【J2第38節】京都サンガ 3-1 FC岐阜

京都サンガ 3-1 FC岐阜
◇日時:2011年12月3日(土)12.35キックオフ
◇会場: 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(曇のち雨 17.3℃ 79%/6715人)
◇主審:中村太(曇のち雨 17.3℃/6715人)
32分【京都】中山博貴
45+2分【京都】セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール
57分【京都】秋本倫孝
83分【岐阜】押谷祐樹

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳(52分-DF2:酒井隆介)
DF4:秋本倫孝
DF3:森下俊
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン(74分-MF22:駒井善成)
MF23:中村充孝
MF20:工藤浩平
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実(80分-FW31:久保裕也)
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール

■FC岐阜(4-2-2-2)
GK31:川浪吾郎
DF2:野田明弘
DF4:田中秀人
DF5:川島眞也
DF17:野垣内俊
MF23:橋本卓(75分-FW18:佐藤洸一)
MF33:新井涼平
MF27:押谷祐樹
MF35:地主園秀美(62分-MF11:染矢一樹)
FW14:嶋田正吾
FW16:西川優大(59分-FW9:エフライン・リンタロウ・ダ・シウヴァ)

年末のため忙しくてまだ試合観てないので、とりあえず結果だけ。
あしたあたりに見て更新しますん。

【J2第37節】横浜FC 1-2 京都サンガ

横浜FC 1-2 京都サンガ
◇日時:2011年11月27日(日) 16.33キックオフ
◇会場:横浜市神奈川区三ツ沢公園球技場 “ニッパ球”(5350人/晴 13.0℃ 53%)
◇主審:岡宏道
24分【横浜】難波宏明
90分【京都】久保裕也
90+4分【京都】工藤浩平

■横浜FC(4-2-2-2)
GK31:関憲太郎
DF2:柳沢将之
DF20:渡邉将基
DF28:森本良
DF26:中野洋司
MF17:寺田紳一
MF23:佐藤謙介(80分-MF6:高地系治)
MF9:難波宏明
MF13:野崎陽介
FW11:三浦知良(46分-MF24:荒堀謙次)
FW25:藤田祥史(87分-MF40:小野瀬康介)

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介(75分-DF8:安藤淳)
DF32:内野貴志
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸(65分-MF17:中村太亮)
MF18:加藤弘堅
MF20:工藤浩平
MF23:中村充孝
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(56分-FW31:久保裕也)

▼ラスト5分で…
おそらく今シーズン最後の現地観戦。
奮発してAメイン自由席で見ていたんですが!
最後、逆転ゴールを決めた工藤が目の前のほうに走ってきて、ベンチからみんな飛び出してきて…。
(´;ω;`)ブワッ
サッカー専用スタジアム、最高やな。
いや、3500円の価値がある勝ちゲームでした!!

とはいえ、前半は褒められたものではなかったなと。
ボールがうまく回らなかった。
中盤で、相手のプレスに引っかかってしまったり、スペースへのパスが少し短かったり、長かったり。
つまりは、精度が低かったのだ。
逆に、横浜は奪ったボールをシンプルにサイドのスペースへと展開していく。
失点シーンも、まさにそれとおりで、左サイドを崩されてクロスが上がって、ファーで詰められた。

個人名を出すのは申し訳ないけど、きょうはドゥトラと中村充孝がブレーキになっていた感じだった。
ドゥトラは前に運ぶドリブルはいいんだけど、ラストの突破でモーションが大きすぎて、相手守備陣に止められる。
充孝は、軽いプレイでボールを失ない、攻撃でも運動量が少なくて中盤をさまよっているだけ。
「こりゃ、2人を早く交代させたほうがいいな」
そう思いながらハーフタイムを迎えました。

▼早い交代カードがズバリ
思った通り、ドゥトラは後半そうそう久保に交代。
しかし、一方の充孝はピッチに残り、両サイドバックが太亮、アンジュンと攻撃的な選手たちに代わった。
3枚目のカードを切ったのが後半30分。
大木コーチにしては、早めの交代策だった。

で、その選手交代がズバリ。
太亮、アンジュンが高い位置でポジションを取り、ボール保持率が高まる。
ここまでがんばっていた横浜も、運動量が落ちはじめる。
すると、沈黙していた充孝が輝きを見せだした。
細かいタッチのドリブルで相手をいなして、スペースへのパス出し。
ひとりだけ流れる時間が違うような、優雅なプレイが続く…って、遅すぎるけど(苦笑)。

2つの相乗効果で、後半45分。
宮吉のジャンピングボレーのこぼれを久保が押し込み、同点。
その後も、ゴールが決まりそうな雰囲気が残って、最後ゴール前でボールをつなぎ続けて、最後は工藤!
両サイドバック入れて、久保入れて、充孝と工藤残して、きょうの采配はパーフェクトだった。

相手のプレスがきついとき、パス回しの精度が落ちるのは仕方がないとはいえ、ここ数戦の内容はあまりよくない。
だけど、逆転できたし、サイドバック・アンジュンという新しいオプションも加わったし。
そして、17歳久保が二桁得点!!
めでたい、めでたい。
あとは最終節でもう一段調子を上げて、天皇杯に臨みたいところですね。

【J2第36節】ファジアーノ岡山 2-1 京都サンガ

ファジアーノ岡山 2-1 京都サンガ
◇日時:2011年11月20日(日) 13.05キックオフ
◇会場:岡山県総合グラウンド陸上競技場 “桃スタ”(晴 15.9℃ 48%/7150人)
◇主審:小川直仁
14分【京都】宮吉拓実
45分【岡山】澤口雅彦
88分【岡山】植田龍仁朗(ヘッド←CK)

■ファジアーノ岡山(3-4-2-1)
GK21:真子秀徳
DF30:一柳夢吾
DF3:後藤圭太
DF23:植田龍仁朗
MF2:澤口雅彦
MF28:仙石廉
MF8:千明聖典
MF25:田所諒
MF7:妹尾隆佑(86分-FW9:岸田裕樹)
MF26:キム・ミンギュン(90+4分-FW35:久木田紳吾)
FW10:チアゴ・ジョルジ・オノリオ(76分-MF45:石原崇兆)

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介
DF32:内野貴志
DF3:森下俊
DF16:福村貴幸(89分-MF17:中村太亮)
MF7:チョン・ウヨン
MF20:工藤浩平(70分-MF18:加藤弘堅)
MF23:中村充孝
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(90分-FW28:キム・ソンヨン)

▼止まった連勝
ここ数戦の、よくない内容が続いてしまった。
そして、今まで身体を張って守っていた「最後」が決壊して、逆転を喫した。
そんなゲームでした。

敗因っぽいのは2つほど。

ひとつは、相手のポストプレイヤーであるチアゴを抑えきれなかったこと。
ハイボールで競り負け、中盤に引いてきたときにくさびに入られた。
チアゴを気にすることで、守備陣も中央に寄って、相手に大きなサイドチェンジを許してしまった。
ちょうど、秋本が使えず、高さでは劣る森下が先発になったことも、その背景にはあるかもしれない。
秋本ぐらいガツガツいければ、ね。

もうひとつは、最近多いんだけどセカンドボールがなかなか収まらないこと。
中盤でボールを取られすぎて、そこから相手の速攻&ポゼッションに移られてしまった。
マイボールでもなかなかキープできず、どちらかというと岡山の時間帯のほうが長かったんじゃないかな。
本当は、もう少し早い段階で選手を入れ替えて、リズムを自軍に持ってきたかったんだけど…。
大木コーチは、基本的にカードを遅いから仕方ない。

まぁ、連勝が止まったことで、先発選手を少し入れ替えて、もう一回仕切り直しですねぇ。
と、ちょっと淡泊でしたが、そんなところで。

【第91回全日本サッカー選手権大会 3回戦】モンテディオ山形 2-3 京都サンガ

モンテディオ山形 2-3 京都サンガ
◇日時:2011年11月16日(水) 19.00キックオフ
◇会場:山形県天童市・山形県総合運動公園 “NDスタ”(1849人/晴 3.6℃ 82%)
◇主審:木村博之
7分【山形】長谷川悠
9分【山形】宮沢克行
15分【京都】宮吉拓実
44分【京都】宮吉拓実
48分【京都】宮吉拓実

■モンテディオ山形(4-2-3-1)
GK16:植草裕樹
DF14:宮本卓也
DF32:前田和哉
DF22:園田拓也
DF2:小林亮
MF19:秋葉勝(79分-MF8:船山祐二)
MF17:佐藤健太郎
MF24:伊東俊
MF33:山崎雅人
MF7:宮沢克行(66分-MF29:廣瀬智靖)
FW10:長谷川悠(83分-FW18:大久保哲哉)

■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介
DF32:内野貴志
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF23:中村充孝(82分-MF17:中村太亮)
MF20:工藤浩平
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール

▼敗北を知りたい。
リーグ戦6連勝に続き、天皇杯でもJ1山形を撃破。
宮吉がハットトリック。
映像もなにもないから内容がわからないわけですが、結果は好調を裏付けるもの。
「バキ」の最凶死刑囚じゃなくても、冒頭のようなことばを言いたくなるわけで。

これで、10/19以来まる一か月勝ちっぱなしですよ。
いや、もう、ねぇ…。

天皇杯は次は12/17(土)に鹿島戦(会場未定)。
なんだか、カシマスタジアムが工事期間に入っちゃうらしい。
んー、国立でやってほしいな(遠い目)。

【J2第35節】京都サンガ 1-0 東京ヴェルディ

京都サンガ 1-0 東京ヴェルディ
◇日時:2011年11月12日(土)16.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 19.5℃ 68%/1万2287人)
◇主審:河合英治
86分【京都】中村太亮(左足←工藤)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介
DF32:内野貴志
DF6:染谷悠太(30分-DF4:秋本倫孝)
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF20:工藤浩平
MF23:中村充孝(83分-MF17:中村太亮)
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(89分-FW28:キム・ソンヨン)

■東京ヴェルディ(4-2-2-2)
GK26:柴崎貴広
DF2:福田健介
DF17:土屋征夫
DF14:富澤清太郎
DF3:吉田正樹(88分-FW11:ルイス・カルロス・ドス・サントス・マルチンス “マラニョン”)
MF5:佐伯直哉(65分-DF23:高橋祥平)
MF21:小林祐希
MF4:ルイス・ヂャリソン・ヂ・ソウザ・アウヴェス “アポヂ”(46分-MF7:河野広貴)
MF10:菊岡拓朗
FW19:阿部拓馬
FW41:巻誠一郎

中村太亮選手(京都)
「(工藤)浩平さんのいいパスが来たおかげです。
右空いてたんで、適当に蹴ったら入るかなぁ思ってたら入ってよかったです。
これ決まったら6連勝になるなぁ、て思ってました」

▼インテンシティの高いゲームで6連勝
6連勝、そしてまたも無失点とか。
4バック最強過ぎる。

とはいえ、ゲーム全体としては東Vがペースを握っていた感じ。
アポヂ、河野の突破力で右サイドを完全に掌握し、逆に左サイドは阿部が流れてきて勝負に来る。
対する京都は、前線からプレッシャーに入っていたけど…。
交わされて、大きな展開でサイドに振られるなど、プレスが後手後手に回っていた気がするな。

相手ペースになった要因としてひとつ挙げられるのは、相手の運動量が最後まで落ちなかったこと。
今までの対戦相手だと試合開始からはプレスがきつくて、ボールが回せない。
でも、前半30分すぎから落ち始めて、後半は前半の7掛けって感じだった。
東Vは、気温が下がってきたせいもあるとはいえ、前線から規律正しい守りをしていた。

だからこそ、こういう相手にも粘り強く戦えた。
そして、勝ち点3をゲットできたことは、大きい。
得点は、水谷のキックから、相手DF(富澤清太郎)が持ちすぎたところを工藤がカット。
そこからのカウンターで、交代で入ったばかりの中村太亮が決めたものだった。

きょうの関しては正直消えている場面が多かった工藤を残したこと。
左サイドに太亮を投入したこと。
この2点に関して、大木采配はズバリだった。
太亮はその前も、左サイドで基点になって、中山博貴の落とし→工藤のジャンピングボレー失敗…という場面を演出していたしね。

何にせよ、攻撃のダイナミズムは減ったが、守備・攻撃とも堅実度が増してきた京都サンガ。
きょうで今季の昇格はなくなった。
でも、このやり方を続けるなら、来期もある程度星勘定はできそうな気がする。
攻撃でもう少し迫力が欲しいところではあるけれど。