京都市、京都商工会議所でつくる「サッカースタジアム検討委員会」(委員長=松山靖史・京商京都スポーツ振興特別委員長)は26日、京都市伏見区の横大路運動公園内への建設を検討していたサッカー専用スタジアムについて「交通アクセスなどの面から整備は困難」とし、西京極総合運動公園陸上競技場(右京区)の全面改築を「唯一、実現可能性がある」と結論づける最終報告書を公表した。(中略)同日午前、記者会見した松山委員長は「サッカー専用にならなかったのは残念だが、スタジアム整備をいつまでも先送りはできない。これを機に、西京極を新たなスポーツ振興の拠点にしてほしい」と話した。

専スタと陸上トラック併設スタは、コンドーム装着してのHと生のHぐらい感覚が違うんですよ!
ちょっとの差が大違いなんです!
松山委員長も男ならわかってくれるはずだ!
考えなおしてください!
…まさか「アッー!」な人ってことはないよな!
それだったら、西京極にこだわる理由はわかるぞ!

って、戯れ言はさておき。

正月帰省したおりに、某役所に勤務する知人が
「新しくサッカーのスタジアムを建設?
 京都市がそんなことやる金も熱意もないですって。
 ホントにそーなったら、私、首くくりますわ!」
ってタンカ切ってたけど、やっぱ予想どおりだったか。
んー。
赤字まみれの自治体ですしね。
なのに、稲盛名誉会長の私財提供も拒否してましたしね。

で、西京極改装するにしても、

安定した収入を見込むため、催しなど多目的に利用できるよう整備し、収容人数も現在の約2万人から2万5000人に増やす。

ってのが、ちょっと意味不明な感があります。
改装したとして、どのような催しを呼び込むことが期待できるのか?
5000人を増やすことで、どれくらい収益の向上が見込めるのか?
そこらへん含めて、ちゃんと「検討」がなされてるのか。
最終報告書が見てみたい(ネット上にはまだない)。

【日本代表次期監督】オシム、クロアチア紙に語る

なんとなく受諾するっぽい!

オシム監督 代表に専念の意向示す:スポニチ Sponichi Annex
ココログのなかのベスト・ブログのひとつ、クロアチア・サッカーニュースさんも。
クロアチア・サッカーニュース: 渦中のオシムが語る

まとめると、
・前向きに検討しているようす
・ジェフ千葉との監督兼任はしない
・協会側に4年契約を提示されるが、2年契約を逆提示。
 (2年後、延長するかを決める)
・日本人アシスタントをつける
・本人から契約金の話などはなし

とくにうしろ3つは、ええ話やー。
世界の代表監督のなかではかなりの高額ギャラで、なおかつファミリーでの入閣を望んだ前監督とはひとあじ違うぜ!

というわけで、あとは
 オシム就任→林招集、サンガからひさびさの代表選手選出?
が個人的興味となってきた。
あるいは、マスコミびっくりの斉藤選出で
「斉藤? 京都がJ2にいたときからよく知っている。
すばらしい才能をもった選手だ」
とか言われたら、萌え狂う。

最後に。
ジェフファンのかた、かってに喜んで申し訳ないです。

【2006FIFAワールドカップMatch52:Round of 16】ポルトガル1-0オランダ

◇Match52
ポルトガル1-0ネーデルラント(オランダ)
23分【ポルトガル】ヌーノ・ヒカルド・オリヴェイラ・ヒベイロ “マニシェ”(ドリブル入れて右足←中央:パウレタのポスト←右:デコ)

■ポルトガル(4-2-3-1)
GK1:ヒカルド・アレシャンドレ・マルティンス・ソアレス・ペレイラ
DF13:ルイス・ミゲウ・ブリート・ガルシア・モンテイロ
DF5:フェルナンド・ジョゼ・ダ・シウヴァ・フレイタス・メイラ
DF16:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・カルヴァーリョ
DF14:ヌーノ・ジョルジ・ペレイラ・シウヴァ・ヴァレンテ
MF6:フランシスコ・ジョゼ・ダ・コスタ “コスティーニャ”(46+分-警告*2=退場)
MF18:ヌーノ・ヒカルド・オリヴェイラ・ヒベイロ “マニシェ”
MF7:ルイス・フェリペ・マデイラ・カイェーロ “フィーゴ”
(84分-MF19:チアゴ・カルドーソ・メンデス)
MF20:アンデルソン・ルイス・デ・ソウザ “デコ”(78分-警告*2=退場)
MF17:クリスティアーノ・ホナウド・ドス・サントス・アヴェイロ
(34分-MF11:シモン・ペドロ・フォンセカ・サブローサ)
FW9:ペドロ・ミゲウ・カレイロ・レセンデス “パウレタ”
(46分-MF8:アルマンド・ゴンサウヴェス・テイシェイラ “ペチ”)

■ネーデルラント(オランダ)(4-1-2-3)
GK1:エドヴィン・ファン・デル・サール
DF3:ハリド・バウラルーズ(63分-警告*2=退場)
DF13:アンドレ・オーイェー
DF4:ヨリス・ダニー・マタイセン
(56分-MF10:ラファエル・ファン・デル・ファールト)
DF5:ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト(95+分-警告*2=退場)
MF20:ヴェズレイ・スネイダー
MF18:マルク・ファン・ボメル
(67分-DF14:ヨニー・ヘイティンハ)
MF8:フィリップ・コク
FW17:ロビン・ファン・ペルシィ
FW7:ディレク・カイト
FW11:アルイェン・ロッベン
(84分-FW19:ヤン・ヨハネス・フェネホール・オフ・ヘッセリンク)

試合採点:6.5
イエロー17枚!
レッド4枚!
やりすぎ、イワノフ(ロシア人主審)!

そんな主審の演出によって、後半は両国が喧嘩上等な「ヤンキーサッカー」になってしまった。
せっかくの好カードだけに、自分、もうすこしいい試合が見たかったです! 押忍!っておれが喧嘩上等になってどうすんだ!

えー、敗れたオランダは、ファン・バステン・コーチの采配にちょっと非難が集まるかもしれないと思った。

第一に、センターフォワードにカイトを先発起用したこと。
サイドに流れてボールを引き出してはいたけど、決定機に決められずじまいだった。
前回大会で、トルシエがトルコ戦にとつじょ西澤を起用したのを思い出した。
この日結局使われなかった、ニステローイだったら1点くらい決めていたかも…って絶対いわれるよなー。

第二には、この日徹底的に押さえられていたロッベンを下げなかったこと。
ただ、ロッベンに2人、3人とマークがついていたぶん、ファン・ペルシィが空いていたので、これはやむをえないかも。

第三には、後半、イエローもらってったバウラルーズを残して、イエロー受けてなかったマタイセンを下げたこと。
「やべぇなー。バウラルーズ退場フラグだぞ、これ」
と思ったら、案の定!
しかし、スローで見ると倒れたフィーゴの演技くさかったんスけどね。

まぁ、それもふくめて、オランダのほうが、判定に泣かされたカタチかもしれない。
後半、フィーゴの頭突きがイエローで済まされたのもあったし。
前半、エリア内でロッベンがヌーノ・ヴァレンテにキックされたシーンも見逃されたし。

一方で、なんとか勝ち上がったポルトガルも多大な犠牲を払ってしまった。
デコ、コスティーニャ出場停止、ロナウド負傷退場、カルヴァーリョ負傷ぎみ。
次戦の対戦相手はグダグダが続くイングランド。
フルメンバーだったら、楽勝っぽかったんですけどね。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch51:Round of 16】イングランド1-0エクアドル

◇Match51
イングランド1-0エクアドル
60分【イングランド】デイヴィッド・ロバート・ジョセフ・ベッカム(FK:右足)

■イングランド(4-1-4-1)
GK1:ポール・ウィリアム・ロビンソン
DF16:オーウェン・リー・ハーグリーヴス
DF5:リオ・ギャビン・ファーディナンド
DF6:ジョン・ジョージ・テリー
DF3:アシュリー・コール
MF18:マイケル・キャリック
MF7:デイヴィッド・ロバート・ジョセフ・ベッカム
(87分-MF19:アーロン・ジャスティン・レノン)
MF4:スティーヴン・ジョージ・ジェラード
(92+分-MF20:ストゥアート・ダウニング)
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
MF11:ジョセフ・ジョン・コール “ジョー・コール”
(77分-DF15:ジェイミー・リー・ダンカン・キャラガー)
FW9:ウェイン・マーク・ルーニー

■エクアドル(4-2-2-2)
GK12:クリスティアン・ラファエル・モラ
DF4:ウリセス・デ・ラ・クルス・ベルナルド
DF3:イヴァン・ハチント・ウルタド・アングロ
DF17:ジョヴァンニ・パトリシオ・エスピノーザ・パボン
DF18:ネイセル・レアスコ・ジャノ
MF14:セグンド・アレハンドロ・カスティージョ・ナサレノ
MF20:エドヴィン・ローランド・テノリオ・モンターノ
(69分-MF7:クリスティアン・ロナルド・ララ・アナンゴノ “ラリータ”)
MF16:ルイス・アントニオ・ヴァレンシア・モスクゥエラ
MF8:エジソン・ヴィセンテ・メンデス
FW21:カルロス・ヴィセンテ・テノリオ・メディナ
(72分-FW10:ハイメ・イヴァン・カヴィエデス・ジョレンティ)
FW11:アウグスティン・ハヴィエル・デルガド・チャラ

試合採点:5
んがー。
イングランドはベッカム兄さんのフリーキックだけだった。
それ以外は、ワントップのルーニーを走らせてばっかり。
このやる気のない攻撃システムはなんだ。
「勝ちにいこう」というよりは、「負けないこと、投げ出さないこと、信じ抜くこと」なサッカー。
大事MANかよ。

一方のエクアドル。
もともとがカウンター型のチームだけど、まだ攻撃を創造しようという意図が感じられた。
2トップが開いたり引いたりして、またサイドを大きく使っての揺さぶりもあった。
前半の、テリーのミスから生まれた決定機を決めていれば…。

両国とも守備意識がやや過剰だったのかもしれない一戦。
まぁ、これもまたノックアウトラウンドだ。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch 50:Round of 16】アルゼンチン2-1(a.e.t)メキシコ

◇Match 50
アルヘンティーナ(アルゼンチン)2-1(a.e.t)メヒコ(メキシコ)
6分【メヒコ】ラファエル・マルケス・アルヴァレス(右足スライディング←メンデス頭でフリック←FK:ベベ・パルド)
10分【アルヘンティーナ】エルナン・ホルヘ・クレスポ(右足←CK:リケルメ)
98分【アルヘンティーナ】マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲス “マキシ・ロドリゲス”(胸トラップから左足ドロップミドル←ソリン)

■アルヘンティーナ(アルゼンチン)(4-1-2-1-2)
GK1:ロベルト・カルロス・アボンダンシェリ
DF13:リオネル・セバスティアン・スカローニ
DF2:ロベルト・ファビアン・アジャラ
DF6:ガブリエル・オマール・イヴァン・エインセ “ハインツェ”
DF3:ファン・パブロ・ソリン
MF8:ハヴィエル・アレハンドロ・マスケラーノ
MF18:マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲス “マキシ・ロドリゲス”
MF5:エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ
(76分-MF16:パブロ・セサル・アイマール)
MF10:ファン・ロマン・リケルメ
FW7:ハヴィエル・ペドロ・サヴィオラ
(84分-FW19:リオネル・アンドレス・メッシ)
FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ
(75分-FW11:カルロス・アルベルト・テヴェス)

■メヒコ(メキシコ)(3-4-2-1)
GK1:オスヴァルド・ハヴィエル・サンチェス・イバーラ
DF4:ラファエル・マルケス・アルヴァレス
DF5:リカルド・オソリオ・メンドーサ
DF3:カルロス・アルノルド・サルシド・フロレス
MF15:ホセ・アントニオ・カストロ・ゴンサーレス “グリンゴ”
MF16:マリオ・メンデス・オラゲ
MF8:パヴェル・パルド・セグラ “ベベ・パルド”
(38分-MF6:ヘラルド・トラード・ディエス・デ・ボニージャ)
MF18:ホセ・アンドレス・グアルダード・エルナンデス
(66分-MF14:ゴンサロ・ピネダ・レジェス)
MF17:ホセ・フランシスコ・フォンセカ・グスマン
MF11:ラモン・モラレス・イゲーラ
(74分-MF7:アントニオ・ナエルソン・マティアス “シーニャ”)
FW9:ハレド・フランシスコ・ボルヘッティ・エチェヴェリア “砂漠のキツネ”

試合採点:7.5
負けちゃったけど、メヒコがとてもいいサッカーをやってたと思ったのだった。

ボールホルダーにたしいて、1〜2人選手がフォローにいく。
で、ワンタッチパスで局面を打開しようとする。

3バックのうち左右の2人が頻繁にオーバーラップ。
MFと協力してサイドを崩しにかかる。

1対1の局面があれば、迷わず仕掛けていく。
上がってきたディフェンダーの選手でさえも。

とにかく規律正しく、全員が精力的に走って、さらにテクニックも兼ね備えている。
スーパーな選手の個人技に頼る傾向が強かったアルヘンティーナよりも、攻撃にリズムがあった。
見ていて、気持ちよかった。
かつ、体格は小さい選手がキュキュっとフェイントをかけて相手をかわすさま姿は…なんつーか、かわいい。
「エロかわサッカー」と呼ぼう。

前にも書いたけど、システムとやり方がオシム・ジェフのそれと近いんだな。
日本も世界の舞台でこんなサッカーを見せてくれれば悶絶ものです。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com