クライフと4-3-3

いささか古い記事だが、今頃読んでクライフが「4-3-3」ベストだと言っていることを知る。
ナンバー

 オランダ代表のアドフォカート監督が「3バックの採用も考えている」とインタビューで明らかにしたところ、ヨハン・クライフが猛烈に反対した。
「自分もかつてアヤックスとバルセロナ時代に3-4-3を採用していた。でも、それは相手のほとんどが2トップだったからだ。現在のサッカーでは2人のセンターバックと、コントロールマンとして守備的MFをひとり置く4-3-3がベストだ」
 クライフは日ごろから「オランダ代表の最大の弱点はDFライン」と語っており、DFの人数やシステムについては、とてもナーバスになっている。なかでもクライフが一番心配しているのは、ディフェンスラインから攻撃を組み立てることができるDFが少ないことだ。

 ライカールト監督のバルサがまさに、そう。今季で言うと、4バックの前にひとりパスを出せるボランチ(メキシコ代表のマルケスか、それともブラジル代表のエジミウソンか)を置いて、2枚の攻撃的MF(デコ、シャビ)、左右ウイング(ロナウジージョ、ジュリ)とワントップ(ラーションかエトーか)、というフォーメーション。3トップというのが、サイド攻撃を重視するオランダ人らしい。

 今の京都サンガで当てはめてみるならば、

 美尾  チェ  冨田
    中払 中山
      キム
三上 萩村 手島 鈴木

うん、今よりは攻撃力は上がりそうだけど…。

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