【J2第32節】セレッソ大阪1-2京都サンガ

あぶり出された不安と

セレッソ大阪1-2京都サンガ
◇日時:2007年8月5日(日)18時04分キックオフ
◇会場:福井県坂井市テクノポート福井スタジアム(晴/27.8℃/3416人)
◇主審:柏原丈二 “ジョージ”
前半18分【C大】アレシャンドレ・ルイス・フェルナンデス “アレー” (ヘッド←CK:古橋)
前半26分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足←倉貫)
前半44分【C大】小松塁(左足アウトダイレクト←柳沢)

■セレッソ大阪(4-2-2-2)
GK22:吉田宗弘
DF13:柳沢将之
DF30:千葉貴仁
DF14:江添建次郎
DF6:ジョゼ・カルロス・ガルシア・レアル “ゼ・カルロス”
MF25:宮本卓也
MF7:アレシャンドレ・ルイス・フェルナンデス “アレー”
MF16:濱田武
(後半38分-FW11:苔口卓也)
MF26:香川真司
FW9:古橋達弥
FW15:小松塁
(後半38分-FW20:森島康仁)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
(後半22分-DF34:平島崇)
DF35:角田誠
DF5:手島和希
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
(後半40分-MF14:中払大介)
MF20:倉貫一毅
(後半22分-MF22:渡邉大剛)
MF7:徳重隆明
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊

録メンバーに純粋なフォワードがいないとわかった時点で、
「きょう、どうしても1点を取らなければならない局面になったらどうするんだろう?」
と思った。
不安はやがて現実となる。
パウリーニョゆかりの地・福井で、連勝ストップ。

というか、そのパウリーニョがきょうはアンラッキーデーだった。
相手GKの吉田が狂い咲きで、フリーシュートを2本止められる。
これが入っていればなぁ…。
だけどその一方で、セレッソ古橋がフリーを3本ハズしてくれているので、いってこいでチャラというか。

以下、思ったことなど。
●手島、どうしちゃったの? 今シーズン、相手に振り切られまくり。
●大剛は髪の毛の色が変わっても、自分でなんとかする姿勢のなさは不変。
●田原に、小松のようなニアに鋭く入り込む動きが加われば最強なのになぁ。

いままで連勝を続けてこられたのは、ラッキーの側面も強かっただろう。
「コレ」という攻撃の形が見えないまま、パウリーニョを裏に走らせる策に拘泥していた部分もあるので…。
きょうの敗北で、昇格に向けてはまだ不安があることが浮き彫りになった。
もう一度、気を引き締め直して、戦術のレベルも高めていってほしいと思う。

松井、ル・マンでの復活の秘密

スポーツナビ|欧州サッカー|フランス[リーグ1]|松井大輔、ステップアップへの新シーズン(1/2) プロとして成長を遂げたル・マンでの1年

松井自身も「ボールが来ないと何もできない。(ロマリッチとバングラは)黒人同士で仲がいいから、どうしても友達にパスを出す」と、ちょっぴりいらついていた。
そこで松井がやったことは2つある。
まずはロマリッチと話し、「フリーになっているときにはボールくれよな。見ないと怒るぞ」と伝えたこと。といっても敵対するのではなく、ロッカーの位置がバングラとロマリッチの間であることを利用して、彼らとの親交を深めるように努めた。
またアンツ監督とも話し合い、自分の意見を説明した。……

見ないと怒るぞ、とか子供みたい。

【J2第30節】京都サンガ2-1湘南ベルマーレ

幸運、またも

京都サンガ2-1湘南ベルマーレ
◇日時:2007年7月25日(水)19時04分キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴/29.6℃/8517人)
◇主審:野田祐樹
前半28分【湘南】ジャーン・カルロ・ウィッテ(ヘッド←FK:加藤)
後半3分【京都】徳重隆明(右足)
後半9分【京都】三上卓哉(左足ロング)

■湘南ベルマーレ(4-2-2-2)
GK25:キム・ヨンギ
DF6:田村雄三
DF3:ジャーン・カルロ・ウィッテ
DF2:斉藤俊秀
DF30:山口貴弘
MF15:北島義生
(後半36分-FW9:梅田直哉)
MF8:坂本紘司
MF10:アヂエウ・デ・オリヴェイラ・アモリム
MF24:加藤望
(後半36分-MF14:永里源気)
FW7:エドゥアルド・マルケス・デ・ジェズス・パッソス
FW20:原竜太 “復讐”
(後半0分-FW11:石原直樹)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
DF35:角田誠
DF5:手島和希
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF20:倉貫一毅
(後半23分-MF22:渡邉大剛)
MF7:徳重隆明
(後半34分-MF14:中払大介)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半40分-FW25:西野泰正)
FW31:田原豊

【AFCアジアカップ2007 Quarter-Final】日本1(AET, Pen4-3)-1オーストラリア

Can’t Take My Eyes On the Pitch

日本1-1オーストラリア
※延長戦を含め1-1、PK戦4-3で日本が準決勝に進出
◇日時:2007/7/21 17.20KO(MatchDay 4)
69分【豪州】ジョン・アロイージ
72分【日本】高原直泰

“イヴィツァ” イヴァン・オシム・コーチ(日本)
「ロッカールームにいたが、PK戦は(テレビでも)見ていない。
理由?
心臓に悪いからだ。
私はここで死にたくない、故郷のサラエボで死にたい。
発作を起こしたくないから見なかったんだ。
それに、私がPK戦を見ると勝てないというジンクスもあるしね。
勝ったとわかったときは、喜んでジャンプして天井に頭をぶつけそうになったが、まぁこのとおり元気で生きてるよ」

※他会場の結果
The AFC Asian Cup 2007 Official Website

【J2第29節】水戸ホーリーホック1-2京都サンガ

田原の世界級ゴール>>>アジアカップ

水戸ホーリーホック1-2京都サンガ
◇日時:2007年7月21日(土)19時04分キックオフ
◇会場:茨城県那珂市笠松運動公園陸上競技場(曇/23.5℃/2579人)
◇主審:勝又光司
前半20分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(相手DFのクリアを左足)
後半4分【京都】田原豊(右足ダイレクトジャンピングボレー←CK:徳重)
後半11分【水戸】小椋祥平(右足)

■水戸ホーリーホック(4-2-2-2)
GK1:本間幸司
DF4:鈴木和裕 “復讐”
DF3:平松大志
DF14:吉本岳史
DF6:小椋祥平
MF26:アンドレ・ルイス・デ・ソウザ・シウヴァ “ビジュ”
MF7:村松潤
(後半22分-DF18:キム・キス)
MF17:金澤大将
MF13:椎原拓也
(後半39分-MF29:真行寺和彦)
FW11:塩沢勝吾
FW27:岩舘侑哉
(後半34分-FW23:遠藤敬佑)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF6:森岡隆三
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF20:倉貫一毅
(後半39分-MF14:中払大介)
MF7:徳重隆明
(後半31分-MF22:渡邉大剛)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊
(後半20分-FW9:アンドレ・ピント・カンダカン)

の日の水戸は、雨は降らなかったものの、湿度90%!
いやぁ、ムシムシ状態っすな。

それに加えて、前2節の「雨中蹴りまくり合戦」で体力を使いすぎたこともあったのか。
きょうの京都はどーも動きが鈍かった。

サイドバックの攻め上がりも少なかった。
ボール保持者を追い越したり、スペースへ走り込むような「無駄走り」も少なかった。
で、ボールはキープできていても、決定機をつくりだせない。

って、こういうことをさいきん何度も書いてる気がしますが、それでも勝ち続けてるのがすばらしい。
いちばん大きいのは、やっぱセットプレイで点が取れるようになったことだろうね。
徳重のキック、最高!
あなたの落としたのは金の徳重ですか? それとも銀の徳重ですか?(意味不明)
と言いたくなるぐらい、もうチームに欠かせないキーマンになりつつあるよ。

あと、最高といえば田原の変態的フィジカルを生かしたゴールも!
きょうは、徳重のキックと田原のゴールで入場料払った価値がある、って感じ?

これで、首位・札幌とは、消化試合数が1多いとはいえ、勝ち点1差にまで迫った。
長いシーズンも折り返し地点を超え、首位の座も見えてきた?

ただ、内容面がけっして手放しで褒められるレベルには達してないだけに…。
「このまますんなり昇格まで行くか?」
と訊ねられれば、
「う〜ん」
って悩んじゃうかもしれない。
もう一段、チームが脱皮してくれないといけないと思うし、たぶん、そうなってくれると思うんだ。
そんな感じで、きょうは以上です。