【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 2nd-leg】ユヴェントス0-0(agg0-2)アーセナル

リアリストで、あくまでリアリストで

ユヴェントス0-0(agg0-2)アーセナル
◇日時:2006年4月5日(水)20時45分KO(日本時間翌3.45)

■ユヴェントス(4-2-2-2)
GK1:ジャンルイジ・ブッフォン
DF19:ジャンルカ・ザムブロッタ
DF6:ロベルト・コヴァチ
DF28:ファビオ・カンナヴァーロ
DF3:ジョルジオ・キエッリーニ
(66分-DF14:フェデリコ・バルツァレッティ)
MF8:エメルソン・フェレイラ・ダ・ローザ
MF23:ジュリアーノ・ジャンニケッダ
MF18:アドリアン・ムトゥ
(61分-FW25:マルセロ・ダヌビオ・サライェタ)
MF11:パヴェル・ネドヴェド(77分-警告*2=退場)
FW9:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
FW17:ダヴィド・トレセゲ

■アーセナル(4-3-3)
GK1:イェンス・レーマン
DF27:エマヌエル・エブエ
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF20:フィリップ・センデロス
DF16:マシュー・フラミニ
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
MF8:カール・フレデリク・リュングベリ
FW13:アレクサンドル・フレブ
(87分-MF2:ヴァシリキ・アブバカル・ディアビ)
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ
FW9:ホセ・アントニオ・レジェス・カルデロン
(63分-MF7:ロベール・ピレス)

合開始直後はユーヴェが鬼プレスに出てきて「おっ」と思いました。
しかし、その圧力もうまくいなしたアーセナルが、カテナチオでユーヴェをシャットアウト。
8試合連続無失点のチャンピオンズリーグ記録を樹立したうえでの、クラブ史上初の準決勝進出です。

ゲーム全体でみるとボール支配率は、ユーヴェ6割、アーセナル4割。
なのに、枠内シュートはユーヴェが3、アーセナル7。
第1戦を2-0で終えたアーセナルが、リアリストに変身してカウンターサッカーを徹底した結果だといえるでしょう。
逆にユーヴェはボールをもたされた格好でチャンスをつくれず、ロングボールを放り込んでもオフサイド地獄(その数、実に12)。
なにもできませんでした。

まぁ、ユーヴェとしては前のブレーメン戦をラッキーで勝ち上がってるんで、そんなにいいことは続かなかったというわけで。
逆に、ブレーメン対アーセナルのガチンコ攻撃サッカーバトルのほうがちょっと見たかったなぁ。

【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 2nd-leg】バルセロナ2-0(agg2-0)ベンフィカ

三郎さん…

バルセロナ1-0(agg2-0)ベンフィカ
◇日時:2006年4月5日(水)20時45分KO(日本時間翌3.45)
19分【バルセロナ】ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウヂーニョ”
89分【バルセロナ】サミュエル・エトオ・フィル

■バルセロナ(4-3-3)
GK1:ヴィクトル・ヴァルデス・アリバス
DF2:ジュリアーノ・ハウス・ベレッチ
DF23:オレゲール・プレサス・レノン
DF5:カルレス・プジョル・サフォルカーダ
DF12:ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト “ジオ”
MF24:アンドレス・イニエスタ・リュハン
MF17:マルク・ファン・ボメル
(85分-15:エヂミウソン・ゴメス・デ・モラレス)
MF20:アンデルソン・ルイス・デ・ソウザ “デコ”
FW7:ヘンリク・ラーション
(86分-8:ルドヴィク・ジュリー)
FW9:サミュエル・エトオ・フィル
FW10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウヂーニョ”

■ベンフィカ(4-3-3)
GK31:マルセロ・モレット・デ・ソウザ
DF33:セルジオ・アゼヴェード・ヒカルド・ローシャ
DF4:アンデルソン・ルイス・ダ・シウヴァ “ルイゾン”
DF3:アンデルソン・クレーベル・ベラウド
DF5:レオナルド・ルーヘンショ・バストス “レオ”
MF14:マヌエル・エンリケ・タヴァレス・フェルナンデス
(82分-19:マルセウ・アウグスト・オルトラン)
MF6:アルマンド・ゴンサウヴェス・ティシェイラ “ペチ”
MF16:ジウベルト・ガウヂーノ・ドス・サントス “ベト”
(72分-MF34:ロラン・ロベール)
FW11:ジベウソン・マウリシオ “ジェオヴァンニ”
(55分-MF10:ヨルギオス・カラグニス)
FW30:ファブリツィオ・ミッコリ
FW20:シモン・ペドロ・デ・フォンセカ・サブローサ “シモン・サブローサ”

ッコリのパスを受けたシモン・サブローサがフリーでシュート!
なのに外しちゃって…。
後半に訪れたこの同点のチャンスを決めていればまだわからなかったのに〜。
まぁ順等にバルサが勝ち抜けました。

【京都サンガ】3トップを継続へ

サンガは週末の名古屋戦でもアレパウ林のトリデンテでスタートするもよう。

柱谷幸一コーチ(京都)
「いまはこの3人のスピードに賭けたいと思います」

林丈統選手(京都)
「ナビスコとリーグ戦で2試合連続点が取れた。
コーチの信頼を得られていると肌で感じています」

【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 2nd-leg】ACミラン3-1(agg 3-1)オリンピック・リヨン

大いなる帳尻合わせ

ACミラン3-1(agg 3-1)オリンピック・リヨン
◇日時:2006年4月4日(火)20時45分KO(日本時間翌3.45)
25分【ミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”
31分【リヨン】マハマドゥ・ディアラ
88分【ミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”
90分【ミラン】アンドレイ・シェヴチェンコ

■ACミラン(4-3-1-2)
GK1:ネルソン・デ・ジェスス・ダ・シウヴァ “ヂダ”
DF31:ヤープ・ヤコブ・スタム
(24分-5:アレッサンドロ・コスタクルタ)
DF13:アレッサンドロ・ネスタ
DF4:カハベール “カッハ”・カラーゼ
DF27:セルジオ・クラウディオ・ドス・サントス “セルジーニョ”
MF21:アンドレア・ピルロ
(71分-MF23:マッシモ・アンブロジーニ)
MF8:ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ
(78分-DF3:パオロ・マルディーニ)
MF20:クラレンス・セードルフ
MF22:ヒカルド・イゼシオン・ドス・サントス・レイテ “カカー”
FW7:アンドレイ・シェヴチェンコ
FW9:フィリッポ・インザーギ “ピッポ”

■オリンピック・リヨン(4-3-3)
GK1:グレゴリー・クペ
DF31:フランソワ・クレール
DF3:クリスティアーノ・マルケス・ゴメス “クリス”
DF5:クラウヂオ・カサッパ
DF20:エリック・アビダル
MF7:マハマドゥ・ディアラ
MF8:ジュニオール・アントニオ・アウグスト・ヒベイロ・ヘイス “ジュニーニョ・ペルナンブカーノ”
MF22:シルヴァン・ウィルトール
FW14:シドニー・ゴヴォ
(83分-DF12:アンソニー・レヴェイエール)
FW11:フレデリコ・シャヴァス・グエデス “フレッヂ”
(71分-FW9:ヨン・カリュー)
FW10:フローラン・マルゥダ

んと、最後だけだったんですよ。
パスミスからセルジーニョのクロスにピッポがあわせた一点以外は、アウェイのリヨンが押せ押せ。
ミランはカカーが至るところでつぶされちゃって、パスを通すことすらままならない状態が続いていた。

でも、試合終了まであと5分。
放り込みからボールが抜けちゃって、そこにいたシェヴチェンコがシュート。
ポストにはね返ったところを、やっぱりいるのねピッポがプッシュ。
これで、リヨンは切れちゃって、最後キーパーへのバックパスをかっさらわれてミランが追加点。

どうみてもリヨンのほうが楽しくて強いゲームをやってたのに…。
それでも、負けちゃうthis isフットボール。

【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 2nd-leg】ヴィジャレアル1-0(agg2-2)インテル

躍動するイエロー

ヴィジャレアル1-0(agg2-2)インテル
◇日時:2006年4月4日(火)20時45分KO(日本時間翌3.45)
58分【ヴィジャレアル】ロドリフォ・マルティン・アルアバレナ(ヘッド←リケルメ)
※合計スコア2-2、アウェイゴールでヴィジャレアルがベスト4進出

■ヴィジャレアル(4-3-1-2)
GK13:セバスティアン・ヴィエラ
DF17:ハヴィエル・ロドリゲス・ヴェンタ “ハヴィ・ヴェンタ”
DF16:エンリケ・アルヴァレス・サンファン “キケ・アルヴァレス”
DF22:ファン・マヌエル・ペーニャ・モンターニョ
DF3:ロドリフォ・マルティン・アルアバレナ
MF19:マルコス・アントニオ・センナ・ダ・シウヴァ “マルコス・セナ”
MF18:アレッシオ・タッキナルディ
MF12:ファン・パブロ・ソリン
(78分-MF6:ホセ・ホアキン・モレノ・ベルドゥ “ホシコ”)
MF8:ファン・ロマン・リケルメ
FW23:ホセ・マリ・ロメロ・ガルシア・ポジョン “ホセ・マリ”
(78分-FW99:ギジェルモ・ルイス・フランコ)
FW5:ディエゴ・マルティン・フォルラン・コラソ
(89分-FW11:ハヴィエル・カジェハ・レヴィージャ)

■インテル(4-2-2-2)
GK1:フランチェスコ・トルド
DF4:ハヴィエル・アデルマル・サネッティ
DF23:マルコ・マテラッツィ
DF25:ワルテル・アドリアン・サミュエル
DF2:イヴァン・ラミロ・コルドバ・セプルヴェーナ
MF14:ファン・セバスティアン・ヴェロン
(85分-FW9:フリオ・リカルド・クルス)
MF19:エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ
MF7:ルイス・フェリペ・マデイラ・カイェーロ “フィーゴ”
(75分-DF11:シニシャ・ミハイロヴィッチ)
MF5:デヤン・スタンコヴィッチ
FW20:アルヴァロ・アレハンドロ・レコバ・リヴェーロ
(56分-FW30:オバフェミ・アキンヴィンミ・マルティンス)
FW10:アドリアーノ・レイテ・ヒベイロ

ームのヴィジャレアルが、セットプレイから貴重な一点を取り、インテルを出し抜いた。
勝利の立役者はやっぱりリケルメ。
トップ下で、遅攻のさいにはゴールをキープし仲間の攻め上がりを待つ。
速攻のさいにはフォルランの前にきれいなスルーパス。
さらに、自身でもサイドライン際、角度ないところから強烈なミドルシュートも見せてくれた。

たいするインテルはどーも覇気がなかった。
1点を追わなければならない終盤も、ミスが続いて結局なにもできず。
マヌエル・ペジェグリーニ・コーチが
「これは夢でも奇跡でもない。
努力で勝ち取った結果だ。
とくに後半は完全にうちが優勢だった」
と胸を張るものわかる、イエローサブマリン軍団の快勝だった。