【J1第24節】京都サンガ 0-1 ジュビロ磐田

京都サンガ 0-1 ジュビロ磐田
◇日時:2010年9月25日(土)18.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 20.4℃ 53%/8777人)
◇主審:佐藤隆治
3分【磐田】前田遼一

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK29:守田達弥
DF22:渡邉大剛
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF8:中谷勇介(58分-MF23:中村充孝)
MF26:角田誠
MF16:安藤淳
MF15:中山博貴
MF17:中村太亮
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール

■ジュビロ磐田(4-2-2-2)
GK1:川口能活
DF5:駒野友一
DF50:古賀正紘
DF13:イ・ガンジン
DF14:パク・チュホ
MF6:那須大亮
MF27:上田康太(84分-MF10:成岡翔)
MF11:西紀寛(71分-MF15:菅沼実)
MF28:船谷圭祐(64分-MF23:山本康裕)
FW8:ジウソン・ド・アマラウ “ジウシーニョ”
FW18:前田遼一

秋田豊コーチ(京都)
「立ち上がりの入りが悪くて…。
最初だけやられて、そのまま90分終わってしまったという印象だ。
ただ、残りの80分はよかったと思う。
アツを入れることで変化を作りたかったが、うまくいかなかった。
チーム全体で、もっとプレイの精度を上げていく必要がある。
残り試合は、もう一試合、一試合決勝のつもりでやっていくしかない。
この結果に下を向くことなく、これからも戦っていきたい」

柳下正明コーチ(磐田)
「相手が前から前からプレスに来ていたから、そこでうまくやればよかったんだが…。
足下で受けてばかりで潰されていた。
もう少し、裏やスペースの意識が欲しかった。
ただ、守備は前半よくなかったが、後半だいぶよくなったと思う」

終戦前夜

信じられないポカというか、集中力に欠けたプレイをゲームに1回はする大剛。
今季はじめて失点に直結する”やらかし”というか、気の抜けたクリアを前田に蹴り込まれて、あっさり失点。
そのあと、前線からのプレスで守備ベースに入ってしまった磐田を、崩しきることなく敗れてしまった。

京都が攻めきれなかったのは、以下のようなシーンばかりだったことが象徴している。
ボランチの2人にボールが渡っても、やっぱりセンターバッグに戻すしかない。
センターバッグが前線に放り込む。
ドゥトラ、ヂエゴの2トップでは、ハイボールを収めらない。
セカンドボールを磐田の中盤に拾われる。
…うーむ、これの繰り返しだったな。
やっぱり、中盤でうまくゲームを作れない状態が続いている。

ほとんど決定機が作られなかった中で、強いていえば、前半はそこそこサイドでポゼッションができていた。
あと、セットプレイをけっこう取れていたのになぁ。
セットプレイ、とくにコーナーキックでもう少し「可能性があるシーン」が作れていれば、流れを持ってこれたのかもしれない。
ヂエゴのキックの質、競り合う選手の入り方、ともにイマイチで、まったくゴールの匂いがしなかったのだ。

混迷するフォワード選び

今日のサンガは、出場停止のクァクに代わってまっすぅ、森下に代えて中谷を起用。
そして、前線にドゥトラを回して、中山を右のワイドハーフに持ってきた。

しかし、ドゥトラの前線起用はギャンブルというか…。
ちょっと無謀な突っ込みやシュートが多すぎて、チームのリズムを崩しているよな。
一方で、なんかゴールになりそうな可能性もゼロじゃない。
だから、きょうは最後まで使ってみたんじゃないかと思う。

ただ、フォワードが「時間を作ってくれない」ことで、チーム全体がうまくいかないのも事実。
やっぱ、西野→柳沢で90分使うか、あるいは柳沢→西野、宮吉でもいいんですけど。
前線でうまくボールを収める時間を、少しでも作りたいものだ。

そういえば、きょうの柳沢は故障でも抱えていたのかな。
結局出場することなく、タイムアップだった。
次節の選手起用はどうなるのだろう?
次は土曜日の広島戦。
13時キックオフだから、とりあえずいい結果で他チームにプレッシャーを与えたいところだ。
(以上、テレビ生観戦)

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