【J1第22節】京都サンガF.C. 2-1 アルビレックス新潟

京都サンガF.C. 2-1 アルビレックス新潟
日時:2025年7月5日(土)19:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万3,451人/曇 30.2℃ 68%)
主審:先立圭吾
29′-新潟/ダニーロ・ゴメス・マガリャンイス
34′-京都/マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(右足)
45+5′-京都/マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(右足←原)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF2:福田心之助
DF24:宮本優太
DF50:鈴木義宜
DF22:須貝英大
MF10:福岡慎平
MF7:川﨑颯太(86′-MF25:レオナルド・ダ・シウヴァ・ゴメス “レオゴメス”)
MF39:平戸太貴(90+4′-DF3:麻田将吾)
FW11:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(86′-FW77:ムリロ・ヂ・ソウザ・コスタ)
FW93:長沢駿(59′-MF18:松田天馬)
FW14:原大智(90+4′-FW31:平賀大空)

■アルビレックス新潟(4-2-3-1)
GK1:藤田和輝
DF15:早川史哉(81′-MF8:宮本英治)
DF5:舞行龍ジェームズ
DF35:千葉和彦
DF42:橋本健人
MF19:星雄次
MF6:秋山裕紀
MF11:ダニーロ・ゴメス・マガリャンイス(46′-FW28:太田修介)
MF41:長谷川元希(87′-FW9:矢村健)
MF30:奥村仁
FW46:笠井佳祐(57′-FW99:小野裕二)

勝利の福音書

難敵相手に逆転勝利を収め、京都サンガは3位をキープ。
アウェイでの対戦時と同様にボールを支配される時間は長かったけれど、最終的には決定力の差が勝敗を分けた。
〝チート級〟のシュートテクニックを誇るマルコが、この日も京都に勝ち点3という祝福を授けたのだった。
まさに、「マルコによる福音書」!

あらためて、新潟は京都にとって「相性のよくない相手」だと痛感させられた一戦だった。
新潟は、京都の1stプレス(前線からの守備)を掻い潜る技術に長けている。
センターバック、ボランチ、サイドバックの6人が斜めの角度でパスコースをつくり、的確に前進。
京都の前線5人(3トップ+2センターハーフ)の背後、ピッチ中央付近にうまくボールを運ばれていた。
そこからは、両サイドに張った奥村やダニーロ・ゴメスへ展開され……。
京都の選手たちが自陣に慌てて戻るシーンが何度もあり、体力を大きく消耗する展開となった。

暑さ・湿気もあって、後半はチーム全体の運動量が落ち、明らかにガス欠気味。
交代カードがもう少し早く切られてもよかったのでは?と感じたサポーターも多かっただろう。

ちなみに、曺監督の試合後インタビューによると、「ボール奪取後のパス」についてハーフタイムに修正を加えたという。
前半は、無理な縦パスを狙ってはボールを奪われ、そこからカウンターを受ける場面が目立っていた。
そこで後半は、攻撃の起点をなるべくサイドに誘導するよう指示を出したそうだ。

確かに、原大智がサイドやハーフスペースでボールをキープし、味方の攻め上がりを待つ場面が増えた印象がある。
ボールをサイドで収め、相手DFを背負いながら懐深くキープして時間をつくり、味方を引き出してからカウンターへ……。
原のプレーはテクニカルでクレバーだった。
この選手のプレイを、E-1選手権でも見てみたかったよね(嘆息)。

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