【J2第41節】アビスパ福岡 0-2 京都サンガ

アビスパ福岡 0-2 京都サンガ
◇日時:2012年11月4日(日)16.03キックオフ
◇会場:福岡県福岡市東平尾公園博多の森球技場 “レベスタ”(9376人/雨15.8℃86%)
◇主審:福島孝一郎 “ブラマヨ小杉”
23分【京都】駒井善成(左足←中村)
46分【京都】中村充孝(工藤のシュートが弾かれたところを右足プッシュ)

■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK23:河田晃兵
DF29:堤俊輔
DF5:古賀正紘
DF6:山口和樹
DF21:尾亦弘友希
MF7:末吉隼也
MF8:鈴木惇
MF19:成岡翔
MF15:坂田大輔(83分-FW18:西田剛)
FW10:城後寿(62分-FW16:石津大介)
FW11:高橋泰(83分-FW9:サミル・リマ・ヂ・アラウージョ)

■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太(32分-DF2:酒井隆介)
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
MF19:内藤洋平(82分-FW13:宮吉拓実)
FW22:駒井善成

▼京都専属スカパー!解説・柱谷さんからのありがたいお言葉です
きょういちばんのハイライトは、解説・柱谷兄貴の
「福岡の選手はサッカーを理解してない」
…。
解任された前田コーチ全否定かよ!

そんなわけで、福岡がコーチ解任で「立ち直りフラグ」が立ってたのに、みずから回収することなかった、という一戦。
柱谷兄貴の言ってたとおり、福岡はリトリート気味なのに、ディフェンスラインは高めという、危ない守り方。
でもって、ファーストディフェンダーのアプローチが弱い。
京都のボールホルダーが余裕を持ってキープできて、引っかかっても2次攻撃、3次攻撃と続けられた。

加えて、福岡は単純なミスも多かったので、助かったな。
京都の1点目も2点目も、福岡のパスミスからのショートカウンターだし。
ただ、駒井の先制ゴールは、トラップ&GKのかわし方、ともに最高だった。

▼残すはあと一戦!
京都にとって危険な時間帯だったのは、染谷が今季何度目かの脱臼で酒井が交代出場した直後。
その酒井のハイボールの処理がやや危なっかしく、福岡にペースを握られるが、まぁ結果的にはOKだった。
後半の途中から、石津にだいぶかき回されてたが、これも耐えきって、きょうはめずらしい完封勝利!

2位を確保して、さぁ最終戦。
首位・甲府相手、ダヴィがいないとか、いろいろありますが、勝てばいいわけで!
逆に、引き分け以下だとプレイオフに回る可能性が高いから、いかに勝つか。
ただ、それだけですね。

幸い、きょうカードが出なかったため、累積警告の選手はいない。
テソンをスタメンに戻すか、染谷の代わりは誰にするか?
前回の甲府との対戦は突然の3バックだったか、どう戦うか?
とにかく最終戦が楽しみだな!
(以上テレビ録画観戦)

【J2第40節】ギラヴァンツ北九州 2-0 京都サンガ

ギラヴァンツ北九州 2-0 京都サンガ
◇日時:2012年10月28日(日) 16.03キックオフ
◇会場:福岡県北九州市立本城陸上競技場(3916人/晴 20.1℃ 55%)
◇主審:岡部拓人
51分【北九】オウンゴール(安藤←CK)
75分【北九】竹内涼(安藤のクリアを引っかけて)

■ギラヴァンツ北九州(4-1-2-1-2)
GK1:佐藤優也
DF13:関光博
DF2:宮本亨
DF5:キム・ジョンピル
DF6:冨士祐樹
MF25:新井涼平
MF7:木村祐志(90+2分:DF16:多田高行)
MF14:竹内涼
MF10:安田晃大(46分-FW19:林祐征)
FW21:端戸仁
FW18:常盤聡(90+4分-DF4:長野聡)

■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン(56分-FW13:宮吉拓実)
MF7:チョン・ウヨン(71分-FW11:原一樹)
MF16:福村貴幸
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
MF15:中山博貴
FW22:駒井善成(85分-MF25:伊藤優汰)

▼負けに不思議の負けなし
日曜にも関わらず労働して録画見て思ったのが
「や は り 負 け た か」

こちらだけが中2日で、前節と同じスタメン。
そもそも、京都がミッドウィークに弱いのは、他チームと比べて運動量が必要な戦い方のため。
パス交換をしながら相手陣内に攻め込み、奪われたら、その選手にファーストディフェンダーが猛プレスをかける。
そこで奪い返して攻撃をくり返したい、というやり方だ。

んで、きょうのサンガは前節のキレがどこへやら。
善成も充孝もボールが足許につかないし、中盤の選手のパス回しも微妙に短かったり長かったり。
博貴はほとんど消えていて、有効なプレイほぼなし。
確実に木曜日の試合の影響があった。

惜しむらくは、後半開始からのメンバーチェンジがなかったこと。
個人的には、前半最後あたりから早くもガス欠の雰囲気があったし、ひとりか2人、フレッシュな選手を入れるかと思ったけどなー。
そんな流れで、セットプレイから先制点を奪われ、ファーストディフェンダーの守備を後手になり…。
そして、問題は中盤にあったのに、いつも内藤ではなく、宮吉、原という前線の選手を入れて、ゴールが遠くなるという。
いろいろ不満が残る戦い方だった。

まぁ、残り2試合を連勝すればいいとはいえ、3戦して2勝すればよかったところをいきなり転けたのも事実。
プレッシャーにはからっきし弱いサンガだけに、とりあえずまず次戦必勝で、2位争いの相手が転んでもらうのを期待しましょうか。
まさに、神頼み。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第36節】徳島ヴォルティス 2-4 京都サンガ

徳島ヴォルティス 2-4 京都サンガ
※台風による試合順延分
◇日時:2012年10月25日(木)19.04キックオフ
◇会場:徳島県鳴門市・徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場(2372人/晴16.8℃64%)
◇主審:榎本一慶
11分【京都】チョン・ウヨン(右足クロスがそのままゴールイン)
29分【京都】中村充孝(pen. 右足)
63分【京都】中村充孝(左足)
68分【徳島】ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
73分【京都】ミロシュ・バヤリッツァ(ヘッド←ウヨン)※J初ゴール
84分【徳島】橋内優也

■徳島ヴォルティス(3-4-2-1)
GK21:オ・スンフン
DF3:橋内優也
DF33:福元洋平
DF24:那須川将大
MF27:花井聖
MF14:濱田武
MF20:上里一将
MF17:衛藤裕(76分-MF10:鈴木達也)
FW26:アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス(84分-MF7:徳重隆明)
FW11:津田知宏
FW9:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス(74分-FW19:キム・ジョンミン)

■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン
MF7:チョン・ウヨン
MF16:福村貴幸
MF10:工藤浩平(88分-MF19:内藤洋平)
MF23:中村充孝(89分-FW13:宮吉拓実)
MF15:中山博貴
FW22:駒井善成(90+2分-FW14:長沢駿)

▼さーて、平日のサンガさんは…?
今季の京都サンガ、平日開催のゲームの戦歴はこちらになります!
  ↓↓↓↓↓
3.20(火)鳥取2−1京都
4.27(金)京都1−2大分
4.30(月)松本0−0京都
6.13(水)愛媛2−1京都
8.22(水)京都0−1松本
9.14(金)大分2−0京都

6戦無勝じゃねーか!
弱すぎってレベルじゃねーぞ!!
あ、下記は祝日のため除外してますよ。
(5.3(木)京都1−0栃木 ※憲法記念日)
(9.17(月)山形1−2京都 ※敬老の日)

ということで、いつも弱い平日開催。
なおかつ、自動昇格のプレッシャーがかかった中で勝てたのは、デカイ。
本当にデカイ!
本当に…あ、しつこいです?。

いや、しつこく言いたくもなる。
いつもこういうゲームにコロっと負けてたからな…。

▼縦の徳島×横の京都
きょうの勝因は…まぁ正直、徳島にモチベーションがなかったというのもある。
この時期、昇格にも降格にも関係ないチームがいちばんテンションあがらないだろうしな。

そういう相手にたいして、守備がよかった。
徳島は早めに3トップに縦のボールを入れたがってましたが、くさびのボールを京都の守備陣が潰しまくってた。
そんな中で、1失点目はアレックスにスポンと縦パスが入ってしまって、スピーディに裏を取られてしまった。
教科書通りの失点だったな。
んで、2失点目はセットプレイから。
2点取られてはいますが、まぁピンチは正直少なかったです。

そんな「縦」志向の徳島にたいして、京都はいつもどおりパス交換に時間をかける。
いわば、「横で揺さぶる」攻め。
それが貫き通せたのは、キックオフ直後、徳島の怒濤のプレスをダイレクトパスで「いなせた」から。
おかげで、徳島の選手が諦めて、プレスよりも待つ守り方になっていった。
サイドでの密集から、横パスをくり返し…。
その連動からゴールは奪えなかったものの、いくつか決定機も作れた。
しかし、駒井”ヨッシ” のドリブル突破シュートが決まってれば最高だったね。

てな感じで、労務から帰宅後、録画観戦で負けを見せられていつもぐったりしてたのですが、きょうは気持ちよく寝られます!
日曜日のゲームに、選手ともども疲れを残さないように…。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第39節】京都サンガ 3-1 FC岐阜

京都サンガ 3-1 FC岐阜
◇日時:2012年10月21日(日)13.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴26.3℃36%/1万275人)
◇主審:佐藤隆治 “標的”
15分【京都】駒井善成(左足アウト)
28分【京都】駒井善成(左足←安藤)
41分【京都】安藤淳(ヘッド←CK:ウヨン)
48分【岐阜】樋口寛規

■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン
MF7:チョン・ウヨン
MF16:福村貴幸
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝(63分-FW14:長沢駿)
MF15:中山博貴(77分-MF19:内藤洋平)
FW22:駒井善成(88分-FW13:宮吉拓実)

■FC岐阜(4-2-3-1)
GK31:時久省吾
DF17:野垣内俊
DF4:田中秀人
DF25:関田寛士
DF30:尾泉大樹
MF8:リ・ハンジェ(90+1分-MF23:橋本卓)
MF6:服部年宏
MF10:樋口寛規
MF14:井上平(76分-MF29:廣田隆治)
MF11:染矢一樹(83分-DF36:森安洋文)
FW18:佐藤洸一

▼アンコマ(安・駒)躍動
前半早い段階で点が取れて、そのあともスコスコと3得点で勝負ありー。
単純に、実力差が出たゲームだった。
久しぶりに、安心して中継を見られたなー。

勝因はもちろん、うまいはやい駒井の1トップ “吉野家戦術” がズバリ的中したことっすね。
正直、キックオフ直後は駒井がボールをもらいに下がりすぎて、中盤が渋滞していたのも事実。
「あぁ、いつものキープすれども…の流れか」
という空気が漂っていたなかで、中盤岐阜のミスから完全な個人技で先制ゴール。
そのあとは、裏に飛び出したり、サイドをえぐったり、駒井がアジリティを生かして前線で基点になっていた。
アジリティといえば、途中交代の長沢さんはだな…(遠い目)。

ただ、後半は岐阜の反撃を許す。
単純な放り込み、裏へのロングボール戦術ではあったが、愚直にやられたのを対応しきれず。
後半、ちょっと流したのか…?
とにかく、1失点はもったいない。
自動昇格圏争いをする上で、得失点差が鍵になる可能性もあるからなー。

大木さんもそこらへんがご不満のようで
「もう1点取りに行くという気持ち、プレーがグラウンドの中で渦巻くような、そんなゲームをしたいですよね」
と言っていて、まさに激しく同意。
(以上テレビ生観戦)

【J2第38節】京都サンガ 0-1 カターレ富山

京都サンガ 0-1 カターレ富山
◇日時:2012年10月14日(日) 16.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(9046人/曇 22.4℃ 47%)
◇主審:飯田淳平
86分【富山】西川優大(ヘッド←FK)

■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF2:酒井隆介
DF3:染谷悠太
DF6:ファン・テソン
MF7:チョン・ウヨン(87分-FW11:原一樹)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
MF22:駒井善成
FW13:宮吉拓実(61分-MF19:内藤洋平)

■カターレ富山(3-4-2-1)
GK41:守田達弥
DF2:足助翔
DF3:福田俊介(83分-DF27:吉川健太)
DF19:池端陽介(72分-DF4:吉井直人)
MF30:木村勝太
MF8:大西容平
MF25:森泰次郎
MF11:ソ・ヨンドク
MF10:苔口卓也(67分-FW28:西川優大)
MF7:朝日大輔
FW9:黒部光昭

▼慢心の省エネモード
お仕事でぐったりした体で録画を見たら、京都の選手もぐったりしていたでござる。

いやぁ、これは選手起用ミスというか、もうちょっとターンオーバーすべきでしたね。

ミッドウィークに天皇杯を延長戦まで戦ったメンバーが、ほぼそのままの布陣。
そのせいか、前半から攻撃は省エネ節電モード。
端的でいえば、「落ち着きすぎ」。
攻めに勢いも、迫力も、必死さも…全部なかった。

相手が引いて守るせいで、ボールをキープできるのは当たり前。
ただ、その相手を崩すための「ムダ走り」は少ない。
足もと足もとのパスを連発。
中央でのワンツーでひたすら突破を図る姿は、昨シーズンを思い出させた。
つまりは、攻めのリズムが一辺倒だったのだ。
あーあ。

これじゃあ、相手はだんだん慣れてくるし、守りやすくなる。
そして、富山の守備陣は集中力を切らさず戦っていた。
先発陣が相手の守りを崩せない以上、早めの選手交代でリズムを代えるべきだったろうけど、終盤まで1枚しかカードを切らないとかね…。

失点シーンは集中力を切らしていたのは確か。
ただ、その前も何度か戻りが遅くて、何度か危ないシーンがあったハズ。
そこで、何らかの手が打てなかったのも、敗戦の要因かな。
ちょっと去年やことしのシーズン開幕当時のようなゲームでしたね。
しかし、そのリズムを代えるのが選手交代、戦術交代なんだろうけどなぁ…(嘆息)。
(以上テレビ録画観戦)