【第43回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 準決勝】京都サンガF.C.U-18 1-5 名古屋グランパスU-18

京都サンガF.C.U-18 1-5 名古屋グランパスU-18
日時:2019年7月29日(月)18:30キックオフ
会場:国立西が丘サッカー場 “味フィ西”(523人/晴 31.5℃ 62%)
主審:加藤正和
<前半>
14分-名古屋/牛澤健
17分-京都/中野桂太
<後半>
42分-名古屋/倍井謙
43分-名古屋/武内翠寿
61分-名古屋/倍井謙
80+4分-名古屋/松本皐誠

■京都サンガF.C.U-18(4-2-3-1)監督:手島和希
GK1:北原一樹
DF6:木村歩夢
DF5:井上航希
DF4:木邨優人
DF3:前多駿佑
MF19:遠山悠希(56分-DF20:川島功奨)
MF7:川崎颯太(47分-FW22:勝島新之助)
MF8:野浜友哉(72分-MF17:上野剛)
MF10:山田楓喜
MF14:中野瑠馬
FW15:中野桂太

■名古屋グランパスU-18(4-2-2-2)監督:古賀聡
GK16:東ジョン
DF9:石田凌太郎
DF15:鷲見星河
DF3:牛澤健
DF6:新玉瑛琉(80+1分-DF2:岡崎流也)
MF10:田邉光平
MF24:豊田晃大
MF14:石谷光基(68分-MF28:甲田英將)
MF7:倍井謙
FW8:榊原杏太(74分-FW27:松本皐誠)
FW17:武内翠寿(59分-FW18:光田脩人)(78分-MF25:斉藤洋大)

夜、都合がついたので西が丘へ。
前半すぐ追いついたのはよかったけど、結果的には完敗だった。

まず、守備がちょっとルーズだったかな〜と。
1失点目は、CKをファーからヘッドで折り返されて、押し込まれた。
2失点目は、遠目からのFKが流れてそのままゴールイン。
3失点目は、CBの縦パスをカットされて、京都左サイドからカットインされてゴール。
4失点目は、中盤からドリブられ、最終ラインがズルズル下がったところを、そのままミドルをぶち込まれた。
5失点目は、最後前がかりになったところをカウンターから、最終ラインとGKの間にグラウンダーのクロスを入れられ、プッシュされた。
名古屋の選手が、サイドでも中央でも結構ドリブルで前に運ぼうとしてくるんだけど、京都は特に中盤の守備が緩め。
1対1で止められず、単純なドリブルでペナのあたりまで行かれてしまっていた。
せっかく最終ラインを高めに設定しても、ドリブルで押し下げられていては苦しいよなぁと思った。

一方、攻撃は精度不足が目立ったか。
唯一のゴールとなった中野くんのゴールは、ゴール前でワンツーパスだけで相手守備を翻弄してゴール。
しかし、そのあとはロングボールではほとんど競り負け、セカンドボールをほぼ名古屋の奪われ、主導権を握れない。
攻めても、サイドを崩すまでには至らず、苦し紛れにクロスを放り込むもファーに流れる、というシーンが散見された。
シュート数も名古屋の24に対して、8本だもんな。

さて、目立った選手。
名古屋では右サイドバックの石田くん。
ウイングかっていうぐらいにグイグイ前に出てきて、大外に流れたボールを何度かフリーでシュート。
結局全部外れたけど、元フォワードらしい攻撃力が魅力。
あと、2ゴールを決めた倍井くん。
とにかくドリブルがキレキレだった。
あと、4点目のミドルシュートはゴラッソ。
調べたら、この2人は去年からトップチームに登録(二種登録)されていたんだね。

京都で一番目立っていたのは、順当に中野桂太くん。
足技がたくみ。
それから15歳! ボランチ遠山くん。
キャプテン川崎くんとともに中盤でパスの起点に。
今シーズン2種登録されているGK北原くんはキックがパワフル。
1度、左サイドのハーフライン近辺にフリーでいた選手に、低い鋭いキックでパスを通していて、スタンドがどよめいていたな。

そんな感じで、ユースの真剣勝負を見る貴重な機会、面白かった。
大会3位は、じゅうぶんに誇っていい内容。
よくやってくれた、と思います。

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