【J1第34節】京都サンガ 2-0 FC東京

京都サンガ 2-0 FC東京
◇日時:2010年12月4日(土)15.32キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 12.3℃ 44%/1万2697人)
◇主審:吉田寿光
34分【京都】セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(ヘッド←中村太亮)
90+1分【京都】ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(pen.)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK29:守田達弥
DF22:渡邉大剛
DF5:クァク・テフィ
DF4:水本裕貴
DF17:中村太亮
MF26:角田誠(33分-MF16:安藤淳)
MF23:中村充孝(70分-DF19:森下俊)
MF9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール
MF15:中山博貴
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW13:柳沢敦(73分-FW2:西野泰正(87分-一発退場))

■FC東京(4-2-3-1)
GK20:権田修一
DF33:椋原健太(78分-DF17:キム・ヨングン)
DF6:今野泰幸
DF3:森重真人
DF14:中村北斗
MF2:徳永悠平
MF7:米本拓司(66分-MF19:大竹洋平)
MF11:鈴木達也(59分-FW39:大黒将志)
MF10:梶山陽平
MF16:ヒカルド・アウヴェス・ペレイラ “ヒカルヂーニョ”
FW13:平山相太

セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール選手(京都)
「チームは残念な結果になってしまったけど、トレーニングでも下を向くことはなかった。
ずっと上を向いてやっていたんだ。
最後の試合で、みんなにいい結果を見せられたのでよかったよ。
ゴールシーン?
自分でもよく覚えていない(笑)。
太亮からいいボールが来たのでジャンプしたら、タイミングよく当たってくれたんだよね」

今井浩志社長(京都)
「(大ブーイングの中で)きょう選手たちは最後の最後まで全力で戦ってくれました。
そして皆さんの大きな声援で勝利を勝ち取ることができ、本当にありがとうございました。
京都サンガは来シーズン、J2への降格が決まりました。
ファン、スポンサーの方には、本当に申し訳ありません。
今シーズンはいいところが少なかったですが、将来のチームを背負う若手が成長してくれたことはよかったと思います。
来シーズンは若い選手とベテランの力で、J1へ復帰したいと思います。
本当にありがとうございました」

秋田豊コーチ(京都)
(サポーターに)
「結果的に降格になっていまい、本当にすみませんでした。
ただ、選手たちは自分たちの持っているものを出そうと頑張ってくれた。
自分もはじめての監督というもので、結果を出すことができなかった。
本当に悔しいです。
これから1年をかけて、J2からJ1に上がっていきたいと思っています。
それには皆さんに力が必要です。
声援よろしくお願いします」

(スカパー!インタビューに)
「相手が攻撃的に来るとは思っていたので、いい形でショートカウンターができればいいなと思っていた。
そんな中で、早い時間に先制ゴールが取れたのが大きかった。
きょう勝てた理由?
4か月間やっているサッカーを変えたつもりはない。
きょうは点が取れたというだけ(苦笑)。
監督としての第一歩を踏み出せたことで、サンガというチームは感謝している。
勝たせることがなかなかできなかったことだけが、悔いが残る」

大熊清コーチ(F東)
「京都が今までとは違って、蹴ってきたので戸惑った部分がある。
そして、あの失点で気持ち的に慌ててしまった。
グラウンドのこともあるが、もっと外から繋いだほうがよかったんだが…。
先発は、アグレッシブに行くためにメンバーを選んだ。
選手たちが緊張していた、重かったとは思わないが、京都のほうが身軽だったとは思う。
失うものがないわけだし、一方われわれは負けられなかったのだから」

終わりよければ…

ありえないほどの守備陣の集中力。
なにより、平山相手に無双の空中戦を見せるクァク・テフィ。
ということで、連敗を7でストップさせて大勝利。
白星でシーズンが終えれて、よかったよかった。

きょう勝てたのは、ココがよかった…というのは正直ないんだけど(笑)。
F東が堅かったというのはある。

もうひとつは、柳沢のフリーランニングにたいして早めからロングボールを出していたこと。
柳沢が全部をキープできていたわけではないけど。
でも、中盤で詰まって苦し紛れに出すロングパスよりはリズムが生み出せていたと思う。

あとは、森下に代えて太亮を入れたことで、左サイドが活性化していた点も挙げておこう。
森下は可能性の薄いアーリークロスを入れることが多かったからなぁ。

対戦相手のFC東京も降格決定

サクッと失点して、その後相手を崩しきれず、追加点を奪われ万事休す。
まさに、今までの京都がやられていたパターンを、F東にやらせたという試合だった。

そして、埼スタで神戸が勝ったことで、対戦相手のF東は逆転降格。
京都が、「ドラマを生み出す」なんて久しぶり(笑)。
わたくしは東京在住なんで、来シーズン味スタで2戦もサンガの試合が見られるのはラッキーではある。
ただ、F東の選手があまり「脱出」しなければ、来季のJ2では相当な難敵になるには違いない。
そういう意味では、フクザツな気持ちになるな。

というわけで、煮え切らなかった、悲しいこと続きだった今シーズンはこれでおしまいだ。
思い返すに…
●Qさんの「ポゼッションサッカーへのシフトチェンジ」
●戦力補強のバランスの悪さ
●そしてフロント批判からの不可解なタイミングでの指揮官交代
この3つが、低迷の原因のすべてだったと思う。
そこらへんは、追って掘り下げて書いてみたい。

ともかく、舞台がJ2となる来シーズンは、選手も代わりGMも代わり、そしておそらく指揮官も代わる。
京都サンガは、どういうチームになるんだろう。
和田りっちゃんのディープスロート情報によると、W中村は残留を決意しているらしいし。
天皇杯も負けちゃっている今、移籍ニュースだけが楽しみ。
そんな日々が当面、続くことになる。
(以上、テレビ生観戦)

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2件のコメント

  1. 昨日のカクテヒの強さは異常なほどでした。全部競り合い勝ってたんじゃないですかね?F東は守田のキャッチが不安定なこともあってロングボール蹴ってたのかなと思いましたが、かえって昨日のテヒを見てると点を取られる感じがしなかったですね。
    > ●そしてフロント批判からの不可解なタイミングでの指揮官交代
    これに関しては来週サポミでぼくも質問しようと思ってます。録音もしようとICレコーダーは買ったんですか、マイクを買う必要があるかを検討中。会場広いみたいだし要りますかね?
    > 和田りっちゃんのディープスロート
    勘弁してください(w

  2. りっちゃんの情報のくわえ込み度は異常。

    さて、サポミですが会場のシルクホール、760席もあるんですね。
    そういえば、KBS京都主催のコンサートとかもやってた場所かな。

    ICレコーダーは先端のほうにマイク付いています?
    もしついていれば、外部マイクを取り付けなくてもなんとかなりそうだと思います。
    フロント陣とか出席者の声もスピーカーを通して、後ろのほうの席まで届くでしょうからね。
    大学の講義で、大教室でやってるイメージかなぁ。
    もちろん、なるべく前の席を確保したほうが、録音コンディションはいいでしょうけどね。

    残念ながらワタクシは行けないので、おじゃこさんほかネット上のサンガファンのレポートを期待しています!

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