【京都サンガ】幹部会が柱谷体勢堅持を確認

柱谷体制でJ1残留を目指す サンガ、緊急幹部会:京都新聞電子版
(ノ∀`)アチャァァ

練習の指揮を休んで幹部会に出席した柱谷監督は「途中補強はせずに現状のメンバーで戦う。これから先の修羅場にチームが一つにまとまる必要がある」と方針を示し、「1番怖いのはいろんなことを始めてチームがバラバラになること。まだギャンブルする時期ではない」と説明した。戦術的には、3バックの本格導入もあり得ることを示唆した。

すでにチームはバラバラだし、監督を交代しないこと自体もひとつのギャンブル…かもしれないですねぇ。
このままいって、「恥ら谷」とか煽られないことを祈ります。

(臨時幹部会では)次節清水戦など今後をどう戦うかをテーマに約2時間話し合い、「フロントも含め危機感を持って、クラブが一つにまとまるよう信頼関係を強める」(クラブ幹部)ことで意見が一致した。

また精神論かー。
知り合いが勤めていた某社がですね、前に営業不振に陥ったんですよ。
だけど、役員たちは
「きびしい状況だが、社員が一致団結し立ち向かおう!」
と言うだけ。
社員たちはダメだこりゃ! となって大量離脱した——という話を思い出したですよ。
結局、その会社はにっちもさっちもいかなくなっちゃって。
その後、銀行が派遣した社長が会社の置かれている状況を数字をもとに分析し、赤字事業をドライに切り離して業績回復しつつある、という話なんですけれどね。
笑えない笑えない。

【京都サンガ】緊急企画;どーする?京都サンガ!

おれは、サッカーJリーグチームの社長だ。
ことし1部に上がったが、まったく勝てないでいる。
チームバスを囲むサポーター!
顔を真っ赤にして怒る会長!
しかし、監督は自分から辞める気配がない!
手もちのカードは、
 「放置」
 「解任」
 「巨乳美女を仕込んで辞任へ追い込む」
どーすんの、おれ? どーする?
つづくっ!!

——てな状況が、いまのサンガだと思うんですが!
もちろん、梅本社長役はオダギリジョーでお願いしますよ。

…と、そんなおバカなことをいってる余裕もなくなってきた昨今。
な・の・で!
マジメにワタクシが思うサンガの問題点を書かせていただければと思います。
もちろん素人目なんで、的をえてないかもしれません。
ですが、まぁひとつの意見として目をとおしていただければ幸いです。

まず、守備。
ここをなんとかしないと、どーしようもない。
振り返って、ここまでで守備陣がチンチンにされたあげく、攻撃も不振で完敗した試合を挙げてみます(公式戦のみ)。

開幕戦、横浜FMに4-1。
第2戦、川崎に2-7。
第8戦、浦和に3-0。
第17戦、G大阪に3-0。
そして第20戦、ふたたび横浜FMに4-0。

じつは、この5試合に共通項目があります。
そう、3バックを敷いて戦ってきたチームなんですね。
J2時代からもそうだったように、京都は3バックのチームに弱い。
なぜか?

その理由として、京都の守備が
「ボランチとディフェンスラインの間でボールを持たれて、そっからドリブルで前に突っかけてこられる」
のをいちばん苦手にしている——ってことが指摘できると思います。
そんときに、ディフェンスラインが枚数揃ってるのにズルズルと引いてしまうシーンを何度見たことか。
川崎戦でジュニーニョにやれらまくったのとか、まさにソレでした。

んで、3バックのチームはとうぜんトップ下の選手が存在するわけですから。
そのトップ下が京都のボランチとディフェンスラインの間に入り込んできて、切り裂かれてしまう。
で、失点を繰り返してしまっていた。

守備陣がラインを押し上げる勇気がないのか?
ボランチの2人のマークの受け渡しがあいまいのか?
あるいは、それら守り方のノウハウを教えてもらってないのか?
いずれにしてもラインをブレイクして前で守る守備ができないんですよねー、ずっと。

柱谷さんは去年
「ラインはあまり押しあげず、いったん引いて(リトリート)守る」
主義を提唱してましたので、
「それではJ1で通用しないから、ラインを押し上げよう(プッシュアップ)」
と突然路線変更しても、なかなか急には徹底できないのではないでしょうか。
だって、リトリートとプッシュアップは正反対の戦術方針ですぜ。

んで、できないのなら、できないなりにどーすんのよ?
話は、そーなってくるわけですが。

ひとつの案としては、ディフェンスラインの前に守備専門ボランチを1枚置くというのがあるのではないかと思います。
フォアリベロってやつです。
その人間に、ディフェンスの「第一防波堤」になってもらう。
相手チームがトップ下を置いてきた場合は、そのマークに専念する。
そんな役割。

いまのサンガは、斉藤・米田のダブルボランチ。
2人はたしかにポジショニングなどはすばらしい才能をもっていますが、フィジカル面ですこし弱さを感じるんですわ。
たとえば、ディフェンスラインが跳ね返したボールを相手の中盤の選手と競り合った場合、けっこう負けちゃうことが多い。
んで、セカンドボールが拾えなくなって、波状攻撃を受けてしまうケースが見受けられました。
そこで、フィジカルと守備力に長けた人材をフォアリベロに置くのはどうかなぁ、という発想です。

じゃあ、誰がやるか?
個人的には、児玉を推したいところ。
体を張って守れるし、フィードもいいものをもっているので。
ですが、そーすると左サイドバックがいなくなるから、次善の策として角田。
名古屋でボランチもやってたこともあるしね。

あんまり好きじゃないんですけど、仮想フォーメーションを書くならば、

パウ  アンドレ 大志
  斉藤  中払   
    角田     
児玉 手島 鷲田 大剛

の3センターとかどうでしょう。
(鷲田、大剛のところは誰か他に適任がいるかも?)
パウ、大志がサイドバックのフォローまで戻りつつ、3センターが中盤でプレスをかけつづける。
守備に奔走しすぎていた感のあるパウも、守りどころがハッキリしますし。
だいたい、3センターを開幕前に練習してましたよね?

まぁ、フォメ変えるだけでチームが一気に好転するとは考えられないですけれど。
とはいえ、なんらかの「策」は打ってほしい頃、冒険してもいい頃(みやすのんき)なので、長々書いてみました!
次の清水戦で、今までと同じメンバーだったらへこむなー(いちおう半休とって見に行く予定です)。

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【京都サンガ】柱谷幸一コーチ解任へ

京都に“激震!”大敗で柱谷監督の解任が決定的に:スポニチアネックスOSAKA サッカー

ついに、堪忍袋の緒が切れた。屈辱の大敗を見つめた京都・稲盛名誉会長の顔は真っ赤に染まっていた。「重症だ、こりゃ。選手だけでなく、采配にも問題がある」

サポもフロントも 柱谷監督解任か:スポニチ Sponichi Annex ニュース サッカー

柱谷監督更迭も:SANSPO.COM > サッカー

サンガ始まったな。
そして、2人続けて監督を解任に追い込んだコージー西村大先生。

※追記
しかし、きょうは何も起こらず。
官僚組織のように決断がトロいのはなぜだ。
なんなら、梅ちゃんには会社員に戻ってもらって、おれに社長やらしてもらえませんかねー。
年収300万くらいでけっこうですので!
スポンサー回りで土下座のひとつふたつしますし、戦力補強のために不眠不休で世界のサッカー見まくりますよ。

【J1第20節】京都パープルサンガ0-4横浜F・マリノス

失敗から学ばない者は愚者である

京都パープルサンガ0-4横浜F・マリノス
◇日時:2006年8月27日(日)19時04分キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8886人)
◇主審:また君か西村雄一
前半31分【FM】久保竜彦(左足←山瀬)
後半6分【FM】山瀬功治(左足)
後半14分【FM】山瀬功治(右足←奥PK大失敗のこぼれ)
後半34分【FM】山瀬功治(右足)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK 26:西村弘司
DF33:角田誠
(後半11分-MF22:渡邉大剛)
DF19:登尾顕徳
DF32:手島和希
DF7:児玉新
MF18:米田兼一郎
(後半28分-MF15:中山博貴)
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
MF14:中払大介
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW30:松田正俊
(前半35分-FW20:林丈統)

■横浜F・マリノス(3-4-2-1)
GK1:榎本達也
DF30:栗原勇蔵
DF3:松田直樹
DF4:那須大亮
MF7:田中隼磨
(後半44分-MF24:塩川岳人)
MF6:上野良治
MF35:河合竜二
MF5:アントニオ・モンテイロ・ドゥトラ
MF14:奥大介
(後半25分-FW11:坂田大輔)
MF10:山瀬功治
FW9:久保竜彦
(後半28分-FW15:大島秀夫)

失点記録、継続!
「チーム関係者によれば
『せっかく3失点まできたので、最後の1点はわざととらせた』。
このようなチームがJリーグにあることは、オシムジャパンに悪影響を与えかねない
(文:久保武司)」
との妄想記事がzakzakに掲載されてしまう日も近いな、こりゃ。

えーっと、きょうの試合にかんして。
まるで、先日のガンバ大阪戦のリピートを見るようでした!
パスミス多すぎ。
松田はポストひとつできず。

つまりは、何もできなかったゲーム。
チームとして何をやりたいのか、さっぱりわからないゲーム。
お客さんに「金返せ!」といわれてしかるべきゲーム、だと思ったのです。
(って、おれはきょうはテレビ観戦だったのですが)
福岡戦、セレッソ大阪戦で点が取れたのは、相手の守備がヌルかっただけ。
相手の守備がちょっと固くなるだけで、何もできなくなってしまう。
くやしいけれど、それがいまの京都サンガの実力なのでしょう。

しかしまぁなんですなぁ。
3試合連続4失点をくらいながら、システムも選手も代えないで試合に臨んだ。
それが敗因のひとつだ、と個人的には思いました。
たとえるならば、バクチにハマったおっさんが
 「いまのは手札が悪かっただけだ。そのうちツキがくるッ!」
 「いまのはアラートが足りなかっただけだ。おれの賭け方は間違ってないッ!!」
と思いながら、ドンドン金をぶっ込んでいってる。
そんな感じでしょうか。
テレビに映る柱谷さんは、失点を重ねるたび、目を血走らせながら苦笑いしてました。
あたかも、「カイジ」に出てくる、負けがかさんで自分を見失ってる人みたいな…。

そうです。
勝負ごとだから負けることがあるのはしょうがない。
しかし、敗北から何かを学び、次の戦いに生かすことが大事なんじゃないかと。
自分が正しいと思い込んで、負けや失敗から目をそむけていては、同じ過ちを繰り返すだけでしょう。
ちなみに、名著「失敗の本質—日本軍の組織論的研究」によれば、日本軍が負けたのは
 ・自分たちの価値観に傾倒しすぎた
 ・論理性が足りないのに、精神論で片付けようとした
 ・組織が硬直化、官僚化した
ことが要因だそうで。
なんだか全部が全部、サンガにも思い当たる部分があるような!
失敗の本質―日本軍の組織論的研究
失敗の本質―日本軍の組織論的研究

とはいえ、休む間もなくミッドウィークは清水戦。
もう、チームの再奮起にかけるしかない!
なので、せっかく「カイジ」の話が出てきましたことですし、カイジの名言で締めさせていただきます。

『おまえらは負けてばかりいるから
勝つことの本当の意味がわかっていない…!
だから今、クズとしてここにいる…!
「勝ったらいいな」じゃない…!
勝たなきゃダメなんだっ…!』