【京都サンガ】稲盛名誉会長が専スタ建設を訴える

京都サンガ後援会主催の「アワードパーティー2007」に出席した稲盛スーペル名誉会長が、専用スタジアムの建設を急ぐよう要望した模様。
梅小路マダー。

京都の稲盛名誉会長が専用ピッチを訴え – Jリーグ関西ニュース : nikkansports.com

京都の稲盛和夫名誉会長(75)が9日、サッカー専用スタジアムの建設を訴えた。京都府の山田知事も出席した後援会主催パーティーで「専用競技場をぜひ、早急に作ってもらいたい」と訴えた。現在の西京極に代わるスタジアム建設計画は02年度の天皇杯優勝を受けて浮上。市民ら35万人が署名を集め要望書を提出したが、現在も暗礁に乗り上げている。同名誉会長は「浦和に負けないくらい、京都が地響きするくらいのチームにしたい」と力説した。

入れ替え戦の興奮冷めず サンガ 復帰祝い後援会パーティー:京都新聞電子版

稲盛和夫サンガ名誉会長は「今年は雨降って地固まるといってもいい。サンガの試合が、京の市民が盛り上がる祭りになれば」とあいさつした。

【京都サンガ】来季J1に向け大補強計画

J1昇格で浮かれるポマード社長は「赤字覚悟で補強する」などと口走ってる模様。
前回は、「現有戦力で」とか言ってたくせに〜。

梅本徹社長(京都)
「そりゃあジャンジャンバリバリというわけにはいきませんが、出血覚悟で買い物競争に参戦するつもりです。
1年で降格という去年の二の舞いはいたしませんよ」

「J1中位以上目指す」 サンガ社長 積極補強の方針:京都新聞電子版

京都サンガFCの梅本社長は9日、来年のチーム編成について「J1中位以上を目指せるチームをつくる」とし、そのために積極補強に乗り出す方針を示した。
J1復帰しながら1年で降格した昨季に触れ、「去年の二の舞はしない。できれば一桁の順位に入れるチームを目指す」と述べた。昨季、今季ともチーム人件費は10億円台だったことを説明し、「この予算枠にこだわると失敗する。12、13億になるかわからないが、単年赤字でもそれなりの増額を考えている」と強気の補強方針を表明した。
監督人事についても「加藤監督の続投は基本的にない」とした上で、「まだ候補リストも見ていないし、特に期限は設けない。チームスタイルにあった監督起用をする」と話した。

デイリースポーツonline/京都J1進撃へ赤字覚悟の3億円補強/サッカー

パーティー後、取材に応じた社長は「極端に言えば単年度で赤字になるかもしれないが、増額を考えてる」と話し、2〜3億円の補強費アップを明言。4度目の降格阻止へ「代表レベルの力を持った選手」の補強を示唆した。今後はJ2に降格となった広島の日本代表DF駒野、U-22代表MF柏木らを視野に、リストアップを進める。
また、加藤監督のフロント入りで白紙となっている後任については「まだ強化がリストアップしてる段階。年を越す可能性もある」と話すにとどまった。

【京都サンガ】J1昇格報告会で斉藤主将が闘魂披露

京都サンガは9日、京都市役所前広場で昇格報告会を開催。
斉藤大介選手がアントニオ猪木の物まねを披露し、周囲をどん引きさせていた模様。
これか…。

京都が昇格報告会、市役所前に祝福1000人 – Jリーグ関西ニュース : nikkansports.com

J1復帰を果たした京都が、サポーターから熱烈な祝福を受けた。入れ替え戦での昇格決定から一夜明けた9日、京都市役所前広場で昇格報告会が開催され、約1000人の市民が出迎えた。選手、スタッフが登場すると応援歌が冬空に響き渡った。
梅本社長、加藤監督に続いてMF斉藤主将があいさつすると、会場の盛り上がりはピークに達した。普段はきまじめな主将が突然大声で「元気ですか~! 元気があれば何でもできる。元気があれば昇格だってできる」と絶叫。DF森岡が「ウチのキャプテンがすんません」と“謝罪”し大爆笑に包まれた。最後には今季限りで現役を引退する元日本代表のDF秋田が「もう2度とJ2には落ちないでください」とお願い。

J2京都・斉藤主将「闘魂節」 J1昇格内定報告会:スポニチアネックスOSAKA サッカー

京都市役所前広場でJ1昇格内定報告会を行った。梅本社長、加藤監督、DF秋田ら5選手が、集まった約1000人のサポーターの前であいさつ。斉藤主将は「元気があれば何でもできる!元気があれば昇格だってできる!!」とアントニオ猪木の物まねで会場を沸かせた。また、今季限りで引退するDF秋田は「J1に上がって、一段と強いチームをつくっていってほしい」と京都のさらなる飛躍を願っていた。

このインタビューでの斉藤とのギャップがすごいな。
YouTube – 京都対広島 入れ替え戦

【京都サンガ】来季監督は日本人? 外国人?

Qさんがフロントに戻る京都サンガは、昇格に浮かれた幹部さんがぽろぽろと内部情報をゲロっている模様。

デイリースポーツonline/京都・加藤監督が退任、フロント入り/サッカー

J1復帰の使命を果たした加藤久監督(51)は今季限りで現場の指揮を執ることからは退く。来季の舞台がJ1に決まったことで、今後後任選びも本格化する。近年、昇格と降格を繰り返しているだけに、J1定着のため、J1実績のある日本人監督を中心に進めていく

京都が外国人監督を招へいへ – Jリーグ関西ニュース : nikkansports.com

J1復帰を決めた京都が、外国人監督の招へいに動いていることが8日、分かった。既に元スロベニア代表監督で、市原(現千葉)や名古屋を率いた経験のあるベルデニック氏(58=スロベニア)、95年にV川崎(現東京V)を率いたネルシーニョ氏(57=ブラジル)らをリストアップ。

【J1・J2入れ替え戦第2戦】サンフレッチェ広島0-0京都サンガ

0-0x ヒロシマ

サンフレッチェ広島 0-0 (agg1-2) 京都サンガ
◇日時:2007年12月8日(土)16時04分キックオフ
◇会場:広島市広島広域公園陸上競技場 “広島ビッグアーチ”(晴/10.0℃/2万3162人)
◇主審:また君か西村雄一
※2試合トータル2-1で京都サンガのJ1昇格が決定
20071209sanga01

20071208sanga02

■サンフレッチェ広島(3-1-4-2)
GK1:下田崇
DF28:槙野智章
DF2:イリアン・ストヤノフ
DF19:盛田剛平
MF8:森崎和幸
MF5:駒野友一
MF 7:森崎浩司
MF27:柏木陽介
MF17:服部公太
(後半0分-MF16:リ・ハンジェ)
FW11:佐藤寿人
FW10:ウェズレイ・ハイムンド・ペレイラ・ダ・シウバ “ピチブー”
(後半26分-FW18:平繁龍一)

■京都サンガF.C.(3-4-1-2)
GK1:平井直人
DF35:角田誠
DF6:森岡隆三
DF5:手島和希
MF22:渡邉大剛
MF16:斉藤大介
(後半11分-FW9:アンドレ・ピント・カンダカン)
MF17:石井俊也
MF36:中谷勇介
MF15:中山博貴
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半44分-DF2:秋田豊)
FW31:田原豊
(後半22分-FW7:徳重隆明)

加藤久コーチ(京都)
「広島はビルドアップがうまく、前半45分はなんとかもったが、後半はこのままだとへばってしまうと思って4-3-3にシステムを変更しました。
前線からもっとプレスをかけて、前で奪って早く攻める狙いでした。
もちろん守備面でリスクはありましたが、とにかく前へ行くんだという意識を選手にもってほしかったのです。
J1での戦い?
今までやってきた、組織的に守って時間をかけずに早く攻めるというサッカーを構築したいと思っています」

ミハイロ “ミシャ”・ペトロヴィッチ・コーチ(広島)
「わたしのサッカー人生のなかでいちばん大きな敗戦となった。
責任を感じている。
1点が、1点が遠かった」

が、強くなった。
陽が落ちたビックアーチ。
時が進むに連れ、寒さが身に染みるようになった。

そして、試合内容にも震えてばかりいた。
勝たないことにはJ1残留がない広島は、前がかりだった。
槙野智章・盛田剛平の両センターバックが頻繁にサイドライン際をオーバーラップ。
京都はひたすら押し込まれ、耐えていた。
後半、4バックにして盛り返すも、広島も最後の攻勢をかけてくる。

後半20分あたりから、何度時計を見ただろう。
20分、30分…。
とにかく、針が進まない。
左サイドの回った駒野がカットインしてミドル—-ポストをかすめる。
右サイドを突破した柏木が強い一撃—-クロスバーに直撃する。
ゴールを奪われれば、残り時間から考えると”終戦”が濃厚。
寒さに震えながら、相手のシュートが枠を外れてくれと祈るだけになった。

ようやく、第四審判がサイドライン際に立つ。
ボードに書かれた数字は「4」。
ロスタイム4分。
はたして今までの人生の中でこんなに長い240秒はあっただろうか。

ラスト、広島がフリーキックのチャンス。
大混戦、最後は槙野のオーバーヘッドがポストに当たって、外れる。
ビジター席で見ていると、何が起きたかまったく見えない。
広島ファンの声援がため息に変わったことで、シュートが外れたことがわかった。

西村主審がの手が、ゆっくり上がる。
タイムアップの笛。
歓声、悲鳴、嗚咽、安堵、跳躍。
耳をつんざいて絶叫。
揺れる足下。
気がつけば、寒さを忘れている自分がそこにいたのだった。

京都の選手たちは、よく守り抜いた。
正直いうと、途中からはこのまま行けそうな雰囲気はあった。
でも、たとえ1点を取られたとしても…。
そんなにショックには感じなかったと思う。
満足できるパフォーマンスを、選手たちはピッチで表現してくれていたからだ。
もちろん、来年J1かJ2かで大きな違いはあるのだろうけど、なんというか、それを
「まぁ、いいや」
と思える、超越した気持ちになれた。
自分が応援するチームが入れ替え戦に出て、そして、勝った。
それを目の前で見られて、本当に楽しかった。

だけど、サッカーを愛することって、いったいなんなのか。
空港でうつむき加減の広島ファンを目にして、そう思わざるをえなかった。
敗北に絶望し、勝利に歓喜する。
はてなく繰り返されるサイクルのなかで、立ち止まることも休むこともできないでいる。
ただ、ひとつだけ確かなのは、その中毒のような状態さえもが人生を充実させてくれているということだ。

おれは一生、震えるような寒さを感じるたび、ビックアーチでの90分を思い出すだろう。
体に突き刺さる寒風を、耳にこだまする歓声の響きを、そしてスタンドの前ではしゃぐ選手の姿を思い出すだろう。
そして、喜びに暖かく包まれて、ほほえんでいた自分のことも。