次期イングランド代表監督はマクラーレン

フェリペ有力の報道に非難が集まって、やっぱり英国人で。

イングランド代表監督にマクラーレン氏

イングランド・サッカー協会(FA)は4日、今夏のFIFAワールドカップ終了後に同国代表監督から退任するスベン・ゴラン・エリクソン監督の後任に、ミドルスブラFCのスティーブ・マクラーレン監督が就任すると発表した。契約は4年。

スティーブ・マクラーレン新監督(イングランド)
「わたしのところにお鉢が回ってきた経緯については存じ上げておりません。
そんなことはどうでもいいじゃないですか。
大きなチャレンジですが、喜んで引き受けましたよ。
なにしろこれは、サッカーのコーチが得られるなかでも最大の名誉ですから。
そして、わたしのキャリアのなかであきらかに最高のものでしょう」

【京都サンガ】手島が左鎖骨骨折

手島和希選手の受傷について:京都公式

弊クラブに所属しておりますDF手島和希選手が、昨日の5月3日(水・祝)に開催されましたJリーグディビジョン1 第11節 京都パープルサンガvsアルビレックス新潟での試合中に左肩を強打し、試合後、京都市内の病院で検査を受けました。その検査結果が出ましたので、下記にてお知らせいたします。
手島和希選手の検査結果ご報告
検査結果 : 左鎖骨 骨折
全  治 : 全治まで2ヶ月を要する見込み

全治2か月…。
共同通信によれば即入院で手術を受けたようです。
とりあえずワダカルシウムを飲みまくってください!
鎖骨骨折については以下参照。
参考: 鎖骨骨折は
鎖骨骨折の治療経過サッカーの試合中に右鎖骨を骨折

   アレ パウ
     林
児玉 斉藤 米田 大志
  登尾 リカ 鷲田
     平井
あたりで残り試合をなんとか乗り切りたいです。

【J1第11節】京都パープルサンガ1-1アルビレックス新潟

流れを、自分たちの手で

京都パープルサンガ1-1アルビレックス新潟
◇日時:2006年5月3日(水)15時04分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万1221人)(22.8℃)
◇主審:扇谷健司
前半26分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足&ゴキブリダンス)
後半36分【新潟】シウヴィオ・ジョゼ・カヌート “シルビーニョ” (右足)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF3:ヒカルド・カヴァルカンテ・ヒベイロ “リカルド”
DF32:手島和希
(後半0分-DF23:大久保裕樹)
DF19:登尾顕徳
DF6:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
(後半37分-FW20:林丈統)
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
MF14:中払大介
(後半41分-FW30:松田正俊)
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”

■アルビレックス新潟(4-2-2-2)
GK1:北野貴之
DF2:三田光
(後半35分-MF32:田中亜土夢)
DF19:海本慶治
DF26:中野洋司
DF5:梅山修
MF16:寺川能人
MF 8:シウヴィオ・ジョゼ・カヌート “シルビーニョ”
MF13:宮沢克行
(後半14分-MF18:鈴木慎吾)
MF9:ファビオ・ジョゼ・ドス・サントス “ファビーニョ”
FW14:中原貴之(後半16分-警告*2=退場)
FW11:矢野貴章

柱谷幸一コーチ(京都)
「前半はコンパクトに戦えていました。
相手のボランチが後方でボールを動していましたが、われわれはディフェンスとボランチでスペースを消していましたので、決定的な場面はつくらせなかったと思います。
しかし後半、手島をけがで交代せざるえない状況になって、ラインが下がってしまいコンパクトなかたちがつくれなくなりました。
ただ、新潟に退場者が出て1人多い状況になったのですから、中盤は引きこもらず前にでてほしかったですね。
最後まで、90分間、コンパクトにやらないと勝てません。
それに、2点目のチャンスもあったのに、フォワードが点を取れなかったこともまずかったです。
ぼくもフォワードだったのでわかりますが、きょうはカウンターでいっぱいチャンスがあって、オイシイ試合だったと思います。
追加点をとっていればゲームは決まっていたんですが、決めきれないのがいまの京都ということなのでしょう。
J1とJ2の差?
J1が厳しいのはわかっていました。
しかし、徐々によくなっています。
あとは、決めるところは決める、守るところはしっかり守るといった力強さをつけないといけません。
ワールドカップの中断期間に現状を洗い出して、個々の力が足りないなら補強します。
もう一歩チームをレベルアップさせたいです」

稲盛和夫名誉会長(京都)
「セクシーフットボールができていないから、監督を交代させる?
いや、ウチは彼しかいない。
それよりも、点が入らないことが問題。
アレモンが取り切れなかったね…」

鈴木淳コーチ(新潟)
「試合内容はおそまつなもので、立ち上がりから積極性がなく、プレーの精度は低すぎました。
とくに前半は、つないでシュートまでいくことすらできずに、相手にプレッシャーをかけられないありさまでした。
収穫は勝ち点1と、負けずに新潟に帰れることだと思います」

斉藤大介選手(京都)
「もったいない。
相手が攻撃的に来たのにたいして、後手にまわってしまいました」

パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”選手(京都)
「ゴールは、大志が上がってきて相手DFが気を取られていたので、フリーで落ち着いて決められた。
もう1点取れていれば、勝てた試合だった。
でも、サッカーで『だったら』ということはよくあること。
ぼくたちはもっと練習してチャンスをものにできるようにしないといけない」

島ぁぁぁぁぁぁぁぁ!
勝ち点2と、かけがえのない守備の要を失った、痛い痛ーいゲームでした。
(追記:鎖骨骨折で全治2か月)

きょうの京都は、柱谷コーチが狙いとするサッカーができていた。
高い位置で奪って、アレ・パウを走らせるショートカウンター。
中盤で詰まったら、斉藤から右に開いている大志へのロングパス。
一方、左サイドではハライが中にしぼって、空いたスペースを三上が攻め上がる。
おお、まさしく去年と同じ京都サッカー。
だが。
しかし。
勝てなかった。

京都はある程度自分たちのサッカーができていた。
たいする新潟は、ダンディ鈴木コーチいわく「ミスが多くておそまつ」で。
なおかつ、後半にひとり退場になってくれて。
それに、むこうのほうが休養日が1日少なくて。
でも、勝ちきれなかった。
この事実を、まずはしっかり認識しないといけない。

去年J2で優勝できたサッカーをピッチ上で表現できても、ハンデつきの相手にすら勝てない。
これが、現実(リアル)です。
戦わなきゃ、現実と。
なんだか手島のけががあったために、監督や選手ともすべてをラインコントロールのせいにしていますが、それだけじゃない。
それよりも、いまやっているサッカーの「構造的な問題」が京都を勝ちきれなくさせているのではないか、と思うのです。

まず第一に、何度もいっているアレ・パウへの「裏ポン」攻撃スタイル(以下「アレパウぽん」)の問題。
奪って、裏ポン。
止められて、回されて。
奪って、裏ポン。
止められて、回されて。

なんか演歌の歌詞みたいですが!
このリフレインで、きょうはパウの得点シーン以外にも、
・前半18分、ロングパスからアレモンが抜け出す(シュートミス)
・前半33分、中払のブロックからアレモンが抜け出す(シュートミス)
という2つの決定機をつくることができました。
攻めとしてはとても効率がいいし、あと1点決まっていてもおかしくなかったかもしれない。
でもこれだと、チーム全体にリズムが回ってこないし、攻めてる時間は少ないから中盤以下の選手が疲れてしようがない。

いわば、「アレパウぽん」はドラクエでいうところの「もろはのつるぎ」みたいな。
攻撃の切れ味はいいんだけれど、味方のヒットポイントも消費するってゆーか!
だから、後半、ひとり少ない新潟に走り負けてしまったのも、ロジカルな結果だなぁと感じました。
とにかく「アレパウぽん」以外にも、組織的に攻めるかたちをつくらないと。
これ、去年からずっと書いてる気が…。

もうひとつの「構造的な問題」は、斉藤・米田のWボランチ問題。
斉藤は後方でロングパスを出す役目、米田は前目でスペースを消す役目。
そういう意味では、柱谷コーチもご満悦のとおり、このところはすごく機能していると思います。
けど、やっぱ攻撃に関与することが少ないので、ものたりない。
きょうも2人のシュート数は米田の1本だけ、それもゆるゆる。
たいする新潟のWボランチ。
寺川は前半19分にシルビーニョのFKからフリーでヘッドする場面もあったし、そのシルビーニョは同点弾を決めた(シュート数は2人で3)。

京都と新潟はまったく同じ4-2-2-2という布陣を引いている。
よくいわれるように、これは守るのにはとてもバランスが取れたフォーメーション。
でも、攻めるときはトップ下がいないのがネックで、そこをいかにボランチの2人が攻め上がって、ラストパスやシュートにからむかがカギになります。
この点、いまの京都のWボランチはボックス内までには攻め上がらない/攻め上がれない。
ミドルシュートもめったにない。
米田だけにね…って笑えねぇ!
ボランチのフォローがまだ足りないから、2トップが孤立して、で、よりいっそう「アレパウぽん」連発になってしまうのかな。

長々と書いてきましたが、簡潔にいえば
「このメンバーで4-2-2-2、やめない? J1相手だと通用しないっぽいし」
ってことなんですけれどね(苦笑)。
これだけ勝てないゲームがつづくと、もういままでの蓄積とかすべて投げ捨てて、まったく新しいチームをつくりたい気分になってきたのだった。

あとは、きょうにかんしていうと
・相手が10人になってもなお引いてしまうメンタリティ
・後手に回った交代策
についても敗因…じゃねーや、引き分け因に挙げられると思いますが、めんどうなので略。

さて、ファンも選手も監督も後味&ふんぎりの悪い気分で、週末はアウェイ・大分戦。
中断期間前のリーグ戦最後の試合となります。
(見に行きたいけど、飛行機だと往復4万円…しょんぼり)
とにかくもう、なんでもいいから勝ってほしいです。
勝ちたいよー。
オウンゴールで、引きこもりとかでもいいや。
願わくば、ミスを減らして、自分に回ってきたパスは体を張ってキープして、パスを出したら休んでないでフリーランニングしてほしいですけど、って願いすぎか(笑)。

とりあえずチーム側は、このお姉さん2人を柱谷さんのもとに派遣して「こいのぼりプレイ」ですっきりさせてあげてください!

ファンタジーサッカー第10節

96fp。
使ってないけど斉藤、ボーナス7って。
次の対象試合、5月6日 (土)大分戦はスカパー!Ch.181で14.55より生中継。
解説はお久しぶりの遠藤雅大先生、実況は3戦連続寺西さんです。

GK 小澤英明 鹿島 5960万 3fp 2fp 0fp 1fp 0fp 0fp 6fp
DF 栗原勇蔵 横浜FM 4160万 3fp 3fp 0fp 1fp 0fp 3fp 10fp
DF ジャーン F東京 7520万 3fp 2fp 0fp 1fp 0fp 1fp 7fp
DF 内田篤人 鹿島 4910万 3fp 2fp 0fp 1fp 0fp 2fp 8fp
MF 平川忠亮 浦和 2340万 2fp 1fp 0fp 1fp 0fp 7fp 11fp
MF 鈴木規郎 F東京 4240万 3fp 2fp 2fp 1fp 0fp 0fp 8fp
MF 中村憲剛 川崎F 8180万 3fp -1fp 0fp 0fp 0fp 4fp 6fp
MF 増田誓志 鹿島 650万 3fp 0fp 0fp 1fp 0fp 5fp 9fp
MF フェルナンジーニョ G大阪 8410万 2fp 0fp 0fp -1fp 0fp 4fp 5fp
FW ジュニーニョ 川崎F 1億3100万 2fp 0fp 6fp 0fp 0fp 3fp 11fp(C)
FW パウリーニョ 京都 6370万 3fp 0fp 0fp 0fp 0fp 1fp 4fp

【イングランド・プレミアシップ第33週】チェルシー3-0マンチェスター・ユナイテッド

モウリーニョ「そのうち辞める」

チェルシー3-0マンチェスター・ユナイテッド
◇日時:4月29日(土)12.30 KO(日本時間20.30)
5分【チェルシー】ウィリアム・ガラ(ヘッド)
61分【チェルシー】ジョセフ・ジョン・”ジョー” コール(右足)
73分【チェルシー】ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ(右足)
※チェルシーが2シーズン連続3度目の優勝を決定

ジョゼ・マリオ・ドス・サントス・モウリーニョ・フェリックス・コーチ(チェルシー)
「ぶっちゃけ、今シーズンはあまりエンジョイできなかったんだ。
何度か、チェルシーを去ることも考えたほどさ。
いやいや、来シーズンにでも…という話じゃない。
チェルシーでの日々はとてもとても楽しめているし、契約期間はまっとうするよ。

ただ、問題はわたしを取り巻く環境なんだ。
おそらく、この国ではわたしは異端児でありつづければならんのだろうね。
『フットボールにかかわるもの、紳士たれ』というこの国の思想は、わたしのメンタリティとはあいいれないんだ。
そして、そうした思想と一個人の主義がぶつかったとき…変わらなければいけないのはわたしのほうだろう。
これだけはいっておくが、チェルシーの関係者やほかのクラブに関係者に不満をもっているわけではない。
しかし、もっとわたしにはもっとしあわせになれる場所があるだろうし、じっさいいまは100%エンジョイできていない。

思うに、チェルシーにはもっと敬意が払われてもしかるべきではないだろうか。
もしそうなれば、このクラブにかかわるみんながもう少し幸せになれる。
繰り返そう、わたしは来シーズンもチェルシーの指揮をとる。
なぜなら、来シーズンはもう少し楽しめると信じているからだ。
『楽しくないから去る、もう残りたくない』なんておろかなことはいわないさ。
来シーズン、チームは進化するはずだ。
今シーズンと同じように。
そしてそれが実現することこそ、わたしたちが現状よりももっとエンジョイするための方法でもあるんだ」