【2010FIFAワールドカップMatch4:予選B組】韓国 2-0 ギリシャ

韓国 2-0 ギリシャ
◇Match 4 – Group B – 12 June
7分【韓国】イ・ジョンス(右足←CK)
52分【韓国】パク・チソンは京都サンガF.C.の登録商標です(右足)

元京都の選手、躍動しすぎ。
しかし、ギリシャは戦前の予想どおり、低調な内容だった。
攻め手がなくて、後半途中から放り込みオンリーに。
ユーロを制したときにくらべ、選手層も劣化して、サマラス、ゲガスも弾けきれず。
予選全敗もありそう、もしくは3戦目アルゼンチンがメンバーを落としてきて、やっとドローとか。

【2010FIFAワールドカップMatch2:予選A組】ウルグアイ 0-0 フランス

ウルグアイ 0-0 フランス
◇Match 2 – Group A – 11 June

アンリ「ちょwwwハンドwww」
西村主審「おwwwまwwwえwwwがwww言うなwww」

みたいなシーンがいちばんのハイライトでした。
5バック気味に守るウルグアイは、フォルランの巧さだけが目立つ内容。
一方のフランスは、欧州予選のとき同様サイドで仕掛けはするものの、点が入らない。
ちなみに、フランスは3大会連続初戦無得点。

【2010FIFAワールドカップMatch1:予選A組】南アフリカ 1-1 メヒコ

南アフリカ 1-1 メヒコ
◇Match 1 – Group A – 11 June
55分【南ア】ローレンス・シフィウェ・チャバララ
79分【メヒコ】ラファエル・マルケス・アルバレス

高速カウンターvsポゼッションサッカーの対戦。
メヒコは、”ギジェ”フランコが前半フリーの決定機を2回外した(ベラからの浮き球のパスに抜けだしてシュート、セットプレイからヘッド)のが痛かった。
あと、4年前と比べると、スピードがなかったかな。
結果は順当、興奮度はそこそこ。

【Jリーグカップ・予選リーグA組第6節】FC東京 0-1 京都サンガ

FC東京 0-1 京都サンガ
◇日時:2010年6月6日15.00キックオフ
◇会場:調布市東京スタジアム(1万7014人/晴 24.4℃ 45%)
◇主審:岡田正義 “ジャスティス”
53分【F東】キム・ヨングン(FK直接)

■FC東京(4-2-2-2)
GK20:権田修一
DF8:松下年宏
DF3:森重真人
DF17:キム・ヨングン
DF14:中村北斗
MF2:徳永悠平
MF10:梶山陽平
MF18:石川直宏(66分-FW24:重松健太郎)
MF22:羽生直剛(77分-DF33:椋原健太)
FW11:鈴木達也(58分-MF19:大竹洋平)
FW9:赤嶺真吾

■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK1:平井直人
DF4:水本裕貴
DF24:増嶋竜也
DF19:森下俊
MF22:渡邉大剛(63分-FW31:宮吉拓実)
MF26:角田誠
MF15:中山博貴
MF17:中村太亮
MF9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(75分-MF11:鈴木慎吾)
FW13:柳沢敦(63分-MF18:加藤弘堅)
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ

■不動神、動くも

前半にあった、こんなシーン。
フリーになった石川がシュート。
まっすぅの身体に当たって、コースが変わる。
ゴールマウスぎりぎりに、飛ぶボール。
不動明王がごとく、腰を落とした姿勢でまったく微動だにしない平井イェイ!
ボールは当然のごとく、枠からぎりぎり外れていった。

いやぁ、久しぶりの “平井神” の生プレイを堪能させていただきました。
得点シーンも不動で見送れば、ゴールインすることはなかったかと思うと…。

■手詰まりになる、サイド

ということでフリーキック一発でやられたわけですが、全体的には両チームともミスが多いゲーム。
そして、お互い相手ボールになると、素早く帰陣して、リトリート合戦になっていました。

シュートF東11、京都10。
現地で見ていると、そんなにあったっけ?という感じです。

しかし、”5-2-ファンタジア”こと5バック気味の布陣ですが、相手に引かれると、一気に攻め手がなくなりますな。
とりあえず、センターバックとボランチでボールを回しながら、ウイングバックに長めのパスを通すまでは至るんですけど、そこで詰まってしまう。
ボランチと両センターバックが後ろに控えてはいるんですけどね。
結局は、そこのバックパスしかなくなる。

この手詰まりを解消するには、定石といわれるのが以下の手段。
ボランチ、両センターバックのどちらかが、ウイングバックの大外を追い越す。
相手はこの選手の対応をしなければいけないので、パスコースもスペースも増える。
…と机上の空論はあるんですが、そういう動きはトレーニングしていないのか、あるいは、逆襲を嫌ってあえてしないのか。

きょうのサンガは、こうした場面では、もう一度ボランチに戻して、逆サイドに大きくサイドチェンジすることを試みていました。
でも、そのパスがことごとくタッチラインを割ってしまう(苦笑)。
で、なんだか「いざ攻撃!」っていう気分が萎えてしまうという。

なににしろ、スペースメーキングの動き、フリーランニングの少なさは、開幕当初からまったく変わってません。
守備はかなり堅くなってきたので、次は攻撃ですね。
ボランチにひとり、ミスの少ない選手がいれば…という感じはありますが。

■運命は、水曜日

カップ戦初黒星となった、きょう。
最終節はゲームがない京都にとって、決勝トーナメント進出は “他力本願” になってしまいました。
その最終節は、中2日で水曜日開催。
京都にとって、いい結果になることを、祈ります。

さて、最後にひとつ、エピソードを。
タイムアップの笛の後、前線にいたまっすぅ。
あきらめきれないように、悔しがる姿。
そして、整列する選手たちに遅れて参加する姿。
古巣との対決、勝てば古巣を下して決勝トーナメントに行くことができる…。
この試合にかけた”気持ち”が伝わってきました。

スポーツナビ | サッカー|ニュース|あとは待つしかない 京都の加藤監督

【Jリーグカップ・予選リーグA組第5節】京都サンガ 1-0 名古屋グランパス

京都サンガ 1-0 名古屋グランパス
◇日時:2010年5月30日(日)14.00キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 28.1℃ 31%/1万6017人)
◇主審:村上伸次
38分【京都】柳沢敦(左足←ヂエゴ←柳沢←森下)

■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK1:平井直人
DF4:水本裕貴
DF24:増嶋竜也
DF19:森下俊
MF22:渡邉大剛
MF26:角田誠
MF16:安藤淳
MF17:中村太亮
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(86分-FW2:西野泰正)
FW13:柳沢敦(77分-MF15:中山博貴)
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(90+2分-MF7:片岡洋介)

■名古屋グランパス(4-2-1-3)
GK50:高木義成
DF32:田中隼磨
DF3:千代反田充
DF5:増川隆洋
DF6:阿部翔平
MF14:吉村圭司
MF7:中村直志
MF9:イゴール・ブルザノヴィッチ(64分-MF28:田口泰士)
FW10:小川佳純(77分-MF27:花井聖)
FW17:巻佑樹
FW22:橋本晃司(64分-FW19:杉本恵太)

■5-2-ファンタジア

3連勝!
今季初完封!
A組1位キープ。

というわけで、今季はじめてカップ戦のテレビ中継があったので、録画したものを見たんですが…。
いやいや(苦笑)。
5バック+2ボランチで守って、前線の3人でなんとかしてくれ的な。
今季のACミラン風に言うならば、
5-2-ファンタジア
とでもいうべき戦術ですね。

キーパーソンはやはりドゥトラ。
彼のキープ力と縦への突破力が加わったことで、ヂエゴへのマークが分散して、3トップだけで危険な場面が作れるようになったかと思います。
前半から名古屋にボールをキープされまくってましたが、がっちりゴール前を「砦」のように固めて守る。
そして、奪ったら素早く前の3人に展開と。

単純ですが、前の「ファンタジック3」だけでシュートまで行ってしまえるのも事実。
あとは、トップ3人のキープ力を高めつつ、ウイングバックがもうちょっと攻撃に絡めれば、もっと魅力的になるんじゃないかな。
ウイングバックといえば、中村太亮はホントいい選手になってきましたね。
大剛が今季ずっと精彩を欠いているのに対して、テクニックとスピードを見せていました。
いいぞいいぞ。

■予選は残り1試合

さてさて、順位を確認すると、

1 京都サンガF.C.(試合数5/勝ち点11)
2 ベガルタ仙台(試合数4/勝ち点8)
3 FC東京(試合数4/勝ち点7)
4 アルビレックス新潟(試合数5/勝ち点7)
5 大宮アルディージャ(試合数4/勝ち点4)
6 名古屋グランパス(試合数4/勝ち点2)
7 セレッソ大阪(試合数4/勝ち点1)

次のFC東京戦に勝てば、予選突破は確定ですな。
盛り上がれる試合に参戦できるのは楽しみだ。
つか、次もスカパー!で中継あるのか。
いやぁ、首位ってほんといいものですね!