【J2第20節】京都サンガ3-0モンテディオ山形

京都サンガ3-0モンテディオ山形
◇日時:2007年6月9日(土)16時04分キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(5672人/曇/21.7℃)
◇主審:早川一行
前半20分【京都】倉貫一毅(右足)
前半21分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足)
後半41分【京都】渡邉大剛(左足←パウリーニョ)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF20:倉貫一毅
(後半44分-MF27:加藤大志)
MF7:徳重隆明
(後半33分-MF22:渡邉大剛)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊
(後半17分-FW25:西野泰正)

■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF29:須田興輔
(後半35分-DF22:園田拓也)
DF3:レオナルド・エンリケ・ダ・シウヴァ
DF4:小原章吾
DF13:石川竜也
MF5:渡辺匠
MF18:木藤健太
(後半7分-MF6:佐々木勇人)
MF7:宮沢克行
MF10:財前宣之
FW14:林晃平
(後半24分-FW9:横山拓也)
FW11:豊田陽平

第1クールの山形はどこへやら。
あの前線からの激しいプレス、奪ったら即前線への早い攻め…は影を潜めてしまってました。
けが人もいるようだし、チーム全体のバイオリズムが落ちてたのかな。

そんな山形にたいして、京都が得点を奪ったシーンは、中盤高めからボールを奪取して、そのまま早めにシュートシーンへというもの。
まさに、前回山形にやられた形をそのまま返したような形だった。

得点シーン以外の時間帯で攻められたのは気になるが、加藤Q”守備コーチ”の指導のおかげか、きょうはゼロ封。
スコアだけ見れば、快勝の一戦だった。

【EURO2008・予選グループF】デンマーク-スウェーデンが中止に

北欧対決は途中で中止:uefa.com – UEFA EURO 2008(TM) – 試合日程と結果 – 試合詳細
uefa.com - UEFA EURO 2008(TM) - 試合日程と結果 - 試合詳細

ロスタイムに、アウェイのスウェーデンにPK。
怒ったデンマークのサポーターがピッチに乱入して、中止とか。

【J2第19節】コンサドーレ札幌2-0京都サンガ

北の大地で自爆テロ

コンサドーレ札幌2-0京都サンガ
◇日時:2007年6月2日(土)14時03分KO
◇会場:札幌市札幌厚別公園競技場(8370人/晴/16.5℃)
◇主審:田辺宏司
前半37分【札幌】中山元気(ヘッド←FK:クアドロス)
後半17分【札幌】ブルーノ・エヴェルトン・クアドロス(右足←FKの跳ね返り)

■コンサドーレ札幌(4-2-2-2)
GK26:佐藤優也
DF3:西澤淳二
DF4:曽田雄志
DF15:ブルーノ・エヴェルトン・クアドロス
DF6:西嶋弘之
MF16:大塚真司
MF18:芳賀博信
MF8:砂川誠
MF22:川崎健太郎
(後半20分-MF20:上里一将)
FW10:ダヴィ・ジョゼ・シウバ・ド・ナシメント
FW13:中山元気
(後半36分-FW9:石井謙伍)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF13:三上卓哉
(後半38分-MF15:中山博貴)
MF17:石井俊也
MF20:倉貫一毅
MF22:渡邉大剛
(後半10分-MF27:加藤大志)
MF7:徳重隆明
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW25:西野泰正
(後半7分-MF16:斉藤大介)

っちゃけ、とくに語るべきコトもなく。
ひとことでいえば、自滅って感じ!?

フォーメーションは4-2-2-2。
守備重視。
そんな両チームの対戦だけに、試合開始からゲームは均衡してました。
いや、むしろ、サンガがポゼッションで勝り、やや優勢だったといっていいかも。
ですが、角田が強風の影響でハイボールをクリアできず、札幌に先制を許す。
ここから、ピッチ上の選手たちに焦りのようなものが出てきてしまった。
…ってゆーのは、まぁ、いつものことですね(苦笑)。

そして、後半になって、選手交代と戦略が迷走します。
西野にかえて斉藤で 、パウリーニョ1トップ。
( ゚д゚)

パウ VS 曽田&ブルーノの局面にもかかわらず、サイドから高いクロスを。
( ゚д゚)

三上卓哉に代えて、中山を左ウイングバックに起用。
( ゚д゚)

それらいずれも功を奏さず、ゴールは遠い遠い。

うーんと、将棋でいうならば、じぶんの状況が悪くなって、カッとなって悪手を打ちつづける。
昨シーズンの、柱谷さんの末期に近いものを感じました。
せめて、攻撃で光るものでも見せてくれればよかったんだけど…。
あいかわらず、攻めの連動性、躍動感は感じられないし。
悲しくなるけど、これが今の京都なんだね。

【UEFAチャンピオンズリーグ Final】ACミラン-リヴァプール

ACミラン2-1リヴァプール
◇日時:2007年5月23日(水)20.45KO(日本時間翌3.45)
◇会場:アテネ・オリンピックスタジアム
◇主審:ヘルベルト・ファンデル(ドイツ)
45分【ミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”(ヘッド←FK:ピルロ)
82分【ミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”(右足←カカー)
89分【リヴァプール】ディルク・カイト(ヘッド←CK)

■ACミラン(4-3-2-1)
GK1:ネルソン・デ・ジェスス・ダ・シウヴァ “ヂダ”
DF44:マッシモ・オッド
DF13:アレッサンドロ・ネスタ
DF3:パオロ・マルディーニ
DF18:マレク・ヤンクロヴスキ
(80分-DF4:カハベル “カッハ”・カラーゼ)
MF8:ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ
(90+2分-DF19:ジュゼッペ・ファヴァッリ)
MF21:アンドレア・ピルロ
MF23:マッシモ・アンブロジーニ
MF10:クラレンス・セードルフ
MF22:ヒカルド・イゼシオン・ドス・サントス・レイテ “カカー”
FW9:フィリッポ・インザーギ “ピッポ”
(88分-FW11:アルベルト・ジラルディーノ)

■リヴァプール(4-2-3-1)
GK25:ホセ・マヌエル・レイナ・パエス “ペペ・レイナ”
DF3:スティーヴ・ジョン・フィナン
(88分-DF2:アルヴァロ・アルベロア・コカ)
DF23:ジェイミー・リー・ダンカン・キャラガー
DF5:ダニエル・ムンテ・アッガー
DF6:ヨン・アルネ・セムンセス・リーセ
MF20:ハヴィエル・アレハンドロ・マスチェラーノ
(78分-FW15:ピーター・ジェイムズ・クラウチ)
MF14:チャビエル・アロンソ・オラーノ “チャビ・アロンソ”
MF16:ジャーメイン・ロイド・ペナント
MF8:スティーヴン・ジョージ・ジェラード
MF32:ボウデヴァイン・ゼンデン
(59分-MF7:ハロルド “ハリー”・キュウェル)
FW18:ディルク・カイト

ィリッポ・インザーギの「らしい」2得点。

ピルロが蹴った直接FK。
ゴールにめがけてボールが軌道を描く途中で、頭でコースを変える。
GKレイナは逆を取られる。
ゴールイン。

カカーのスルーパス。
オフサイドラインぎりぎりから斜めに走り出す。
頬をすぼめて、気合いを入れる。
GKレイナが迫ってくる直前でシュート。
角度はなかったのに、レイナの肩の下を抜けたボールは、完璧な回転でマウスの中へと。
ころころと転がるボールは、まるでリヴァプールのDFをあざ笑うかのよう。
追加点。

ゲーム自体はほとんどがリヴァプールのペースだった。
たいするミランは、インザーギの2点だけだった。
インザーギの、インザーギによるファイナル、って感じ?

【J2第17節】京都サンガ-愛媛FC

Kシステム継続希望

京都サンガ2-1愛媛FC
◇日時:2007年5月23日(水)19.04KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴/23.8℃/4643人)
◇主審:勝又光司
前半38分【京都】倉貫一毅(右足)
後半5分【京都】アンドレ・ピント・カンダカン(右足←斉藤)
後半25分【愛媛】田中俊也(左足)

■京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF22:渡邉大剛
MF16:斉藤大介
(後半30分-MF15:中山博貴)
MF20:倉貫一毅
MF7:徳重隆明
(後半44分-DF5:手島和希)
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
(後半34分-FW31:田原豊)

■愛媛FC(4-2-2-2)
GK21:佐藤昭大 “原口あきまさ”
DF13:関根永悟
DF10:金守智哉(後半9分-警告*2=退場)
DF5:星野真悟
DF28:高杉亮太
(後半14分-MF25:持留新作)
MF6:井上秀人
MF27:青野大介
MF17:大山俊輔
(後半10分-MF7:千島徹)
MF18:江後賢一
(後半28分-FW14:藤井貴)
FW9:三木良太
FW11:田中俊也

ンガのメンタルの弱さは異常、と。
俺の脳内ちゃんねるでスレッドを立てたくなる午前0時。
電話ボックスの外は雨〜。

はい、画像ちゃんねる管理人逮捕のニュースに合わせた時事ネタをお送りしてみましたが!
画像ちゃんねる、見たことなかったのでよくわかりませんが!
大剛もきっと、そのニュースで茫然自失としてたんじゃないかな(嘘)。

▼4-1-4-1あるいは4-3-3を採用したサンガ
というわけで。
パウリーニョ出場停止で迎えた今節。
京都サンガは、アンドレのワントップに、倉貫、斉藤をトップ下に据えた新システムで挑みました。
倉貫を、甲府時代にやっていた慣れたポジションに据えた形ですね。
いわば、「Kシステム」。
で、前線での巧みなボールキープが光ってました。
アン&パウ2トップだと、急ぎすぎてボールロストしてしまうことが多かっただけに、より倉貫のよさが目立ってたというか。
先制点もJ2レベルではあんまり見られない、スキルフルなシュートでお見事!

だったんですが…。
倉貫以外の中盤の選手が、どうも「Kシステム」に慣れてないようでした。

とくに、大剛。
4-2-2-2のフォーメーション時よりも高い位置で勝負することを期待されていたと思われます。
が!
縦に抜ききることもできず。
センタリングもぱっとせず。
ヒラジのほうがクロスの球質がいいって、なぜなんだぜ?
このシステムだったら、右サイドには大志のほうがベターなのかなぁ、などと思ったり。
パウをここに置くのも、アリだと思ったり。

しかし、このシステムは機能する時間帯ではすんごーく機能していたのも事実でして。
前半の途中から、石井がアンカーでボール散らしまくって、一方的にボールをポゼッションできてました。
個人的には、4-2-2-2よりも攻撃面で可能性が感じられた、と一応言っておきますです。

後半の追加点も、斉藤が相手のボールをかっさらって、アンドレが決めてくれたもの。
これも、斉藤が高い位置にいたからこそ!

▼ミスがチーム全体に影響する悪癖
さて、2-0で楽勝ムードが漂ってきた後半なかば。
大剛がありえない、相手へのプレゼントパス。
これを、裏に放り込まれて。
愛媛FW田中がナイストラップからゴール!

ま、相手のシュートも見事だったので、ある意味しかたない。
あっさり忘れて、今度は3点目を取りに行けばよかったのですが…。

ケアレスミスをした大剛が、完全にフワフワした状態になってしまった。
投入された中山も、軽いプレーでボールを奪われがちだった。
結果、ゲームは、ひとり退場になった愛媛に傾いた。
——と。

なんつーか、まぁ、悪い流れのときにそのままずるずるいっちゃうのが、京都の伝統(涙)。
そのまま、押されまくって。
結局、最後は手島を投入せざるをえなくなっちゃいました。
うーむ、後味悪〜いですな。

▼チームが完成するのはいつの日か?
なんとか、チームが勝利できたのは幸いでした。
ただ、ねぇ…。

次節は、京都はお休み。
来週末のゲームに向けて、間が空いてるだけに、しっかりトレーニングをしていただきたい所存です。

いや、だけど。
ふと思ったのですが、アレをアレするならば、このタイミングが最適じゃね?
アレをアレとは、まぁ…ご想像にお任せします(苦笑)。
でも、さすがに3連勝してるから、ないかな。
加藤久総監督が、3連勝の「内容」をどう見てるかにもよってきますけどね!