清水エスパルス 1-1(PSO1-3) 京都サンガF.C.
日時:2026年2月14日(土)14:04KO
会場:静岡市清水日本平運動公園球技場 “アイスタ”(1万5,416人/晴 12.9℃ 59%)
主審:須谷雄三
46′-清水/オウンゴール(アピアタウィア久)
90+12′-京都/ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”(左足)
<penalty shoot-out>
1本目:○ジョアン・ペドロ・メンデス・サントス
2本目:○ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”
3本目:×鈴木義宜
4本目:○マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス
■清水エスパルス(4-1-2-3)
GK1:沖悠哉
DF39:日髙華杜(90′-MF97:大畑凜生)
DF51:住吉ジェラニレショーン
DF15:本多勇喜
DF28:吉田豊
MF10:マテウス・ブエノ・バチスタ
MF81:小塚和季(79′-MF17:弓場将輝)
MF23:千葉寛汰(79′-FW38:髙橋利樹)
FW49:北川航也(87′-FW18:郡司璃来)
FW9:オ・セフン
FW7:ジョアン・ヴィクトル・ダ・ヴィトーリア・フェルナンデス “カピシャーバ”
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:太田岳志
DF2:福田心之助
DF5:アピアタウィア久(74′-MF99:本田風智)
DF50:鈴木義宜
DF22:須貝英大
MF32:齊藤未月(46′-MF8:米本拓司)(85′-DF34:エンリケ・ヂ・ソウザ・トレヴィザン)
MF6:ジョアン・ペドロ・メンデス・サントス
MF16:平岡大陽(46′-MF39:平戸太貴)
FW11:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス
FW9:ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”
FW77:新井晴樹(58′-MF7:奥川雅也)
100分過ぎに微笑んだ女神
「原大智、おまえだったのか。いつも、ためをつくってくれたのは」(兵十)
……ということで、高さ以外で原選手不在の大きさを感じたゲームだった。
とにかく、京都の選手たちが「攻め急ぐ」シーンが目立つ。
密集地帯でスルーパスを狙ったり、受け手の選手と意思疎通ができてない状態でダイレクトのパスを出したり。
「イチかバチか」にプレイでボールを奪われ、そのままの勢いで相手に攻撃に転じられることがたびたび起きていた。
そういえば、原が左サイドで相手にプレスをかけられても、ひょうひょうと足もとにボールを収めていたよね。
速攻ができないときは、ああいった時間で陣形を整理するのは有効だった。
試合後の曺さんのコメントでも、
「少し自分が高い目標をみんなに共有することで、選手に少し勝ち焦ってプレーが雑になっているところも見受けられました」
「前半からもっとイニシアチブにやれた場面がたくさんあった中で、アバウトなプレーが多くなった。
自分たちが前進すべきところでロストしてしまって、逆に相手から長いボールを打ち込まれるような展開だった」
といった言及があった。
半年間の短期決戦ゆえ、開幕戦で勝ち点1に終わったことで、この試合は勝利が欲しかった。
その勝ちたいという「焦り」がプレイに出てしまった、ということだろうか。
前半で退くことになった齊藤未月も、
「中盤の底でプレーしているのだから、セカンドボールを拾ったあとに落ち着かせる時間帯をつくることやミスをミスにしないところは自分として向上させていかないといけない」
と試合後、振り返っている。
確かに、前節に続いて、相手のプレッシャーに対してミドルゾーンでうまくボールをつなげなかったのは事実。
加えて、ロングボールを蹴っても、そのセカンドボールは相手に収められていた。
清水の方が、やりたいことが明確で迷いがなかった。
対する、京都はまだ戦い方が整理されてないような印象が残った。
ただ、完全に清水のゲームだっただけに、勝ち点「2」を拾えたことは大ラッキー。
敗色濃厚だった追加タイム12分、本田風智が敵陣で相手のキックをうまくブロック。
こぼれ球がエリアスの前に来て、冷静かつ豪快にネットを揺らし同点に追いつく。
相手を崩したわけではないが、幸運の女神が最後の最後で京都に微笑んでくれた格好だ。
そして、PK戦は前節での「経験」が生きたと言えるだろう。
アウェイでPK勝ちとはいえ、反省材料の多かったこの試合。
どう修正して、次節に臨むのだろうか。
先発選手は何人か入れ替えがありそうな予感はするかな。