【J1第12節】北海道コンサドーレ札幌 1-0 京都サンガF.C.

北海道コンサドーレ札幌 1-0 京都サンガF.C.
日時:2022年5月7日(土)16:03KO
会場:北海道札幌市札幌ドーム(9,527人/屋内 23.7℃ 40%)
主審:木村博之
52′-札幌/高嶺朋樹

■北海道コンサドーレ札幌(3-4-2-1)
GK1:菅野孝憲
DF2:田中駿汰
DF50:岡村大八
DF5:福森晃斗
MF7:ルーカス・フェルナンデス
MF8:深井一希(85′-DF24:中村桐耶)
MF6:高嶺朋樹(71′-FW45:中島大嘉)
MF4:菅大輝(85′-DF20:西大伍)
MF9:金子拓郎(66′-FW32:ミラン・トゥチッチ)
MF14:駒井善成
FW11:青木亮太(85′-FW18:ガブリエウ・アウグスト・シャビエル)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:上福元直人
DF14:白井康介(80′-DF15:長井一真)
DF5:アピアタウィア久
DF4:ホルネイケル・メンデス・マレイロス(62′-FW11:山﨑凌吾)
DF3:麻田将吾
MF31:井上黎生人(62′-MF8:荒木大吾)
MF19:金子大毅
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(53′-MF27:山田楓喜)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW18:松田天馬(80′-FW50:大前元紀)

crunch time

両チーム、対照的な戦い方だったなというのが最大の印象。
京都としては高い位置でボールを奪うことができず、終盤までは自分たちのリズムで戦えなかった。

札幌の攻撃、組み立てで目立ったのは「擬似カウンター」。
すなわち、ボールをいったん最終ラインまで下げて、
 →京都のラインをプッシュアップさせてから、
 →逆サイドのライン側、深い位置にロングボールを送る
というもの。

これが面白いように効いており、なおかつ、京都のプレッシングを回避することにも繋がっていた。
特に、ルーカスが張った(京都にとっての)左サイドは麻田が中に絞る傾向にあったため、武田or松田が戻っての対応を強いられることに。
結果的に、空間的&時間的余裕を与えすぎていたようにも感じたな〜。

ただ、曺さんの試合後コメントでは以下のように言及されていたので、織り込み済みのことだったのか。

たとえそれでサイドにつながれたとしても、しっかり真ん中を押さえて次のボールを奪いにいこうという意思統一ができていました。
あのサイドチェンジを怖がって後ろの枚数を同数にしてしまうとレベルアップにつながらないので、そこはリスクを負ってやったつもりです。

https://www.sanga-fc.jp/game/2022050704/comment.php

ウイングバックをライン側までワイドに開かせて、攻撃を仕掛けようとする札幌。
対する京都は、攻撃時3トップが中央に固まって構えていることが多かった。
画像のシーンなんかは典型的だ。

サイドバックの白井がボールを持って、攻撃を展開しようとしいる状況。
……ちょっと間延びすぎてるけど(苦笑)。
ここでは、アンカーの井上と右FWの宮吉がボールを受けに行く動きをする一方、インサイドハーフの金子は相手ディフェンスラインの裏を狙う動きをした。

それ以外でも京都の3トップは相手の中間ポジション(DFラインとMFラインの間)に位置し、縦パスを受けることを試みていた。
そして、パスが来たらダイレクトでフリックをするなどで、相手ディフェンスの背後を狙う。
ま、いかんせん、そのダイレクトパスが味方同士で息が合わなかったり、相手に読まれたりしていて、あまりシュートにはいけなかったわけだけど。

そのほか、クロスを上げてもピッタリとはいかなかったり、全体的に精度が低かったのが得点に繋がらなかった要因ではあるだろう。
もちろん中3日で疲れがあったのかもしれないし、レギュラーメンバーが何人か負傷で出ていない影響もあるのかもしれない。

公式戦は直近5戦で負け→負け→負け→引き分け→負け。
(※最初の2敗はカップ戦)
結果が出ていない時期だからこそ、あえてなのか、指揮官&選手のコメントは強気なものだった。
次戦までは1週空くので、ここでもう一度立て直したいところだね。

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