【ユーロ2004 1次リーグC組】デンマーク0-0イタリア

デンマーク0-0イタリア

キーパーのビッグセーブ対決
両サイドMFとDFが連携を組んで、そこにたて並びしたFWが絡むキレイな攻めを見せるデンマーク。
対するイタリアはボールをとったら、縦に裏を取る早いボールを入れてヴィエリを走らせるワンパターンの攻め。

デンマークのサイド攻撃にはイタリアは中盤から下がりまくって<カテナチオ>。
解説の川口も言っていたが、定石的にはデンマークはミドルシュートを打って、相手DFをゴール前から引き出さないといけないのだが、ヘルヴェグくらいしか遠目からのシュートはなく…。2、3度あった決定機もブッフォンがセーブ。

で、イタリアも超単純な攻めで相手がいつかミスすれば……という感じだっがた、セリエではあんなになさけなかったラウルセンが堅い壁となり、ソーレンセンもトッティの振り向きざまのシュートをワンハンドで防ぐなど当たりまくり。

結局、スコアレスドローだったが、デンマークは特に前半、イタリアを圧倒しており、やっぱタクティカルにベーシックなナイスチームですね。と長嶋ふうにまとめてみたりして。

【京都サンガ】後任監督は柱谷(兄)の方向

京都新聞の評論記事にポロリと。
オファーはしたが返事はもらってないのでオフレコに…ということだったのかな。

J1昇格へタイムリミット
サンガの監督解任
 1年でのJ1昇格が至上命題のサンガにとって、シーズン折り返し点が間近になった今が立て直しのタイムリミットだった。監督解任はそうした危機感が下した判断だったろう。
 西村監督はC大阪を1年でJ1に復帰させた実績を評価され就任したが、シーズンが始まると思わぬ不振が続いた。黒部、崔龍洙(チェヨンス)らJ2屈指の戦力を整えているのに勝てない。不満を募らせたサポーター席からブーイングも飛んでいた。
 不振の理由はいろいろあるが、キャンプで磨いてきた3バックを4バックに変更したり、選手への説明なしに頻繁に先発メンバーを入れ替えるなど、戦術と選手起用に一貫性を欠いたのも大きな要因だ。その結果、日を追って選手との信頼関係が崩れていった。フロントの「リセットする」(梅本社長)決断はやむを得なかった。
 問題は監督が代われば勝てるかだ。J1昇格の戦いが甘くないのは、選手が1番よく知っているだろう。勝たなければならない試合を簡単に引っ繰り返される。サポーターを苛立たせるような試合をなくすることが、チームの再スタートにまず求められることだ。柱谷新監督は重い責任と期待を背負うことになる。
 5年半にわたり強化責任者だった木村強化本部長もサンガを離れる。今後は同様のポストは置かない方針だという。方針転換が好結果につながるかどうか。期待を込めて見守りたい。(国貞仁志)

あと、朝更新が一番早いサンスポにも、
京都が西村監督解任、後任には柱谷幸一氏有力

【ユーロ2004 1次リーグB組】フランス2-1イングランド

ユーロ2004B組
フランス2-1イングランド
38分【イングランド】ベッカム(FK・右)→ランパード(ヘッド)
*72分-ベッカムPK失敗
91分【フランス】ジダン(FK直接)
94分【フランス】ジダン(PK直接)

フランスは中盤からの激しいプレスでゲームを支配、「こりゃ格が違うわ、強え~」と思わせたのに、いつもどおりの得点力不足。
アーセナルではあんなにキレキレのアンリも、トレゼゲという邪魔者!?がいるせいか、スペースがなくて沈黙。
で、イングランドがランちゃんの「ヘッドだっちゃ」で先制しちゃったり。
以降、引きこもるイングランドの守備陣に対して、放り込んでも跳ね返され、ワンツーをしても最後でとめられてしまうフランス。

後半に入って72分、カウンターからルーニーが抜け出し、右にフリーの選手がいたのに、ペナルティエリアまで進入。
で、シルベストルがシルベストルらしいレイト・スライディングでとめてイエロー。
が、このチャンスをベッカムがフランスGKバルデスに完全に読まれて、追加点を奪えなかったのが、結果的には試合のポイントになった。

ロスタイムは3分と表示されて、マケレレがへスキーに倒されて得た右30度ほどからのFKのチャンスをジダン!
イングランドの壁の間を抜ける早く鋭いボールには、GKジェームズも動けなかった。
そしてそして、同点で終わりかと思ったその2分後、ジェラードのバックパスがなんてこったいアンリの目の前に。
するどく 反応するアンリ――体ごと止めるジェームズ。PKだ。
このチャンスをジダンが冷静に左隅に決めて、そのあとタイムアップ。

優勝候補同士の対決は、ロスタイムの逆転とはなったものの、フランスが実力差を見せ付けたカタチだった。
うーん、このまま行っちゃいそう?

つーか、これから寝て出社できるのか<俺。

【京都サンガ】西村監督解任・木村総監督辞任

「速報J」見てたら、石山愛子タソがこの情報を読み上げた。正直体が震えたよ。ニュース見て震撼するなんて9.11のテロ映像以来。■公式サイトによれば、

西村昭宏監督の解任および木村文治総監督の辞任について
日付:04年06月13日 (日)
京都パープルサンガはこの度、2004J2リーグ戦における成績不振のため、西村昭宏監督を6月13日付で解任し、また、木村文治総監督も同日を以って総監督ならびに株式会社京都パープルサンガの常務取締役を辞任いたしましたので、併せてお知らせいたします。
なお、後任の監督については現在人選中であり、決定次第、改めて発表いたします。

西村は解任、文治は辞任という書き方から推測するに、

文治 (-Д-)<悪いことは言わん。ここは、責任をとって辞めるという形にしておけ。ワシもともに辞めるから。

西村 ( ゚Д゚;)<いえ、故障者が戻ってくれば、このチームは勝てます。川崎をも抜けます。

文治 (-Д-)<アホゥ。ワシにもちゃんと挨拶ができるいい奴と思っとったが、クビやクビ!

西村( ゚Д゚;)<え…

ええっ…

たっ、助けてくださ~い!!

っていう流れか!?な~んて。
しかし、思い続ければ願いは叶うものなんですね。と思ったら、
君の思いは必ず実現する―二十一世紀の子供たちへ/稲盛和夫(著)
めっ、名誉会長!!

【J2第17節】京都1-2仙台

京都パープルサンガ1-2ベガルタ仙台
5分【京都】鈴木悟

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK26:西村弘司”南II”
DF4:鈴木和裕
DF5:手島和希
DF25:辻本茂輝
DF2:鈴木悟
MF6:石丸清隆
(70分-MF19:美尾敦)
MF14:中払大介
MF17:熱田真”帝王”
MF7:冨田晋矢
(43分-MF13:アンドレ・ルイス・デ・ソウザ・シルバ”ビジュ”)
FW9:黒部光昭
FW11:田原豊
(45分-FW21:崔龍洙)

そろそろ僕たちは認めなければいけない時期に来たようだ。このままではパープルサンガがJ1に昇格することはありえないということに。西京極のホームでの試合にあっさり敗れたパープルサンガ。チーム全体に規律がなく、相手がボールを持ったときにプレスがかからず、かといって、ボールを持ったときはパスでボールは動くが選手の動きが少ない。シーズンが始まってから何度となく思っていたことだけど、一向に進歩することはない。やれやれ、中継映像を見ながらふがいなさにため息をついてしまう。とにかく見ていてつらい試合だった。

はたして、今日のJリーグ。磐田対市原の試合は鳥肌の立つ好ゲーム。各選手がボールテクニックに長けていてミスが少ない、速い大きなボール回しで相手守備の裏をつく展開は、J2レベルでは見られないもの。パープルサンガも去年の元旦にはカップ戦とはいえ、J1レベルで優勝したこともあるというのに。思えば遠くへ来たものだ。とにかく、監督、強化責任者の更迭は必至だし、レギュラー選手の入れ替えもすべきだろう。チームには根本的改造が求められている。このままでは死にゆく〝患者〟になんの処置もしないようなものだ。

つーか、早く辞めてくれ<文治&西村。