【2006FIFAワールドカップMatch32】サウジアラビア0-4ウクライナ

サウジアラビア0-4ウクライナ
4分【ウクライナ】アンドレイ・ルソル(右膝←CK:カリニチェンコ)
36分【ウクライナ】セルゲイ・レブロフ(右足ミドル)
46分【ウクライナ】アンドレイ・シェヴチェンコ(ヘッド←FK:カリニチェンコ)
84分【ウクライナ】マクシム・カリニチェンコ(←シェヴチェンコ)

■ウクライナ(4-2-2-2)
GK1:オレクサンドル・ショヴコヴスキ
DF11:セルゲイ・レブロフ
(71分-MF21:ラスラン・ロタン)
DF6:アンドレイ・ルソル
DF22:ヴャチェスラフ・スヴィデルスキ
DF2:アンドレイ・ネスマチュニイ
MF8:オレフ・シェライェフ
MF4:アナトレイ・ティモスチュク
MF19:マクシム・カリニチェンコ
MF9:オレグ・グセヴ
FW10:アンドレイ・ヴォロニン
(79分-MF14:アンドレイ・グシン)
FW7:アンドレイ・シェヴチェンコ
(86分-FW15:アルチョーム・ミレヴスキ)

■サウジアラビア(4-2-3-1)
GK21:マブルク・ザイド
DF2:アメド・ドキィ・アル=ドサリ
(55分-DF12:アブドゥル・アジズ・アル=ハスラン)
DF3:レダハ・トゥカル
DF4:ハマド・アル=モンタシャリ
DF13:フセイン・スリマニ
MF14:サウド・ハリリ
MF16:ハレド・アジズ
MF8:モハメド・ヌール
(77分-FW9:サミ・アブドゥラ・アル=ジャベル)
MF7:モハメド・アミーン
(55分-FW23:マレク・マース・アル=ハサウィ)
MF6:オマル・アル=ガムディ
FW20:ヤセル・アル=クァフタニ

試合採点:6.5
前節スペイン戦を4-0で敗れたウクライナ。
で、まったく同じスコアでワールドカップ初勝利をあげ、溜飲を下げたカタチだ。

試合開始から、ウクライナは前節が「なんだったのよ?」な、気合いの入りっぷり。
前線からの追い込み、中盤での囲み込み、奪ってからの走り出し。
忠実プレイの連続で、前半は相手になーんにもさせなかった。

さすがに3-0になってからはペースダウン。
攻撃的な選手を入れたサウジにボールを保持されたけど、危ない場面はナッシング。
それどころか、相手のミスパスからカウンターで追加点を奪ってしまう。
これで得失点差もプラマイ0!
最後は、ベラルーシ生まれの「シェヴァ2世」ことミレヴスキを投入する余裕もあった。

たいする、サウジはセットプレイでマーク外しすぎザマス、シェー。
2失点がソレで、あとはGKのミスと、中盤のミスから奪われてカウンター。
でも、まぁ、格が違ったからしょうがないよね、といいたくなるようなワンサイドゲームだった。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch30】トーゴ0-2スイス

◇Match 30 Group G
トーゴ0-2スイス
16分【スイス】アレクサンドル・フライ(右足ダイレクト←右:ギガックスの折り返し←左:マニャンのクロス)
88分【スイス】トランキーロ・バルネッタ(右足←マニャン)
※トーゴのグループリーグでの敗退が決定。

■ボーナスくださいトーゴ(4-2-2-2)
GK16:コッシ・アガッサ
DF5:マッサメッソ・チャンガイ
DF23:アシミュ・トゥーレ
DF2:ダレ・ニボムベ
DF13:フォルソン・リッチモンド
MF15:アレクシス・ロマオ
MF8:クアミ・アグボー
(25分-FW7:ムスタファ・サリフ)
MF9:トーマス・ドセヴィ
(69分-FW18:ヤオ・ジュニオール・セヤ)
MF10:シェリフ・トゥーレ=ママン
(87分-FW11:ロベルト・マルム)
FW4:エマニュエル・シェイ・アデバヨール
FW17:モハメド・アブデル・カデル・クゥバジャ・トゥーレ

■スイス(4-2-2-2)
GK1:パスカル・ツーバービューラ “ツビ”
DF23:フィリップ・デゲン
DF20:パトリック・ミューラ
DF4:フィリップ・シルヴァン・センデロス
DF3:ルドヴィク・マニャン
MF7:リカルド・カバナス “リッチー”
(77分-FW11:マルコ・シュトレーラ)
MF6:ヨハン・フォーゲル
MF16:トランキーロ・バルネッタ
MF8:ラファエル “ラフィ”・ウィッキー
FW10:ダニエル・ギガックス
(46分-MF22:ハカン・ヤキン)
FW9:アレクサンドル・フライ
(87分-FW18:マウロ・ルストリネッリ)

試合採点:6
W杯出場ボーナス問題で協会と揉めてて、
「あー、もうヤメやヤメや!」
と、試合をボイコットする姿勢を見せていたトーゴ。
だが、FIFAの仲介もあってなんとか和解したようで、このゲームでは韓国戦がうそのようにいいプレイを見せていた。

先制されてからは、一進一退。
最後、攻めに出てカウンターを食らってしまって、万事休す。
トーゴサッカー協会は決勝トーナメント進出ボーナスを出す必要がなくなって、よかった!?

一方のスイス。
勝ち点4で韓国と並んだが、2点取れたことで、得失点差でG組首位に浮上。
オーラスの23日(金)韓国戦で引き分けなら、1994年米国大会以来の決勝トーナメント進出。
ただ、守備はいいんだけど、なーんかやっぱり得点力にやや欠けるんだよなー。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【W杯ニュース】オーストラリアが賭博行為で追放処分!?

オーストラリア失格も…発覚!サッカー賭博:W杯各国情報:サッカー:スポーツ報知

オーストラリア代表の選手間で国際サッカー連盟(FIFA)が禁じるサッカー賭博(とばく)行為が行われていたことが発覚。最悪の場合、今大会で失格する可能性が浮上した。18日付の英日曜紙ニュース・オブ・ザ・ワールドが「オーストラリアの賭けスキャンダル」の見出しで報道。

「ニュース・オブ・ザワールド」ってのはタブロイド紙っすから、東スポみたいなもんでして(苦笑)。
ってことは、FIFAスポークスマンのコメントも、ありとみあけみ現地特派員(だっけ?)の記事ぐらいあやしい。
いちおう、ソースは以下。
Aussie players bet on me to get the opening goal – Cahill:News Of the World – Online Edition

FIFAスポークスマン
「われわれは、大会に出場する736選手から『あらゆる賭け行為をしない』と文書にて宣誓いただいております。
たとえ選手の内輪によるたわいもないものであったとしても、もし賭けがあったとしたら、FIFAの倫理委員会において審議することになるでしょう。
不正行為を一掃するためにも、疑わしき行為はすべて調べさせていただきます」

【2006FIFAワールドカップMatch29】フランス1-1コリア

◇Match 29 Group F
フランス1-1コリア
9分【フランス】ティエリ・ダニエル・アンリ(左足)
81分【コリア】パク・チソン(右足←ヘッド:チョ・ジェジン)

■フランス(4-2-1-3)
GK16:ファビアン・アラン・バルテズ
DF19:ウィリ・サニョル
DF15:リリアン・ユリアン・テュラム
DF5:ウィリアム・ギャラス
DF3:エリック・アビダル
MF4:パトリック・ヴィエラ
MF6:クロード・マケレレ
MF10:ジネディーヌ・ヤジド・ジダン
(91分-FW20:ダビド・トレゼゲ)
FW11:シルヴァン・ウィルトール
(60分-MF22:フランク・リベリ)
FW12:ティエリ・ダニエル・アンリ
FW7:フローラン・マルゥダ
(88分-MF8:ヴィカシュ・ドラソ)

■コリア(4-1-2-3)
GK1:イ・ウンジェ
DF12:イ・ヨンピョ
DF4:チェ・ジンチョル
DF2:キム・ヨンチョル
DF3:キム・ドンジン
MF5:キム・ナミル
MF17:イ・ホ
(69分-DF18:キム・サンシク)
MF13:イ・ウリョン
(46分-FW11:ソル・ギヒョン)
FW7:パク・チソンは京都パープルサンガの登録商標です
FW19:チョ・ジェジン清水
FW14:イ・チョンス
(72分-FW9:アン・ジョンファン)

試合採点:5
まぁ前半のヴィエラのヘッドはスローで見るとゴールインしてたから、判定に泣いたカタチだけど、それにしてもフランスは精彩を欠いてた。
序盤にアンリが決めて、これで安心しちゃったのかどーも守備偏重。
攻撃に人数をかけない。
そして、70分すぎから脚が止まってきたところで韓国にペースをつかまれ、ワンチャンスを決められてしまった。

しっかし、枠内シュートフランス4、韓国2ってのは…。

フランスはグループリーグ最終節、ボイコット騒動に巻き込まれてるトーゴだけに、取りこぼすことはない…かな!?
そうすると勝ち点は最終的に5となる。
あしたスイスが勝ったとして勝ち点4で、同じく4の韓国と最終節でガチンコ。
どっちかが勝ったら、フランスが2位通過になる。
ドローなら得失点差の勝負。
なんにしろ、トーゴ戦でいっぱいゴールを決めて勝つ必要がある。

で、不調のジダンが次戦累積警告で出場停止ってのか、逆に幸いしそうな気もしないでもない。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch27】ブラジル2-0オーストラリア

◇Match 27 Group F
ブラジウ(ブラジル)2-0オーストラリア
49分【ブラジウ】アドリアーノ・レイテ・ヒベイロ(左足←ホナウド)
90分【ブラジウ】フレデリコ・シャヴェス・グエデス “フレッヂ”(左足)
※ブラジウの決勝トーナメント進出が決定。

■ブラジウ(ブラジル)(4-2-2-2)
GK1:ネルソン・デ・ジェスス・シウヴァ “ヂダ”
DF2:マルコス・エヴァンゲリスタ・デ・モラエス “カフー”
DF3:ルシマール・ダ・シウヴァ・フェレイラ “ルシオ”
DF4:ファン・シウヴェイラ・ドス・サントス
DF6:ホベルト・カルロス・ダ・シウヴァ
MF5:エメルソン・フェレイラ・ダ・ローザ
(72分-MF17:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ)
MF11:ジョゼ・ホベルト・ダ・シウヴァ・ジュニオール “ゼ・ホベルト”
MF8:ヒカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイテ “カカー”
MF10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウヂーニョ”
FW9:ホナウド・ルイス・ナザリオ・デ・リマ
(72分-FW23:ホブソン・デ・ソウザ “ホビーニョ”)
FW7:アドリアーノ・レイテ・ヒベイロ
(88分-FW21:フレデリコ・シャヴェス・グエデス “フレッヂ”)

■オーストラリア(3-4-1-2)
GK1:マーク・シュウォルツァ
DF2:ルーカス・ニール
DF3:クレイグ・アンドリュー・ムーア
(69分-FW15:ジョン・アロイージ)
DF6:マルコ・ポポヴィッチ
(41分-MF23:マルコ “マーク”・ブレッシアーノ)
MF7:ブレット・エマートン
MF5:ジェイソン・クリーナ
MF13:ヴィンチェンツォ “ヴィンチェ”・グレッラ
MF14:スコット・チッパーフィールド
MF4:ティモシー “ティム”・カーヒル
(56分-MF10:ハリー・キュウェル)
MF21:ミル・ステリョヴスキ
FW9:マーク・アンソニー・ヴィドゥカ

試合採点:5.5
ブラジルが順当勝ち。
でも、ホナウド絶不調の影響か、前の試合につづいて攻撃陣がうまく回らなかった。
逆に、オーストラリアにもいくつかチャンスはあった。

前線ブタブタでグダグダのブラジルなら勝機はあるかも…。
と言いたいところだけど、それ以上に日本がグダグダだからな〜。

これはもう、ズィッコさんがパヘイラさんに
「わかってると思うけど、ワールドカップだからな!
わざと負けるとか考えるなよ!
2点取らせてやろうとか考えるなよ!」
と、電話するしかないな。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com