【2010FIFAワールドカップMatch23:予選C組】イングランド 0-0 アルジェリア

イングランド 0-0 アルジェリア
◇Match 23 – Group C – 18 June

FIFA.comのレポート記事の見出しが、
「Algeria frustrate toothless England」。
FIFA.com – England-Algeria – The matches of 2010 FIFA World Cup South Africa

アルジェリアが、歯ごたえのないイングランドを脅かす…みたいな意味か。
確かに、アルジェリアのほうが終始イングランドを押していた。
3-4-3で、前線のテクニックのある3人が相手守備陣をかき回す。
中盤の4人は、献身的に守備をする。

たいするイングランドは、ルーニーが、ジェラードが、ランちゃんが…。
そろいもそろって絶不調。
プレミアだとあんなにドスンドスンと決まるシュートが、みんな枠にいかない。
いまだ勝ち点は1、決勝Tがやばい!

【2010FIFAワールドカップMatch22:予選C組】スロヴェニア 2-2 USA

スロヴェニア 2-2 USA
◇Match 22 – Group C – 18 June
13分【スロヴェニア】ヴァルテル・ビルサ
42分【スロヴェニア】ズラタン・リュビヤンキッチ
48分【USA】ランドン・ドノヴァン
82分【USA】マイクル・ブラッドリー

この試合勝てば、決勝トーナメント進出一番乗りが決まるスロヴェニア。
見事なミドルと、見事なカウンターで、前半だけで2得点。
お約束の「阿波踊りダンス」もやって、盛り上がりも最高潮だったんですが…。

後半、角度のないところからドノヴァンのネット天井ズドンのパワフルシュート。
そして、アルティドールのパワフルポストから「監督の息子」ことブラッドリーが歓喜の同点ゴール。

これで、スロヴェニアは勝ち点4、アメリカは2、なわけだけど、スロヴェニアの第3戦の相手はイングランド。
これを落とせば、予選突破は他国の結果頼みになってしまう。
同点にされたゴールは、ひょっとして運命をわける一点になってしまうかもしれない。

【2010FIFAワールドカップMatch21:予選D組】ドイツ 0-1 セルビア

ドイツ 0-1 セルビア
◇Match 21 – Group D – 18 June
38分【セルビア】ミラン・ヨヴァノヴィッチ “ラネー”
※61分【ドイツ】ポドルスキPK大失敗

前節敗れたセルビアは必勝を期して、試合開始から全開モード。
4-3-3の右ウイングに入ったクラシッチをスペースに走らせ、幾度となくチャンスを作った。
また、守備でもドイツの選手にガツガツ行き、イエローカードも辞さない感じ。
それに影響されたか、ドイツにもラフなプレイが目立ちだし、カード乱舞状態に。
37分には、ドイツのクローゼが2枚目のカードもらっちゃって、早々退場となる。
そして、直後にセルビアがまたもクラシッチの突破から、待望の先制ゴールを上げた。

後半は、ひとり少ないながらもドイツがさすがの攻めを見せる。
しかし、決定機のほとんどに絡んだポドルスキが大ブレーキ。
ヴィディッチの何がしたいのかよくわからんハンドで得たPKもキーパーに止められてしまった。

ドイツ側で唯一よかったのは、”ヨア様”ことヨアヒム・レーヴ・コーチが苦悩の表情を浮かべるところを、幾度となくカメラに抜かれていたことか。
女性ファンならハァハァものでしょう!
しかし、黒カーデの下に白Tシャツとか、ファッショナブルなコーディネイトをしてくるなぁ。
もしかして、毎試合ファッションを変えるべく、服を用意してるのか?

【2010FIFAワールドカップMatch18:予選A組】フランス 0-2 メヒコ

フランス 0-2 メヒコ
◇Match 18 – Group A – 17 June
64分【メヒコ】ハヴィエル・エルナンデス・バルカサール “チチャリート”
70分【メヒコ】クアウテモック・ブランコ・ブラボ(PEN)

しかし、フランスは2008年ユーロと同じ展開。
ボールは持てても、攻撃に迫力がなく、ゴールが奪えない。
たしかに、オフサイドっぽい失点は不運だったが、かといって、アレがなかったら勝てたかというと、それも難しかっただろうし。
ユーロのときは、1分2敗でグループリーグ敗退だったわけだが…。
今こそ、ドメネクさんの星占いが炸裂すべきときだな。

【2010FIFAワールドカップMatch19:予選B組】ギリシャ 2-1 ナイジェリア

ギリシャ 2-1 ナイジェリア
◇Match 19 – Group B – 17 June
16分【ナイジェリア】カルー・ウチェ
44分【ギリシャ】ディミトリオス・サルピンギディス
71分【ギリシャ】ヴァシリオス・トロシディス

33分、ナイジェリアのサニ・ハルナ・カイタの退場が勝敗を分けた。
その後は、ギリシャがパワープレイを交えながらシュートまで行きまくる。
ナイジェリアもカウンターでいくつか決定機を迎えていたが…。
これでグループBは
・アルヘンティーナ勝ち点6
・ギリシャ、韓国勝ち点3
・ナイジェリア勝ち点0
で最終節、アルヘンティーナ×ギリシャ、ナイジェリア×韓国。
ナイジェリアも勝てば得失点差で突破の可能性を残している。