【京都サンガ】2020シーズンスカッド(2020年1月4日現在)

あけましておめでとうございます!
更新しないうちに、あれよあれよと補強が進んでるじゃないすか。
特に、センターフォワードがベテラン揃いとはいえ大充実。
一方、25歳前後の選手の加入も多くて、仙頭、小屋松、重廣らを引き抜かれた分、年齢のバランスも取っている印象がある。
守備陣は、3バックでも4バックでもどっちでもいけそうなバランスだな。
チーム始動は2020年1月8日(水)。
そして、その1ヶ月後の2月9日(日)には「京都府立京都スタジアム」こけら落としマッチ、セレッソ大阪戦を控えている。
いや〜、また1年が始まるんだなぁ〜って。

ポジション 氏名 生年月日 年齢 前所属 利き足 備考
GK
GK 加藤順大 1984年12月11日 35 大宮アルディージャ
GK 清水圭介 1988年11月25日 31 アビスパ福岡
GK 太田岳志 1990年12月26日 29 カターレ富山 完全移籍加入
GK 若原智哉 1999年12月28日 20 京都サンガF.C.U-18
DF(CB)
DF 安藤淳 1984年10月8日 35 愛媛FC
DF ヨルディ・バイス 1988年12月28日 31 V・ファーレン長崎←徳島ヴォルティス 完全移籍加入
DF 本多勇喜 1991年1月2日 29 名古屋グランパス
DF 宮城雅史 1991年1月29日 28 レノファ山口
DF 上夷克典 1996年4月5日 23 明治大学
DF 麻田将吾 1998年7月6日 21 カマタマーレ讃岐 復帰
DF 江川慶城 2000年4月2日 19 ロンドリーナEC(ブラジル) 復帰
DF(右SB)
DF 石櫃洋祐 1983年7月23日 36 名古屋グランパス
DF 森脇良太 1986年4月6日 33 浦和レッドダイヤモンズ 完全移籍加入
DF 飯田貴敬 1994年8月31日 25 清水エスパルス 完全移籍加入
DF(左SB)
DF 黒木恭平 1989年7月31日 30 鹿児島ユナイテッドFC
DF 冨田康平 1996年6月9日 23 早稲田大学
MF(守備的)
MF 庄司悦大 1989年9月14日 30 ベガルタ仙台
MF レナン・モッタ 1991年10月1日 28 フィゲイレンセFC(ブラジル)
MF 荻野広大 1997年5月12日 22 ロンドリーナEC(ブラジル) 復帰
MF 福岡慎平 2000年6月27日 19 京都サンガF.C.U-18
MF(攻撃的)
MF 金久保順 1987年7月26日 32 ベガルタ仙台
MF 荒木大吾 1994年2月17日 25 ジュビロ磐田 完全移籍加入
MF 曽根田穣 1994年8月29日 25 ヴァンフォーレ甲府 完全移籍加入
MF ジュニーニョ 1994年9月26日 25 FC大阪
MF 中川風希 1995年7月3日 24 横浜F・マリノス 完全移籍加入
MF 中野克哉 1996年9月13日 23 関西学院大学
MF 上月壮一郎 2000年12月22日 19 京都サンガF.C.U-18
MF 山田楓喜 2001年7月10日 18 京都サンガF.C.U-18 昇格
MF 川崎颯太 2001年7月30日 18 京都サンガF.C.U-18 昇格
MF 谷内田哲平 2001年11月1日 18 帝京長岡高校 新加入
FW
FW ピーター・ウタカ 1984年2月12日 35 ヴァンフォーレ甲府 完全移籍加入
FW 李忠成 1985年12月19日 34 横浜F・マリノス 完全移籍加入
FW 野田隆之介 1988年9月28日 31 湘南ベルマーレ 完全移籍加入
FW 宮吉拓実 1992年8月7日 27 コンサドーレ札幌
去就未発表
MF 藤本淳吾 1984年3月24日 35 ガンバ大阪より期限付き移籍
MF 磐瀬剛 1995年6月28日 24 ザスパクサツ群馬へ期限付き移籍
FW 服部航平 2000年8月22日 19 ロンドリーナEC(ブラジル)へ期限付き移籍
OUT
FW エスクデロ競飛王 栃木FC(J2) 完全移籍
MF 島村拓弥 セレッソ大阪(J1) 期限付き移籍
FW 一美和成 ガンバ大阪→横浜FC(J1) 期限付き満了
FW 大野耀平 カターレ富山(J3) 期限付き移籍
MF 重廣卓也 アビスパ福岡(J2) 完全移籍
DF 牟田雄祐 いわてグルージャ盛岡(J3) 完全移籍
DF 下畠翔吾 いわてグルージャ盛岡(J3) 完全移籍
GK 菅野孝憲 コンサドーレ札幌(J1) 完全移籍
MF 湯澤洋介 サガン鳥栖(J1) 完全移籍
MF 中坂勇哉 ヴィッセル神戸(J1) 期限付き満了
MF 仙頭啓矢 横浜F・マリノス(J1) 完全移籍
MF 小屋松知哉 サガン鳥栖(J1) 完全移籍
GK キム・チョルホ 未定 契約満了
DF 増川隆洋 未定 契約満了
MF 望月嶺臣 未定 契約満了
DF 田中マルクス闘莉王 引退 引退

【京都サンガ】浦和・森脇、徳島・バイスにオファー?

J2京都が浦和を退団した元日本代表DF森脇良太(33)、徳島DFヨルディ・バイス(30)に獲得オファーを出したことが14日、分かった。……(中略)……ともに交渉は順調で、近日中にも合意する可能性が高いとみられる。一方MF小屋松知哉(24)は神戸、鳥栖からオファーを受けていたが、鳥栖への移籍が決定的となった。

https://hochi.news/articles/20191215-OHT1T50038.html

バイスは長崎から徳島へのレンタル移籍中なので、12月1日付けで強化部長に就任した山道守彦氏(前長崎強化担当)ラインですかね。入れ替え戦を見てましたが、ロングフィードの正確性とときおり見せる攻撃参加は魅力。相手のプレスにも慌てないし、来季もポジショナルプレーを志向するならば、ナイス補強。

【京都サンガ】安藤、金久保、清水、庄司、中野、冨田の6選手と契約更新

庄司、金久保選手は他J2チームに引き抜かれる可能性も?と思ってましたが、契約更新!

【J2第42節】柏レイソル 13-1 京都サンガF.C.

柏レイソル 13-1 京都サンガF.C.
日時:2019年11月24日(日)14:03KO
会場:千葉県柏市日立柏サッカー場(1万1,736人/曇 18℃ 90%)
主審 :池内明彦
6′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ
23′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ
27′-柏/瀬川祐輔
33′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ
38′-京都/小屋松知哉
57′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ
60′-柏/クリスチアーノ・ダ・シウヴァ “クリスティアーノ”
65′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ
67′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ
70′-柏/クリスチアーノ・ダ・シウヴァ “クリスティアーノ”
78′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ
79′-柏/マテウス・ゴンザウヴェス・サヴィオ
84′-柏/クリスチアーノ・ダ・シウヴァ “クリスティアーノ”
90+1′-柏/マイケル・オルンガ・オガダ

■柏レイソル(4-2-2-2)
GK23:中村航輔
DF33:高橋峻希(82′-DF32:川口尚紀)
DF50:山下達也
DF2:鎌田次郎
DF4:古賀太陽
MF35:ヒシャルヂソン・フェルナンデス・ドス・サントス
MF27:三原雅俊(73′-MF7:大谷秀和)
MF9:クリスチアーノ・ダ・シウヴァ “クリスティアーノ”
MF18:瀬川祐輔
FW10:江坂任(73′-FW22:マテウス・ゴンザウヴェス・サヴィオ)
FW26:マイケル・オルンガ・オガダ

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF16:安藤淳
DF25:上夷克典
DF4:田中マルクス闘莉王(46′-FW39:エスクデロ競飛王)
DF6:本多勇喜(14-‘DF28:冨田康平)
MF10:庄司悦大
MF31:福岡慎平
MF41:金久保順
FW14:仙頭啓矢
FW23:一美和成(61′-MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナン・モッタ”)
FW22:小屋松知哉

砂をつかんで立ち上がれ

歴史を目撃できたな(白目)。
柏に行ってたんですが、サッカーの試合を見て目の前で14点入るってそうそうないよね…。
柏とは4節で戦ったときも負けたけど、あのときより完成度がかな〜り上がっていたと感じた。
そして、外国人選手のフィジカルおよび個人能力が桁違い!で、チームとして大きな差があったことは明白だった。
チーム力が下のチームが勝つことだってあるんだけど、一方でダブルハットを決められることもあるという、「サッカーの真理」を目の当たりにした一戦だった。

敗因を挙げるなら、まずひとつはアクシデント的な要素。
怪我明けの本多が早々負傷交代。
前半終了間際には、安藤との競り合いで負傷した闘莉王が、自ら「バツ」サインを出し、ユニを脱いでベンチへ下がる。
このとき、ファンに拍手をしながら歩いていたので、これが「ラストゲーム(引退)」ということなのだろう。
結果、オルンガに対抗できるフィジカルをもった2人がピッチから去り、きょうは控えにセンターバックがいなかった。
安藤+上夷の4バックで後半に挑んで、チーム全体も前がかりになって…。
ひたすらロングボールとカウンターで失点を重ねるという展開になってしまった。
柏DFラインから長いボールでオルンガが体躯を生かしてボールキープ、その後ろから2列めの選手が走り込む形で、得点シーン以外にも何度決定機を作られたことか。

敗因の2つめとしては挙げざるをえないのは、後半戦ずっと課題として残っていたフィニッシュの部分。
ボールは保持できども、パスを出す役割の人が多くて、ボールを受ける人、裏へ抜ける人の数が少ない。
おまけにきょうは小屋松、仙頭がサイドで柏のサイドバック+サイドハーフ2枚での守備で封殺されてしまった。
ペナルティボックスの周りをパス回しして、サイドライン付近に持っていっても、そこでまた後ろに戻してやり直して…。
これで最悪シュートにまでいければいいんだけど、たいてい途中でパスカットされてしまう。
で、中盤がスカっているのでカウンターを喰らう悪循環。
頼みのエスクデロは不発、フィジカルと中盤センターからの飛び出しに定評がある重廣はまぁ…ベンチ外だし(遠い目)。

というわけで、失点数は想定外だったけど、敗北という結果は当然だったといえるだろう。
しかしここまでの完敗・大敗だと、「昇格プレーオフに進めなかった」ということに対する後悔がまったくないな〜(苦笑)。

きょうをもってオフシーズンに突入。
シーズン総括は稿を改めるとして…。
ただ昨シーズンJ3降格1歩手前までいったチームが、戦力の大きな上積みもなく8位にまで順位を上げられたことは評価できる。
Jリーグ指揮未経験の中田一三氏が「監督決定」というニュースを聞いたときは最悪の事態も予想していたが、それを考えるとまぁ「悪くない」シーズンだったと思う。
走力&馬力&フィジカルで攻守にハードワークするチームが多いJ2の中で異質のサッカーを展開し、それを貫き通したことも興味深かった。
願わくは今季の戦い方をベースに、チームに適した選手を加えることで、来シーズンの昇格に向けてチャレンジしてほしいけれど。

【J2第41節】京都サンガF.C. 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉

京都サンガF.C. 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉
日時:2019年11月16日(土)14:04KO
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万1,216人/晴 20.8℃ 41%)
主審:柿沼亨
84′-京都/仙頭啓矢(右足←福岡)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF31:福岡慎平(87′-DF16:安藤淳)
DF4:田中マルクス闘莉王
DF25:上夷克典
DF5:黒木恭平
MF10:庄司悦大
MF13:宮吉拓実(60′-FW39:エスクデロ競飛王)
MF41:金久保順
FW14:仙頭啓矢
FW23:一美和成(79′-MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナンモッタ”)
FW22:小屋松知哉

■ジェフユナイテッド市原・千葉(4-2-3-1)
GK23:佐藤優也
DF50:米倉恒貴
DF17:新井一耀
DF4:エベルト・シウヴァ・サントス
DF49:下平匠
MF14:小島秀仁(70′-MF7:佐藤勇人)
MF22:工藤浩平(87′-MF39:見木友哉)
MF8:堀米勇輝(57′-MF25:茶島雄介)
MF10:船山貴之
MF13:為田大貴
FW9:クレーベ・ラウベ・ピニェイロ

7位、“他力”を信じて最終節へ

苦しい時間帯も凌いで凌いで――。
84分での決勝ゴールで、プレーオフ進出へ望みをつなぐ勝ち点3をゲットできた。
他会場では水戸が鹿児島に負けたため1つ順位をあげ、7位で最終節を迎えることになった。

ゲームを振り返ると、京都は前半からボール回しがうまく行かない。
逆に奪われてから、容易にファイナルサードへの進出を許してしまっていた。
特に右サイドを単純なワンツーパスで、福岡が裏を取られ、何度となくピンチを招く。

攻めても「意思疎通不足な、他人任せのパスを出す」という悪癖がチラホラ。
49分、庄司がショートコーナーを試み、金久保と集中に欠けたダイレクトパス交換でミスをしたシーンなんかは、その最たるもの。
あそこで、中途半端な体勢でボールを受けてから次の展開を考えるようなプレイをしていれば、相手プレスの餌食になるもやむをえない。
船山のカウンターは黒木が身を挺して止めたものの、イエローカードを喰らって次節累積警告で欠場となってしまった。

一方、得点シーンは福岡が相手ディフェンダー2人がいながら縦に仕掛けて、生まれたもの。
ゴールライン、ギリギリまでドリブルしてマイナスの折返しからシュート!
って、今季ずっと京都が目指していた得点スタイルだと思うけど、ホントにキレイに決まったな。
仙頭が得点後、福岡のもとへ駆け寄っていたけど、福岡の「自分でなんとかしてやる」って気迫を感じたグレートプレイだった。

ということで、内容的には総じて褒められたものではないけれど、41節になってしまえば内容よりも結果!
最終節まで、昇格の可能性を残したシーズンになったことは、昨シーズンに比べれば大きな進歩だと言えるだろう。
個人的にも、最終節のチケットが“消化試合”にならなかったのも、ありがたい(笑)。
大木さん時代の昇格プレーオフ・徳島戦、改修前の国立競技場でのゲーム以来の、緊張する生観戦になりそうだ。

改修前といえば、“聖地”西京極もラストゲーム。
阪急西京極駅から狭い歩道橋を渡って、ゲートをくぶり、総合運動公園の中を抜けていく…。
幾度となく経験したあの道のりを、もう歩かなくなるだろうことは、感慨深いものがある。
あ、でも改修後、たまーに西京極開催もあったりする計画だから、可能性はゼロではないのかな。
最後の最後で、芝のコンディションが良くなかったのはちょっと残念だったけど、西京極での試合を勝ちで(いったん)締めくくれたことも良かった良かった。