【J2第30節】モンテディオ山形 0-2 京都サンガF.C.

モンテディオ山形 0-2 京都サンガF.C.
日時:2021年9月18日(土)19:03KO
会場:山形県総合運動公園陸上競技場 “んだスタ”(4,588人/曇 22.7℃ 87%)
主審:世界の西村雄一
44′-京都/宮吉拓実(右足)
60′-京都/三沢直人(左足ミドル)

■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:ビクトル・イバニェス・パスクアル
DF6:山田拓巳
DF2:山﨑浩介
DF5:野田裕喜
DF28:吉田朋恭
MF15:藤田息吹
MF18:南秀仁
MF41:中原輝
MF35:樺山諒乃介(71′-FW20:クエンテン・ジョーディ・フェリックス・マルティノス)
FW14:山田康太(71′-FW13:木戸皓貴)
FW9:ヴィニシウス・ヴァスコンセロス・アラウージョ(82′-FW39:林誠道)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬(84′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(71′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(53′-MF33:三沢直人)
MF4:松田天馬
FW13:宮吉拓実(71′-DF41:白井康介)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
MF8:荒木大吾(46′-MF16:武田将平)

三沢直人選手(京都)
「上位争いで負けられない試合が続いていく。
きょう、勝てて良かった。
ゴールシーンは、宮(吉)くんからワンツーのような形でボールを受け、シュートという判断を取れた結果。
シュートの感触は正直……全然ダメでしたが(苦笑)。
交代のときの指示は、攻撃守備でハードワークして、狙えるときは狙っていけと」

曺貴裁コーチ(京都)
「山形さんは自分たちのストロングを全面に出し、それを受けない形でわれわれも戦いました。
きょうの試合を見た人は、お互いの良さが出たゲームだったと感じてもらえたんじゃないでしょうか。
サッカーというのは残酷なもの。
2-0という結果ほど差があったとは思いませんし、確かにわれわれには運がありました。
しかし、相手のシュートミスを誘ったりウチに得点が入ったのも、いつもサンガタウンでトレーニングしていることが結果として現われたんだと思います。
(――山形のボール回しに対する守備について)
前半は、守備に統一感が欠け、ボックス付近でボールを持たれたときに相手のスピードアップを許す展開もありました。
そこで戦術的修正を加え守備の形を変えて、人も入れ替えながら後半を戦ったことでうまくいったと思います。
もちろん山形さんも織り込み済みだったでしょうが、いい形で2点目が取れたことも大きかったです。
(――山形のサイドアタッカーに対して、飯田・荻原への評価は?)
あのポジション(※サイドバック)はわれわれの戦術の肝。
『攻守で先手を取る』ということでいえば、何回か危ない場面もありましたけれど、本多を含めて非常に良い働きをしてくれました。
1対1の強さが、山形さんのストロングを消したのは間違いありません。
(――磐田が引き分けたため首位に返り咲いた)
首位だろうが2位だろうが5位だろうが3位だろうが、自分たちがプロとして次に試合に向けてしっかり準備をしてやるだけ。
順位が自分たちを後押しするものでもなんでもありません。
謙虚に自分たちのサッカーを突き詰めるということにフォーカスして、これからもやっていきたいと思います」

ピーター・クラモフスキ コーチ(山形)
「非常にいいパフォーマンスだった。
ペナルティーエリアの中に何度も侵入して、数多くのチャンスもつくれていた。
敗北という結果は信じられない。
ただ、これもまたフットボールなんだ」

首位ふたたび

正直、かなり押されていた試合!
山形のビルドアップは仕組み化されており、その中で上田、樺山というFマリノス・レンタルコンビの個人技も怖さがあった。
手数を掛けない形で取れた先制点、および三沢選手の
「つれー、ペナルティーエリア外から軽く足を振っただけでシュートが決まってつれーわー」
的な追加点が大きかったな。

また、「(荒木)大吾が悪かったわけではなくて」(※試合後の曺さんのコメントより)、戦術的な意味合いで後半から松田天馬をウイングに戻したのも功奏。
やっぱり、サイドプレーヤー、通称“アクセル”の守備力&プレッシング能力は重要視されるのだ、とあらためて認識した。
荒木はタメも作れていたし、ピッチ上で唯一1対1で勝負してぶち抜いてくれる“匂い”があった選手だと思うけど、サイドバックが真ん中のレーンにも入ってくる山形相手には松田天馬がベターだということだろう。
いまの京都がやってるサッカーにおいて1対1での勝負は、ウイングよりも両サイドバックに託されている印象がある。

磐田が岡山相手に引き分け、首位に浮上。
というより、3位グループにいる山形を叩けて、町田-長崎が痛み分けに終わったことも大きい。
いい気分で連休を過ごせるね♪

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