【J1第33節】セレッソ大阪 1-0 京都サンガF.C.

セレッソ大阪 1-0 京都サンガF.C.
日時:2023年11月25日(土)14:03KO
会場:大阪府大阪市長居球技場(2万323人/晴 16.9℃ 36%)
主審:御厨貴文
20′-京都/原大智(右足←福田)

■セレッソ大阪(4-1-2-3)
GK21:キム・ジンヒョン
DF3:進藤亮佑
DF22:マテイ・ヨニッチ(70′-MF19:為田大貴)
DF24:鳥海晃司
DF29:舩木翔(75′-DF6:山中亮輔)
MF8:香川真司
MF48:柴山昌也(70′-MF13:清武弘嗣)
MF7:上門知樹(46′-MF25:奥埜博亮)
FW11:ジョルディ・クルークス(46′-MF30:阪田澪哉)
FW9:レオナルド・ヂ・ソウザ・ペレイラ “レオ・セアラ”
FW27:ジョアン・ヴィクトル・ダ・ヴィトーリア・フェルナンデス “カピシャーバ”

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF20:福田心之助
DF5:アピアタウィア久
DF4:井上黎生人
DF3:麻田将吾
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太
MF18:松田天馬(88′-MF39:平戸太貴)
FW14:原大智
FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”(78′-MF44:佐藤響)
FW17:木下康介(90+4′-MF10:福岡慎平)

【J1第32節】川崎フロンターレ 3-3 京都サンガF.C.

川崎フロンターレ 3-3 京都サンガF.C.
日時:2023年11月12日(日)14:03KO
会場:神奈川県川崎市等々力陸上競技場(1万9,084人/曇 12.8℃ 53%)
主審:高崎航地
7′-京都/福田心之助(左足ミドル)
19′-川﨑/宮代大聖
42′-京都/豊川雄太(ヘッド←原)
45+1′-京都/豊川雄太(左足←原←FK:福田)
45+5′-川﨑/小林悠
90+1′-川﨑/脇坂泰斗(pen.)

■川崎フロンターレ(4-1-2-3)
GK1:チョン・ソンリョン
DF13:山根視来
DF4:ジェジエウ・カルドソ・ミランダ(46′-MF31:山村和也)
DF29:高井幸大
DF30:瀬川祐輔(79′-MF41:家長昭博)
MF6:ジョアン・フェリピ・シミッチ・ウルバノ(46′-MF16:瀬古樹)
MF8:橘田健人
MF14:脇坂泰斗
FW11:小林悠
FW18:バフェティンビ・フレディウス・ゴミス(61′-FW23:マルシオ・アウグスト・ダ・シウヴァ・バルボーサ “マルシーニョ”)
FW33:宮代大聖(71′-FW20:山田新)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF20:福田心之助
DF5:アピアタウィア久
DF24:イヨハ理ヘンリー
DF3:麻田将吾
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太
MF16:武田将平
FW23:豊川雄太(63′-DF4:井上黎生人)
FW11:山﨑凌吾(87′-FW17:木下康介)
FW14:原大智(84′-MF18:松田天馬)

Stronger Than Strong

強敵なほど善戦する傾向のある昨今の京都サンガ。
川崎相手にアウェイで、最低ノルマの勝ち点1をゲットできた。

1点目、2点目は今季ベストゴール候補に挙げられるものじゃないか?
特に2点目に対しては、ことしの布陣でこんなふうに点を奪いたかったのだろうな〜と感じたり。
つまり、同サイドのウイングとインサイドハーフで時間をつくって、決めるのは逆サイドのウイング。
突破型のウイングを置かずに、ストライカータイプを2人使うことで、起点となりつつゴール前にも飛び込ませようという狙い。
原選手にボールが渡る前の金子選手の相手をいなす動きを含めて、「わっ!」声が出てしまったほど、ホントに綺麗な崩しだった。

一方、1失点目はアピアタウィア選手のクリアミス。
2失点目も武田選手が1対1で完璧にかわされたことから。
ともにもったいない失点だったのが、悔やまれるところだ。
ただ、後半途中からほぼ一方的に支配されながら、どうにかこうにか同点で食い止められた。

川崎は浮き球のパスで京都のプレスを回避したり、裏へのキラーパスがあったり、ボール回しはやはり巧みだった。
それに対して、京都は前線からのプレスの掛け方、タイミングに統制が取れていて、川崎対策のトレーニングを積んできたことが垣間見れた。
3-3というスコアほど大味ではない、締まったゲームだったと思う。

【J1第31節】京都サンガF.C. 0-1 アルビレックス新潟

京都サンガF.C. 0-1 アルビレックス新潟
日時:2023年10月28日(土)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万4,673人/晴 20.2℃ 32%)
主審:荒木友輔
34′-新潟/渡邊泰基

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF20:福田心之助
DF4:井上黎生人
DF3:麻田将吾
DF44:佐藤響(77′-DF24:イヨハ理ヘンリー)
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太
MF16:武田将平(56′-MF25:谷内田哲平)
FW27:山田楓喜(77′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)
FW11:山﨑凌吾(56′-FW17:木下康介)
FW18:松田天馬(46′-FW14:原大智)

■アルビレックス新潟(4-2-3-1)
GK1:小島亨介
DF25:藤原奏哉
DF3:トーマス・デン
DF15:渡邊泰基
DF2:新井直人
MF6:秋山裕紀
MF8:高宇洋(82′-DF5:舞行龍ジェームズ)
MF22:松田詠太郎(69’MF17:ダニーロ・ゴメス・マガリャンイス)
FW33:高木善朗(69′-FW16:小見洋太)
MF11:太田修介(63′-MF14:三戸舜介)
FW9:鈴木孝司(69′-FW7:谷口海斗)

曺貴裁コーチ(京都)
「新潟さんはパスワークに長けたチーム。
われわれのプレスと〝矛と盾〟で、どちらが勝つかというゲームでした。
ゲームを通して、新潟さんの良さは出させなかったと思います。
最後のほう、新潟さんの脚が止まっていたのは、われわれが前半から圧力をかけ続けたから。
ただ、ゴールが遠かったし、ひとつめのピンチで失点したのが痛かったです。
勝ちきれないことが、今のわれわれの課題。
残り3試合、これまでやってきたことは変えず、スモールシング、小さいことを詰めていくしかありません。
(ーー試合後サポーターのところに行ったことについて)
サポーターからブーイングを受けました。
3連敗したので当たり前のことですが、もう一度われわれに力を与えてくれるような気持ちになってほしかったので自分から話をしました。
負けたから全部悪いわけじゃないし、勝ったから全部が肯定されるわけではないと僕は思っています。
これからもサポーターと一緒に上を目指していきたいという、正直な気持ちを彼らに伝えました」

【J1第30節】京都サンガF.C. 0-1 湘南ベルマーレ

京都サンガF.C. 0-1 湘南ベルマーレ
日時:2023年10月21日(土)15:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万2,485人/曇のち晴 16℃ 55%)
主審:松尾一
39′-湘南/大橋祐紀(pen.)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF20:福田心之助
DF24:イヨハ理ヘンリー
DF3:麻田将吾
DF6:三竿雄斗(69′-MF44:佐藤響)
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太(79′-MF18:松田天馬)
MF16:武田将平(61′-MF25:谷内田哲平)
FW23:豊川雄太(69′-FW17:木下康介)
FW11:山﨑凌吾(79′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)
FW14:原大智

■湘南ベルマーレ(3-1-4-2)
GK23:富居大樹
DF22:大岩一貴
DF47:キム・ミンテ
DF8:大野和成
MF14:茨田陽生(74′-MF5:田中聡)
MF6:岡本拓也
MF10:山田直輝(79′-MF30:鈴木淳之介)
MF27:池田昌生(79′-MF15:奥野耕平)
MF2:杉岡大暉
FW7:阿部浩之(90+1′-FW29:鈴木章斗)
FW17:大橋祐紀(90+1′-MF19:福田翔生)

曺貴裁コーチ(京都)
「我慢ができないほうが試合を落とす……そんな一戦でした。
真ん中で引っかかったときのカウンターだけが、相手の武器。
我慢しきれずPKを取られて先制されたことで、もともと前に出てこなかった相手が、より出てこなくなりました。
われわれにとって非常に戦いづらい展開になったと思います。

攻撃面では、相手のウィークポイントになかなかボールを運びきれずにいました。
後半、ヤチ(谷内田)を入れたのはリズムを変えたかったから。
中盤でボールをもう少しサーキュレートして、ディフェンスラインの選手だけじゃなくて中盤の選手がヘッドアップできるような状況をつくりたいというのが狙いでした。

もちろん対策をしてこの試合に臨んだわけですが、結果として一歩及ばず、悔しい敗戦になったという感想です。
ただ、リーグ戦というのは32試合戦った後にどの順位にいるかというのが大事。
そのことを選手たちと共有して、この負けをいい意味で引きずらず、次戦に向けて準備したいと思います」

【J1第29節】サガン鳥栖 3-2 京都サンガF.C.

サガン鳥栖 3-2 京都サンガF.C.
日時:2023年9月30日(土)19:04KO
会場:佐賀県鳥栖市鳥栖スタジアム “駅スタ”(8,395人/曇のち雨のち曇 28.4℃ 85%)
主審:山下良美
9′ -鳥栖/小野裕二
32′-京都/原大智(左足)
60′-京都/豊川雄太(ヘッド←原)
90+9′-鳥栖/原田亘
90+11′-鳥栖/ファン・ソッコ

■サガン鳥栖(4-2-3-1)
GK71:朴一圭
DF42:原田亘
DF2:山﨑浩介
DF20:ファン・ソッコ
DF23:菊地泰智(85′-MF4:島川俊郎)
MF6:福田晃斗(65′-MF14:藤田直之)
MF5:河原創
MF29:岩崎悠人(65′-FW22:富樫敬真)
MF44:堀米勇輝(85′-FW41:樺山諒乃介)
MF24:長沼洋一
FW10:小野裕二(70′-FW32:横山歩夢)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF20:福田心之助
DF5:アピアタウィア久(※90+5′-一発退場)
DF3:麻田将吾
DF6:三竿雄斗
MF19:金子大毅
MF18:松田天馬(87′-MF8:荒木大吾)
MF16:武田将平
FW23:豊川雄太(70′-MF27:山田楓喜)
FW11:山﨑凌吾(77′-MF33:三沢直人)
FW14:原大智(87′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)

曺貴裁コーチ(京都)
「情けないですね、自分が……それだけです。
勝ち筋は見えていたし、3点目が(VARで)取り消されたこともそれほど大きなダメージにはなりませんでした。
ここで言うことではないかもしれないですが、まだまだ甘いなと思います、俺が。
いろんなことを想像して采配はしますけど、きょうのレッドカードは想像の域を超えていました。
(レッドカードは)普段(からあのようなことをしていたのが)が出た、と思います。
普段から(自分が)そういうことを促しているわけではないですけれど、やってはいけないこと。
サポーターにはアウェイまで来てもらってこんな試合になって、申し訳ないなという思いだけです。
ただ残り5試合あるんで……、その5試合できょうの出来事を忘れてはいけないなと思います」

the middle finger

なかなか感想を記すのが難しいーー。
と思っているうちに数日が経ってしまったな。

アピアタウィア久が中指を立てたシーンをVARで咎められて、レッドカード。
そこからの2失点で、勝ち点が両手からすり抜けてしまった。

アディショナルタイムで同点、そして逆転される〝悲劇〟は、サッカーにおいては稀にあること。
とはいえ、本当に「やらなくてもいい」ことで数的不利になって、〝悲劇〟を招いてしまった。

ただ、強いていえば、同点にすることはできたのではないかという思いもある。

同点にされたシーンも逆転にされたシーンも、崩されたわけではなく、インスイングのクロスから。
特に3失点目は、割り切ってゴール前に人を集めて跳ね返すことに集中してもよかったのかもしれない。
また負傷者が多いから仕方なかったけれど、ベンチにCB本職の選手がいればな、と。

結果、重苦しいムードで中断期間に入ってしまった。
まぁ、この流れを引きずるか断ち切るかは選手たち次第。
そしてアピアタウィア選手には反省してもらって、またひとまわり大きくなってほしいものだ。