【2006FIFAワールドカップMatch37】オランダ0-0アルゼンチン

◇Match 37 Group C
ネーデルラント(オランダ)0-0アルヘンティーナ(アルゼンチン)
※Group C1位アルヘンティーナ、2位ネーデルラントが確定。
※24日(土)28.00「Round of 16」アルヘンティーナ×メヒコ、25日(日)28.00「Round of 16」ポルトガル×ネーデルラント

■ネーデルラント(オランダ)(4-1-2-3)
GK1:エドヴィン・ファン・デル・サール
DF2:キュウ・ヤリエンス
DF13:アンドレ・オーイェー
DF3:ハリド・バウラルーズ
DF15:ティム・デ・クレール
MF20:ヴェズレイ・スネイダー
(86分-MF16:ヘドウィヘス・マドゥロ)
MF10:ラファエル・ファン・デル・ファールト
MF8:フィリップ・コク
FW17:ロビン・ファン・ペルシィ
(67分-MF6:デニー・ランザート)
FW9:リュート・ファン・ニステルローイ
(56分-FW21:ライアン・バベル)
FW7:ディレク・カイト

■アルヘンティーナ(アルゼンチン)(4-1-2-1-2)
GK1:ロベルト・カルロス・アボンダンシェリ
DF21:ニコラス・アンドレス・ブルディッソ
DF2:ロベルト・ファビアン・アジャラ
DF15:ガブリエル・アレハンドロ・ミリト
(24分-DF4:ファブリツィオ・コロッチーニ)
DF17:レアンドロ・ダミアン・クフレ
MF8:ハヴィエル・アレハンドロ・マスケラーノ
MF18:マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲス “マキシ・ロドリゲス”
MF5:エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ
MF10:ファン・ロマン・リケルメ
(80分-MF16:パブロ・セサル・アイマール)
FW11:カルロス・アルベルト・テヴェス
FW19:リオネル・アンドレス・メッシ
(70分-FW20:フリオ・リカルド・クルス)

試合採点:6
世界中の注目が集まっていた!
グループステージ屈指の好カード!
欧州と南米の攻撃大好きっ子対決!
だったんですがっ!
完全に消化試合でしたっ!
わーん!

なわけで両国とも勝ち抜けが決まってるだけに、決勝トーナメントのことを考え、イエローをもらってる選手は温存。
サブメンバーが多く出場した。
(唯一、オランダの控えCBバウラルーズだけが出場。ま、控えだから)
で、お互いがあんまりリスクを追って攻めることなく、ケガしちゃわないように、流しぎみにやっていたようだった。
結果が、両国とも枠内シュート3。

とはいえ、ともに中盤は狭いし、メンバー代わっても組織的なサッカーを見せてたんスよ。
サイドに固執するオランダ。
ドリブルとパスで真ん中を崩そうとするアルヘンティーナ。
好対照な攻撃も見ていておもしろかった。

でもって、とくにアルヘンティーナはサブメンバーつっても豪華すぎーナ感じで。
テヴェスとメッシという、ショタコン悶絶の2トップ!
途中交代で出てくる選手も、コロッチーニ、クルス、アイマールだし!
そうしたメンツを見られただけでも、まぁOKOKかと。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch40】イラン1-1アンゴラ

◇Match 40 Group D
イラン1-1アンゴラ
60分【アンゴラ】フラヴィオ・ダ・シウバ・アマド(ヘッド←ゼ・カランガ)
75分【イラン】ソフラブ・バフティアリザデ(ヘッド←CK:マハダヴィキア)
※アンゴラのグループステージでの敗退が決定。

■イラン(4-2-2-2)
GK1:イブラヒム・ミルザプール
DF13:ホセイン・カエビ
(67分-FW15:アラシュ・ボルハニ)
DF3:ソフラブ・バフティアリザデ
DF5:ラハマン・レザエイ
DF20:モハメド・ノスラティ
(13分-MF23:マスード・ショジャエイ)
MF7:フェリドゥーン・ザンディ
MF14:アンドラニク・ティモリアン
MF2:メハディ・マハダヴィキア
MF21:メハルザド・マダンチ
FW9:ヴァヒド・ハシェミアン
(39分-MF11:ラスール・パキ・ハティビ)
FW10:アリ・ダエイ

■アンゴラ(4-2-3-1)
GK1:ジョアン・ヒカルド・ペレイラ・バターリャ・サントス・フェレイラ “36歳ニート”
DF20:マヌエル・アントニオ・カンジェ “ロコ”
DF5:カウロス・マヌエル・ゴンサウヴェス・アロンソ “カリ”
DF3:ジョアン・ペレイラ・バターリャ “ジャンバ”
DF21:ルイス・マヌエル・フェレイラ・デルガド
MF6:マルコス・エラメネジウド・ジョアキム “ミロイ”
MF7:パウロ・ジョゼ・ロペス・デ・フィゲイレド
(73分-DF15:マヌエル・ルイ・マルケス)
MF17:パウロ・バプティスタ・カランガ・ンシンバ “ゼ・カランガ”
MF11:マテウス・ガリアーノ・ダ・コスタ
(23分-FW18:アルセニオ・セバスティアーノ・カブングラ “loveロヴェ”)
MF14:アントニオ・マヌエル・ヴィアナ・メンドーサ
FW10:ファブリス・アウセビアデス・マレコ “アクワ”
(51分-FW16:フラヴィオ・ダ・シウバ・アマド)

未見。
前節、メヒコとスコアレスドローを演じたアンゴラも、ここで力尽く。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch39】ポルトガル2-1メヒコ

◇Match 39 Group D
ポルトガル2-1メヒコ
6分【ポルトガル】ヌーノ・ヒカルド・オリヴェイラ・ヒベイロ “マニシェ”(右足←シモン・サブローサ)
24分【ポルトガル】シモン・ペドロ・フォンセカ・サブローサ(PK:右足)
29分【メヒコ】ホセ・フランシスコ・フォンセカ・グスマン(ヘッド←CK:ベベ・パルド)
※58分【メヒコ】オマール・ブラヴォ・トルデシジャスPK大失敗
※メヒコの決勝トーナメント進出が決定。
※Group D1位ポルトガル、2位メヒコが確定。

■ポルトガル(4-2-3-1)
GK1:ヒカルド・アレシャンドレ・マルティンス・ソアレス・ペレイラ
DF13:ルイス・ミゲウ・ブリート・ガルシア・モンテイロ
(61分-DF2:パウロ・ヘナト・ヘボショ・フェレイラ)
DF5:フェルナンド・ジョゼ・ダ・シウヴァ・フレイタス・メイラ
DF16:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・カルヴァーリョ
DF3:マルコ・アントニオ・シモンエス・カネイラ
MF8:アルマンド・ゴンサウヴェス・テイシェイラ “ペチ”
MF18:ヌーノ・ヒカルド・オリヴェイラ・ヒベイロ “マニシェ”
MF7:ルイス・フェリペ・マデイラ・カイェーロ “フィーゴ”
(80分-MF15:ルイス・ボア・モルチ・ペレイラ)
MF19:チアゴ・カルドーソ・メンデス
MF11:シモン・ペドロ・フォンセカ・サブローサ
FW23:エウデル・マヌエル・マルケス・ポスチーガ
(69分-FW21:ヌノ・ミゲウ・ソアレス・ペレイラ・リベイロ “ヌノ・ゴメス”)

■メヒコ(メキシコ)(3-4-1-2)
GK1:オスヴァルド・ハヴィエル・サンチェス・イバーラ
DF22:フランシスコ・ハヴィエル・ロドリゲス・ピネド “マサ・ロドリゲス”
(46分-MF7:アントニオ・ナエルソン・マティアス “シーニャ”)
DF5:リカルド・オソリオ・メンドーサ
DF3:カルロス・アルノルド・サルシド・フロレス
MF16:マリオ・メンデス・オラゲ
(80分-FW10:ギジェルモ・ルイス・フランコ・ファルクアルソン)
MF8:パヴェル・パルド・セグラ “ベベ・パルド”
MF4:ラファエル・マルケス・アルヴァレス 前半はボランチ
MF14:ゴンサロ・ピネダ・レジェス
(69分-DF15:ホセ・アントニオ・カストロ・ゴンサーレス “グリンゴ”)
MF23:ルイス・エルネスト・ペレス・ゴメス(61分-警告*2=退場)
FW17:ホセ・フランシスコ・フォンセカ・グスマン
FW19:オマール・ブラヴォ・トルデシジャス

試合採点:7
勝ち抜け決まってて、イエローもらってる選手ほか主力を休ませたポルトガル。
勝ち抜け固いけど決まっちゃーいないメヒコ。
その差からか、メヒコが攻めるんだけど、カウンターとPKで2失点。
でもでも、強い気持ち〜♪で追いかけて、PK取ったとこまではよかったんだけど…。

ほんとメヒコは体格は日本に近くて、ボール扱いがうまい選手が多いのも似てる。
だけど、攻めに転じたところで後ろから選手がガーっと上がってくるのが、イイんだよなぁ。
「ポジティブな攻撃マインドがシンクロした爆発的フリーランニング」が日本に足りないところ、と湯浅語で締めておきます。
湯浅です! ってそれは人違い。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch36】パラグアイ2-0トリニダード・アンド・トバゴ

◇Match 36 Group B
パラグアイ2-0トリニダード・アンド・トバゴ
25分【パラグアイ】ブレント・サンチョ(OG)
86分【パラグアイ】ネルソン・ラファエル・クエヴァス・アマリージャ
※トリニダード・アンド・トバゴのグループステージ敗退が決定。

■パラグアイ(4-2-2-2)
GK22:アルド・アントニオ・ボバディージャ
DF21:デニス・ラモン・カニサ・カリーソ
(89分-DF14:パウロ・セサール・ダ・シルヴァ・バリオス)
DF4:カルロス・アルベルト・ガマーラ・パヴォン
DF5:フリオ・セサール・カセレス・ロペス
(77分-DF15:フリオ・セサール・マンスール)
DF2:ホルヘ・マルティン・ヌニェス
MF10:ロベルト・ミゲル・アクーニャ・カベージョ
MF13:カルロス・ウンベルト・パレデス・モンヘス
MF8:エドガル・オスヴァルド・バレット
MF19:フリオ・ダニエル・ドス・サントス・ロドリゲス
FW18:ネルソン・アントニオ・アエド・ヴァルデス
(66分-FW23:ネルソン・ラファエル・クエヴァス・アマリージャ)
FW9:ロケ・ルイス・サンタ・クルス・カンテロ

■トリニダード・アンド・トバゴ(4-2-2-2?)
GK21:ケルヴィン・ジャック
DF11:カルロス・エドワーズ
DF5:ブレント・サンチョ
DF6:デニス・ローレンス
DF3:エイヴェリー・ジョン
(31分-MF15:ケンワイン・ジョーンズ)
MF7:クリストファー・バーチャル
MF19:ドワイド・エヴァスリー・ヨーク
MF9:オーティス・ウィットリ
(67分-FW10:ラッセル・ラタピィ)
MF18:デンシル・セオボールド
FW13:コーネル・グレン
(41分-MF16:エヴァンス・ワイズ)
FW14:スタン・ジョン

未見なので採点はなし。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

【2006FIFAワールドカップMatch35】スウェーデン2-2イングランド

◇Match 35 Group B
スウェーデン2-2イングランド
34分【イングランド】ジョセフ・ジョン・コール “ジョー・コール”(右足ミドルドロップゴール!)
51分【スウェーデン】マルクス・アルバック(バックヘッド←CK:リンデロート)
85分【イングランド】スティーヴン・ジョージ・ジェラード(ヘッド←ジョー・コール)
90分【スウェーデン】ヘンリク・ラーション(ロングスローのこぼれを右足プッシュ)
※スウェーデンの決勝トーナメント進出が決定。Group B1位イングランド、2位スウェーデンが確定。
※24日(土)24.00「Round of 16」ドイツ×スウェーデン、25日(日)24.00「Round of 16」イングランド×エクアドル

■スウェーデン(4-1-3-2)
GK1:アンドレアス・イサクション
DF7:ニクラス・アレクサンデション
DF3:オロフ・メルベリ
DF4:テディ・リュチッチ
DF5:エリック・エドマン
MF6:トビアス・リンデロート
(91分-MF19:ダニエル・アンデション)
MF18:マティアス・ヨンソン
(54分-MF21:クリスティアン・ウィルヘルムション)
MF16:キム・シェルストレム
MF9:カール・フレデリク・リュングベリ
FW11:ヘンリク・ラーション
FW20:マルクス・アルバック “オールバック”
(75分-FW17:ヨハン・エルマンデル)

■イングランド(4-2-2-2)
GK1:ポール・ウィリアム・ロビンソン
DF15:ジェイミー・リー・ダンカン・キャラガー
DF5:リオ・ギャビン・ファーディナンド
(56分-DF12:ソル・スルズ ィア・ジェレミア・キャンベル)
DF6:ジョン・ジョージ・テリー
DF3:アシュリー・コール
MF16:オーウェン・リー・ハーグリーヴス
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
MF7:デイヴィッド・ロバート・ジョセフ・ベッカム
MF11:ジョセフ・ジョン・コール “ジョー・コール”
FW10:マイクル・ジェイムズ・オーウェン硝子の脚
(4分-FW21:ピーター・ジェイムズ・クラウチ)
FW9:ウェイン・マーク・ルーニー
(69分-MF4:スティーヴン・ジョージ・ジェラード)

試合採点:7
38年の因縁、消えず——。
なーぜかスウェーデンに国際試合で38年間勝ててないイングランドが、90分に同点に追いつかれ、ドローで終わった。

はっきりいって、前半はイングランドの楽勝ペース。
この日、キレキレだったジョー・コールの超絶シュート以外にも、チャンスがいーっぱい。
スウェーデンはなにもできなかった。
もうね、寝ちまおうかと思いましたよ。

ところがおかしなもんで、後半は一転スウェーデンが攻勢に出る。
縦に早くボールを入れて、そして選手が全力疾走で走り込むんだなー。
シンプルながらも力強い攻めで、イングランドを圧倒しまくり千代子。

また特徴的だったのが、セットプレイの多彩さだった。
ニアに、ファーに選手を置いて、直接狙ったり、あるいは折り返しからシュートを狙ったり。
キックも、スピード、カーブとも文句なし。
CKで同点に追いついたあとも、何度もチャンス創出。

それだけに、ワンチャンスでジェラードに叩き込まれたのが痛かった。
でも、最後に執念を見せて、ロングスローからラーションがシュートというかプッシュというか触れただけというか。
とにかく追いついて、タイムア〜ップ。

引き分けて2位通過を決めたスウェーデンの、トーナメント初戦は開催国・ドイツと対戦!
たしかに相手は勢いづいているが、この日の内容だったらじゅうぶん対等に戦えると思う。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com