【W杯アジア最終予選】バーレーン0-1日本

我々の息のかかった者がバーレーンを弱体化させておきました fromドイツ協会

バーレーン0-1日本
◇日時:6月3日日19時35分KO
◇会場:マナマ国立競技場(バーレーン)(25000人)
◇主審:スブヒディン・サレー(マレーシア)
前半34分【日本】小笠原満男

■バーレーン(4-5-1)
GK1:アリ・ハサン
DF3:アブドゥル・マルズーク
(74分-MF23:ナセル・ジュアイジ)
DF12:モハメド・ジュマ
DF14:サルマン・イサ・グールーム
DF16:サイード・モハメド・アドナン
MF7:サイード・マフムード・ジャラル
MF8:ラシド・サイーフ
MF10:モハメド・サルミーン
(45分-MF 25 ラシド・ジャマル)
MF13:タラル・ユスフ
MF29:モハメド・フバイル
(45分-MF20:アハメド・タレブ)
FW9:フセイン・アリ

■日本(3-6-1)
GK23:川口能活
DF2:田中誠
DF5:宮本恒靖
DF22:中澤佑二
MF15:福西崇史
MF7:中田英寿
MF21:加地亮
MF14:三都主アレサンドロ “アレックス”
MF8:小笠原満男
(87分-MF29:稲本潤一)
MF10:中村俊輔
(76分-MF:6中田浩二)
FW13:柳沢敦
(89分-FW28:玉田圭司)

ウォルフガング・ジドカ・コーチ(ドイツ人・バーレーン)
「エースのサルミーンがケガをしてしまったのは誤算だ。
それに、はじめてプロとして海外リーグを戦った直後の選手たちが多かった。
キープレーヤーが前半で姿を消して、残った選手たちは疲労困憊、
これでどうやってアジアカップチャンピオンの日本を倒せるというんだい?」

アルトゥール・アントゥネス・コインブラ “ズィッコ”・コーチ(日本)
「キリンカップの2連敗は、あくまで親善試合だ。
本番で勝ち点3が取れたことで、何の問題もなくなったじゃないか。
アブダビ合宿からメディアに話をしなかった理由?
キリンカップのUAE戦のあとの記者会見で
 『鈴木が元気なく見える。あんなものかもしれないが』
という質問があり、会場にいた多くのプレスが笑っていた。
どんなときも選手は全力で戦ってるんだ。
一方、プレスはプレス席に座って、電波な記事を書いてるだけだ。
どうしてそんな人間に選手が嘲笑されなければならないんだ?
頭にきて、しゃべることをやめたのさ」

【J2第14節】京都パープルサンガ2-1湘南ベルマーレ(レビュー)

この内容でよく勝てたね、というゲーム。

攻撃面では、ショートカウンターでの速攻か、セットプレーでしか点が入る気配がなかった。
守備面では、リトリート(引きこもり)しすぎで、危なっかしい。

相手の起点が佐藤なのはわかってるのに、中盤で佐藤がボール持ってもあんまりプレスにいかないし、なのに、佐藤→鈴木良から出る右サイドのロングパスに翻弄されるってのはね。

今後の課題は、遅攻からいかに決定的チャンスを作れるか。
正直、開幕時よりパフォーマンス落ちてるし、
攻撃、守備でもっと数的優位を作り出せるようにしたい。

採点
GK1:平井直人(6.0)

DF4:鈴木和裕(6.0)
 守備無難。攻撃参加は効果薄。
 
DF5:手島和希(6.0)
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ(6.0)
 センターバックコンビはまずまず安定していた。

DF13:三上卓哉(5.0)
 軽率なプレーで失点の原因に。守備もボールホルダーへの対応が甘め。

MF18:米田兼一郎(5.5)
MF16:斉藤大介(5.5)
 ダブルボランチは散らしのパスでミスが多かった。

MF11:星大輔(5.5)
 しばしばフリーになっていたが、それでも来るパスは足元へのものばかり。
 これでは縦への突破は厳しい。

MF14:中払大介(6.5)
 1.5列に位置してイキイキ。

FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”(6.0)
 スピード抜群。
 欠場で次節は厳しい?

FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス”アレモン”(5.5)
 今日もポストになりきれず。
 決まらなかったが、ロングシュートの精度が高まってきたのは好材料か。

MF8:美尾敦(6.0)
 ボールを収めて攻撃の起点に。

MF27:加藤大志(6.0)
 2点目のCKを呼んだ。
 積極性、光る。

MF17:石井俊也(6.0)
 クローザーとして無難。

プレイバック!「セリエAダイジェスト」1995-96

サンガの試合のVTRを見るはずだったんですが…。
偶然、1995-96シーズンの「セリエAダイジェスト」のビデオテープを発見。
3時間ほど見てしまいました…。
懐かしいのとともに、”マルカトーレ青嶋”(青嶋達也)アナのナレーションが面白くて。

あんまりおかしかったので、頻出したセリフ・個人的にツボだったセリフをまとめておきます。
マイナーチームのほうが手厚いのは気にするな。

■全般
「ポースト! 郵便でーす」
シュートがポストに当たったときのお約束。
「バー! 水割りでーす」
とも言っていたが、こっちのほうはあんまり定着せず。。。

「いただきマンモス」
ごっつぁんゴールのとき。
「いただきマンモス、ごちそうサマンサ」と係り受けの使用もアリ。

「快速快速蒲田行き田町から各駅停車だ」
スピード系の選手の突破に対してのお約束。
JR京浜東北線(横浜方面行き)のことだけど、蒲田どまりって少ないよね?

「んもー、強引なんだからー(ハート)」
強引なプレイのときには~必ず。

「吹かした、フカーフカ」
シュートを吹かしたときはこれ。
「んー、おいしそう」と後についてきたこともある。
肉まん!?

「バーカ!」
オウムの弁護で名を馳せたヨコベン(横山弁護士)のモノマネがなぜか多かった。
時代だね。

「あーん、もう、立ち上がれないわ、ワタシ」
決定機を外して落ち込む選手には、なぜかオカマことばのナレが!

「お祭り騒ぎだ、わっしょい」
ゴールを決めたあと。

「トホホ!」
しょぼいプレイに。

■ACミラン(優勝)
「ぐぉうぉめぇんぬぇーしぃもぅねー(ごめんねシモーネ)」
FWウェア(リベリア代表・以下、明記しないかぎり当時の肩書き)の声を模すときは、なぜかスロー再生の音声のような声。

■ユベントス(2位)
「呼~ん~で~い~る~! カルチョの神が~!」
ユベントスのFWヴィアリが得点したときに発せられる。
ヴィアリがスキンヘッドで坊さんっぽいからか?
シュートを決めたヴィアリの頭を他の選手が触るとき「ご利益、ご利益」というナレも。

「オバQでブーン」
同じくユベントスのFWラバネッリ(今季はBのペルージャでプレイ)がゴールした後、ユニフォームを裏返して頭にかぶった上で、飛行機ポーズをすることから。
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン はマルカトーレが生みの親だったのか!!

■ラツィオ(3位)
「だもんね~」
「母ちゃん、やったよ」
FWシニョーリが幼児コトバ&愛妻家なキャラなのは、この当時から。

「カシラ、ギー!」
FWカシラギは、最後が伸びる。

■フィオレンティーナ(3位)
「みなさんいっしょに、バ、イヤ~ノ!」
FWバイアーノがゴールを決めると、なぜかバで一拍置くのが個人的ツボ。
「イヤ~ン」みたいな発音。

「ほら、ジロさん、電話しなくっちゃ!」
ジローラモさんが「バティとは電話で話す仲」と適当なことを番組内で言っていたことを受け、FWバティストゥータがゴールした後、嫌味な!?コメント。
ちなみに、この年のフィオレンティーナの2トップはバティ&バイアーノの「BABAコンビ」。
バティがアルゼンチン代表で出場できないときも、バイアーノ&バンケッリの「BABAコンビ」。

「完璧すぎるぞ、ロビアーティ!」
MFロビアーティ(元旦生まれ)が直接FKを決めたときのセリフ。
左足がすごいんだ。

■ローマ(5位)
「シェー!」
FWフォンセカ(ウルグアイ代表)が出っ歯なので。
あのポーズはしませんが。

■パルマ(5位)
「生きてるか? 死んでないよな?」
FWフィリッポ・インザーギが試合終了間際に劇的なシュートを決めたあと、倒れこんだので。
当時はまだ若手でした。
ちなみに、この年はヴィエリがアタランタでセリエA初ゴール。
トッティはローマにいたが、バルボ&フォンセカの2トップがいて目立たず。

「また! ビューティフー!!」
1試合2FKを決めたMFゾラに。

■インテル(7位)
「ウッキー!」
DFロベルト・カルロスが猿っぽい風貌だったので。
ちなみに「ロベカル」と略したのは司会のカビラ氏が最初。
そういや、カビラ氏は長髪・ガリガリ体型の左サイドバック・チェントファンティのことを「ロック野郎!」と呼んでいた。

「ガンツ先生」
FWガンツを、「がんばれロボコン」のキャラになぞらえて。
ちなみに「ガンツ、PK、締めくくり」というセリフが、なぜかいまだに頭に残っている俺。
当時のインテルの2トップはガンツ&ブランカ。
ブランカは開幕当初はローマにいたが、デルベッキオ(当時イタリア五輪代表)との交換トレードでインテルへ。

■サンプドリア(8位)
「カ~ランブゥ~!」
MFカランブーはなぜかいつもカとラの間が伸びる。
ギャランドゥに懸けてる!?

「ミハイロヴィッチのマージカル・ショット!」
MFミハイロヴィッチも左足FKを指して。
今季もインテルで健在でした。

■ヴィチェンツァ(9位)
「柱が邪魔だなー」
ヴィチェンツァのホームゲームは、なぜか映像に柱が入り込むことがあったので。

「ツッタカター」
FWオテロ(ウルグアイ代表)がゴール後、鼓笛隊の太鼓を叩くパフォーマンスをしていたので。
ほかに、南米の選手らしく「飛行機ポーズ」もよくしていた。

「昨シーズンのチーム得点王…」
FWムルジータの枕詞。
これといった特徴がなかったから?

■ウディネーゼ(10位)
「ビ・ア・ホォッフ、ヘッド、ビ・ア・ホォッフ」
FWビアホフ(それまではおもにセリエBで活躍していたが、このシーズンにブレイクしてドイツ代表に)のヘッドが決まったとき。
ビアホフの発音が特徴的なんだけど、文字では表わせん…。
ドイツ語っぽい発音と思っていただければ。

「キーパー、バティスティーニ、どすこい」
長髪のGKバティスティーニがボールをキャッチするときは、なぜか「どすこい」。
この選手がミラン戦でシュートを止めたあと、倒れたロベルト・バッジオの頬に自分の頬を寄せていたことがあった。
男色家かな、と思った。

■カリアリ(10位)
「ブラジル生まれのベルギー代表…」
FWオリヴェイラの枕詞。

■ナポリ(10位)
「僕、ナポリのディ・ナポリ」
FWディ・ナポリを指して。
ややこしいな。

「ボゴシア~ン」
フランス人助っ人MFボゴシアンの呼び方。
身長は高くないけど、ヘッドが強かった印象が。

「インブリアーニが『あ”ー!!』」
若手FWインブリアーニがゴールを決めて、大喜びしていたシーンで。
大型でいいFWに育つと思ったんだが、消えたね…。

■アタランタ(13位)
「19歳で10番つけてる…」
MFモルフェオの枕詞。
今や、パルマで円熟のプレイ。

「スグロのスグロもののシュート」
優れもの、のダジャレですな。

■ピアツェンツァ(14位)
「カッチャがカッチャリと決めて…」
FWカッチャがゴールしたとき。
語呂合わせですな。
「カッチャが発火」とかもあった←それはチャッカマン。
なお、当時のピアツェンツァにコリーニがいて驚いた。
やっぱりいいプレースキックを蹴っていた。
まだ髪があった。

■バーリ(15位:以下降格)
「許さへんで!」
GKフォンタナがセーブするときはなぜか関西弁。
一度、神がかったセーブを連発したときは。「許さんでよ」「許さんですたい」ほか日本通津浦々の方言連発だった。
バーリは南部のチーム、セリエAの中心が北のチーム(ミランとか)だから、北VS南イタリアの対立を、日本でいうところの関東VS関西にたとえたのかな、と。
ローマも南なんだけど、ローマ・ラツィオに関西弁ってのもヘンだし。

「2代目ムカデ隊長」
FWプロッティ(今季リヴォルノでのプレーを最後に現役引退)のこと。
バーリはこの前の94-95シーズン、FWトバリエリがゴールするとムカデ・パフォーマンス(ハイハイした選手が繋がる)をしていた。
だが、トバリエリが監督との確執でアタランタに放出され、代わってレギュラーになったプロッティがこのムカデ・パフォーマンスを何度かしていた。
そして、B落ちしたチームながらも得点王に輝いた。

「アンデショーンからインゲショーン」
スウェーデン代表コンビのパス交換。
語尾伸ばす、これポイント。

■トリノ(16位)
「イヤーン、ハカン」
FWイヤン・ハカン(トルコ代表)の呼び方。
ちなみにハカンはこのシーズン、ホームシックで途中帰国…イヤーン。

「アベディ・ペレ、だ・よ」
MFアベディ・ペレ(ガーナ代表)がゴールしたとき。
「狼男だよ」みたいなもんか。

■クレモネーゼ(17位)
「快速、快速、フローリアンチッチ」
FWのフロリアンチッチがスピード型で、よく単騎で突破していたので。

「張ってるんだよ、テント! テントーニ!」
FWのテントーニ(ジョン・トラボルタ似)がポストプレーヤーで、トップに張ってプレイしていたときにこんなセリフが。

■パトヴァ(18位)
「脳の手術から復帰した…」
FWブラオヴィッチ(クロアチア代表)の枕詞。
ホントに、開幕時は脳の手術で欠場していた。

完全版DVD出してくれないかなー。

【リーガ・エスパニョーラ最終節】マヨルカ、残留決定!

マヨルカ1-1ベティス
53分【ベティス】アスンソン(FK直接)
88分【マヨルカ】ペレイラ
※大久保が交代後に同点ゴールが決まる

ビジャレアル4-1レヴァンテ
23分【レヴァンテ】レッジ
41分【ビジャレアル】ホシコ
45分【ビジャレアル】フォルラン
90分【ビジャレアル】フォルラン
90+1分【ビジャレアル】フィゲロア
※フォルランは合計27点で、エトーを抑えて得点王。

最終節を迎えたリーガ・エスパニョーラ。
大久保さん率いるマヨルカが強豪ベティスと引き分け、
一方、マヨルカに勝ち点で1劣っていたレヴァンテは先制するも逆転され万事休す。
マヨルカがクーペル監督就任後もちなおして、ギリギリ1部残留を決めた。
なお、マヨルカ側が残留が決まったら大久保を完全移籍で獲得すると宣言している。
これで、来季もスペインで大久保の雄姿が見られる!?

なお、ベティス、ビジャレアルはともにチャンピオンズリーグ出場権をゲッツ。

【セリエA最終節】パルマとボローニャが残留プレーオフへ

■チャンピオンズリーグ出場権争い
 ウディネーゼ1-1ACミラン
 ボローニャ0-0サンプドリア

ウディネとサンプはお互い、勝ち点1。
結局ウディネがチャンピオンズリーグへ。サンプはUEFA杯へ。

■残留争い
前節は
アタランタ:勝ち点35(降格決定)
フィオレンティーナ:39(降格圏内)
シエーナ:40(降格圏内)
———————————
ブレッシア:41
パルマ:41
ボローニャ:41
キエーボ:42
レッジーナ:43
レッチェ:43
ラツィオ:43

というまれにみる混戦だったが、ドラマは起きた。

まず、降格危機同士の対戦は、
 フィオレンティーナ3-0ブレッシア
で、「ヴィオラ」がホームで圧勝、勝ち点を「42」に積み上げた。
ブレッシアは勝ち点「41」のままだから、シエーナ・パルマ・ボローニャが負けてくれないと残留の目はない。

で、フィオレンティーナと同じく降格圏内にいたシエーナは、すでに降格が決まってるアタランタ相手に、
 シエーナ2-1アタランタ
一度追いつかれるも突き放して、勝ち点3ゲット、トータル「43」に。

降格の可能性があるチーム同士のレッチェ対パルマは点の取り合い。
 レッチェ3-3パルマ
レッチェは負けなければ残留決定だったので、御の字の結果。
にしては、ゼーマン監督がベンチ裏に立ちっぱなしとなぜか神経質でしたが。
パルマの3点目、ジラルディーノの胸トラップからオーバーヘッドシュートには濡れた。
パルマは勝ち点1しか取れず、トータル「42」。シエーナに抜かれた。

パルマと同じ勝ち点41で並んでいたボローニャは、先述のとおりチャンピオンズリーグ出場権をかけたサンプに苦戦。
ホームの試合だったが結局、スコアレスドロー。
 ボローニャ0-0サンプドリア
ボローニャの勝ち点は「42」。

そして、勝ち点では頭ひとつ抜けていたキエーボだが、アウェイでローマと対戦。
相当押されたが、ローマのグタグタにも助けられ無失点でドロー。
 ローマ0-0キエーボ
キエーボは勝ち点1積み上げて「43」。

結果、
アタランタ:35(降格決定)
ブレッシア:41(降格決定)
パルマ:42(プレーオフ)
ボローニャ:42(プレーオフ)
———————————
フィオレンティーナ:42
シエーナ:43
キエーボ:43

となり、勝ち点42でパルマ、フィオレンティーナ、ボローニャが並んだ。
Jリーグなら、ここで得失点差でいちばん悪いパルマが降格!となるのだが、
セリエの場合、降格チームは
 ・勝ち点が同じなら、プレーオフで決める
 ・同一勝ち点のチームが2チームより多ければ、当該チーム同士の対戦成績で劣る2チームがプレーオフに回る
という、よくわからんルールがあるので(というか、プレーオフしたいだけと違うんかと…)、
パルマ、ボローニャ相手にともに1勝1分けだったフィオレンティーナがプレーオフ免除!
パルマとボローニャがプレーオフを戦うことになった。