【Jリーグカップ・予選リーグAグループ第1節】名古屋グランパス 0-1 京都サンガ

※予選リーグAグループ第1節
名古屋グランパス 0-1 京都サンガ
◇日時:2008年3月20日(木)14.00キックオフ
◇会場:名古屋市瑞穂陸上競技場(曇/14.6℃/5410人)
◇主審:山西博文
後半33分【京都】カルロス・エドゥアルド・ソアレス “アタリバ”(←平島)

■名古屋グランパス(4-2-2-2)
GK21:西村弘司 “復讐”
DF32:青山隼
(後半35分-DF2:三木隆司)
DF30:竹内彬
DF34:吉田麻也
DF28:渡邊圭二
MF7:中村直志
MF14:吉村圭司
(後半27分-FW9:フローデ・ヨンセン)
MF29:小川佳純
MF27:片山奨典
(後半13分-FW18:深井正樹)
FW19:杉本恵太
FW17:巻佑樹

■京都サンガF.C.(4-1-2-2-1)
GK1:平井直人
DF26:角田誠
DF24:増嶋竜也
DF5:手島和希
DF22:渡邉大剛
MF3:シヂクレイ・デ・ソウザ
MF15:中山博貴
MF14:佐藤勇人
FW7:徳重隆明
(後半20分-MF2:カルロス・エドゥアルド・ソアレス “アタリバ”)
FW13:柳沢敦
(後半44分-FW25:西野泰正)
FW9:田原豊
(後半9分-DF20:平島崇)

Jリーグ公式サイト:試合速報

前の日、リアル終電帰宅なので、名古屋14時キックオフとかマジ無理です。
テレビ中継もないので、なんともはや。
なんか、勝った…らしい。
平島クロスにアタリバ、ゴール…らしい。
結果的に、交代選手がゲームを決めるというQさん采配、冴えすぎですばらしい。

ということで、サンガ絶好調+ゲルト就任につき、帰省がてら浦和戦観戦を決意。
普段はゴール裏かSバックなのですが、ゲルトとQさんを近くで見たくてメイン席押さえた(w
帰りの新幹線とか浦和サポ大杉そうで、京都が勝ったら怖いです(><)。 いや、勝って欲しいですけどね。

【Jリーグ】浦和新監督にゲルト・エンゲルス

三菱浦和レッドダイヤモンズはホルガー・オジェックコーチをご解任。
後任にはヘッドコーチからゲルト・エンゲルスが昇格する。
浦和エンゲルス新監督「攻撃サッカーを」
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つーことで、名古屋戦をテレビで見てたら、
「ちょwwwザビエルwww」
という風貌になってたゲルトがビッグクラブのコーチに就任。
元ジェフGMの祖母井さんに
「阿部(当時高校生)の学校行事のためにトレーニングのスケジュールを変えた。
 これでは選手がついてこない」
と解任され、元サンガGMの木村文治氏に
「走り込みが足りない」
と前時代的な理由で解任されたゲルト。
彼が、まさか浦和のトップコーチになる日が来るなんて(涙そうそう)。
往年からのサンガファンにとっては、ナビスコ浦和戦は必見のゲームになりました。

【J1第2節】京都サンガ 2-1 大宮アルディージャ

京都サンガ 2-1 大宮アルディージャ
◇日時:2008年3月16日(日)13.34キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴/21.1℃/1万4982人)
◇主審:松尾一
前半15分【大宮】吉原宏太(右足←藤本)
後半1分【京都】柳沢敦(左足)
後半36分【京都】渡邉大剛(右足30mスーパーミドル)

[ J1:第2節 京都 vs 大宮 ]

■京都サンガF.C.(4-1-2-1-2)
GK1:平井直人
DF20:平島崇
(後半0分-FW7:徳重隆明)
DF24:増嶋竜也
DF22:渡邉大剛
MF3:シヂクレイ・デ・ソウザ
MF26:角田誠
MF14:佐藤勇人
FW15:中山博貴
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半0分-FW9:田原豊)
FW13:柳沢敦
(後半44分-MF2:カルロス・エドゥアルド・ソアレス “アタリバ”)

■大宮アルディージャ(4-2-2-2)
GK21:江角浩司
DF22:田中輝和
DF3:レアンドロ・ダ・フォンセカ・エウゼビオ
DF5:冨田大介
DF4:波戸康広
MF6:片岡洋介
MF32:小林慶行
MF8:小林大悟
MF11:藤本主税
(後半16分-MF25:内田智也)
FW9:吉原宏太
(後半24分-FW28:土岐田洸平)
FW13:ペドロ・ビスポ・モレイラ・ジュニオール
(後半35分-FW10:デニス・マルケス・ド・ナシメント)

渡邉大剛選手(京都)
「こぼれてきたので、枠に飛ばそうと思って打ったら入った。
ホームの開幕戦で勝ててうれしい。
これからも厳しい戦いが続くと思いますが、より上をめざして頑張りたい」

ぁ、
●電電ダービー(KDDIvsNTT)
●阪急ダービー(西京極vs大宮)
●ギャルサポダービー(コータvsまっすぅ)
となったこの一戦で、今季初勝利ア〜ンド昇格初勝利。
いやー、めでたいめでたい。

■シヂクレイを軸に中盤を支配
大宮は、樋口新コーチを迎え
「アクションサッカー」
を標榜している。
しかしその実は、前線からの激しいプレスによるショートカウンター戦術。
昨季の山形時代と同じコンセプトだった。
得点も、まっすぅのパス出しをカットして、そのまま3人が京都ディフェンスの裏側に抜け出しゲットしたもの。
ショートカウンターがずばり決まった形だ。

しかし、そのシーン以外はあまりチャンスをつくれなかった。
その理由として挙げられるのは、何より京都が中盤で優位に立っていたこと。
きょうの京都は、前節から布陣を変え、2トップの下に中山を置いて3ボランチ気味の4-4-2。
3ボランチ、特にシヂクレイがアンカーとして相手の攻撃を未然に防いでいたのが大きかった。
もっともケアすべき存在だったペドロ・ジュニオールは、ゲーム開始早々まっすぅが振り切られる場面があったが、それ以降はほぼミスなく対応した。

■田原のポストがリズムつくる
試合は後半に入る。
お得意の、”頭”からの選手交代をするQさん。
田原豊を頂点に、柳沢と徳重がシャドーに入る4-3-3。
ACミランが多用していることでもおなじみの、「クリスマスツリー」で点と取りに行った。

そして、開始早々プレイが切れることなく柳沢が移籍初ゴール。
その後も、
●田原の力強いポストプレイ
●少しひいた位置からの、柳沢の視野の広いパスワーク
●徳重のスペースへの小気味いい飛び出し
と、3トップが縦横無尽に動き回る。

前からのプレスをかけ続ける大宮だが、京都は比較的早めに田原にロングボールを放り込む。
これによって大宮はラインを上げきれなくなった。
そして、中盤は京都が完全に掌握。
大宮は前半以上に攻撃を構築できなくなった。
後半でチャンスらしいチャンスといえば、スルーパスからタイミングよく吉原が抜け出したシーン(ポスト直撃!)だけだろう。

最後は大剛のミドルが決まったわけだけど、これもサイドから角田のアーリークロスに田原が競ったこぼれ玉をけり込んだもの。
日本人3トップが功を奏した形だ。
これでもう「勝負あった」のムードが漂う。

■見えた、勝ち点3以上の希望
というわけで、勝利もめでたいのですが、さらに喜ばしいのはきょうの試合を支配できたこと。
前節、名古屋戦とは大違い。
強いて言えば、
●攻撃で大きな展開、サイドチェンジが欲しい
●サイドバックがライン際までオーバーラップするシーンがもう少し見たい
ところだが…。

ってわけで、勝利に浮かれて言っちゃいますと、今のチーム力は大宮より上だと確信できた。
シヂクレイのボランチ、田原のポストが、J1でも有効だとわかったのも、心強い。
これからの戦いは決して楽なものじゃないだろうけど、でも少し希望が見えたと言える西京極でのゲームでした。

【2007-08UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝】組み合わせ決定

準々決勝
◇第1戦:4月1日(火)、2日(水)
◇第2戦:4月8日(火)、9日(水)

1 アーセナル(イングランド) – リヴァプール(イングランド)
2 ASローマ(イタリア) – マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
3 シャルケ04(ドイツ) – バルセロナ(スペイン)
4 フェネルバフチェ(トルコ) – チェルシー(イングランド)

準決勝
◇第1戦: 4月22日(火)、23日(水)
◇第2戦: 4月29日(火)、30日(水)

1 準々決勝1勝者 – 準々決勝4勝者
2 準々決勝3勝者 – 準々決勝2勝者

決勝
◇日時:5月21日(水)
◇会場:ルジニキ・スタジアム(ロシア・モスクワ)

【J1第1節】名古屋グランパス 1-1 京都サンガ

名古屋グランパス1-1京都サンガ
◇日時:2008年3月8日(土)14.00キックオフ
◇会場:愛知県豊田市豊田スタジアム(晴/13.3℃/2万6102人)
◇主審:前田拓哉
前半9分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(pen.)
後半3分【名古屋】フローデ・ヨンセン(ヘッド←竹内)

■名古屋グランパス(4-2-2-2)
GK1:楢崎正剛
DF30:竹内彬
DF34:吉田麻也
DF3:ミロシュ・バヤリッツァ
DF6:阿部翔平
MF13:山口慶
MF7:中村直志
(後半21分-MF10:藤田俊哉)
MF29:小川佳純
(後半26分-MF27:片山奨典)
MF8:マギヌン・ラファエウ・ファリアス・タヴァレス
FW11:玉田圭司
(後半36分-FW19:杉本恵太)
FW9:フローデ・ヨンセン

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:平井直人
DF20:平島崇
(後半14分-FW9:田原豊)
DF24:増嶋竜也
DF5:手島和希
DF22:渡邉大剛
MF3:シヂクレイ・デ・ソウザ
MF14:佐藤勇人
MF15:中山博貴
FW13:柳沢敦
FW25:西野泰正
(後半0分-DF26:角田誠)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半27分-MF2:カルロス・エドゥアルド・ソアレス “アタリバ”)

加藤久コーチ(京都)
「選手たちはJ1の”水”に慣れるのに時間がかかったといいましょうか、相当肩に力が入っていたと思います(苦笑)。
システム変更?
前半は先制してからいつ失点してもおかしくない場面が続きましたので、後半はサイドバックの上がりにフタをしたのです。
とにかくわれわれは前にいい選手たちがそろってますから、
 “ボールをとったら早く攻める”
ということも少しずつ表現できるようにしていきたいです」

平井直人選手(京都)
「勝ち点3は欲しかったけど、ドローが妥当なのじゃないの。
俺自身は、スーパーエレガントウルトラバイオレットシュートストップを見せられてので、満足してるぜ」

きょうのフォーメーション。
●試合開始4-1-2-3
平井;平島、増嶋、手島、大剛;シヂ;勇人、博貴;柳沢、西野、パウ

●前半途中から4-1-2-1-2
平井;平島、増嶋、手島、大剛;シヂ;勇人、博貴;パウ;柳沢、西野
※左サイドを蹂躙されてきたので、博貴を左サイドに回して守らせ、パウはトップ下に

●後半開始から4-2-2-2
平井;平島、増嶋、手島、大剛;シヂ、勇人;角田、博貴;パウ、柳沢
※西野→角田にともなって

■後半14分から4-1-2-3
平井;角田、増嶋、手島、大剛;シヂ;勇人、博貴;パウ、田原、柳沢
※田原投入、3トップにするとともに、パウリーニョを右に

●後半27分から4-3-1-2
平井;角田、増嶋、手島、大剛;勇人、シヂ、アタリバ;博貴;田原、柳沢
※パウが太もも裏負傷でアタリバ投入

ん〜、システムは変幻自在も、選手たちの動きは自在とはいえなかったようで。
中盤で奪って、ライン裏にパウと柳沢が飛び出すぐらいしか、チャンスがつくれなかった。
サイドアタックなどほぼ皆無で。
ま、正直、PKの判定もラッキーだったといえましょう。

入れ替え戦2nd@広島では攻められまくりながらも、カウンターで決定機は迎えられていたけれど、きょうはそれもなく。
ただ、守備はそこそこできたいたので、そこが救いかな。
アウェイで勝ち点1、前回の昇格時よりはいい結果ということで、満足しときまーす。