ピレスの奇妙なPKミス、そこに隠された秘密

先週末、アーセナルのピレスがPKを蹴ろうとして直前で止めてしまう、という不可解な一件があった。
Sex & Books & Football – 【イングランド・プレミアシップ第9週】アーセナル1-0マンチェスター・シティ

チェルシーのモウリーニョ・コーチが「あれ、何だったと思う?」とプレスから聞かれるなど、波紋を呼んでいたが、ついにその謎が明らかになった。

アンリ、トリックPK「またやりたい」 – nikkansports.com > サッカーニュース

PKを直接ゴールに蹴らず、パスを出して、走り込んだ選手が決めるもので、かつてクライフがアヤックス時代に成功させている。アンリはMFピレスとのコンビで22日のマンチェスターC戦で挑戦したが、PKキッカーのピレスが「2度蹴り」の反則をとられて失敗した。
PKは後方にパスをしてはいけないため、GKに取られない程度に前方にほんの少し蹴り出す絶妙なタッチが必要だ。

そういう意図だったのか。

【フランス・リーグアン第12節】ル・マン2-0ストラスブール

ル・マン2-0ストラスブール
◇日時:10月23日18.00KO(日本時間翌1.00)
2分【ル・マン】ヨハン・オクール(←松井)
43分【ル・マン】松井大輔(右足ループ)

■ル・マン(4-2-1-3)
GK30:ヨハン・プレ
DF6:オリヴィエ・トマ
DF25:マルコ・バサ
DF19:ヨハン・ポラール
DF20:ローラン・ボナール
MF5:フレデリック・トマ
MF7:ヨハン・オクール
MF28:ダヴィデ・キウミエント
(62分-MF11:コフィ・ロマリッチ・ヌンダリ)
FW17:ジェイムズ・ファンショーヌ
FW18:トゥーリオ・ヴィニシウス・フロエス・デ・メロ
(74分-FW14:チガイ・リュコ)
FW22:松井大輔
(85分-DF15:グレゴリー・セルダン)

■ストラスブール(4-3-1-2)
GK16:ステファーヌ・カサール
DF2:イブ・デロフ
DF3:ジャン=クリストフ・ドヴォー
(70分-DF28:アビブ・ベレー)
DF5:セドリック・カンテ
DF15:アルトゥール・エティエネ・ボカ
MF19:ギヨーム・ラクール
MF8:ホスニ・アブド・ラブー “ラボ”
MF18:パスキャル・ジョアンセン
MF14:ウルリッヒ・ル・パン
(28分-MF10:ポントゥス・ファルネルト)
FW9:ミキャエル・パギ
FW20:アマラ・ディアーネ
(59分-FW29:ルディ・キャルリエ)

松井、リーグ・アン初ゴール!
レキップ採点7!
ル・マン、5位に浮上!
でも、次節は累積警告で出場停止…。

※参考
Eurosport – TF1 – Football – – Ligue 1 – Live et resultats
Eurosport – TF1 – Football – – Ligue 1 – Live et resultats
Football: Ligue 1 2005-2006 12e journee Aller, la fiche de Le Mans-Strasbourg
CANALPLUS.FR

【イングランド・プレミアシップ第9週】エヴァートン1-1チェルシー

エヴァートン1-1チェルシー
◇日時:10月23日16.00KO(日本時間24.00)
37分【エヴァートン】ジェイムズ・ビーティ(PK:右足)
50分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(右足ミドル)

■エヴァートン(4-4-2)
GK25:ナイジェル・マーティン
DF22:トニー・ヒバート
DF4:ジョセフ・ヨボ
DF5:デイヴィッド・ウィア
DF19:ヌーノ・ジョルジ・ペレイラ・シウヴァ・ヴァレンテ
(44+3分-DF20:マッテオ・フェッラーリ)
MF6:ミケル・アルテタ・アルマトリアイン
MF18:フィリップ・ネヴィル
MF17:ティム・カーヒル
(70分-MF10:サイモン・デイヴィス)
MF14:ケヴィン・キルベイン
FW8:ジェイムズ・ビーティ
FW9:ダンカン・ファーガソン
(78分-FW7:マーカス・ベント)

■チェルシー(4-3-3)
GK1:ペトル・チェヒ
DF13:ウィリアム・ガラ
DF29:ロベルト・フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥート
DF26:ジョン・テリー
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
MF5:ミカエル・エシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス
(58分-FW22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン)
FW10:ジョー・コール
(67分-FW16:アルイェン・ロッベン)
FW15:ディディエ・ドログバ
(71分-FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ)

昨シーズンは、4-3-3のフォーメーションできれいなサッカーを見せ、4位に入ったエヴァートン。
ところが、今シーズンに入って絶不調。
現在、まさかの最下位に沈んでいるとあって、首位チェルシー相手に現実的なプランで挑みます。
4-4-2の布陣で2トップへの長いボールを使い、さらにイーブンのボールには激しく体をぶつけていく。
つまり、クラシックな英国フットボールスタイル。
さらに、試合開始早々からグッディソン・パークは興奮した雰囲気。
荒れた展開でゲームははじまったのでした。

エヴァートンがPKで先制するも、後半開始早々ランちゃんの強烈な右足ミドルが決まって同点。
その後は、攻めるチェルシー、カウンターを狙うエヴァートンというわかりやすい構図でゲームが進む。
で、結局そのままタイムアップ。
プレミアで連勝を続けてきたチェルシーは、はじめての引き分けでおわりました。

ジョゼ・モウリーニョ・ドス・サントス・コーチ(チェルシー)
「われわれは2点取っていた、勝っていたはずだ。
ドログバのゴールがオフサイドと誤審されなければね。
あれは完全なゴールだったよ。
線審もフラッグを上げるのをちゅうちょしていたじゃないか。
もし線審が判定に疑問をもったなら、攻撃的なチームにアドバンテージを与えるべきだ。
試合後、ビデオで確認してみても、完全なオンサイドだった。
大きなジャッジミスだね。

たしかに、プレミアシップで勝ちが止まったけれど、わたしはすでに引き分ける準備も、負ける準備もできていた。
それがフットボールというものだよ。
じっさい第1週にウィガン戦であやうく勝ち点3を取りそこなっていたしね。

きのうのピレスのミスについてどう思うって?
なぜきのうのようにアーセナルには2度もペナルティキックが与えられるんだい?
彼らはいつもPKを多くもらっていて、それでいい成績をあげてるだけさ(苦笑)」

◇試合データ
Everton – Chelsea
1 Goals 1
1 1st Half Goals 0
3 Shots on Target 3
1 Shots off Target 15
3 Blocked Shots 8
3 Corners 11
14 Fouls 15
1 Offsides 1
2 Yellow Cards 2
0 Red Cards 0
52.3 Passing Success 73.6
20 Tackles 6
85 Tackles Success 66.7
37.5 Possession 62.5
46 Territorial Advantage 54

クリスチャン・マルディーニくん、ミラン入団

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チェザーレの孫、パオロの息子であるところのクリスチャン・マルディーニくん、かわゆす。
いずれ3代目マルデーニを襲名する、9歳!

※参考
3代目マルディーニがミラン少年部門入団 – nikkansports.com > サッカーニュース

【イングランド・プレミアシップ第9週】アーセナル1-0マンチェスター・シティ

アーセナル1-0マンチェスター・シティ
◇日時:10月22日15.00KO(日本時間23.00)
61分【アーセナル】ロベール・ピレス
*76分【アーセナル】ピレスPK大失敗

■アーセナル
GK1:イェンス・レーマン
DF12:ローレン・ビサン=エタメ・マイェール “ラウレン”
DF18:パスカル・シガン
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF22:ガエル・クリンシィ
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
MF16:マシュー・フラミーニ
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF7:ロベール・ピレス
MF10:デニス・ニコラス・ベルカンプ
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ

■マンチェスター・シティ
GK1:デイヴィッド・ジェイムズ
DF2:ダヴィド・ソメイユ
DF18:ダニー・ミルズ
(85分-DF45:ミカ・リチャーズ)
DF5:シルヴァン・ディスタン
DF41:スティーヴン・ジョーダン
MF6:クラウディオ・レイナ
(73分-MF40:リー・クロフト)
MF38:クレイグ・アイルランド
MF8:ジョーイ・バートン
MF14:キツィット “キキ” ムサンパ
(85分-DF17:スン・ジハイ)
FW10:アントワン・シビエルスキ
FW11:ダリウス・ヴァッセル

けが人続出で交代出場させる選手もいないアーセナル…。
得点は、アンリがダイブぎみで得たPKによる1点だけでした。
しかし、なんといっても特筆すべきはピレスさんの奇妙なPKミス!
ベルカンプが倒されて、この日2回目のPKキックに向かったピレス。
いざ蹴ろうとした瞬間、キックフェイントをかけるふり…で、あれ、蹴るのやめちゃった。
けっきょく、これが反則(PKの途中で蹴るのを止める)と取られて、シティボールになってリスタート。
いや、長くサッカーを見てきて、はじめて目撃したシーンでした。

◇試合データ
Arsenal – Manchester City
1 Goals 0
2 Shots on target ( Inc Goals ) 3
1 Shots off Target (inc woodwork) 3
1 Blocked Shots 1
4 Corners Won 3
24 Total Fouls Conceded 18
2 Offsides 3
3 Yellow Cards 5
0 Red Cards 0
58% Possession 42%