【J2第44節】京都パープルサンガ1-2ヴァンフォーレ甲府

涙と絶叫のロスタイム

京都パープルサンガ1-2ヴァンフォーレ甲府
◇日時:12月3日14時04分KO
◇会場:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8803人)(11.8℃)
◇主審:辺見康裕

前半9分【京都】田原豊(ヘッド←CK:加藤)
前半40分【甲府】長谷川太郎
後半35分【甲府】アライール・デ・ソウザ・カマーゴ・ジュニオール(ヘッド←FK:藤田)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK26:西村弘司
DF23:大久保裕樹
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF2:鈴木悟
DF4:鈴木和裕
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
MF14:中払大介
(後半31分-FW24:小原昇)
FW30:松田正俊
(後半5分-MF8:美尾敦)
FW31:田原豊

■ヴァンフォーレ甲府(4-3-3)
GK34:阿部謙作
DF32:杉山新
DF2:秋本倫孝
DF15:アライール・デ・ソウザ・カマーゴ・ジュニオール
DF4:山本英臣
MF28:奈須伸也
MF8:倉貫一毅
MF10:藤田健
FW14:石原克哉
(後半26分-FW9:須藤大輔)
FW16:ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”
FW18:長谷川太郎
(後半44分-DF5:青葉幸洋)

前半早々、リカルド、ゴール前でナイスパス!
…って、フリーのバレーにですが。
バレーも慌てちゃったのか、西村のセーブで止められますが、なんつーかこの日はリカルド、ポカぱっかり。
前半だけで都合4回ほど甲府にプレゼントボールを供給してました。
解雇された仙台への恨み?
広島に帰りたい?
まさかね。
そんなわけで、せっかく田原が下がりながらの難しいヘッドで先制したのに、ゲームの流れは甲府へ。
40分には、そのリカルドがパスを出そうとしたところを長谷川に引っかけられて、独走を許して同点ですよ。

後半。
田原とポジションがかぶって完全に消えていた松田に変わって美尾イン。
これで、京都にもいいリズムが回ってくるようになりました。
しかし、大久保のファウルから与えたセットプレイで、アライさんがニアからヘッドで甲府逆転。

さぁ、ホームの最終戦、負けられないサンガは、田原の頭狙いでパワープレイに移行。
…って、すみません、ここらへんからNHK総合のセレッソ×FC東京戦とのザッピングが急になってきたため、わりと不正確です。
試合終了間際、小原がディフェンスラインの裏に抜け出して、ボックス内へ。
甲府の杉山が引っ張り倒して、やったPK!…ん、なんか、もめてる?
まず、杉山に赤紙が出て、まぁしょうがないねこりゃ、と思ったら、判定はFK。
つまり、小原が倒されたのはボックスの外だったという判断だったんですが、これには京都の選手が猛抗議。
なぜかわからんけど、田原がいじょうに熱くなってて、ゴールポストを蹴るほど怒りゲージMAXです。
いろいろあって5分くらい試合が止まって、悟のFK→ポストにカーン!
で結局、1-2でタイムアップ。
仙台が福岡にドローだったため、甲府が逆転で3位、J1との入れ替え戦出場を決めたのでした。

J1ではセレッソがロスタイムの失点で優勝を逃せば、J2ではヴァンフォーレがロスタイムのFKのピンチをポストに救われて逆転3位。
まさに、エキサイティング・J。
モリシの落胆、杉山の号泣に、見ているこちらもグッとくるものがあったことを告白しておきます。
ウルウルしつつ、仙台に申し訳ないなぁと思って福岡×仙台戦の試合経過を見る。
…えっ、負けられない一戦で仙台、ベンチにFW入れてないの!?

さいごにひとこと。
アレモン見たかったorz

大木武コーチ(甲府)
「44試合を戦いましたが、まだわれわれは何も手に入れていない。
入れ替え戦はふだんどおりの試合をやるだけです」

※追記ガンバが2-2からPKゲットしたのは、フロンターレの森選手がガンバ家長選手を押し倒したからでした。
これがなかったら、ガンバ引き分け・レッズ優勝なんてこともあったかも。
しかし、ベンチにいて赤紙くらったり…それが森キュン。

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