【京都サンガ】2009年は「4バック+2ボランチ」で固定!?

サンガ 守備陣固定へ 「4バック、ダブルボランチ」構想:京都新聞

始動して2日目のサッカーJ1京都サンガFCの練習で、守備的なポジションでの選手の固定化が進む。加藤監督はリーグ戦開幕までの間、複数のポジションをこなせる渡辺を左サイドバック(SB)、増嶋を右SB、角田をボランチで試すなどの方針を掲げており、それに沿った形だ。前線の陣形や選手配置はこれからだが「4バック、ダブルボランチ」を思い描く指揮官の構想が早くも見えてきた。

まとめると
・右サイドバックはまっすぅかコンバートされた西野泰正
・左サイドバックは大剛うぃっしゅか完全加入の森下
・角田、安藤はボランチへ
が基本線っぽい。
しかし、両サイドにロングスローができる要員を置いたともこじつけられます(笑)。

【京都サンガ】2009シーズン新ユニホームを発表

デザインはよりシンプルになった。
ホームユニホームは、右袖ブラックがポイントかな。
アウェイは、どこにでもあるようなアウェイになってしまって、たすきがけ廃止が残念です。

あと個人的には、チームロゴ、京セラロゴ、番号をもうひとまわりだけ小さくして、それぞれの位置を上に上げたほうがバランスがいいと思う。
下の写真でいうと、とくに柳沢選手のを見てもらうとわかるんですが、なんかシャツの上半分が「重たい」んスよね。

「J’s GOAL(ジェイズ・ゴール)」渡邉大剛選手(右端)、増嶋竜也選手(中央)もランウェイを歩きましたが、緊張した面持ちでした。特に増嶋選手はポージングもそこそこ、といった感じ。
J's GOAL | フォトニュース | [ 京都:2009シーズン始動! ]

【京都サンガ】2009シーズン、チーム始動

ちょっくら暖かい島に行ってたら、勇人と同じところに宿泊していた模様(笑)。
キングカズが来てる、って話は聞いてたんだけどなー。

ということで、帰国後もバタバタしていて、まっすぅ完全加入、ヂエゴ獲得のニュースも更新できないまま、チームが始動してしまいました。
サンガ公式には、森岡新アシスタントコーチの雄姿などが掲示されてます。
選手もコーチもセンターバック天国となったサンガの明日はどっちだ?

さて、今季の布陣にかんしてですが、京都新聞が報じるところによると、Qさんは
「4-2-2-2もしくは4-2-3-1」
のフォーメーションを考えているようです。

となると、ダブルボランチは勇人とシヂクレイで決定的。
センターバック2枚はおそらく、水本とイ・ジョンス(新加入)の日韓代表コンビじゃないでしょうか。
あと、柳沢にヂエゴ、パウに大剛はスタメン堅そうだし…。
そう考えると、こんなん出ました!

____パウ__柳沢____
_ヂエゴ______大剛_
____シヂ__勇人____
中谷_水本_イ_増嶋_
_______水谷_______

_______柳沢_______
_パウ_ヂエゴ_大剛_
____シヂ__勇人____
中谷_水本_イ_増嶋_
_______水谷_______

昨シーズンはボールの収まり所がなく柳沢にトップ下の役割を与えることもありましたが、ヂエゴ加入でそんな事態はなくなるはず。
個人的には、ヂエゴはトップ下が向いているし、センターバックが多いので「3-5-2」もオプションとしてあると思います(notエロ詩吟)。
しかし、チーム全体がここ2年で大きく様変わりしたことを感じられずにはいられません。
だいたい大剛がレギュラー掴んだのも、柱谷→美濃部政権交代時っすからね。
いやはや。

【京都サンガ】加藤久コーチと3シーズンの契約を締結

京都サンガは加藤久コーチと2009年〜2011年の契約を締結。
契約を満了すれば、合計で4年間にわたる長期政権となるわけですな。
続いて秋田さんに禅譲とかそんな流れでしょうか。

しかし、噂はいろいろあったけど、他の候補者に断られてしまったんですかね。
ポマード社長の「断腸の思いで…」が炸裂しないことだけを祈りつつ。
もちろん、3年ビジョンで育成などを考えられるのはいいこと。

加藤久監督 契約更改のお知らせ:ニュースリリース|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

このたび、京都サンガF.C.では、育成面を含め、更にチーム力を強化するとともに、サンガとしてぶれない成長をするために、改めて本日1月5日、加藤久監督と3年間(2009年〜2011年)の契約更改を行い、サンガの指揮を執っていただくこととなりましたのでお知らせいたします。

【京都サンガ】2008年の戦いを振り返る(その2)

加藤久という男
加藤久 “Qさん”は、読売クラブ全盛期の選手として、また日本代表の名センターバックとして名を馳せた。
それに反して、プロサッカーコーチ(監督)としての実績は惨憺たるものだった。

1997年に就任したヴェルディでは、1stステージ途中で辞任。
2000年に就任したJ2湘南ベルマーレでは、J1復帰を果たすことができなかった(8位)。
3度目の行き先は、九州サッカー”Kyuリーグ”の沖縄かりゆしFC。
しかし、そこでもプレーオフの末、JFL昇格を逃がす。

かりゆし時代のサッカーは見たことがないけれども、ヴェルディ、そしてベルマーレ時代のサッカーはわりとベーシックなものだったと思う。

守備的な選手を重用、攻めてはショートカウンター
で、2008年。
’07年途中就任、入れ替え戦での勝利を経て、Qさんは再びJ1チームの指揮を執ることになる。
10年以上を歳月を経た彼は、過去率いたチームとは大きく違うスタイルを導入した。
それは、「相手のよさを極力消す」サッカーだった。

アンカーにシヂクレイを使い、角田をトップ下で起用したりする。
中盤はほとんどが守備的な選手。
相手にスペースを与えない狙いだろう。

また、ボールを奪っては「ショートカウンター」が基本。
出しどころがなければ、前線に向けて大きく蹴りだし、フォワードが競り勝つことを期待する。
途中、フェルナンジーニョが加入して、「ドリブル」というスパイスを混ぜたものの、基本はそんな戦い方だった。

相手をよさを消すサッカーの意図は?
この戦いは、きわめてきわめて現実的なスタイルだと思う。
華麗にボールを繋ぐとか、そういうことはあまり考えない。
いかに相手のリズムをつくらせず、そして、「蜂の一刺し」のようにゴールを奪って逃げ切る。
勝てば最高だが、引き分けもいとわない。

おそらく、こうした戦い方を選択したのは、
「今季は絶対に降格できない」
という、Qさんの強い決意から出てきたのではないだろうか?

もちろん、「エレベータチーム」と揶揄されるサンガにとって、J1に残ることはサポータ獲得のためにも重要なタスクだった。
そして、「監督」であるQさんにとって…。
今季降格してしまったら、ふたたび監督として一敗地にまみえることになる。
とにかく、少なくとも「残留」を果たし、監督としての実績に新しい1ページを記したかった。
そんな気持ちもあって、リアリストすぎるサッカーを展開したのではないか、と個人的には推測する次第である。

アウェイ大宮戦、ドローに終わりJ1残留が決まったとき——。
タイプアップの笛とともに、Qさんは小さくガッツポーズをした。
今回の記事は、そのシーンを見た瞬間に思いついたことを文字化したものである。

もちろん単なる妄想、邪推であると、最後に付け加えさせていただきますね。