【イングランド・プレミアシップ第30週】マンチェスター・ユナイテッド2-0アーセナル

マンチェスター・ユナイテッド2-0アーセナル
◇日時:2006年4月9日(日)16.00KO(日本時間翌0.00)
54分【マンU】ウェイン・ルーニー
78分【マンU】パク・チソン

アンリを休ませた(途中出場)アーセナルは、ここで負けてもミッドウィークと来週末の格下対決で勝ち点6を狙いにきたのかな?
勝ち点は53、順位は6位のまま。
CL出場権内の4位に入るまでには、
トッテナム(勝ち点58)
ブラックバーン(勝ち点54)
を追い抜かなければならない。
つか去年のリヴァプールみたいに、CLで優勝しちまえばいいんですけれどね。

【イングランド・プレミアシップ第30週】チェルシー4-1ウェスト・ハム

チェルシー4-1ウェスト・ハム
◇日時:2006年4月9日(日)12.00KO(日本時間20.00)
11分【ハマーズ】ジェイムズ・コリンズ(ヘッド←CK)
29分【チェルシー】ディディエ・ドログバ
32分【チェルシー】エルナン・ホルヘ・クレスポ
54分【チェルシー】ジョン・テリー
69分【チェルシー】ウィリアム・ガラ

■チェルシー(4-1-3-2)
GK1:ペトル・チェヒ
DF14:ジェレミー・ソレーレ・ヌジタップ・フォッソ
DF13:ウィリアム・ガラ
DF26:ジョン・ジョージ・テリー
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
MF5:ミカエル・エシェン
(89分-DF6:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ)
MF7:ヌノ・ヒカルド・オリヴェイラ・ヒベイロ “マニーチェ””マニーシェ” (16分-退場)
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW15:ディディエ・ドログバ
(90+1分-MF10:ジョセフ・ジョン・”ジョー” コール)
FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ
(66分-FW16:アルイェン・ロッベン)

■ウェスト・ハム・ユナイテッド(4-2-3-1)
GK34:ニール・シャカ・ヒスロップ
DF2:リオネル・セバスティアン・スカローニ
DF19:ジェイムズ・コリンズ
DF4:ダニエル・ガビドン
DF3:ポール・コンチェスキ
MF15:ヨッシ・シャイ・ベナユン
(71分-FW8:エドワード・ジョン・”テディ” シェリンガム)
MF17:ヘイデン・マリンズ
MF10:マーロン・ハーウッド
MF20:ナイジェル・レオ=コーカー
MF11:マシュー・エザリントン
FW9:ディーン・アシュトン
(83分-FW25:ボビー・サモラ)

ジョゼ・マリオ・ドス・サントス・モウリーニョ・フェリックス・コーチ(チェルシー)
「すべての選手がすばらしく、チームとしてのパフォーマンスも最高だった。
マニーチェの退場で難しい状況に陥ってしまったが、完璧すぎる内容だったよ。
10人だったのに、まるで12人で戦っていたように見えなかったかい?
1-0で、選手がひとり退場になって、そこから4点を返せるなんてチームは、そうはないだろ。
この勝利で優勝は手中になった。
今後はもうなにも恐れることはない。

マニーチェへのレッド?
戦術的な意味でいえば、なんの問題もなかった。
なぜなら、われわれは10人の劣勢で戦うという経験を積むことができたからだ。
テレビで状況を見ていないけれど、ベンチからみた感じではイエローが妥当だったんじゃないか。
残り60分もある状況で、いきなりレッドを突きつける審判っていうのは問題があると思うけれどね。
だいたい昨シーズンは赤紙なんてなかったのに、今季はずいぶん気前よく赤を出してくれるよなぁ〜。
しかし、すばらしい結果のせいでそんなことはどうでもよくなった。
いまは主審のことよりもチームや選手たちについて語りたい気分でいっぱいなんだ」

週末のレッズ戦に向けて

レッズにとっては、強化守備ブロックに対抗するイメージトレーニングが重要でしょう・・(アビスパ対レッズ、0-1)
*グラウンド全面にわたって、ねばり強く忠実、そしてクレバーでダイナミックなディフェンス
*最初の抑え(守備の起点プレー)だけではなく、それに効果的に連鎖する協力プレスや次のパスレシーバーを意識したインターセプト狙い
*ボールがないところでの忠実マーク
が必要らしいですよ!
湯浅語満載!

ワントップのワシントンを、センターバックの鷲田・登尾2人で見て。
ダブルトップ下のポンテと小野のために、ボランチを斉藤・リカルドの2枚にして。
長谷部のために、高い位置で守備をする中払を置いて。
んで、3トップにがんばってもらいますか。
あ、アレとパウには闘莉王にポルトガル語で
「その若さでその頭髪はどうよ」
とささやいてもらって、赤紙を誘発してもらって。
そして、1点を取るために登場した黒部がピッチに出た瞬間、
「俺はサンガ相手に戦えない」
と涙ながらにみずから退場を志願。
埼玉スタジアムの満員の観客からおこるスタンディングオベーション。

これで勝てるな!

というわけで、週末のチケット取ってきました。
「ゲットゴール福田!」
とかの時代以来の生レッズだ。

【Jサテライトリーグ】京都パープルサンガ2-1ヴィッセル神戸

楽天蹴球団

京都パープルサンガ2-1ヴィッセル神戸
◇日時:2006年4月9日(日)14時00分KO
◇会場:京都パープルサンガ東城陽グラウンド(17.1℃)
◇主審:井上知大
前半32分【神戸】木下真吾(←田中)
後半16分【京都】小原昇(←星)
後半21分【京都】星大輔(←田原)
後半31分【京都】松田正俊
後半35分【神戸】豊満貴之

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK26:西村弘司
(後半0分-GK25:上野秀章)
DF22:渡邉大剛
DF3:ヒカルド・カヴァルカンテ・ヒベイロ “リカルド”
(後半0分-DF6:三上卓哉)
DF4:鈴木和裕
DF29:田村仁崇
MF17:石井俊也
MF15:中山博貴
(後半9分-MF18:米田兼一郎)
MF27:加藤大志
(後半9分-MF11:星大輔)
MF13:池松秀明
FW31:田原豊
(後半26分-FW30:松田正俊)
FW24:小原昇

■ヴィッセル神戸(4-3-3)
GK30:徳重健太
(後半26分-GK29:紀氏隆秀)
DF25:石櫃洋祐
DF32:柳川雅樹
(後半0分-MF6:原信生)
DF31:増田清一
DF23:吉田真史
MF10:パヴェル・ホルヴァス “ホルヴィ”
(後半16分-MF28:豊満貴之)
MF18:田中英雄
(後半25分-FW14:平瀬智行)
MF27:中村友亮
FW21:北野翔
FW33:木下真吾
FW24:大江勇詞 “洛北”

満とはえっちぃ名前ですね。
と思ったら、「とよみつ」と読むらしいです。
つか、神戸新入団選手多すぎて誰がどんな選手かわかりません、はい。

minoさんブログによると、星の得点は田原がディフェンス裏へ出したスルーパスが起点とのこと。
田原のスルー!
濡れる!!

【J1第7節】名古屋グランパスエイト1-1京都パープルサンガ

近鉄ダービー

名古屋グランパスエイト1-1京都パープルサンガ
◇日時:2006年4月8日(土)15時04分KO
◇会場:愛知県豊田市豊田スタジアム(1万5311人)
◇主審:長田和久
後半5分【名古屋】中村直志(右足)
後半19分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足)

■名古屋グランパスエイト(4-2-2-2)
GK22:川島永嗣
DF4:大森征之
DF16:増川隆洋
DF5:古賀正紘
DF6:有村光史
(後半0分-MF25:須藤右介)
MF8:キム・ジョンウ
(後半24分-DF20:角田誠は京都パープルサンガの登録商標です)
MF14:吉村圭司
MF10:藤田俊哉
MF24:本田圭佑
FW7:中村直志
FW26:平林輝良寛は「きよひろ」って読むらしいですよ
(後半33分-FW19:杉本恵太)

■京都パープルサンガ(4-3-1-2)
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
DF19:登尾顕徳
DF5:鷲田雅一
DF7:児玉新
MF14:中払大介
(後半33分-MF22:渡邉大剛)
MF16:斉藤大介
MF8:美尾敦
MF20:林丈統
(後半39分-FW24:小原昇)
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
(後半35分-FW30:松田正俊)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”

柱谷幸一コーチ(京都)
「先制されて追いついた。
勝ち点1が取れてよかったんじゃないでしょうか。
 (注:こういうときは、本心ではかなり悔しい!?)
選手たちも最後までよくファイトして、よく走ってくれました。
フィジカル的にはサンガが上回っていたと思います。

後半、名古屋が3バックにしてこちらの選手とマッチアップしてくる形にしてきました。
そうなると、選手1対1の対決という意味あいが強くなりますよね。
たしかに後半の立ち上がりはかなり押し込まれて、失点もしてしまいましたが、そのあとは守備でも攻撃でも1対1でしっかりやってくれたと評価しています。
とくに斉藤がうまくゲームをコントロールしてくれましたね。
残り15分になると、ゲームは打ちあいになってきました。
名古屋がマンツーマンできていたぶんスペースがあったので、そこをうまく使いたかったんですが…。
タケ(林)も少し足が止まって真ん中にしかいられない状態だったので、動ける選手をもう少し早めに入れればよかったかもしれません。

鷲田と登尾の評価?
公式戦でははじめてのコンビですが、名古屋の平林は失礼ながら経験の少ない選手ですし、じゅうぶんに抑えられる力をもっていると信じていました。
もちろん、たとえばワシントンとかジュニーニョとかだったら、抑えられるかどうかというところで真価を問われると思うんですけど(笑)。
きょうに関しては1点は取られましたし、細かい修正点はたくさんありますが、よい守備をやってくれました。
選手たちは全体としてJ1の戦い方に馴れてきたというか、ふつうにやれるようになってきています。
チームの状態は上向きです。
ミッドウィークにナビスコカップが入りますけど、次の浦和戦にむけて、またいい準備をして臨みます」

セフ・フェルフォーセン・コーチ(名古屋)
「両チームが90分間、勝ち点3を狙いにいったハイテンポなゲーム。
しかし、京都のカウンターは脅威だったね。
まぁ、われわれは3人のフォワードが使えなかったんだから、選手たちはよくやってくれたと思う。
後半、3バックにした理由?
攻撃に力強さを与えるために、藤田を平林の近くに位置させたんだ。
前半は前線と藤田との間隔が2323、いや2〜30メートルも開いてたんでね。
これでは決定的な局面につながらないよ」

パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”選手(京都)
「得点したシーンは、トラップが足もとに入りすぎてしまった。
難しいシュートだったけど、決まってよかったよ。
パスを受けたら、アレモンと林の位置を確認して、マークがついていないほうにパスを出すようにしていたんだ。
ただ、2人ともマークがあって、それで無理に自分でいってしまった場面が多かったかもしれない」

斉藤大介選手(京都)
「きょうは気持ちでもフィジカルでも相手に負けてなかった。
今後の課題は、3トップとのコンビネーションをよくすること、守備の入りかたをよくすること。
この2つだと思います」

半はもう全然ダメ(苦笑)。
きょうは漫画喫茶でBS中継を見ていたのですが
「縦ポンサッカー、キター」
「ちょwww後ろからのプレスにボール失ないすぎwww」
「ディフェンスラインが下がりすぎる件」
など、おれちゃんねるの脳内にスレッドが立ちまくり。
問題山積なできばえでした。

とにかく3トップのうちアレモンぐらいしか守備に関与しない京都は、まるで7-0-3のフォーメーション。
一方の名古屋のほうは4-6-0といってもいい布陣なので、ポゼッションされるんだよね!
だって中盤0対6だよね!
DA・YO・NEー!

とまぁ、とても「まいっか」とほおっておけないサンガの貧しさ(泣)。
相手の横パスをかっさらって、パウが酒と泪と男と女と川島と1対1になったシーンが最大にして唯一のチャンスでした。
あれ、決めとけばなー(号泣)。

そんな悲しい気分だったハーフタイム、BSではなんと!
Jリーグ選手名鑑企画で平井さんが特集!
今季の平井さんのスーパーセーブがまとめてドン!
平井イェイ!!
そしてインタビューでは、かっこいい平井さん!
ほほえむ平井さん!!
はにかむ平井さん!!!
全国の平井教信者にとって悶絶ものの時間が流れ、小生の愚息も昇天!
すっかりエクスタシー!(ジミー大西ふうに)な気持ちになって後半に突入ですよ。

そしたら開始早々に失点ですか!
本田が
「そこから入れるか!」
なナイスクロスに、ワッシーがかぶっちゃって直志に押し込まれちゃいました、とほほ。

こっからいつものことなんですけど、京都のパフォーマンスがよくなってくるんです。
中払がドリブルでつっかけたり、美尾が相手DFとの1対1で仕掛けたり。
つーか、点取られる前からそれでいけよ!って突っ込みたくなるんですが。

後半15分ごろには、キレキレ美尾が古賀の股を抜いてボックス内に侵入。
グラウンダーのクロスに、ファーにいたアレモンがプッシュ!
同点!
と思ったら、なぜかオフサイドの判定。
アレモンびっくり。
BSではなぜかわかりにくい角度からのリプレイしか流さないという…さすがNHK名古屋放送局制作!
われわれに勝たせたくないという力が働いていると感じました(C)大木武。

めげずに後半19分。
左からのクロスがファーに流れて、フリーだったパウがトラップしてズドン!
これで同点&サンガとしては7試合連続得点。

さーて、ここからは角田を入れた名古屋が守備の意識を高め、おたがいがカウンターの応酬。
名古屋は2、3度フリーの決定機があったものの、いずれもシュートミス、助かった。
一方、京都も松田、小原を入れてアウェイでも勝ちを狙いますが…。
んー、やっぱアレ、パウ、林のほうが得点のにおいがあったかも(苦笑)。
結局、ドローでタイムアップ。

てなわけで、なんだかんだで結果を残した3トップ。
それとひきかえに、ほとんどの時間で主導権を握られてしまった中盤。
「おまえが落としたのは金の斧(得点力)か、それとも銀の斧(ポゼッション力)か」
と池の神さまに尋ねられたら、まよわず金を取るおれですので、個人的にはこの3トップをもう少し見てみたいと思います。

ただ、ひとつだけ注文をつけるとしたら3人の守備でしょうか。
アレモンが左サイドで自陣深くまで戻るのにたいして、パウ、林はあんまりプレスにいかない。
3人が相手にプレスをかける、その約束事を整理していただければ、もう少し中盤で有利に立てるかもしれません。
そして、もう少し斉藤の負担も軽くなると思います。
このままだと斉藤、過労死しまっせ、マジで…。

※追記
【J1:第7節 名古屋 vs 京都 レポート】中村がリーグ通算400ゴールを決めた名古屋だが、パウリーニョのゴールで京都に追いつかれドロー。 [ J’s GOAL ]
この小学生の夏休みの作文みたいな文章はなんだ。