【京都サンガ】緊急企画;どーする?京都サンガ!

おれは、サッカーJリーグチームの社長だ。
ことし1部に上がったが、まったく勝てないでいる。
チームバスを囲むサポーター!
顔を真っ赤にして怒る会長!
しかし、監督は自分から辞める気配がない!
手もちのカードは、
 「放置」
 「解任」
 「巨乳美女を仕込んで辞任へ追い込む」
どーすんの、おれ? どーする?
つづくっ!!

——てな状況が、いまのサンガだと思うんですが!
もちろん、梅本社長役はオダギリジョーでお願いしますよ。

…と、そんなおバカなことをいってる余裕もなくなってきた昨今。
な・の・で!
マジメにワタクシが思うサンガの問題点を書かせていただければと思います。
もちろん素人目なんで、的をえてないかもしれません。
ですが、まぁひとつの意見として目をとおしていただければ幸いです。

まず、守備。
ここをなんとかしないと、どーしようもない。
振り返って、ここまでで守備陣がチンチンにされたあげく、攻撃も不振で完敗した試合を挙げてみます(公式戦のみ)。

開幕戦、横浜FMに4-1。
第2戦、川崎に2-7。
第8戦、浦和に3-0。
第17戦、G大阪に3-0。
そして第20戦、ふたたび横浜FMに4-0。

じつは、この5試合に共通項目があります。
そう、3バックを敷いて戦ってきたチームなんですね。
J2時代からもそうだったように、京都は3バックのチームに弱い。
なぜか?

その理由として、京都の守備が
「ボランチとディフェンスラインの間でボールを持たれて、そっからドリブルで前に突っかけてこられる」
のをいちばん苦手にしている——ってことが指摘できると思います。
そんときに、ディフェンスラインが枚数揃ってるのにズルズルと引いてしまうシーンを何度見たことか。
川崎戦でジュニーニョにやれらまくったのとか、まさにソレでした。

んで、3バックのチームはとうぜんトップ下の選手が存在するわけですから。
そのトップ下が京都のボランチとディフェンスラインの間に入り込んできて、切り裂かれてしまう。
で、失点を繰り返してしまっていた。

守備陣がラインを押し上げる勇気がないのか?
ボランチの2人のマークの受け渡しがあいまいのか?
あるいは、それら守り方のノウハウを教えてもらってないのか?
いずれにしてもラインをブレイクして前で守る守備ができないんですよねー、ずっと。

柱谷さんは去年
「ラインはあまり押しあげず、いったん引いて(リトリート)守る」
主義を提唱してましたので、
「それではJ1で通用しないから、ラインを押し上げよう(プッシュアップ)」
と突然路線変更しても、なかなか急には徹底できないのではないでしょうか。
だって、リトリートとプッシュアップは正反対の戦術方針ですぜ。

んで、できないのなら、できないなりにどーすんのよ?
話は、そーなってくるわけですが。

ひとつの案としては、ディフェンスラインの前に守備専門ボランチを1枚置くというのがあるのではないかと思います。
フォアリベロってやつです。
その人間に、ディフェンスの「第一防波堤」になってもらう。
相手チームがトップ下を置いてきた場合は、そのマークに専念する。
そんな役割。

いまのサンガは、斉藤・米田のダブルボランチ。
2人はたしかにポジショニングなどはすばらしい才能をもっていますが、フィジカル面ですこし弱さを感じるんですわ。
たとえば、ディフェンスラインが跳ね返したボールを相手の中盤の選手と競り合った場合、けっこう負けちゃうことが多い。
んで、セカンドボールが拾えなくなって、波状攻撃を受けてしまうケースが見受けられました。
そこで、フィジカルと守備力に長けた人材をフォアリベロに置くのはどうかなぁ、という発想です。

じゃあ、誰がやるか?
個人的には、児玉を推したいところ。
体を張って守れるし、フィードもいいものをもっているので。
ですが、そーすると左サイドバックがいなくなるから、次善の策として角田。
名古屋でボランチもやってたこともあるしね。

あんまり好きじゃないんですけど、仮想フォーメーションを書くならば、

パウ  アンドレ 大志
  斉藤  中払   
    角田     
児玉 手島 鷲田 大剛

の3センターとかどうでしょう。
(鷲田、大剛のところは誰か他に適任がいるかも?)
パウ、大志がサイドバックのフォローまで戻りつつ、3センターが中盤でプレスをかけつづける。
守備に奔走しすぎていた感のあるパウも、守りどころがハッキリしますし。
だいたい、3センターを開幕前に練習してましたよね?

まぁ、フォメ変えるだけでチームが一気に好転するとは考えられないですけれど。
とはいえ、なんらかの「策」は打ってほしい頃、冒険してもいい頃(みやすのんき)なので、長々書いてみました!
次の清水戦で、今までと同じメンバーだったらへこむなー(いちおう半休とって見に行く予定です)。

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3件のコメント

  1. どうもです。

    僕はその日のエントリーが書けたら、余所さんを見て回って答え合わせ的なもんをしてからUPするんですけど、キモチええくらいに同意見です。

    ラインの問題は明らかに今季途中で方針を変更してますもんね。
    チェルシーバンザイやのにハイラインですもんね。
    3センターのシステムも仰るとおりでフォアリベロを置くんが僕もええと思います。
    僕は適した人材がいないけどDFラインはいじりたくないんで石井がええかな。
    ってゆうかそこの位置こそリカルドなんですけどね。

    長文失礼しました。

  2. 僕も良いフォーメーションだと思います。

    登尾の代わり鷲田は良いです。
    DFもできて、攻撃も中払をボランチに持って来る事で幅が出てくると思います。

    右の大剛はチト不安です。

  3. >nlnsさん(名前のところ直しておきました)
    フォーメーションのプランが恐ろしく似てますね。
    リカルドボランチなら、低い位置から左右に低くて早いボールを散らしまくってたかも、と今さらいってもしょうがないので、考えないことにしましょう。

    >「・・・5」さん
    ダイゴは守備力向上を願って…。
    鷲田はどうも手島のバックアップとみられてるみたいで、手島鷲田のコンビという発想は柱谷さんの頭にはない見たいですねぇ。
    高さが不安なのかな。

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