【J1第16節】清水エスパルス 3-3 京都サンガ

清水エスパルス 3-3 京都サンガ
◇日時:2009年7月4日 19.03キックオフ
◇会場:静岡市清水日本平運動公園球技場 “アウスタ”(1万16205人/晴 23.3℃ 83%)
◇主審:東城穣 “ミノル”
14分【京都】柳沢敦(胸トラップ右足ボレー←右からクロス:渡邉)
24分【清水】フロデ・ヨンセン
28分【清水】岡崎慎司
44分【清水】岡崎慎司
58分【京都】渡邉大剛(右足←中央からスルー:パウリーニョ)
90+3分【京都】イ・ジョンス(左足ハーフボレー←パウリーニョ)
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■清水エスパルス(4-2-2-2)
GK21:西部洋平
DF25:市川大祐
DF3:青山直晃
DF2:児玉新
DF4:太田宏介
MF16:本田拓也
MF8:枝村匠馬(88分-DF27:廣井友信)
MF13:兵働昭弘(82分-MF7:伊東輝悦)
MF23:岡崎慎司
FW11:原一樹(67分-MF6:マルコス・パウロ・アウヴェス)
FW18:フロデ・ヨンセン

■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK21:水谷雄一
DF6:染谷悠太(64分-FW9:豊田陽平)
DF4:水本裕貴
DF14:イ・ジョンス
MF26:角田誠
MF7:佐藤勇人
MF16:安藤淳(54分-FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”)
MF8:中谷勇介
FW22:渡邉大剛(80分-FW11:林丈統)
FW13:柳沢敦
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ

勝ち点1の満足感
追いついた、追いつきました!

日本平に行ったのですが、ナイスゲームの満足感と、なぜかピッチで京都の選手がクールダウンのトレーニングをしてたため、なかなか帰れない(笑)。
さらにバス待ち行列もあって、静岡駅に着いたら、東京行き最終のひかりがまもなく出発という。
なワケで、帰路は大変でしたが、来てよかったです!
心配していた雨も降らなかったしね。

さて、きょうは大剛の同点ゴールが決まってからの話からしましょうか。
京都は豊田を投入して、前線は右からパウリ、豊田、ヤナギの3トップ。
トップ下にヂエゴ、サイトハーフに大剛(途中で林と交代)と中谷、アンカーに勇人。
現状で考えうる限り、フルに攻撃的な選手を使って、「あと1ゴール」を取りに行きます。

で…。
●67分
豊田の落としが流れたところをヂエゴがフリーで狙うも、右足だったため大きく外す
●71分
パウリの無回転ミドルはキーパー正面
●77分
角田のサイドチェンジから中谷がクロス、ヤナギのヘッドは西部に弾かれポストを叩く
●88分
左サイド、中谷の深い位置からのクロスにヤナギが競って、流れたところでパウリがフリー
左足シュートは、キーパー・西部がブロック

と、決定機を作ったのがこんだけなのに、点が入らないとかどんだけー。
正直、終わったかな…と思ったロスタイム3分目。
ジョンスの同点ゴール!!!!!
実は、ボールを叩いた刹那、
「わっ、フカした…」
と思ったんですが、なんかゴールネットが揺れてて大興奮ですよ、お父さん。
ジャストミートしなかったぶん、ワンバウンドでキーパーの頭を越えるラッキーゴール。
京都側サポーター席は勝ったような盛り上がりでした。
つか、6ゴール入ったうち5ゴールが、自分の目の前で起こったんだもん。
こりゃ、お金払った甲斐もあったってもんで。

カウンターとパワープレイと
この同点弾以外の、きょうの京都の得点は2点ともみごとなカウンター!
去年の駒場での浦和戦、
「転がしたボール、抜けて安藤、サポートがあります、中谷から安藤、後ろから柳沢、ブロックする田原、ヤナギサワーーー!!」
っていう、いまだにナレーションが頭から離れないあのゴールを思い出させてくれました。
そーいや、あのときも中谷は先制ゴール決めたり、キレキレだった。
京都の高速カウンター発動には、中谷がピッチにいるのが条件っぽいです。

あと、きょうの京都はサイドでうまく基点をつくって攻撃を繰り広げていたと思います。
とくに後半、ジョンスと角田が左右のセンターバックに入ったところからが出色。
2人ともぐぃーんと対角のサイドチェンジを出すわ、グリグリ攻め上がるわ。
とりあえず、3バックにするなら、この2人と水本で固定すべきなんじゃないかと強く思った次第です。

え、でも3失点してるじゃねーかって?
それぞれ、染谷と角田がクリアしきれなくて岡崎をフリーにしてしまった、という京都守備陣の責任もあります。
でも、それ以上に岡崎を褒めたいところじゃないでしょうか。
フリーとはいえ、角度があまりない2つのシーンで、ダイビングヘッドと狙い澄ました右足。
並みのフォワードならどちらかは外してると思うし。
さすが、代表レギュラーだぜ。

1ヶ月前と比較すると雲泥の攻撃力
つーことで、今季最高の攻撃姿勢を見せてくれた京都サンガ。
あー、でも勝ちたかったな。
そんな「妄言」を口にしてもおかしくない、ナイスサッカーを見せてくれたと思います。
帰りのバスで、清水サポの人が
「きょうの敗因は…」
とか言ってたぐらいですし。
とにかく、ヤナギとパウリ、ヂエゴに、サイドから大剛と中谷が絡むアタッキングは、これからも期待大。
前節広島戦から、突如として「攻撃型」のチームになった京都サンガの明日はどっちだ?

しかし、静岡県知事に川勝平太(京都出身)が立候補してたとは。
選挙ポスター貼ってあるのを見て驚いたです。
海からの世界史。

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