emobileのEM・ONE触ってきたよ

emobile.jp
EM・ONE:シャープ(音出ます)

見送り気分でいっぱいだったのですが、意外や出来がいい。
とくにキーボードが、ウィルコムのW-ZERO3シリーズとは違って、絶妙のキーピッチとキーストローク。
通話料金さえ要らなければ、即買い(笑)。

【フランス・リーグアン】松井のハードル

スポーツナビ | ニュース | ル・マンが9位に上昇 松井は次段階へのハードルに直面

ここ数試合先発から外れがちだった松井は、確かに今、次の段階に登るためのハードルに直面している。「去年とすごくやり方が違って難しいというか、何回もボール触れなかった時期もあったけど、その中で自分なりに結果残していくことが大切だと思う」と松井は試合後に語った。「昨年の中盤はちゃんとボールを回して周りを使っていたんだけど、ロマリッチはロングボールが多いので、すごくやりにくいところがあった。でもチームは毎年変わるもので、それがサッカーだと思うから、その中で自分のプレーを出し、自分の居場所を作っていかないといけない。僕もやり方を変えていくことが必要だと思う」。

先発は外れたが、またひとつ大人の階段上ったようで少しうれしい。

【J2第2節】京都サンガ-湘南ベルマーレ

京都サンガ0-0湘南ベルマーレ
◇日時:2007年3月11日日曜日13:05KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(4538人/晴ときどき曇ときどき雹、6.4℃)
◇主審:砂川恵一

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK33:上野秀章
DF6:森岡隆三
DF5:手島和希
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF22:渡邉大剛
MF4:安藤淳
MF16:斉藤大介
MF15:中山博貴
(後半14分-MF27:加藤大志)
MF8:美尾敦
(後半14分-FW7:徳重隆明)
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”

■湘南ベルマーレ(4-2-2-2)
GK25:キム・ヨンギ
DF18:財津俊一郎
DF3:ジャーン・カルロ・ウィッテ
DF2:斉藤俊秀
DF21:尾亦弘友希
MF5:中里宏司
MF8:坂本紘司
MF10:アヂエル・デ・オリヴェイラ・アモリム
MF24:加藤望
(後半22分-MF29:鈴木伸貴)
FW11:石原直樹
FW32:柿本倫明

開幕2戦目にして、”美濃部サッカー”の限界が見えた試合。
——そんなふうに思いました。
テレビ観戦ですし、もちろん素人の受け止めかたですので、とんちんかんに思われる人もいるかもしれません。
以下、だいぶネガティブな意見ですので、そういうのが嫌いなかたはスルーしていただけるとうれしいです。

前半から有効的な攻撃が繰り出せないまま、時間だけが過ぎていく。
問題は3つ。
その1、中山、美尾の両サイドMFが個人で局面を打開できない。
その2、2トップへのくさびのボールが入らない。
その3、チーム全体に緊張感が欠け、開幕戦より身体を張る局面が減っていた。

最大の問題はその1。
2人がボールをもったとき、まずパスが選択肢として頭にあるせいか、どうしても時間がかかってしまう。
スローダウンしてしまう。
もっと仕掛けろ。
何度も何度もそう思った。
もちろん、その2人のパスを期待して前線に走り込む動きも欠けていたという理由もあるのだが。

この光景を見ながら想起したのは、”ジーコ・サッカー”だった。
中田、中村、小野の黄金の中盤。
しかし、まったく機能しなかったのは記憶に新しい。
司令塔がたくさんいても、「船頭多くして船山に上る」になってしまう。
同じ現象が、きょうの京都サンガに見られた。

後半途中、その中山、美尾に代わって、加藤大志、徳重隆明が同時に投入される。
2人はさすがに、ドリブル能力に長けているだけあって、サイド深く切り込む場面が増える。
もっと仕掛けろ、もっと仕掛けろ。
テレビの前で声が出そうになる。

しかし、いくつかチャンスは生まれるものの、湘南も固い守備で得点を許さない。
そして焦りから前がかりになって、湘南のカウンターアタックを受ける始末。

結局、攻撃は散発的なものばかりだった。
何人もの選手が絡む重奏的な攻撃は数えるほどだった。
このままでは、得点を取れず敗れ去る試合があるような気がしてならない。
選手起用、チーム戦術、攻撃の約束事…すべてのアスペクトから、再考したほうがいいのではないか?
まだゼロスタートできる時期だから。
正直、いま、そういう気持ちになっている。

【J2第1節】東京ヴェルディ5-0ザスパ草津

東京ヴェルディ5-0ザスパ草津
◇日時:3月4日日曜日13時03分KO
◇会場:国立霞ヶ丘競技場(10275人)
◇主審:家本政明
前半0分【東V】船越優蔵
後半3分【東V】ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”(FK直接)
後半28分【東V】土屋征夫
後半38分【東V】ヂエゴ・デ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
後半44分【東V】ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”

■東京ヴェルディ1969(4-2-2-2)
GK21:高木義成
DF29:福田健介
DF17:土屋征夫
DF4:戸川健太
DF22:服部年宏
MF 7:名波浩
(後半29分-MF13:佐藤悠介)
MF5:ジョゼ・ルイス・サントス・ダ・ヴィスタカオ “ゼ・ルイス”
MF11:大野敏隆
(後半38分-MF8:永井秀樹)
MF10:ヂエゴ・デ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW9:ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”
FW19:船越優蔵
(後半35分-FW28:井上平)

■ザスパ草津(4-2-2-2)
GK1:本田征治
DF7:佐田聡太郎
DF4:田中淳
DF5:セルソ・カルドーソ・デ・モラエス “チカ”
DF30:松下裕樹
MF18:櫻田和樹
MF8:山崎渡
(後半16分-FW19:後藤涼)
MF6:鳥居塚伸人
MF15:桑原剛
(後半7分-MF10:中井義樹)
FW20:松浦宏治 “復讐”
(後半16分-FW11:氏原良二)
FW9:高田保則

ちゅーわけで、東京Vファンのまさおクン(仮名)に連れられて国立までスカウティングに行って参りました。
つか、はじめて大江戸線で行ってみたが、正門のすぐ横出口なんですな。
家からドアtoドアで30分強で着いたぜ!

ということで、おれとまさおの会話を抜粋。

前半

まさお「はっきりいって草津の選手がチカしかわかりません(笑)」

おれ「国立(の大型画面)、スタメン表示しねーのかよ! ないわー」

まさお「(試合前に)DEATH NOTEのDVDのCM流してる余裕があったら、スタメンぐらい表示しとけよと」

おれ「高田(湘南)うまいなぁ」

まさお「あそこできっちり起点つくられちゃってるんですよね。中盤の守備も緩いし」

おれ「意外と裏も取られてるよね」

まさお「ラモスが前に出てきた!」

おれ「なんだよ、あのスーツ!! 黄緑とか!!!!」

まさお「ないわー。どこで買ってきたんですかね、あれ」

おれ「アメ横とかじゃね?」

まさお「あのスーツ着れるのは、”やっさん(横山やすし)”かラモスだけですね」

おれ「ラモスも『大和魂だよ!』とか言って、”風の会”から選挙に出そうだしなぁ」

まさお「落選確実ですよ! しかし、草津のほうがいい試合してますな。やりたいサッカーがわかりやすい」

おれ「攻撃にスピードあるよ、川崎より」

まさお「東京です! まぁわが軍には名波というハンデがありますし。パス出したら歩いてないで、走れよ(泣)」

おれ「お、高田(湘南)うまいなぁ。あのポストプレイにフォローする選手がもう少しいればいいのに…」

後半

まさお「さすがに、個人の差が出てきましたね」

おれ「草津も攻めてるんだけど、最後の局面でクオリティが高くないから…(涙そうそう)」

まさお「フッキすげぇ!」

おれ「つか、フッキの個人技しか攻め手なくね?」

まさお「ブラジル人3人で攻撃するのがいちばん効率いいんです…(涙そうそう)」

おれ「Aちゃん(2人の共通の友人・♀)を酔わせて無理矢理ヤろうとしたO野とか、全然目立ってないし」

まさお「柏時代の話はもう時効ですから!」

おれ「わー、もう草津も守る気なくなっちゃったね」

まさお「こういうバカ試合になると、わが軍に分がありますよ」

おれ「永井、まだいたんか…」

まさお「ラモスが出ないだけ、まだマシです…」

おれ「タイムアップ」

まさお「5-0だけど、しょっばい試合だったなー」

おれ「フッキとヂエゴ止めとけば、なんとかなりそうな気もするなぁ。止められないかもしれんが…」

まさお「いや、大勝したあとにさっくり負けたりしますし…」

おれ「でも開幕戦にこんだけ大勝できたから、川崎としてはよかったんじゃない?」

まさお「だから、東京ですって!」

【J2第1節】京都サンガ2-0コンサドーレ札幌

徳重のエロさは異常

京都サンガ2-0コンサドーレ札幌
◇日時:3月3日土曜日16時05分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(7788人、曇15.9℃)
◇主審:池田直寛
前半17分【京都】アンドレ・ピント・カンダカン(ヘッド←パウリーニョ)
後半19分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(右足)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK33:上野秀章
DF6:森岡隆三
DF5:手島和希
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF22:渡邉大剛
MF4:安藤淳
MF16:斉藤大介
MF15:中山博貴
(後半41分-MF27:加藤大志)
MF8:美尾敦
(後半14分-FW7:徳重隆明)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
(後半38分-FW25:西野泰正)

■コンサドーレ札幌(4-2-2-2)
GK28:高木貴弘
DF6:西嶋弘之
DF4:曽田雄志
DF15:ブルーノ・エヴェルトン・クアドロス
DF7:和波智広
(後半0分-MF16:大塚真司)
MF17:カウエ・サントス・ダ・マッタ
MF18:芳賀博信
MF8:砂川誠
(後半21分-MF25:藤田征也)
MF29:西谷正也
FW10:ダヴィ・ジョゼ・シウバ・ド・ナシメント
FW13:中山元気
(後半17分-FW9:石井謙伍)

一時間前にスタジアムに着きまして、オフィシャルハンドブックを購入させていただいたのですが。
ぎゃー、ユニフォーム発表会の徳重選手の写真が!
新宿ホストクラブ「愛」の写真かと!
濡れるぜ!!

と、筆のおのむくままに書いていると、あっという間に下ネタになってしまいました、こんばんわ。
いま、スカパー!中継を録画したものを見終わり、shop99謹製ウーロン茶を呑みながら書いているところです。

オフィシャルハンドブックといえば、裏表紙のwii広告には和んだんですが、各選手の紹介ページの!!
写真が!!
お顔にピンが来てません(血涙)!
なぜなぜ?
瞳を見ると、左右に2灯ストロボを立ててるみたいなのに…。
おれにご依頼いただければ、こーゆーの得意なカメラマン紹介しますので、サンガ広報様。
つか、ハンドブック編纂を丸投げ請け負いたい!
って現実逃避しているばあいじゃなく、試合の話だ。

まず、開幕戦勝ててよかったなーと。
正直、そう思います。
内容は…まずまずかな。
守備はすばらしかった。
でも、攻撃はそこそこ。
あくまで素人の私見ですが、以下スタジアムとテレビで見て感じたことをば。

戦い方は、興味深かったです。
フォーメーションは4-2-2-2。
つーと柱谷時代と同じなのですが、攻撃的な中盤に博貴、美尾を使うのが今シーズンの美濃部直彦流。
サイドアタッカーではなく司令塔タイプの2人を起用して、そこで攻撃の起点をつくる狙いだと思われます。
2人は、どちらが右・左というわけでなく、随時ポジションを変えていました。
しいていえば、ブラジルスタイル?
カカーとホナウジーニョを両サイドに置く、みたいなー。

ですが、ブラジルと違うところが、博貴、美尾が自分で仕掛けることが極端に少ないこと。
美尾はボールに回転をかけた浮き球のスルーで何度か決定機をつくっていましたが、単独での突破やFWを追い越すようなシーンが一度もなかった。
中山のほうは何度かシュートを放ってましたが、ドリブルで前に抜けるタイプでもないし。
なので、どーも攻撃が詰まっちゃうんですよねぇ。

前半の半ばでしたか、こんなシーンがありました。
中山が中盤深くに引いてきまして。
斉藤にボールを預けまして。
んで、右サイドに広大なスペースがあって。
(テレビでは映っていなかったですが)
そこに、森岡が…走り込まない。
あー、ここに加藤大志(or星大輔)がいたら、ロングパスで一気に大チャンスなのになぁ、と強く強く思いました。

いや、W司令塔と2トップがワンタッチでパス交換をしたり、ワンツーがあったり、華麗な攻撃を見せてはくれました。
ただ、それは相手の守備がJ2レベルになったからこそ通用したのではないかなぁ、とも思ったのでした。
もう少し、スペースへ走り込んで、そこにパスがピタリとか。
そんなシーンも見てみたかったです。
つーか、昨シーズンに途中就任したとき、美濃部さんはそんなサッカーを志向しているような「気配」を感じたんですが。
ひょっとしたら、J2向け現実路線にシフトしちゃったのかな?

一方、守備のほうはほぼ完璧!!
チアゴは、札幌FW中山との空中戦で大勝利!
ヘッドで競り負けたのは、セットプレーから曽田に1回やられたぐらいではないでしょうか。
手島、森岡も安定。
ボランチに入った安藤淳ちゃんも身体を張ってました。
いや、チーム全体が身体を寄せて守り、守備意識が高かったですね。
札幌にヤラれる臭いが、スタジアムからまったく漂ってこなかったです。

で!
だからこそ!
センターバックがオーバーラップしたり、サイドバックが高いポジションを取ったり。
そーゆー、攻撃的な姿勢ももうちょっと見たかったですねー。

「負けたくない/失敗したくない」——人間がもっている強烈な自己保全本能を、いかにぶっ壊してチャレンジするか?
それがサッカーというスポーツの真髄だと、おれは思います。
チャレンジングスピリッツが足りなくて、ちょっと欲求不満だったりしました。
結果から見れば、完封、2点差勝利で完勝なんですけどね!

しかし、きょう使ってないメンツ=秋田、角田、中払、石井ほか。
ケガ=倉貫、星、田原ほか。
ポジション争い、熾烈すぎです!