【J1第30節】京都サンガ 1-1 大分トリニータ

京都サンガ 1-1 大分トリニータ
◇日時:2009年10月24日(土)19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 16.3℃ 75%/1万4852人)
◇主審:鍋島將起
6分【大分】高橋大輔
21分【京都】林丈統

■京都サンガF.C.(4-1-2-1-2)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF19:森下俊
DF14:イ・ジョンス(14分-警告*2=退場)
MF3:シヂクレイ・ヂ・ソウザ
MF15:中山博貴
MF8:中谷勇介
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW13:柳沢敦(78分-DF6:染谷悠太)
FW11:林丈統(68分-FW28:キム・ソンヨン)

■大分トリニータ(3-4-2-1)
GK1:西川周作
DF4:深谷友基(76分-FW19:前田俊介)
DF33:藤田義明
DF36:菊地直哉
MF5:エヂミウソン・アウヴェス
MF8:金崎夢生
MF14:家長昭博(58分-DF2:坪内秀介)
MF20:高橋大輔
MF2:1東慶悟
FW35:チェ・ジョンハン(54分-FW17:エウヂス・フェルナンド・ダマショ “フェルナンヂーニョ”)
FW13:高松大樹

ランコ・ポポヴィッチ・コーチ(大分)
「相手はフォワードの選手まで下がってきて、守ってカウンターという戦い方だった。
わたしたちの攻撃を怖がっていた証明だと思う。
たくさんチャンスはつくれたのだが、あと1点が足りなかったということ。
残念ながら降格は決まってしまったが、人生はこれで終わりではない。
つらい状況だからこそ、人間性が問われる。
残りの試合、カップ戦がある。
きょうのゲーム後、京都のサポーターも大分コールをしてくれた。
そういった人たちのためにも、今度も戦っていく」

溝畑宏GM(大分)
「J1に7年間いて、九州に、大分にサッカーを根づかせることができた。
スタッフ、選手とも、降格はつらい状況だ」

加藤久コーチ(京都)
「15分で10人となったが、早い時間で返せたことがよかった。
75分間、1人少ないというなかで、選手は3ポイント取ろうという意志を見せてくれたと思う。
内容も、選手の気持ちの持ち方も悪くなかった。

柳沢に代えた理由?
いま渡邉大剛のケガなどで、サイドで攻守をきっちりできるのが柳沢しかいない。
戦術的な部分でキーとなるプレイヤーだし、チームのためにサイドをやってもらっている。
そんななかで、きょうは引っ張られて体力を消耗していた。

もうひとつは、さいごの段階で大分が放り込んでくるだろうという予測もあった。
シヂクレイを下げて、染谷をディフェンススクリーンにして置いておけば、問題はないだろうと思っていました。
J1残留はわれわれの最低限やること。
あともがむしゃらに12ポイントを取りに行きたい」

その気持ち、わかります
目の前で、他チームの降格を見るのは複雑な気分になりますね…。
しかし、ポポビッチさんのいうとおり、「これで人生終わったわけじゃない」。
悲しみがあれば、喜びがあるわけで、J2キャンプでチーム力を再構築していただきたいと思います。
若い選手も多いからね。

いっぽう、わが京都サンガなのですが、柏が敗れたことで
あと勝ち点を1積み上げれば、残留が決定
となりました。
つまり、京都4戦全敗、柏4戦全勝以外はオッケーと。
なんとか安全圏に入りました。

きょうは安藤の負傷、角田のケガで、中谷が中盤に。
前節奮闘した森下がセンターバックに、ジョンスがサイドバックに入ったのですが、これが結果的に大誤算。
サイドで暴れすぎたジョンスが、立て続けにイエローをもらって、退場となってしまいます。
つーか、きょうの鍋島主審は判官贔屓というか、大分寄りだったような気が…。
そのあとは、林がディフェンス裏へウラウラと飛び出させるだけ。
1点と勝ち点1が取れてよかったよかった、という試合でした。
しかし、満員の観客のときはだいたいつまんない試合になっちゃう京都サンガはなんとかならんか。

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