【J2第6節】京都サンガ 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉

京都サンガ 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉
◇日時:2015年4月5日(日)14:04KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(4206人/雨  16.1℃ 92%)
◇主審:松尾一
15分-市・千/キム・ヒョヌン
54分-市・千/ネイツ・ペチュニク

京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF2:菅沼駿哉
DF3:山口智
DF24:内田恭兵
MF20:ミロシュ・バヤリッツァ
MF5:キム・ナミル
MF13:宮吉拓実(57分-FW17:有田光希)
MF14:山瀬功治(76分-MF32:佐々木勇人)
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”
FW31:大黒将志

ジェフユナイテッド市原・千葉(4-2-3-1)
GK21:高木駿
DF4:北爪健吾
DF20:キム・ヒョヌン
DF2:大岩一貴
DF17:中村太亮
MF7:佐藤勇人
MF5:パウロ・ホベルト・ゴンサガ “パウリーニョ別人”
MF26:井出遥也(52分-MF6:田中佑昌)
MF11:ネイツ・ペチュニク
MF8:谷澤達也(88分-FW19:オナイウ阿道)
FW9:森本貴幸(93分-DF3:田代真一)

▼数学的にありえない
今のスタメンと戦術で戦っていても、昇格する可能性は限りなくゼロ。
今のスタメンと戦術で昇格できなかった場合、若手に経験も積めず何も残らない。
ゆえに、ことしを無駄にしないなら、すべてを変えるべき。
という完璧な三段論法が成り立つぐらい、ひどい試合!

いやぁ、まさか前節のまったく機能してなかったスタメンをファン・ジンソン→宮吉以外はそのまま踏襲するとか…。
なおかつベテランばっかりで体力のリカバリーもされてないうえに、雨のせいで、後半は運動量が一気に落ちる始末。

だいたい、バキ&ナミルのWボランチで勝とうと思っているのが、数年前のJリーグレベルというか。
J2の他のチームを見ても、これだけペナルティボックスまで上がってこないボランチってそうそういないっすよ。

ピッチ上で展開されているサッカーの意図がない&魅力がない、使われている選手に未来がない、そして結果も出ていない。
ないないづくしのサッカーを見せられつづけるのか、あるいは、どこかで“誰か”か監督交代の決断をするのか。
少なくとも現段階で言えるのは、大事なシーズンと位置づけながら、フロントを経験の少ない人材で固めたのが失敗だったね。

【J2第5節】コンサドーレ札幌 1-2 京都サンガ

コンサドーレ札幌 1-2 京都サンガ
◇日時:2015年4月1日(水)19:03KO
◇会場:北海道札幌市札幌ドーム(8193人/屋内 21.3℃ 25%)
◇主審:村上伸次 “のぶつぐ”
64分-京都/石櫃洋祐(FK)
65分-京都/大黒将志
82分-札幌/クリスティアン・ナザリト・トゥルケ(pen.)

コンサドーレ札幌(4-2-2-2)
GK1:金山隼樹
DF5:櫛引一紀
DF4:河合竜二(85分-MF20:上里一将)
DF24:福森晃斗
MF15:古田寛幸
MF17:稲本潤一
MF10:宮澤裕樹
MF31:堀米悠斗
FW32:中原彰吾(67分-MF42:ジョゼニウド・ブリト・ダ・シウヴァ “ニウド” )
FW13:内村圭宏(67分-FW11:前田俊介)
FW50:クリスティアン・ナザリト・トゥルケ

京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:杉本大地
DF2:菅沼駿哉
DF3:山口智
DF24:内田恭兵
DF30:石櫃洋祐
MF20:ミロシュ・バヤリッツァ
MF5:キム・ナミル
MF8:ファン・ジンソン(41分-FW13:宮吉拓実)
MF14:山瀬功治
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”(80分-FW17:有田光希)
FW31:大黒将志

▼スーパーフリーで、戦術レスな
WADAさんから漂う西村昭宏(現アイゴッソ高知監督)臭が…。

【1】関西のチームで前任者の辞任により監督賞各、確変的に好成績を残す
アイゴッソ西村氏=セレッソ、2003年J1・1stステージにて5位
WADAさん=ヴィッセル、2011年にてJ19位

【2】任命者が抽象的な理由で抜擢
アイゴッソ西村氏=木村文治GMから「若い」「挨拶ができる」として任命
WADAさん=今井浩志社長が「若い」「情熱がある」として任命

【3】新チームでは開幕から何も
アイゴッソ西村氏=故障者もあって開幕から成績が低迷、6月で解任される
WADAさん=開幕から成績が低迷…

※参考(2004年)
【京都サンガ】西村監督解任・木村総監督辞任 | Sex & Books & Football

きょうは前半から何もできず、後半が「偶然の2分間」で勝ったようなもの。
まさに、神が与えたgiftedな勝ち点3とでもいうか。
しかし、攻守にわたってチームの一体感、連動性がまるでない!

前からのプレスも散発だから前でボールが奪えないし。
攻撃に転じても、サイドの選手にボールが渡ったらそこで「詰まって」しまう。
仕方ないからハイボールを放り込んでも、「ロビ&黒」コンビでは高さがないし。
ファン・ジンソンはファン・ジン”損”状態だしね…。

WADAさん解任前にできることとしたら、ファン・ジンソン&キム・ナミルを契約解除して、前線に高さと強さがある外国人フォワードを取ってくることかなと。
前でもう少し時間と基準点が作れれば、良化する可能性もあるとは思うんだが…。
期待していた福村も出しちゃって、チームが強化どころかどんどん”弱化”してるんでね。

【J2第4節】京都サンガ1-1カマタマーレ讃岐

京都サンガ1-1カマタマーレ讃岐
◇日時:2015年3月29日(日)14:04KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(4420人/雨のち曇 14.4℃ 83%)
◇主審:河合英治
48分-讃岐/仲間隼斗
85分-京都/大黒将志(pen.)

京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF3:山口智
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン
MF5:キム・ナミル
MF32:佐々木勇人(46分-MF14:山瀬功治)
MF13:宮吉拓実(60分-MF8:ファン・ジンソン)
MF7:駒井善成
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”(75分-MF17:有田光希)
FW31:大黒将志

カマタマーレ讃岐(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF22:武田有祐
DF25:岡村和哉
DF3:藤井航大
DF2:小澤雄希
MF7:永田亮太
MF26:山本翔平
MF19:仲間隼斗
MF6:藤田浩平
FW11:高橋泰
FW20:アンドレア・ブレ・デ(70分-FW14:アラン・ドイス・サントス・ナチヴィダデ)

【J2第3節】大宮アルディージャ2-1京都サンガ

大宮アルディージャ2-1京都サンガ
◇日時:2015年3月21日(土)17:04KO
◇会場:さいたま市大宮公園サッカー場”ナクスタ”(7173人/晴12.6℃36%)
◇主審:佐藤隆治”天敵”
54分-大宮/カルロス・ペレイラ・ベルト・ジュニオール “カルリーニョス”(pen.)
67分-京都/大黒将志(ヘッド←CK)
89分-大宮/河本裕之

大宮アルディージャ(4-2-2-2)
GK1:加藤順大
DF13:渡部大輔
DF2:菊地光将
DF3:河本裕之
DF22:和田拓也
MF5:カルロス・ペレイラ・ベルト・ジュニオール “カルリーニョス”(91分-MF18:横山知伸)
MF23:金澤慎
MF39:泉澤仁(89分-FW11:播戸竜二)
MF17:横谷繁
FW9:富山貴光(83分-MF10:渡邉大剛)
FW14:清水慎太郎

京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF3:山口智
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン
MF5:キム・ナミル
MF32:佐々木勇人(85分-MF11:伊藤優汰)
MF13:宮吉拓実(59分-MF14:山瀬功治)
MF7:駒井善成
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”
FW31:大黒将志

【J2第2節】京都サンガ 0-2 ジュビロ磐田

京都サンガ 0-2 ジュビロ磐田
◇日時:2015年3月15日(日)14:04KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万6920人/曇 10.9℃ 43%)
◇主審:木村博之
21分-磐田/藤田義明
28分-磐田/アダイウトン・ドス・サントス・ダ・シウヴァ

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF3:山口智
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン
MF5:キム・ナミル
MF10:原川力(73分-FW13:宮吉拓実)
MF17:有田光希(46分-FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”)
MF32:佐々木勇人(89分-MF8:ファン・ジンソン)
MF7:駒井善成
FW31:大黒将志

ジュビロ磐田(4-2-3-1)
GK21:クシシュトフ・カミンスキー
DF25:櫻内渚
DF19:伊野波雅彦
DF33:藤田義明
DF5:駒野友一
MF7:上田康太
MF13:宮崎智彦(67分-MF6:田中裕人)
MF9:太田吉彰
MF4:小林祐希
MF15:アダイウトン・ドス・サントス・ダ・シウヴァ(74分-MF22:松井大輔)
FW8:ジェイ・ボスロイド(86分-FW20:森島康仁)

▼ミスとミス
2つのミスが痛かった試合。
清水圭介の、集中力欠如と言われても仕方がないミス(ノープレッシャーのボールをオーバーステップしてCKにしてしまい、そのCKで失点)。
バヤリッツァの、横パスをカットされてそのままアダイウトンに突破されたというミス。
それ以外は決定機を作られるシーンは少なかったために、自らのケアレスミスによって、ホーム開幕戦での黒星を招いてしまったといえるだろう。

ただ、全体的には磐田ペースの試合だったのは間違いない。
ジェイのポストプレーで前線でタメを作って、中盤の3人の選手がボールを持てて、スピードある太田、アダイウトンが両翼をえぐる。
一方の京都は、相手が早めにサイドをケアすると、どうしても攻撃が行き詰まってしまった印象がある。

あとは昨シーズンから抱えている問題ではあるが、大黒ワントップが起因の「攻撃面での単発感」はハンパなかった。
裏抜けのパスをカットされ相手ボールになると、どうしても波状攻撃ができないからだ。
後半途中投入されロビーニョが腰を落としたポストプレーを見せていただけに、どうしても比べてしまう。
試合開始はロビーニョでスタート、大黒は途中投入したほうが、少なくとも「ゲームを支配する」という意味では良さそうではあるが…。