【2006FIFAワールドカップMatch39】ポルトガル2-1メヒコ

◇Match 39 Group D
ポルトガル2-1メヒコ
6分【ポルトガル】ヌーノ・ヒカルド・オリヴェイラ・ヒベイロ “マニシェ”(右足←シモン・サブローサ)
24分【ポルトガル】シモン・ペドロ・フォンセカ・サブローサ(PK:右足)
29分【メヒコ】ホセ・フランシスコ・フォンセカ・グスマン(ヘッド←CK:ベベ・パルド)
※58分【メヒコ】オマール・ブラヴォ・トルデシジャスPK大失敗
※メヒコの決勝トーナメント進出が決定。
※Group D1位ポルトガル、2位メヒコが確定。

■ポルトガル(4-2-3-1)
GK1:ヒカルド・アレシャンドレ・マルティンス・ソアレス・ペレイラ
DF13:ルイス・ミゲウ・ブリート・ガルシア・モンテイロ
(61分-DF2:パウロ・ヘナト・ヘボショ・フェレイラ)
DF5:フェルナンド・ジョゼ・ダ・シウヴァ・フレイタス・メイラ
DF16:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・カルヴァーリョ
DF3:マルコ・アントニオ・シモンエス・カネイラ
MF8:アルマンド・ゴンサウヴェス・テイシェイラ “ペチ”
MF18:ヌーノ・ヒカルド・オリヴェイラ・ヒベイロ “マニシェ”
MF7:ルイス・フェリペ・マデイラ・カイェーロ “フィーゴ”
(80分-MF15:ルイス・ボア・モルチ・ペレイラ)
MF19:チアゴ・カルドーソ・メンデス
MF11:シモン・ペドロ・フォンセカ・サブローサ
FW23:エウデル・マヌエル・マルケス・ポスチーガ
(69分-FW21:ヌノ・ミゲウ・ソアレス・ペレイラ・リベイロ “ヌノ・ゴメス”)

■メヒコ(メキシコ)(3-4-1-2)
GK1:オスヴァルド・ハヴィエル・サンチェス・イバーラ
DF22:フランシスコ・ハヴィエル・ロドリゲス・ピネド “マサ・ロドリゲス”
(46分-MF7:アントニオ・ナエルソン・マティアス “シーニャ”)
DF5:リカルド・オソリオ・メンドーサ
DF3:カルロス・アルノルド・サルシド・フロレス
MF16:マリオ・メンデス・オラゲ
(80分-FW10:ギジェルモ・ルイス・フランコ・ファルクアルソン)
MF8:パヴェル・パルド・セグラ “ベベ・パルド”
MF4:ラファエル・マルケス・アルヴァレス 前半はボランチ
MF14:ゴンサロ・ピネダ・レジェス
(69分-DF15:ホセ・アントニオ・カストロ・ゴンサーレス “グリンゴ”)
MF23:ルイス・エルネスト・ペレス・ゴメス(61分-警告*2=退場)
FW17:ホセ・フランシスコ・フォンセカ・グスマン
FW19:オマール・ブラヴォ・トルデシジャス

試合採点:7
勝ち抜け決まってて、イエローもらってる選手ほか主力を休ませたポルトガル。
勝ち抜け固いけど決まっちゃーいないメヒコ。
その差からか、メヒコが攻めるんだけど、カウンターとPKで2失点。
でもでも、強い気持ち〜♪で追いかけて、PK取ったとこまではよかったんだけど…。

ほんとメヒコは体格は日本に近くて、ボール扱いがうまい選手が多いのも似てる。
だけど、攻めに転じたところで後ろから選手がガーっと上がってくるのが、イイんだよなぁ。
「ポジティブな攻撃マインドがシンクロした爆発的フリーランニング」が日本に足りないところ、と湯浅語で締めておきます。
湯浅です! ってそれは人違い。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch36】パラグアイ2-0トリニダード・アンド・トバゴ

◇Match 36 Group B
パラグアイ2-0トリニダード・アンド・トバゴ
25分【パラグアイ】ブレント・サンチョ(OG)
86分【パラグアイ】ネルソン・ラファエル・クエヴァス・アマリージャ
※トリニダード・アンド・トバゴのグループステージ敗退が決定。

■パラグアイ(4-2-2-2)
GK22:アルド・アントニオ・ボバディージャ
DF21:デニス・ラモン・カニサ・カリーソ
(89分-DF14:パウロ・セサール・ダ・シルヴァ・バリオス)
DF4:カルロス・アルベルト・ガマーラ・パヴォン
DF5:フリオ・セサール・カセレス・ロペス
(77分-DF15:フリオ・セサール・マンスール)
DF2:ホルヘ・マルティン・ヌニェス
MF10:ロベルト・ミゲル・アクーニャ・カベージョ
MF13:カルロス・ウンベルト・パレデス・モンヘス
MF8:エドガル・オスヴァルド・バレット
MF19:フリオ・ダニエル・ドス・サントス・ロドリゲス
FW18:ネルソン・アントニオ・アエド・ヴァルデス
(66分-FW23:ネルソン・ラファエル・クエヴァス・アマリージャ)
FW9:ロケ・ルイス・サンタ・クルス・カンテロ

■トリニダード・アンド・トバゴ(4-2-2-2?)
GK21:ケルヴィン・ジャック
DF11:カルロス・エドワーズ
DF5:ブレント・サンチョ
DF6:デニス・ローレンス
DF3:エイヴェリー・ジョン
(31分-MF15:ケンワイン・ジョーンズ)
MF7:クリストファー・バーチャル
MF19:ドワイド・エヴァスリー・ヨーク
MF9:オーティス・ウィットリ
(67分-FW10:ラッセル・ラタピィ)
MF18:デンシル・セオボールド
FW13:コーネル・グレン
(41分-MF16:エヴァンス・ワイズ)
FW14:スタン・ジョン

未見なので採点はなし。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch35】スウェーデン2-2イングランド

◇Match 35 Group B
スウェーデン2-2イングランド
34分【イングランド】ジョセフ・ジョン・コール “ジョー・コール”(右足ミドルドロップゴール!)
51分【スウェーデン】マルクス・アルバック(バックヘッド←CK:リンデロート)
85分【イングランド】スティーヴン・ジョージ・ジェラード(ヘッド←ジョー・コール)
90分【スウェーデン】ヘンリク・ラーション(ロングスローのこぼれを右足プッシュ)
※スウェーデンの決勝トーナメント進出が決定。Group B1位イングランド、2位スウェーデンが確定。
※24日(土)24.00「Round of 16」ドイツ×スウェーデン、25日(日)24.00「Round of 16」イングランド×エクアドル

■スウェーデン(4-1-3-2)
GK1:アンドレアス・イサクション
DF7:ニクラス・アレクサンデション
DF3:オロフ・メルベリ
DF4:テディ・リュチッチ
DF5:エリック・エドマン
MF6:トビアス・リンデロート
(91分-MF19:ダニエル・アンデション)
MF18:マティアス・ヨンソン
(54分-MF21:クリスティアン・ウィルヘルムション)
MF16:キム・シェルストレム
MF9:カール・フレデリク・リュングベリ
FW11:ヘンリク・ラーション
FW20:マルクス・アルバック “オールバック”
(75分-FW17:ヨハン・エルマンデル)

■イングランド(4-2-2-2)
GK1:ポール・ウィリアム・ロビンソン
DF15:ジェイミー・リー・ダンカン・キャラガー
DF5:リオ・ギャビン・ファーディナンド
(56分-DF12:ソル・スルズ ィア・ジェレミア・キャンベル)
DF6:ジョン・ジョージ・テリー
DF3:アシュリー・コール
MF16:オーウェン・リー・ハーグリーヴス
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
MF7:デイヴィッド・ロバート・ジョセフ・ベッカム
MF11:ジョセフ・ジョン・コール “ジョー・コール”
FW10:マイクル・ジェイムズ・オーウェン硝子の脚
(4分-FW21:ピーター・ジェイムズ・クラウチ)
FW9:ウェイン・マーク・ルーニー
(69分-MF4:スティーヴン・ジョージ・ジェラード)

試合採点:7
38年の因縁、消えず——。
なーぜかスウェーデンに国際試合で38年間勝ててないイングランドが、90分に同点に追いつかれ、ドローで終わった。

はっきりいって、前半はイングランドの楽勝ペース。
この日、キレキレだったジョー・コールの超絶シュート以外にも、チャンスがいーっぱい。
スウェーデンはなにもできなかった。
もうね、寝ちまおうかと思いましたよ。

ところがおかしなもんで、後半は一転スウェーデンが攻勢に出る。
縦に早くボールを入れて、そして選手が全力疾走で走り込むんだなー。
シンプルながらも力強い攻めで、イングランドを圧倒しまくり千代子。

また特徴的だったのが、セットプレイの多彩さだった。
ニアに、ファーに選手を置いて、直接狙ったり、あるいは折り返しからシュートを狙ったり。
キックも、スピード、カーブとも文句なし。
CKで同点に追いついたあとも、何度もチャンス創出。

それだけに、ワンチャンスでジェラードに叩き込まれたのが痛かった。
でも、最後に執念を見せて、ロングスローからラーションがシュートというかプッシュというか触れただけというか。
とにかく追いついて、タイムア〜ップ。

引き分けて2位通過を決めたスウェーデンの、トーナメント初戦は開催国・ドイツと対戦!
たしかに相手は勢いづいているが、この日の内容だったらじゅうぶん対等に戦えると思う。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch34】コスタ・リカ1-2ポーランド

◇Match 34 Group A
コスタ・リカ1-1ポーランド
24分【コスタ・リカ】ロナルド・ゴメス(FK:左足直接)
33分【ポーランド】バルトシュ・ボサツキ(右足ダイレクト←CK:ズラウスキ)
68分【ポーランド】バルトシュ・ボサツキ(ヘッド←CK:クズィヌウェク)

■コスタ・リカ(3-4-1-2)
GK18:ホセ・フランシスコ・ポラス
DF4:ミチェル・ウマーニャ
DF3:ルイス・アントニオ・マリン・ムリージョ
DF17:ガブリエル・ボバディージャ
MF2:ヘルヴィス・ドルモンド・ジョンソン
(70分-MF15:ハロルド・ウォレス・マクドナルド)
MF10:ワルテル・センテノ・コレア
MF8:マウリシオ・ソリス・モラ
MF12:レオナルド・ゴンサーレス・アルセ
MF7:クリスティアン・ボラニョス
(78分-FW19:アルヴァロ・サボリオ・チャコン)
FW11:ロナルド・ゴメス
(82分-MF16:カルロス・エルナンデス・ヴァルヴェルデ)
FW9:パウロ・セザール・ワンチョペ・ワトソン

■ポーランド(4-1-3-2)
GK1:アルトゥル・ボルク
DF4:マルティン・バシュツィンスキ
DF19:バルトシュ・ボサツキ
DF6:ヤセク・ボンク
DF14:ミハル・ゼヴラコフ
MF16:アルカディウシュ・ラドムスキ
(64分-DF18:マリウシュ・レウァンドウスキ)
MF15:エウゼビウシュ・スモラレク “エビちゃん”
(85分-FW11:グジェゴシュ・ラシャク)
MF10:ミロスラフ・シムコヴィアク
MF8:ヤセク・クズィヌウェク
FW9:マチェイ・ズラウスキ
(46分-FW23:パヴェル・ブロゼェク)
FW21:イレニュシュ・イェレン

試合採点:5
録画を流し見る。

敗退は決まったがせめて1勝しないと、お国に帰ったとき卵ぶつけられちゃいそーでたいへんな両国の戦い。
コスタ・リカはこの日トップ下に起用されたボラニョスが精力的に飛び出し、リズムをつくる。
一方、ポーランドは得意のカウンターアタックが冴えず、きょうもダメポランドな雰囲気。
で、先制を許して、もうセットプレイくらいしか点が入る気配がないなー、と思ってたら、コーナーキックから2発で逆転してしまう。

ポーランドが勝ったものの、前線で崩すシーンはあまりなく、よく地区予選を勝ち抜いてきたなぁと思わざるをえないような内容だった。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch33】エクアドル0-3ドイツ

◇Match 33 Group A
エクアドル0-3ジャーマニー(ドイツ)
4分【ジャーマニー】ミロスラフ・クローゼ(右足←シュウァインシュタイガ)
44分【ジャーマニー】ミロスラフ・クローゼ(GKかわして右足←バラックの浮き球)
57分【ジャーマニー】ルーカス・ポドルスキ(左足←シュナイダ)
※Group A1位ジャーマニー、2位エクアドルが確定。

■エクアドル(4-2-2-2)
GK12:クリスティアン・ラファエル・モラ
DF4:ウリセス・デ・ラ・クルス・ベルナルド
DF2:ホルヘ・ダニエル・グアグア・タマジョ
DF17:ジョヴァンニ・パトリシオ・エスピノーザ・パボン
DF13:ヴィセンテ・パウル・アンブロッシ・ザンブラーノ
MF15:マルロン・リッテル・アジョヴィ・モスクゥエラ
(68分-FW6:パトリシオ・ハヴィエル・ウルティア・エスピノーザ)
MF20:エドヴィン・ローランド・テノリオ・モンターノ
MF16:ルイス・アントニオ・ヴァレンシア・モスクゥエラ
(63分-MF7:クリスティアン・ロナルド・ララ・アナンゴノ “ラリータ”)
MF8:エジソン・ヴィセンテ・メンデス
FW10:ハイメ・イヴァン・カヴィエデス・ジョレンティ
FW9:フェリックス・アレクサンドル・ボルハ・ヴァレンシア
(46分-FW23:クリスティアン・ロジェリオ・ベニテス・ベタンコート “チュチョ・ベニテス”)

■ジャーマニー(ドイツ)(4-1-3-2)
GK1:イェンス・レーマン
DF3:アルネ・フリードリヒ
DF17:ペル・メルテザッカ
DF4:ロベルト・フート “フゥゥゥゥゥー”
DF16:フィリップ・ラーム
MF8:トルシュテン・フリングス
(66分-MF18:ティム・ボロヴスキ)
MF19:ベルント・シュナイダ
(73分-MF14:ゲラルト・アサモア)
MF13:ミヒャエル・バラック
MF7:バシュティアン・シュウァインシュタイガ
FW20:ルーカス・ポドルスキ
FW11:ミロスラフ・クローゼ
(66分-FW10:オリヴァー・ニュヴィル)

試合採点:6
決勝トーナメント進出を決めている両国の戦い。
しっかし試合以上に、クリンスマン・コーチのリアクションがダチョウ倶楽部・上島竜ちゃん並みに大きくなってるのが気になってしょーがない。
 クリンスマン「おれたちが1位通過だよ!」
 エクアドル「どうぞどうぞ!」

てな感じで、試合への臨み方が両国でぜんぜん違った。
ドイツはケガのメッツェルダに代わってフートが入った以外は、前節と同じメンバー。
一方のエクアドルは、前節スタメンから5人が入れ替わったメンバー。
で、この温度差が結果にも直結したカタチ。

序盤から、エクアドルは遅攻でボールを回せるものの、決定機にまでは至らない。
ドイツは、奪ったら素早い展開でみるみる3得点。
開催国の威信にかけ1位をめざしたドイツが快勝を飾ったのだった。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com