バイエルン・ミュンヘン0-2ACミラン
※合計スコア2-4でACミランが準決勝進出
◇日時:4月11日20.45KO
27分【ACミラン】クラレンス・セードルフ
31分【ACミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”
インザーギの抜け出しからの完璧シュートに惚れ惚れです。
オフサイドくさかったんですけど、まぁいいよね!
イタリアサッカーの、ミランの試合巧者ぶりが光ったゲームでした。
バイエルンは最後まで決定力に泣かされて、リーグ戦も優勝はキツそうだから、なんと今季無冠の可能性。
バイエルン・ミュンヘン0-2ACミラン
※合計スコア2-4でACミランが準決勝進出
◇日時:4月11日20.45KO
27分【ACミラン】クラレンス・セードルフ
31分【ACミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”
インザーギの抜け出しからの完璧シュートに惚れ惚れです。
オフサイドくさかったんですけど、まぁいいよね!
イタリアサッカーの、ミランの試合巧者ぶりが光ったゲームでした。
バイエルンは最後まで決定力に泣かされて、リーグ戦も優勝はキツそうだから、なんと今季無冠の可能性。
ヴァレンシア1-2チェルシー
※合計スコア2-3でチェルシーが準決勝進出
◇日時:4月10日20.45KO
32分【ヴァレンシア】フェルナンド・モリエンテス・サンチェス
52分【チェルシー】アンドレイ・シェヴチェンコ
90+1分【チェルシー】ミカエル・エシェン
■ヴァレンシア(4-2-2-2)
GK1:サンティアゴ・カニサーレス・ルイス
DF2:ルイス・ミゲウ・ブリート・ガルシア・モンテイロ
DF4:ロベルト・ファビアン・アジャラ
DF24:エミリアーノ・モレッティ
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ復讐
MF6:ダヴィド・アルベルダ・アリケス
MF20:ラウール・アルビオル・トルタハダ
(72分-MF16:ウーゴ・ミゲウ・フェレイラ・ヴィアナ)
MF15:ホアキン・サンチェス・ロドリゲス
MF21:ダヴィド・ホシュア・ヒメネス・シルヴァ
FW9:フェルナンド・モリエンテス・サンチェス
(65分-FW10:ミゲル・アンヘル・アングロ・ヴァルデレイ)
FW7:ダヴィド・ヴィジャ・サンチェス
■チェルシー(4-1-2-1-2)
GK1:ペトル・チェヒ
DF19:ラッサナ・ディアッラ
(45分-MF10:ジョセフ・ジョン・コール “ジョー・コール”)
DF6:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・カルヴァーリョ
DF26:ジョン・ジョージ・テリー
DF3:アシュリー・ドノヴァン・コール
MF12:ジョン・オビ・ミケル “マイケル”
MF5:ミカエル・エシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
(90+3分-MF4:クロード・マケレレ)
MF13:ミヒャエル・バラック
FW7:アンドレイ・シェヴチェンコ
(90+3分-FW21:サロモン・カルー)
FW11:ディディエ・イヴ・ドログバ・テビリー
お久しぶりのCL観戦。
それだけ、年度末が死んでたということか…。
初戦を1-1引き分けた両チーム。
前半はショートカウンター中心のヴァレンシアが試合の主導権を握り、まんまと先制した。
後半、チェルシーはジョー・コールを入れ3トップにして、エシェンを右サイドバックに。
そして、ドログバへの正確なボール、ジョー・コールのドリブルで、徐々にペースを握っていく。
同点にされてからは、ヴァレンシアの選手たちの運動量が落ち、ボールを奪っても攻撃に行けない…というムードだった。
なんで、最後の最後、オーバーラップしてきたエシェンに角度のないところから決められちゃったけど、たとえ延長でも負ける可能性は高かったのかな、と。
快勝、胸すく
東京ヴェルディ1-3京都サンガ
◇会場:2007年4月11日(水曜日)19時03分KO
◇会場:東京都調布市東京スタジアム “味スタ”(雨/9.7℃/2800人)
◇主審:牧野明久
前半28分【東V】大野敏隆(右足←左:フッキ)
前半29分【京都】西野泰正(右足)
後半6分【京都】徳重隆明(右足FK直接)
後半19分【京都】徳重隆明(右足←右:斉藤)
■東京ヴェルディ1969(4-2-2-2)
GK21:高木義成
DF29:福田健介
DF17:土屋征夫
DF4:戸川健太
DF22:服部年宏
MF7:名波浩
(後半21分-MF13:佐藤悠介)
MF5:ジョゼ・ルイス・サントス・ダ・ヴィスタカオ “ゼ・ルイス”
MF11:大野敏隆
(後半21分-MF8:永井秀樹)
MF10:ヂエゴ・デ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW9:ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”
FW16:飯尾一慶
(後半0分-FW28:井上平)
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK33:上野秀章
DF35:角田誠
DF2:秋田豊
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF34:平島崇
(後半42分-DF6:森岡隆三)
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF14:中払大介
(後半18分-MF15:中山博貴)
FW7:徳重隆明
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW25:西野泰正
(後半42分-DF22:渡邉大剛)
行ってきたぜ、味スタ。
小雨が降って、風があって、とにかく寒かった。
ふるえながら観戦していた。
でも、心の中は暖かかった。
文句なしの快勝だったからだ。
いや、にしても、サッカーってわからないものだな。
前節、水戸戦の後半、ただひたすらに責め続けられていた、ドMだった京都サンガ。
同じチームがたった2日間で、変わっていた。
守り、堅く。攻撃、リズムよく。ミドルシュートも積極的に。
ひょんなことから、きょうはメインSSで観戦していた。
アウェイ側なんだけど、サンガサポなんてほとんどいないものだから、東京Vのベンチ外選手がおれの周りとかに座ってたのね。
んで、若手(オサマ?とか)が後半途中に
「まだまだ、こっから1点取ったらわからないよ!」
って叫んでたんだけど、前にいた廣山が
「ふっ」
と苦笑してたんだ。
あの表情は
「この試合、勝てるムードにない」
と、ベテランらしく判断してたんじゃないかと、これ、妄想。
そんな話はさておき…。
ちょっと時系列で振り返ってみようか。
前半開始からは、お互いが守備意識高くて、雨でピッチがスリッピーだったこともあって、膠着状態。
ところが28分、フッキに与えたファウルから素早くリスタートされ、低いクロスを大野がプッシュする。
ここまでは、やばいシーンはなく、どちらかといえば京都ペースだったと思っていたので、この失点はショックだった。
それは、たぶんピッチにいたサンガイレブンにとっても同じだったと思う。
けど、まさにその直後。
DF秋田からのロングパスをDFがクリアミスしたボールが裏に抜けて、西野がフリーで抜け出した。
相手のミスなんだけど、ここは冷静にコースを狙って決めた西野を褒めたいね。
パウリーニョだったら、GKにぶつけてたかもしれない(笑)。
これで、サンガは楽になった。
そして、後半は終始サンガのリズム。
6分、徳重のFKがいやらしくGK前でバウンドして、直接ゴールイン。
19分、右サイドを斉藤大介が服部をぶっちぎってゴール前にクロス。
相手DF2人にたいして、4人(かな?)がなだれ込んできて、徳重がプッシュ。
この3点目、ビューティフルだった。
今季はじめてといっていいんじゃないだろうか、相手を崩しきっての得点。
とくに、斉藤が重心の低いドリブルで服部をぶっちぎったのは、ちょいジェラード(イングランド)みたいでかっこよかった。
ま、服部はその前にも角田に同じような形で抜き去られてたんだけどね。
元日本代表もさすがに年かな?
スピードの対応で遅れをとるシーンがいくつかあった。
サンガがなぜ快勝できたのか。
第一に、きょうのヴェルディは、どうみても出来が悪かったというのがある。
とくに、名波、ゼ・ルイスのWボランチの守備が甘いったらありゃしない。
おかげで、京都の中盤が何度もダイレクトパスをつなげていた。
名波のあの位置で使うのは、ホント諸刃の剣だ。
もちろん、相手を引きつけておいて浮き球のパスとか、すげぇんだけどね。
ただ、位置取りが低すぎて、それが決定機につながることはないから、怖くはない。
たいする、サンガの選手たちはおおむねよかった。
まず讃えたいのが、西野だ。
ディフェンスラインからのロングボールに泥臭くジャンプを続けていた。
また、中盤で攻めに詰まったとき、いい感じにオープンスペースに顔を出して、ボールを受けていた。
同じようなシーンで、パウリーニョはあっさりDFにボールを奪われて、相手の逆襲を食らったりするんだけど、西野は腰をぐっと下ろして、キープしてくれるんだよね。
献身的。
中盤から後ろの選手にとって、これほどありがたいことはないと思う。
同点ゴールも値千金だったしね。
守備陣のなかからは、チアゴ。
恐ろしく高い打点で相手のハイボールを跳ね返し続けた。
さらに、裏のボールには身体を投げ出してスライディング。
その守備能力、身体能力は、J2のなかでは図抜けてると思う。
前節水戸戦も、チアゴがいてくれれば、あそこまで苦戦しなかったのではないかな。
もちろん、2得点の徳重、攻撃でキラリと光っていた斉藤もよかった。
初登場の平島も、オーバーラップのタイミングよく、守備でも貢献してた。
フッキをぶっ飛ばしたスライディングは…相手をビビらす意味でよかったんじゃないかな。
唯一、ハライだけが、ちょっと消えていたというか存在感を示すことができなかったのが気になった。
右サイドMFは激戦区だけに、がんばってほしい。
最後に言わなければいけないことは、美濃部直彦コーチについてだろう。
正直ここまでのサンガの戦いぶりには、彼の指導力が不足しているからではないかと訝っていた。
けど、きょうの戦いは見事だった。
なにせ、試合終了のホイッスルが鳴るまで、前から前からプレスがかかっていたんだもん。
日曜日に試合があって、中2日。
選手たちの体力をリカバーさせ、なおかつ、この試合に高いモチベーションで挑ませることができていた。
拍手したい気持ちでいっぱいです。
“明”の前半、”暗”の後半
水戸ホーリーホック0-2京都サンガ
◇日時:4月8日(日曜日)14時04分KO
◇会場:茨城県那珂市笠松運動公園陸上競技場(晴/12.8℃/2457人)
◇主審:池田直寛
前半29分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(PK左足)
前半37分【京都】西野泰正(右足←徳重)
■水戸ホーリーホック(3-2-4-1)
GK1:本間幸司
DF3:平松大志
(後半14分-FW11:塩沢勝吾)
DF4:鈴木和裕
DF32:大和田 “漢” 真史
MF6:小椋祥平
MF7:村松潤
MF20:倉本崇史
MF27:岩舘侑哉
MF25:鈴木良和
MF17:金澤大将
FW19:西野晃平
(後半21分-FW23:遠藤敬佑)
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK33:上野秀章
DF35:角田誠
DF2:秋田豊
DF5:手島和希(後半6分-警告*2=退場)
DF22:渡邉大剛
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF14:中払大介
(後半8分-DF6:森岡隆三)
MF7:徳重隆明
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半15分-MF15:中山博貴)
FW25:西野泰正
(後半36分-FW24:小原昇)
チアゴ、アンドレをケガ?温存?で欠いたサンガ。
勝つには勝ちましたけど、手島退場からは押されだして、さいごはサイドバック状態!
フラフラになりながら、なんとか逃げ切ることができました。
まず、前半。
すばらかしかったのが徳重です。
「イケる!」という局面では、中盤から力強いドリブル突破。
西野とパウリーニョの2トップが引いてきたら、最前線へと全力フリーランニング。
そのアクションがことごとく効果的で、感心しきりでしたよ。
左から徳重が巧みなアタック、そして右からハライが巧みなファウル・ゲット(笑)。
両サイドハーフの老獪なプレイで、”水戸ナチオ”を徐々に揺さぶっていきます。
で、ここでちょっと脱線しますが。
たぶん、こうなる(相手に引き込まれる)のが予想されていた、J2での戦い。
なのにシーズン開始時に、足下にボールをほしがる中山、美尾を重用したのは…。
後悔先に立たずですが、失策だったと責められても仕方ないのかな、と思ったりしました。
と、そんな暗い話題は置いといて、話をゲームにリターンっす☆彡
ちょっとラッキーな判定で得たPKで先制。
さらに、大剛のクロスを水戸GK本間がキャッチミスしちゃって、徳重→西野で追加点。
この2点目のシーンでも、キャッチミスのボールをダイレクトで叩いた徳重の技術が光りました。
てな前半だったんですが、後半開始直後に手島がイエロー2枚目で退場になってしまいます。
こっから、ひとり多い水戸が攻撃に人数をかけるように。
いや、ホント危ないシーンが多かった!
失礼ながら、水戸の選手にもう少しテクがあったら、同点あるいは逆転されてもおかしくない展開だったといえましょう。
スコアだけ見れば無失点でよかったね、なんですが。
ひとり少ない状態で40分近く戦って、選手たちは疲労困憊!
ゲームの印象としても、「快勝した感」はまるでナシ!!
プラスして、中2日でまたも関東アウェイで強豪・ヴェルディ戦!!!
うーむ…。
ちょっと、後に影響しそうな残念なゲームになってしまいました。
まぁ、勝ったからいいか。
ポーツマス2-1マンチェスター・ユナイテッド
◇日時:4/7 17.15 KO(日本時間25.15)
30分【ポーツマス】マシュー・テイラー
89分【ポーツマス】OG(リオ・ファーディナンド)
90分【ユナイテッド】ジョン・オシェイ
CL疲れもあったのでしょうが、中盤厳しくプレスしてくるポーツマスにかなり手こずってて、マンU撃沈。
これで、2位チェルシーとの勝ち点差が3と縮まりました。