クリスチャン・マルディーニくん、ミラン入団

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チェザーレの孫、パオロの息子であるところのクリスチャン・マルディーニくん、かわゆす。
いずれ3代目マルデーニを襲名する、9歳!

※参考
3代目マルディーニがミラン少年部門入団 – nikkansports.com > サッカーニュース

【イングランド・プレミアシップ第9週】アーセナル1-0マンチェスター・シティ

アーセナル1-0マンチェスター・シティ
◇日時:10月22日15.00KO(日本時間23.00)
61分【アーセナル】ロベール・ピレス
*76分【アーセナル】ピレスPK大失敗

■アーセナル
GK1:イェンス・レーマン
DF12:ローレン・ビサン=エタメ・マイェール “ラウレン”
DF18:パスカル・シガン
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF22:ガエル・クリンシィ
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
MF16:マシュー・フラミーニ
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF7:ロベール・ピレス
MF10:デニス・ニコラス・ベルカンプ
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ

■マンチェスター・シティ
GK1:デイヴィッド・ジェイムズ
DF2:ダヴィド・ソメイユ
DF18:ダニー・ミルズ
(85分-DF45:ミカ・リチャーズ)
DF5:シルヴァン・ディスタン
DF41:スティーヴン・ジョーダン
MF6:クラウディオ・レイナ
(73分-MF40:リー・クロフト)
MF38:クレイグ・アイルランド
MF8:ジョーイ・バートン
MF14:キツィット “キキ” ムサンパ
(85分-DF17:スン・ジハイ)
FW10:アントワン・シビエルスキ
FW11:ダリウス・ヴァッセル

けが人続出で交代出場させる選手もいないアーセナル…。
得点は、アンリがダイブぎみで得たPKによる1点だけでした。
しかし、なんといっても特筆すべきはピレスさんの奇妙なPKミス!
ベルカンプが倒されて、この日2回目のPKキックに向かったピレス。
いざ蹴ろうとした瞬間、キックフェイントをかけるふり…で、あれ、蹴るのやめちゃった。
けっきょく、これが反則(PKの途中で蹴るのを止める)と取られて、シティボールになってリスタート。
いや、長くサッカーを見てきて、はじめて目撃したシーンでした。

◇試合データ
Arsenal – Manchester City
1 Goals 0
2 Shots on target ( Inc Goals ) 3
1 Shots off Target (inc woodwork) 3
1 Blocked Shots 1
4 Corners Won 3
24 Total Fouls Conceded 18
2 Offsides 3
3 Yellow Cards 5
0 Red Cards 0
58% Possession 42%

【J2第37節】京都パープルサンガ3-1水戸ホーリーホック

2年越しのレコンキスタ

京都パープルサンガ3-1水戸ホーリーホック
◇日時:10月22日午後14時04分KO
◇会場:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万230人)(14.7℃)
◇主審:田辺宏司

前半42分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”(左足←アレモン:ヒール)
後半14分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”(左足←加藤)
後半21分【水戸】ジョゼ・ファビオ・サントス・デ・オリヴェイラ
後半44分【京都】星大輔(左足←美尾)
※注:オリベイラ、オリヴェイラの表記は所属チームの公式HPに準拠しました

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF2:鈴木悟
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
(後半17分-MF11:星大輔)
MF14:中払大介
(後半44分-MF8:美尾敦)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
(後半39分-FW31:田原豊)

■水戸ホーリーホック(4-1-4-1)
GK1:本間幸司
DF6:小椋祥平
DF20:深津康太
DF32:大和田真史
DF10:森田真吾
MF19:永井俊太
MF8:関隆倫
(後半8分-FW9:ジョゼ・ファビオ・サントス・デ・オリヴェイラ)
MF17:秋田政輝
(後半0分-DF2:須田興輔)
MF29:眞行寺和彦
(後半25分-MF22:伊藤仁)
MF7:秦賢二
FW11:磯山和司

柱谷幸一コーチ(京都)
「水戸が引いてくることはわかっていました。
ですから、サイドチェンジをしたり、2トップに縦のボールを入れたりしながら、相手のすきをついて攻めようというのが、われわれのプランでした。
きょうはとくにアレモンとパウリーニョの動きがよかったですね。
おかげで先制点、2点目とうまく取ることができましたが、そのあと少し気のゆるみが出てしまいました。
水戸の攻めに受け手に回ってしまって、ボールホルダーに厳しくチェックにいくことができなくなって、1点を返されてしまいました。
これは、チームとしての課題とすべきところです。
さいご、なんとか星が得点してくれるまでは、ほんとうに試合のゆくえはわかりませんでした。

J1に昇格することが内定して、いま、正直ほっとしてます。
ONE FOR TEAMというスローガンのとおり、サポーターのみなさん、スポンサードしていただいている企業のみなさん、チーム関係者、サンガにかかわるすべてのみなさんのおかげで、きょうという結果を迎えることができたんだと思います。
応援して下さったみなさんには本当に感謝しております。
しかし、われわれがめざすものは、もっと上にあります。
気持ちを切り替えて残りの試合に望んでいきたいですね。

胴上げ?
サッカーの試合では、今までに経験がないですね。
結婚式以来です(笑)」

20051022niji

2003年。
京都パープルサンガはJ1から降格した。

シーズンオフ。
手島が残留した。
黒部が、松井が残留してくれた。
チェ・ヨンスもやってきた。
圧倒的戦力。
そう思っていた。
きっと1年でJ1に戻れる。
信じていた。

おごりがあった。
甘えがあった。
J2の戦いは、厳しかった。
守備は乱れ、攻撃は機能しない。
勝てなかった。
あっけなく負けた。
突きつけられた、容赦ない現実。

ほかにもつらいことがあった。
スポーツニュースで取り上げられることがなくなった。
サッカー雑誌で記事になる機会も減った。
J1では、満員の観客のなかでのゲームがある。
J2では、3000人程度のなかでのゲームがある。
わかっていたよ。
ちょっとだけ、さびしい思いがしただけだ。

結局、2004年はJ2残留という結果に終わる。
悲しかった。
悔しかった。
だけど、そのとき、気がついたんだ。
京都パープルサンガ――。
このチームを、自分が、ほんとうに好きだということを。
J2にいても、負けても、やっぱり好きなんだ。

2005年。
昨季途中から就任した柱谷監督が、チームを変えていた。
開幕戦、雪が残る水戸で大逆転勝利。
第1クール、勝ちつづけた。
喜んで、また、喜んだ。
だんだん、勝ちが当たり前のように感じてしまっていた。
1年まえは、あんなに勝利がうれしかったのに。
なんて、自分は愚かなんだろう。

第2クール、勢いが衰えてきた。
もちろんライバルもプロだ。
研究もされる。
かんたんにはいかない。
わかっていても、いらだってきた。
なぜ勝てないんだ。
なぜミスをするんだ。
なぜあの選手を使うんだ。
理不尽に高ぶる感情。
なんて、自分は愚かなんだろう。

第3クール、勝てなくなった。
下位チームが差を詰めてくる。
でも、ここにきて、ふしぎと落ち着いた気持ちになっていた。
試合内容は悪くない。
苦しい状況の中で、チームはまた強くなりつつある!
確信をもって、感じることができたからだ。
加藤大志の台頭。
鈴木悟のレギュラー奪取。
平井の好セーブ。
斉藤、米田のコンビネーションが安定感を増した。
アレモン、パウリーニョの2トップが成熟していった。
ボールをポゼッションする時間が増えてきた。
鋭いカウンター攻撃が冴えだした。
守りは堅くなった。
明るい未来。
もう、結果が出なくても一喜一憂なんてしない。
サポーターである自分も、少しは成長したのだろうか。

第4クール、調子が戻った。
見えてきた、上が。

そして、きょう。
10月22日。
京都パープルサンガ、来季、J1昇格決定。
男たちがやってくれた!
雨上がりの西京極。
空に虹。
地に歓喜。

感じる。
興奮がからだの中を駆けめぐっている。
J1。
行くよ、春になったら、そこへ行く。

ああ、おれは、京都パープルサンガが大好きです。
おめでとう、サンガ。
ありがとう、サンガ。
これからも、ずっと、愛しつづけます。

【京都サンガ】本日の昇格条件(自力決定編)

京都新聞 電子版

水戸戦に勝つか引き分ければ昇格が確定する。敗れた場合でも、3位山形が札幌に引き分けるか負ければ、昇格が決まる。

なにもなかったら西京極へGOとも考えておりましたが、大切な日にかぎってまた所用があるわたくし…。
というわけで、記念すべき日に黒バックもなんだかなぁということで明るいデザインに変更してみました。
気分だけさきどり。
用がすんだらマッハで帰ってこよう。

【UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ Matchday 3 – 19 October】チェルシー4-0レアル・ベティス・バロンピエ

<グループG>チェルシー4-0レアル・ベティス・バロンピエ
◇日時:10月19日20.45KO(日本時間翌3.45)
24分【チェルシー】ディディエ・ドログバ(右足←エシェン)
44分【チェルシー】ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ(キーパーのファンブルを左足プッシュ)
59分【チェルシー】ジョー・コール(右足)
64分【チェルシー】エルナン・ホルヘ・クレスポ(ヘッド←SWP)

■チェルシー(4-3-3)
GK23:カルロ・クディチーニ
DF13:ウィリアム・ガラ
DF6:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ
DF26:ジョン・テリー
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
(76分-MF19:ラサナ・ディアラ)
MF5:ミカエル・エシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス
(67分-FW22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン)
FW15:ディディエ・ドログバ
(46分-FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ)
FW10:ジョー・コール

■レアル・ベティス・バロンピエ(4-2-3-1)
GK13:アントニオ・ドブラス・サンターナ・オリヴェラ “トニ・D”
DF27:ファン・アルベルト・アンドレウ・アルヴァラド “メッジ”
DF4:ファン・グティエレス・モレノ “ファニート”
DF5:ダヴィド・リヴァス・ロドリゲス
DF19:オスカル・ロペス・エルナンデス
(46分-FW21:フランシスコ・ハビエル・ムニョス・ヨンパルト “シスコ”)
MF18:アルベルト・リヴェラ・ピサッロ
MF15:ミゲル・アンヘル・ロサーノ・アジャラ
(56分-MF20:マルコス・アスンソン・ドス・サントス)
MF7:フェルナンド・ヴァレラ・ラモス
MF17:ホアキン・サンチェス・ロドリゲス
MF24:ルイス・エドゥアルド・シュミット “エドゥ”
FW12:ヒカルド・オリヴェイラ

試合開始から、ベティスにコーナーキックが続いたり、やや均衡してゲームは進んでいきました。
しかし、その雰囲気がこわれたのは24分。
相手陣内でミスパスを奪ったエシェンがドリブルしながらスルーパス。
ドログバが冷静に右足で流し込んで先制。
さらに、前半終了まぎわにはランちゃんの強烈FKをキーパーがファンブル。
そこにいたカルヴァーリョがプッシュして、これで2対0。
この時点で、勝負あったかなぁという感じでした。

後半、ベティスは左サイドバックのオスカル・ロペスに代えて、フォワードのシスコを投入。
右サイドバックのメッジを左に回して、右MFのフェルナンド・ヴァレーラをサイドバックに下げ、ホアキンを右サイドに固定。
2点差を挽回すべく、動きます。
一方、チェルシーは足を負傷していたドログバを下げて、クレスポがイン。

前線を増やしたベティスに、後半開始早々は押されぎみだったチェルシーですが、こんどは堅く守ってのカウンターが炸裂。
59分、相手が枚数をかけて攻めてきたところからボールを奪うと、マケレレ→クレスポ→エシェン→コールとつないで、さいごはコールがペナ外から右足でカーブをかけた美ゴール!
ファニートもいちおう対応してたんですけどね。
んで、64分にはランちゃんのロングパスに抜け出したSWPがダイレクトでストレートのクロス。
これをクレスポが完璧ヘッドで4点目。

ベティスは、ホアキンがデルオルノに引っかけられたPKを主審にとってもらえず(逆にホアキンにシミュレーションで黄紙)くらいしか、決定的なチャンスがなく、4対0で試合終了。
チェルシーの、今シーズン無敗はつづきます。

ジョゼ・マウリーニョ・ドス・サントス・コーチ(チェルシー)
「チェルシーには高い目標がある。
プレミアシップで優勝すること、そしてビッグイヤーを獲得することだ。
2勝1引き分けで勝ち点7という結果はわるくはないが、グループステージ突破がきまったわけじゃない。
つぎの試合でも勝利が必要なんだ。
15日後、セビージャでのむずかしいアウェイゲームがあるが、きっと勝てると確信しているよ。

きょう、ベティスはひじょうにいいゲームの入り方をした。
おそらく、チェルシーよりもね。
前半15分までに、ベティスにはセットプレイのチャンスを数多く与えてしまった。
ただ、われわれはプレミアシップでリヴァプールやボルトン相手に戦っている。
185センチ、190センチ、195センチ、そしてクラウチみたいな2メートルの巨人相手にだ。
そんな奴らにたいしても守りきってきたわけだから、185センチ以上の選手がいないベティスなんてちっとも怖くなかったさ。

とにかく、サッカーにおいて重要なのは先制点だ。
先に点をとったチームこそが、その後の時間において自信をもって戦える。
ベティスがよかったのは、われわれが1点を取るまでだった。
先制点で試合は決まってしまったね。

きょうのゲーム、マン・オブ・ザ・マッチはエシェンだ。
中盤でプレスをかけつづけ、ボールを奪い、そして1点目と3点目のアシストまでやってのけた。
おそらく彼にとって、チェルシーにきてからのベストゲームじゃないかな。
ただ、試合が終わるまえ、ゴールがほしいあまり、フリーのクレスポにパスをわたさず自分でシュートしてしまった。
あれが、唯一よくなかった点だといえるだろう。

ドログバ?
おそらくケロッとして週末のゲームに出てると思うけどね」

◇試合データ
Chelsea – Real Betis
4 Goals 0
2 1st Half Goals 0
7 Shots on Target 3
12 Shots off Target 6
0 Blocked Shots 6
0 Corners 7
17 Fouls 20
7 Offsides 2
2 Yellow Cards 5
0 Red Cards 0
75.5 Passing Success 79.2
34 Tackles 20
76.5 Tackles Success 75
49 Possession 51
46.1 Territorial Advantage 53.9