【フランス・リーグアン第12節】ル・マン2-0ストラスブール

ル・マン2-0ストラスブール
◇日時:10月23日18.00KO(日本時間翌1.00)
2分【ル・マン】ヨハン・オクール(←松井)
43分【ル・マン】松井大輔(右足ループ)

■ル・マン(4-2-1-3)
GK30:ヨハン・プレ
DF6:オリヴィエ・トマ
DF25:マルコ・バサ
DF19:ヨハン・ポラール
DF20:ローラン・ボナール
MF5:フレデリック・トマ
MF7:ヨハン・オクール
MF28:ダヴィデ・キウミエント
(62分-MF11:コフィ・ロマリッチ・ヌンダリ)
FW17:ジェイムズ・ファンショーヌ
FW18:トゥーリオ・ヴィニシウス・フロエス・デ・メロ
(74分-FW14:チガイ・リュコ)
FW22:松井大輔
(85分-DF15:グレゴリー・セルダン)

■ストラスブール(4-3-1-2)
GK16:ステファーヌ・カサール
DF2:イブ・デロフ
DF3:ジャン=クリストフ・ドヴォー
(70分-DF28:アビブ・ベレー)
DF5:セドリック・カンテ
DF15:アルトゥール・エティエネ・ボカ
MF19:ギヨーム・ラクール
MF8:ホスニ・アブド・ラブー “ラボ”
MF18:パスキャル・ジョアンセン
MF14:ウルリッヒ・ル・パン
(28分-MF10:ポントゥス・ファルネルト)
FW9:ミキャエル・パギ
FW20:アマラ・ディアーネ
(59分-FW29:ルディ・キャルリエ)

松井、リーグ・アン初ゴール!
レキップ採点7!
ル・マン、5位に浮上!
でも、次節は累積警告で出場停止…。

※参考
Eurosport – TF1 – Football – – Ligue 1 – Live et resultats
Eurosport – TF1 – Football – – Ligue 1 – Live et resultats
Football: Ligue 1 2005-2006 12e journee Aller, la fiche de Le Mans-Strasbourg
CANALPLUS.FR

【イングランド・プレミアシップ第9週】エヴァートン1-1チェルシー

エヴァートン1-1チェルシー
◇日時:10月23日16.00KO(日本時間24.00)
37分【エヴァートン】ジェイムズ・ビーティ(PK:右足)
50分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(右足ミドル)

■エヴァートン(4-4-2)
GK25:ナイジェル・マーティン
DF22:トニー・ヒバート
DF4:ジョセフ・ヨボ
DF5:デイヴィッド・ウィア
DF19:ヌーノ・ジョルジ・ペレイラ・シウヴァ・ヴァレンテ
(44+3分-DF20:マッテオ・フェッラーリ)
MF6:ミケル・アルテタ・アルマトリアイン
MF18:フィリップ・ネヴィル
MF17:ティム・カーヒル
(70分-MF10:サイモン・デイヴィス)
MF14:ケヴィン・キルベイン
FW8:ジェイムズ・ビーティ
FW9:ダンカン・ファーガソン
(78分-FW7:マーカス・ベント)

■チェルシー(4-3-3)
GK1:ペトル・チェヒ
DF13:ウィリアム・ガラ
DF29:ロベルト・フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥート
DF26:ジョン・テリー
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
MF5:ミカエル・エシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス
(58分-FW22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン)
FW10:ジョー・コール
(67分-FW16:アルイェン・ロッベン)
FW15:ディディエ・ドログバ
(71分-FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ)

昨シーズンは、4-3-3のフォーメーションできれいなサッカーを見せ、4位に入ったエヴァートン。
ところが、今シーズンに入って絶不調。
現在、まさかの最下位に沈んでいるとあって、首位チェルシー相手に現実的なプランで挑みます。
4-4-2の布陣で2トップへの長いボールを使い、さらにイーブンのボールには激しく体をぶつけていく。
つまり、クラシックな英国フットボールスタイル。
さらに、試合開始早々からグッディソン・パークは興奮した雰囲気。
荒れた展開でゲームははじまったのでした。

エヴァートンがPKで先制するも、後半開始早々ランちゃんの強烈な右足ミドルが決まって同点。
その後は、攻めるチェルシー、カウンターを狙うエヴァートンというわかりやすい構図でゲームが進む。
で、結局そのままタイムアップ。
プレミアで連勝を続けてきたチェルシーは、はじめての引き分けでおわりました。

ジョゼ・モウリーニョ・ドス・サントス・コーチ(チェルシー)
「われわれは2点取っていた、勝っていたはずだ。
ドログバのゴールがオフサイドと誤審されなければね。
あれは完全なゴールだったよ。
線審もフラッグを上げるのをちゅうちょしていたじゃないか。
もし線審が判定に疑問をもったなら、攻撃的なチームにアドバンテージを与えるべきだ。
試合後、ビデオで確認してみても、完全なオンサイドだった。
大きなジャッジミスだね。

たしかに、プレミアシップで勝ちが止まったけれど、わたしはすでに引き分ける準備も、負ける準備もできていた。
それがフットボールというものだよ。
じっさい第1週にウィガン戦であやうく勝ち点3を取りそこなっていたしね。

きのうのピレスのミスについてどう思うって?
なぜきのうのようにアーセナルには2度もペナルティキックが与えられるんだい?
彼らはいつもPKを多くもらっていて、それでいい成績をあげてるだけさ(苦笑)」

◇試合データ
Everton – Chelsea
1 Goals 1
1 1st Half Goals 0
3 Shots on Target 3
1 Shots off Target 15
3 Blocked Shots 8
3 Corners 11
14 Fouls 15
1 Offsides 1
2 Yellow Cards 2
0 Red Cards 0
52.3 Passing Success 73.6
20 Tackles 6
85 Tackles Success 66.7
37.5 Possession 62.5
46 Territorial Advantage 54

クリスチャン・マルディーニくん、ミラン入団

051023ACMilan_ChristianMaldini
チェザーレの孫、パオロの息子であるところのクリスチャン・マルディーニくん、かわゆす。
いずれ3代目マルデーニを襲名する、9歳!

※参考
3代目マルディーニがミラン少年部門入団 – nikkansports.com > サッカーニュース

【イングランド・プレミアシップ第9週】アーセナル1-0マンチェスター・シティ

アーセナル1-0マンチェスター・シティ
◇日時:10月22日15.00KO(日本時間23.00)
61分【アーセナル】ロベール・ピレス
*76分【アーセナル】ピレスPK大失敗

■アーセナル
GK1:イェンス・レーマン
DF12:ローレン・ビサン=エタメ・マイェール “ラウレン”
DF18:パスカル・シガン
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF22:ガエル・クリンシィ
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
MF16:マシュー・フラミーニ
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF7:ロベール・ピレス
MF10:デニス・ニコラス・ベルカンプ
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ

■マンチェスター・シティ
GK1:デイヴィッド・ジェイムズ
DF2:ダヴィド・ソメイユ
DF18:ダニー・ミルズ
(85分-DF45:ミカ・リチャーズ)
DF5:シルヴァン・ディスタン
DF41:スティーヴン・ジョーダン
MF6:クラウディオ・レイナ
(73分-MF40:リー・クロフト)
MF38:クレイグ・アイルランド
MF8:ジョーイ・バートン
MF14:キツィット “キキ” ムサンパ
(85分-DF17:スン・ジハイ)
FW10:アントワン・シビエルスキ
FW11:ダリウス・ヴァッセル

けが人続出で交代出場させる選手もいないアーセナル…。
得点は、アンリがダイブぎみで得たPKによる1点だけでした。
しかし、なんといっても特筆すべきはピレスさんの奇妙なPKミス!
ベルカンプが倒されて、この日2回目のPKキックに向かったピレス。
いざ蹴ろうとした瞬間、キックフェイントをかけるふり…で、あれ、蹴るのやめちゃった。
けっきょく、これが反則(PKの途中で蹴るのを止める)と取られて、シティボールになってリスタート。
いや、長くサッカーを見てきて、はじめて目撃したシーンでした。

◇試合データ
Arsenal – Manchester City
1 Goals 0
2 Shots on target ( Inc Goals ) 3
1 Shots off Target (inc woodwork) 3
1 Blocked Shots 1
4 Corners Won 3
24 Total Fouls Conceded 18
2 Offsides 3
3 Yellow Cards 5
0 Red Cards 0
58% Possession 42%

【J2第37節】京都パープルサンガ3-1水戸ホーリーホック

2年越しのレコンキスタ

京都パープルサンガ3-1水戸ホーリーホック
◇日時:10月22日午後14時04分KO
◇会場:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万230人)(14.7℃)
◇主審:田辺宏司

前半42分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”(左足←アレモン:ヒール)
後半14分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”(左足←加藤)
後半21分【水戸】ジョゼ・ファビオ・サントス・デ・オリヴェイラ
後半44分【京都】星大輔(左足←美尾)
※注:オリベイラ、オリヴェイラの表記は所属チームの公式HPに準拠しました

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF2:鈴木悟
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
(後半17分-MF11:星大輔)
MF14:中払大介
(後半44分-MF8:美尾敦)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
(後半39分-FW31:田原豊)

■水戸ホーリーホック(4-1-4-1)
GK1:本間幸司
DF6:小椋祥平
DF20:深津康太
DF32:大和田真史
DF10:森田真吾
MF19:永井俊太
MF8:関隆倫
(後半8分-FW9:ジョゼ・ファビオ・サントス・デ・オリヴェイラ)
MF17:秋田政輝
(後半0分-DF2:須田興輔)
MF29:眞行寺和彦
(後半25分-MF22:伊藤仁)
MF7:秦賢二
FW11:磯山和司

柱谷幸一コーチ(京都)
「水戸が引いてくることはわかっていました。
ですから、サイドチェンジをしたり、2トップに縦のボールを入れたりしながら、相手のすきをついて攻めようというのが、われわれのプランでした。
きょうはとくにアレモンとパウリーニョの動きがよかったですね。
おかげで先制点、2点目とうまく取ることができましたが、そのあと少し気のゆるみが出てしまいました。
水戸の攻めに受け手に回ってしまって、ボールホルダーに厳しくチェックにいくことができなくなって、1点を返されてしまいました。
これは、チームとしての課題とすべきところです。
さいご、なんとか星が得点してくれるまでは、ほんとうに試合のゆくえはわかりませんでした。

J1に昇格することが内定して、いま、正直ほっとしてます。
ONE FOR TEAMというスローガンのとおり、サポーターのみなさん、スポンサードしていただいている企業のみなさん、チーム関係者、サンガにかかわるすべてのみなさんのおかげで、きょうという結果を迎えることができたんだと思います。
応援して下さったみなさんには本当に感謝しております。
しかし、われわれがめざすものは、もっと上にあります。
気持ちを切り替えて残りの試合に望んでいきたいですね。

胴上げ?
サッカーの試合では、今までに経験がないですね。
結婚式以来です(笑)」

20051022niji

2003年。
京都パープルサンガはJ1から降格した。

シーズンオフ。
手島が残留した。
黒部が、松井が残留してくれた。
チェ・ヨンスもやってきた。
圧倒的戦力。
そう思っていた。
きっと1年でJ1に戻れる。
信じていた。

おごりがあった。
甘えがあった。
J2の戦いは、厳しかった。
守備は乱れ、攻撃は機能しない。
勝てなかった。
あっけなく負けた。
突きつけられた、容赦ない現実。

ほかにもつらいことがあった。
スポーツニュースで取り上げられることがなくなった。
サッカー雑誌で記事になる機会も減った。
J1では、満員の観客のなかでのゲームがある。
J2では、3000人程度のなかでのゲームがある。
わかっていたよ。
ちょっとだけ、さびしい思いがしただけだ。

結局、2004年はJ2残留という結果に終わる。
悲しかった。
悔しかった。
だけど、そのとき、気がついたんだ。
京都パープルサンガ――。
このチームを、自分が、ほんとうに好きだということを。
J2にいても、負けても、やっぱり好きなんだ。

2005年。
昨季途中から就任した柱谷監督が、チームを変えていた。
開幕戦、雪が残る水戸で大逆転勝利。
第1クール、勝ちつづけた。
喜んで、また、喜んだ。
だんだん、勝ちが当たり前のように感じてしまっていた。
1年まえは、あんなに勝利がうれしかったのに。
なんて、自分は愚かなんだろう。

第2クール、勢いが衰えてきた。
もちろんライバルもプロだ。
研究もされる。
かんたんにはいかない。
わかっていても、いらだってきた。
なぜ勝てないんだ。
なぜミスをするんだ。
なぜあの選手を使うんだ。
理不尽に高ぶる感情。
なんて、自分は愚かなんだろう。

第3クール、勝てなくなった。
下位チームが差を詰めてくる。
でも、ここにきて、ふしぎと落ち着いた気持ちになっていた。
試合内容は悪くない。
苦しい状況の中で、チームはまた強くなりつつある!
確信をもって、感じることができたからだ。
加藤大志の台頭。
鈴木悟のレギュラー奪取。
平井の好セーブ。
斉藤、米田のコンビネーションが安定感を増した。
アレモン、パウリーニョの2トップが成熟していった。
ボールをポゼッションする時間が増えてきた。
鋭いカウンター攻撃が冴えだした。
守りは堅くなった。
明るい未来。
もう、結果が出なくても一喜一憂なんてしない。
サポーターである自分も、少しは成長したのだろうか。

第4クール、調子が戻った。
見えてきた、上が。

そして、きょう。
10月22日。
京都パープルサンガ、来季、J1昇格決定。
男たちがやってくれた!
雨上がりの西京極。
空に虹。
地に歓喜。

感じる。
興奮がからだの中を駆けめぐっている。
J1。
行くよ、春になったら、そこへ行く。

ああ、おれは、京都パープルサンガが大好きです。
おめでとう、サンガ。
ありがとう、サンガ。
これからも、ずっと、愛しつづけます。