【J2第39節】京都サンガF.C. 3-1 ブラウブリッツ秋田

京都サンガF.C. 3-1 ブラウブリッツ秋田
日時:2021年11月14日(日)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(9,900人/曇 17℃ 54%)
主審:榎本一慶
2′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(右足←福岡)
31′-秋田/武颯
42′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(左足)
44′-京都/宮吉拓実(右足←武田)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF2:飯田貴敬(68′-DF41:白井康介)
DF23:ヨルディ・バイス
DF15:長井一真
DF17:荻原拓也(78′-DF5:黒木恭平)
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(68′-MF4:松田天馬)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(78′-MF10:庄司悦大)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(89′-FW18:野田隆之介)
MF33:三沢直人

■ブラウブリッツ秋田(4-2-2-2)
GK21:田中雄大
DF13:才藤龍治
DF5:千田海人
DF32:増田繁人
DF6:輪笠祐士
MF23:稲葉修土
MF25:藤山智史(68′-MF15:江口直生)
MF8:茂平(68′-FW16:井上直輝)
MF39:高瀬優孝(60′-FW14:三上陽輔)
FW19:武颯
FW29:齋藤恵太(60′-FW18:吉田伊吹)(81′-FW40:半田航也)

宮吉拓実選手(京都)
「本当にたくさんの方にスタジアムに来ていただいて、ぼくたち選手にはそれが本当にパワーになります。
こうしたホームのスタジアムでプレイできていることが、本当に幸せです。
ゴールは、ウタカからのパスが引っかかったんですけど、こぼれたボールが将平に流れて、よく見ていてくれていました。
いいボールがもらえて、得点を決めれることができてよかったです。
(――2桁得点を達成したについて)
残り試合でもう1つ2つ、ゴールを取れるように、またチームが勝ち点3を積み重ねることができるように頑張りたい。
(――次節勝てば自力で昇格を決まるが)
はい、しっかりと勝って自分たちの力で結果をつかみ取りたいと思います」

曺貴裁コーチ(京都)
「この場で言うのはふさわしくないことかもしれませんが、きのう12年ぶりに流通経済大学が関東1部リーグを優勝しました。
ぼくはあの大学に救われたし、感謝をしているので、この場をお借りして、監督・選手たちにおめでとうと言いたいです。
彼らが優勝してくれたから、きょうの勝利が巡ってきたと思っていますし、われわれも彼らに続くことができるように頑張っていきたいです。
本当におめでとうございました。
(――試合を振り返って)
きょうの勝利は非常に大きいと思います。
ここ5試合、複数得点を取れていない試合が続いていたので、きょうは『3点取ろう』と選手たちを送り出しました。
失点シーンなど反省しないといけないところはあります。
しかし、その後反発力を見せて、われわれが狙っていた形で得点を重ね、我慢強さも見せることができました。
(――交代選手含めてチーム全体の勝利だったが)
ことしのシーズン最初から、スタジアムに来てくれた人が『見に来てよかったな』と言えるような試合を見せよう、それがわれわれのミッションだということでやってきました。
きょう点を取ったウタカと宮吉も素晴らしかったですけど、はじめてキャプテンマークをつけた川﨑もアカデミー出身の選手を代表してしっかりとやってくれました。
交代で入ってきた選手5人、出られなかった選手を含めて全員の勝利です。
きょう、ホーム席のチケットは完売だったと聞いています。
このスタジアムが満員に近くなったらヨーロッパのスタジアムのような雰囲気になるだろうということで、楽しみにしていました。
コロナ禍でなければもう少しお客さんが入ったでしょうし、そうなることを夢見て、1試合1試合戦って行きたいです。
(――次節勝てば、自力で12年ぶりの昇格を決めることができる)
われわれは1試合1試合というより、1日1日の練習を大事に次に進んできました。
次の試合で自分たちのめざしてきたものを現実化する――そのためにやるだけです」

吉田謙コーチ(秋田)
「………………1対1の球際………そこがすべてだった。
(――追いついたあと2失点したシーンをどう分析するか)
…………リスク管理と……ボール際……。
(――後半、どうマネジメントしたか)
……まず怖がらず……コンパクトにすること……。
1対1の切り替え、球際のところ……。
前線に収まったら……相手を追い越していく…………そのエネルギー。
(――勝ち点3を取るために何が必要だったか?)
まず監督として………………自分が顔を洗って出直すことだと思います。
(――次戦に向けて意気込みを)
いつも応援してくださるサポーターの皆さま、そして秋田の皆さまのために……チーム一体で走りたい」

【J2第38節】ジュビロ磐田 1-0 京都サンガF.C.

ジュビロ磐田 1-0 京都サンガF.C.
日時:2021年11月7日(日)14:03KO
会場:静岡県磐田市ヤマハスタジアム(晴 20.8℃ 36%)
主審:井上知大
77′-磐田/山田大記

■ジュビロ磐田(3-4-2-1)
GK36:三浦龍輝
DF38:山本義道
DF3:大井健太郎
DF6:伊藤槙人
MF5:小川大貴(80′-MF14:松本昌也)
MF50:遠藤保仁(88′-MF2:今野泰幸)
MF23:山本康裕
MF17:鈴木雄斗
MF8:大森晃太郎(69′-MF40:金子翔太)
MF10:山田大記(88′-FW4:大津祐樹)
FW11:ルキアン・アラウージョ・ヂ・アルメイダ

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF2:飯田貴敬(68′-DF17:荻原拓也)
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF41:白井康介
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(81′-MF8:荒木大吾)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(75′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW4:松田天馬(81′-MF10:庄司悦大)

服部年宏アシスタント(磐田)
「相手の攻撃に“圧”はあるが、うまく防ぐことができた。
最終ライン、ボランチ、GK含めて、コンパクトにできていたと思う。
次節、昇格も見えてきたが、相手がどこであれ、自分たちのサッカーによって、勝利に結びつける――それだけだ」

曺貴裁コーチ(京都)
「残り5試合というタイミングで、磐田さんという素晴らしい相手とやらせてもらうことで、見てくれた方にとって本当にスペクタクルな、お互いのサポーター含めて一進一退の攻防が続いた、いいゲームになりました。
こういうゲームを繰り広げる中で、互いの、と言っては失礼ですけども、選手たちは成長すると確信しました。
残念ながら、0-1で勝点を持って帰れなかったですけど、この時期にこういう試合を見せてくれた選手たちは誇りですし、グッドゲームを繰り広げた磐田の選手を含めて、きょうはJ2リーグですばらしいゲームができたなと思います。
勝てなかったのは悔しいですけど、次に向けて切り替えてやります。
(――きょうのゲームプランは?)
経験値などは相手の選手のほうが上だと分かっていました。
われわれはその経験を上回るような圧力をかけて、前半から自分たちらしいゲームができました。
ゴールをこじ開けられていたら言うことはなかったですけれど、それは次の課題として置いておきます。
何回かあったピンチも身体を張ってしのいで防ぎましたし、逆にわれわれのチャンスで点を取れるようにしていきたいと思います。
(――次戦に向けて)
ホーム側のチケットは完売だと聞いていますし、われわれのプレイを楽しみに来てくださるお客さんのためにも、きょうの悔しさを来週にぶつけられるように準備していきます」

【J2第37節】京都サンガF.C. 1-0 大宮アルディージャ

京都サンガF.C. 1-0 大宮アルディージャ
日時:2021年11月3日(水)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(7,907人/晴 19.3℃ 44%)
主審:今村義朗
90+6′-京都/川﨑颯太(ヘッド←麻田←福岡)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(71′-DF41:白井康介)
MF24:川﨑颯太
MF4:松田天馬(60′-MF31:福岡慎平)
MF16:武田将平
FW33:三沢直人(84′-MF10:庄司悦大)
FW39:オリグバッジョ・イスマイラ(60′-FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ)
FW8:荒木大吾(46′-FW13:宮吉拓実)

■大宮アルディージャ(4-2-2-2)
GK35:南雄太
DF22:翁長聖
DF42:山越康平
DF24:西村慧祐
DF6:河面旺成
MF7:三門雄大(65′-MF5:石川俊輝)
MF26:小島幹敏
MF10:黒川淳史(71′-FW48:柴山昌也)
MF11:奥抜侃志(65′-FW18:髙田颯也)
FW41:小野雅史
FW33:河田篤秀(80′-FW19:アブドゥラーヒム・ラーヤブ “イバ”)

川﨑颯太選手(京都)
「僕は、中学のとき山梨から京都に来ました。
プロサッカー選手になって、J1に昇格させて、京都サンガをビッグクラブにするという決意を持って来ました。
それをサポーターの方に見せていけたらな、と思います。
(――ゴールシーンについて)
自分が中にいたからには、絶対に触って決めてやろうという気持ちがありました。
決められて、本当によかったです。
コーナー(キック)では、みんなで『決めるぞ』という強い気持ち、意思を統一させて入ったことも良かったと思います。
(――試合を振り返って)
相手もかなり上手なチームで回されて少し嫌な時間帯もあったんですけど、相手が狙っているカウンターに備えて(ボールを)取られたあとの切り替えを、後ろの将吾くん、バイスと意識していました。
そこを徹底してできたので、攻撃する時間も増えて、結果的にチャンスが多く回ってきたと思います。
残りは数試合ですが、まずは目の前の1試合、1試合。
そして、もっと目の前のきょうの練習、あしたの練習ということを意識してやっていきます」

曺貴裁コーチ(京都)
「前半から悪くない展開ながら最後のところで決めきれず、大宮さんのカウンターの勢いを警戒しながらの非常に難しい試合になりました。
本当に最後、自分たちが『昇格したい』という気持ちがボールに乗り移ったと思います。
山口戦、同点にされたあと2-1にできたのを(誤審によって)達成できなかったということもあって、サッカーの神様はいるのかなぁとも思いました。
颯太にはサンガのアカデミー出身の選手として『勝負の責任を負ってやれ』と言ってきて、ことし1年非常に成長しました。
ただ、彼のゴールを呼んだのはコーナーキックを蹴った……10番つけてて、ことしはじめてのサンガスタジアムに立った庄司で……。
(試合に出られず)しんどかっただろうなと思う中で、本当に我慢しながらここまでやってくれたのが……(涙)。
彼の頑張りがチャンスにつながって、颯太が(得点を)取ったのは、本当によかったなと思います。
僕の生まれた場所に帰ってきて、(今シーズン)いままでやってきて残り5試合ですけど、サンガのサポーターにスタジアムで楽しんでもらいたい――その気持だけでやってきました。
まだシーズンは終わったわけじゃないんで、次の磐田戦はわれわれはチャレンジャーとして胸を借りてやりたい。
3日間しっかり準備をして、磐田に向かいたいと思います」

霜田正浩コーチ(大宮)
「2試合続けてアディショナルタイムでやられて勝点を失ってしまうというのは、非常にショック。
ただ、きょうテーマにしていた『勇気をもってプレイをする』ということを、選手たちはできていたなと思います。
もちろん僕らには勝ち点が必要ですけど、応援してくれている人たちのために何かを伝えないといけない。
身体を張って、勝ち点3でも1でも取りに行くという姿勢が大事だと思っていて、連敗はしてもそのスピリットは失っていません」

3人がつくった「夢への架け橋」

まさにタイムアップすれすれ。
CKが流れて、今村主審が笛を吹こうとして……吹かず。
福岡が中に入れて、麻田が頭でフリック、川﨑がダイビングヘッド!
ユース出身の3人の連携で劇的勝利。
本当に感動、目がウルッとしてしまった。

そうしたら、曺さんが試合に出られていなかった庄司について言及しながら涙。
その姿を見て、さらに感動だった。

ゴールへの形が構築できない試合が続く中で、きょうのエモーショナルな結果が流れを変えてくれることを期待したい。
次は磐田との首位攻防戦。

【J2第36節】愛媛FC 0-1 京都サンガF.C.

愛媛FC 0-1 京都サンガF.C.
日時:2021年10月30日(土)14:05KO
会場:愛媛県総合運動公園陸上競技場 “ニンスタ”(3,369人/晴 21.7℃ 50%)
主審:上原直人
3′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(左足)

■愛媛FC(3-4-2-1)
GK1:岡本昌弘
DF35:大谷尚輝(85′-DF4:池田樹雷人)
DF15:栗山直樹
DF20:茂木力也
MF27:高木利弥
MF33:山瀬功治
MF8:川村拓夢
MF39:内田健太(85′-MF9:前田凌佑)
FW11:近藤貴司(74′-MF19:忽那喬司)
FW17:榎本大輝(67′-FW40:石井快征)
FW38:唐山翔自(46′-FW10:藤本佳希)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF41:白井康介
DF23:ヨルディバイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(74′-DF15:長井一真)
MF24:川﨑颯太(86′-MF10:庄司悦大)
MF31:福岡慎平
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(70′-MF33:三沢直人)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW4:松田天馬(86′-MF8:荒木大吾)

曺貴裁コーチ(京都)
「最近は自分たちがボールを持って相手ゴールに迫る回数が多かったことで、後ろの準備が少しおざなりになっていました。
攻守一体、セットプレイ含めて、サッカーではすべてのものが大事である――そう、選手たちには話しました。
2点目を取りに行こうとはしていましたが、相手のカウンターも脅威でした。
ああいう試合展開になってしまったも、ある意味、仕方がありません。
きょうは本当によくやってくれたと思います。
目の前に試合に勝って勝ち点4も5ももらえるわけではありません。
MAXである勝ち点3をめざして、これからもやっていきたいと思います」

實好礼忠コーチ(愛媛)
「自信をもって攻守に意図あるプレイはできていました。
まぁ……でもね、きょうもサポーターの方と、うぅーーん……、喜べなかったのがねぇ……。
残念です。
(――3000人を超える観客が集まったことについて)
はい、本当にパワーをもらって……。
すごくアグレッシブにゴールに向かうシーンを、京都さん相手に見せられた。
ファン、サポーターの方がこの雰囲気をつくってくれたところは……、非常に大きいですね。
(――先制されたあと、何本もシュートを打って手応えを感じた?)
はい、あぁーーーん、もうみんながいま取り組んでいること、プレイを出していくところ、すごくできているので。
もう少し…………っていうところまでは、来てますね、はい(微笑)」

【J2第35節】京都サンガF.C. 1-1 レノファ山口FC

京都サンガF.C. 1-1 レノファ山口FC
日時:2021年10月24日(日)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(6,432人/曇 19.4℃ 39%)
主審:御厨 “節穴”貴文
47′-京都/宮吉拓実
79′-山口/草野侑己

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF2:飯田貴敬(82′-MF25:中野桂太)
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(82′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(73′-DF41:白井康介)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW8:荒木大吾(69′-MF33:三沢直人)

■レノファ山口FC(3-4-2-1)
GK21:関憲太郎
DF30:ヘニキ・ルイス・ヂ・アンドラーデ
DF6:渡部博文
DF2:菊地光将(56′-警告×2=退場)
MF7:高木大輔(82′-FW16:浮田健誠)
MF8:佐藤謙介(82′-MF5:佐藤健太郎)
MF20:田中渉(73′-FW46:高井和馬)
MF41:桑原海人(73′-MF44:石川啓人)
FW10:池上丈二
FW11:島屋八徳(61′-DF27:高橋秀典)
FW31:草野侑己