【J2第5節】ギラヴァンツ北九州 0-0 京都サンガF.C.

ギラヴァンツ北九州 0-0 京都サンガF.C.
日時:2020年7月15日(水)19:03KO
会場:福岡県北九州市北九州スタジアム “ミクスタ”(1,499人/曇 22.9℃ 64%)
主審:笠原寛貴

■ギラヴァンツ北九州(4-2-2-2)
GK31:永井堅梧
DF3:福森健太
DF6:岡村和哉
DF16:村松航太
DF32:永田拓也(78′-DF15:野口航)
MF10:髙橋大悟(85′-FW7:佐藤亮)
MF17:加藤弘堅
MF25:國分伸太郎
MF39:椿直起
FW11:池元友樹(67′-MF14:新垣貴之)
FW28:鈴木国友(85′-FW9:ディサロ燦シルヴァーノ)

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF16:安藤淳
DF23:ヨルディ・バイス
DF6:本多勇喜(65′-DF46:森脇良太)
MF10:庄司悦大
MF30:石櫃洋祐(84′-MF14:中川風希)
MF41:金久保順
MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナンモッタ”(65′-MF31:福岡慎平)
MF17:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”(71′-DF2:飯田貴敬)
FW18:野田隆之介(46′-MF8:荒木大吾)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

【J2第4節】京都サンガF.C. 2-0 アビスパ福岡

京都サンガF.C. 2-0 アビスパ福岡
日時:2020年7月11日(土)18:33KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”
主審:岡宏道
34′-京都/野田隆之介
40′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(pen.)

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(84′-DF30:石櫃洋祐)
MF31:福岡慎平(80′-MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナンモッタ”)
MF41:金久保順
MF8:荒木大吾(84′-DF6:本多勇喜)
FW18:野田隆之介(54′-MF17:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(54′-FW20:李忠成)

■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK1:ジョン・アンデル・セランテス・シモン
DF3:エミル・サロモンソン
DF50:上島拓巳
DF33:ドウグラス・ヒカルド・グローリ
DF2:湯澤聖人(80′-DF22:輪湖直樹)
MF7:重廣卓也(72′-FW10:城後寿)
MF8:鈴木惇
MF17:福満隆貴(72′-MF19:田邉草民 )
MF38:菊池大介(61′-MF14:増山朝陽)
FW26:遠野大弥(72′-FW25 :北島祐二)
FW9:ファン・マヌエル・デルガド・リョリア “フアンマ・デルガド”

https://twitter.com/sangafc/status/1282182208346677255
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【J2第3節】徳島ヴォルティス 1-1 京都サンガF.C.

徳島ヴォルティス 1-1 京都サンガF.C.
日時:2020年7月4日(土)19:03KO
会場:徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場 “ポカスタ”(曇/24.5℃/71%)
主審:西山貴生
65′-京都/野田隆之介
78′-徳島/河田篤秀

■徳島ヴォルティス(3-4-2-1)
GK31:長谷川徹
DF6:内田航平
DF5:石井秀典
DF25:安部崇士(70′-DF2:田向泰輝)
MF22:藤田征也(79′-MF16:榎本大輝)
MF8:岩尾憲
MF38:梶川諒太
MF15:岸本武流
FW10:渡井理己(79′-FW13:清武功暉)
FW45:杉森考起(69′-MF24:西谷和希)
FW19:垣田裕暉(69′-FW9:河田篤秀)

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(90+2′-DF30:石櫃洋祐)
MF11:曽根田穣(58′-MF14:中川風希)
MF41:金久保順(90+2′-MF31:福岡慎平)
MF8:荒木大吾(63′-DF5:黒木恭平)
FW13:宮吉拓実(63′-FW18:野田隆之介)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

【J2第2節】京都サンガF.C. 2-0 ジュビロ磐田

京都サンガF.C. 2-0 ジュビロ磐田
日時:2020年6月28日(日)18:03KO
会場:京都府立京都スタジアム“サンガS”(晴/25.4℃/62%)
主審:谷本涼
28′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
47′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(85′-DF38:長井一真 “Jリーグ初出場”)
MF11:曽根田穣
MF41:金久保順(85′-MF31:福岡慎平)
MF8:荒木大吾(78′-DF5:黒木恭平)
FW13:宮吉拓実(77′-MF17:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(77′-FW18:野田隆之介)

■ジュビロ磐田(4-2-2-2)
GK1:八田直樹
DF24:小川大貴(72′-MF10:山田大記)
DF33:藤田義明
DF44:大武峻(53′-MF34:針谷岳晃)
DF13:宮崎智彦(53′-DF5:櫻内渚)
MF7:上原力也(63′-FW20:ルイス・マルセロ・モライス・ドス・ヘイス “ルリーニャ”)
MF15:伊藤洋輝
MF14:松本昌也
MF23:山本康裕
FW9:小川航基(72′-FW19:三木直土)
FW11: ルキアン・アラウージョ・ヂ・アルメイダ

選手配置が整理整頓

攻撃は、前節より分かりやすくなっていた。
●ウイングバックに飯田と荒木を置いて、攻撃では大外のレーンでのドリブルワークに特化させた。
●庄司1アンカーで、司令塔を明確化。前節では役割がカブり気味だった金久保は前で、ウイングバックのパス出し相手とさせるだけでなく、前線へのラストパスを担わせた。
●2トップにして、ウタカの周りを宮吉が動いてフォローする形にした。
一方、守備時は5バック化して、ジュビロがボールを左右に振りまくっても、適宜スライドして対応。
破綻なく、サンガスタジアムでのJリーグ開幕戦を完封で終えることができた。

ジュビロはかなりポゼッション志向高く、昨シーズンの京都を見ているようだったな。
大武、伊藤選手のサイドへのロングパスもビュンビュン決まっていた。
シーズン早い時期に対戦を1度終えて良かったかもしれない。

https://twitter.com/sangafc/status/1277265804321415168

【J2第1節】レノファ山口FC 1-0 京都サンガF.C.

レノファ山口FC 1-0 京都サンガF.C.
日時:2020年2月23日(日)14:03KO
会場:山口県維新百年記念公園陸上競技場 “みらスタ”(8,424人/晴 13.7℃ 21%)
主審:西山貴生
12′-山口/池上丈二

■レノファ山口FC(4-1-2-3)
GK17:吉満大介
DF41:武岡優斗
DF4:サンドロ・シウヴァ・ヂ・ソウザ
DF2:菊地光将(80’-DF3:ヘナン・ドス・サントス・パイシャオ)
DF24:安在和樹
MF30:ヘニキ・ルイス・ヂ・アンドラーデ
MF10:池上丈二
MF6:高宇洋
FW19:森晃太(68’-MF14:吉濱遼平)
FW9:イウリ・リーリオ・フレイタス・ヂ・カスティーリョ
FW11:高井和馬

■京都サンガF.C.(3-4-2-1 → 4-2-2-2)
GK21:清水圭介
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF16:安藤淳(63’-FW20:李忠成)
MF2:飯田貴敬
MF10:庄司悦大
MF41:金久保順
MF5:黒木恭平
FW14:中川風希(80’-MF29:中野克哉)
FW13:宮吉拓実(56’-MF11:曽根田穣)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ

https://twitter.com/renofayamaguchi/status/1231415350199078913
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霜田正浩コーチ(山口)
「ホーム開幕戦、うまくいかない時間があっても凌ぎきれるか、90分トータルで戦えるか、という試合だった。
たとえきれいなサッカーができなくても、来てくれた皆さんに勝ち点3を届ける――それが最優先事項だった。
選手たちは魂がこもっていた、よく戦ってくれたと思う。
新しい選手も多く、今はやりたいことの半分もできていないが、これから連携はもっともっと良くなる。
サポーターの声援を聞いて…泣きそうです(笑)」
好礼忠コーチ(京都)
「攻撃的にアグレッシブに戦えたと思う。
自分たちが意図してボールを動かすことができたし、攻撃の形も作れた。
課題というか、自分たちのサッカーをもう少しレベルアップしたい思いが強い。
次は新しいスタジアムでの初めてのゲーム。
勝って、サポーターと一緒に喜びたい」

トンネルを抜けるとそこは……

清水のキャッチミス→トンネルは、亀岡市にある京都有数の心霊スポット・老ノ坂トンネルにいる悪霊呪いだったんだよ!
ΩΩΩ<な、なんだってー!?
と、開幕早々「なんの伏線やねん!」と突っ込みたくなるイージーミスから先制点を奪われて、開幕黒星スタート。
試合序盤からある程度ボールは支配できていただけに、流れを変えてしまった痛い失点だった。
しかしその後、レノファ山口のタフなプレスとディフェンスに1ゴールも奪えなかったという事実のほうが、開幕戦としては痛かったかもしれない。

試合全体を振り返ると、プレシーズンマッチ・セレッソ大阪戦同様で、昨シーズンのサッカーからかなり“変容”しているな!と思った。
あえて攻撃を急がず、選手配置を整えることを優先してから、バイタルエリアの攻略を目指すのが昨シーズン流。
そのおかげで選手がボールサイドにある程度固まっているから、ボールを失っても“即時反転”でディフェンスに入ることができた。
一方、今季のサッカーは「ポゼッション率を高め、数的優位をつくって相手を崩す」志向は変わらないけれど、攻撃時に縦への意識をかなり強めているのが特徴。
1トップのウタカが割と左サイドのオープンスペースに流れて、「ゴールに背を向ける」形でボールを受けるシーンも多かった。
昨シーズンは小屋松、仙頭の両ウイングに突破力があったけど、今シーズン、ウイングバックはサイドをえぐるような場面は少なく、1トップ+2シャドーが裏を取ることを優先している印象。
幻のゴールとなった、バイタル手前でボールを守ってから宮吉の裏抜け→グラウンダーかつマイナス気味のクロスでウタカがプッシュしたシーンなんかが、きっとやりたいことなんじゃないだろうか。

ただ、選手配置を整える前に早めに縦へとベクトルを向けることは、ボールを奪われたときに、効果的な守備体勢をつくれていない、ということでもある。
ダゾーンの速報集計では、京都のボール支配率は55%程度。
山口にはカウンター以外で効果的な攻撃をさせていなかったけれど、それでも45%ボールを持たれていたということになる。
特に、アンカーのヘニキをフリーにする場面が多く、ウタカが下がるかボランチの1人が上がるか、途中でもっと明確にしておいたほうが良いのではと感じてしまった。
そんな守備はさておき、3-4-3から繰り出す攻撃で、いつかゴールを奪えそうな匂いがあったのも事実。
最終盤、4-2-2-2にシステムチェンジしたのは、結果的には失策となった。
中川、曽根田はワイドよりは、バイタルエリアで生きる選手。
システムをいじった後は有効な攻めを繰り出せず…。
最後はバイスを前線にあげて放り込み連発という昨シーズンでは絶対見られないシーンを繰り返すも、決定的シュートまでに至らずタイムアップとなった。

まとめると、「ポゼッションから数的優位をつくりつつ、縦への“スイッチ”を入れたときは素早く攻めきる」のが、今季のサッカーなのかもしれない。
とすると、縦への攻めが中央に偏っていたのが気になるかな。
サイドに関して、ウイングバックに対して両センターバックが追い越すようなシーンは少なかったし、相手の守備を崩すような迫力に欠けていた。
正直、山口以上に守備戦力が高いチームが多い今季のJ2において、開幕戦とはいえ無得点に終わったというのは、あまり楽観できる内容ではない。
次節、京都スタジアム公式戦初ゲームは、いったいどういった選手起用、布陣になっているのだろうか?