【Jリーグカップ予選リーグBグループ第4節】京都サンガ 1-1 FC東京

京都サンガ 1-1 FC東京
◇日時:2009年5月30日(土)14:00キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(7508人/晴 25.7℃ 62%)
◇主審:岡田正義
12分【F東】石川直宏
69分【京都】柳沢敦(FKクイックリスタートのボールを空振りしたあとプッシュ)
※この日の結果で京都のグループステージ敗退が事実上決定

■京都サンガF.C.(3-4-1-2)
GK21:水谷雄一
DF4:水本裕貴
DF3:シヂクレイ・ヂ・ソウザ
DF5:手島和希(64分-FW13:柳沢敦)
MF24:増嶋竜也
MF16:安藤淳
MF18:加藤弘堅(27分-MF17:中村太亮)
MF22:渡邉大剛
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(80分-FW23:中村充孝)
FW9:豊田陽平

玄関入って2分でご飯、的な、ケガから復帰で5分でゴール。
やっぱ、柳沢は頼りになる。
来週はフクアリで柳沢&若手視察だ。

【J1第13節】モンテディオ山形 0-0 京都サンガ

モンテディオ山形 0-0 京都サンガ
◇日時:2009/05/23(土) 16:04キックオフ
◇会場:山形県総合運動公園陸上競技場 “んだスタ”(6554人/曇 19.2℃ 58%)
◇主審:松尾一

■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF14:宮本卓也
DF4:小原章吾(45分-DF20:小林亮)
DF23:石井秀典
DF13:石川竜也
MF19:秋葉勝
MF17:佐藤健太郎
MF29:廣瀬智靖(82分-FW24:坂井将吾)
MF7:宮沢克行
FW10:財前宣之(61分-MF6:宮崎光平)
FW15:長谷川悠

■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK21:水谷雄一
DF4:水本裕貴
DF3:シヂクレイ・ヂ・ソウザ
DF14:イ・ジョンス
MF22:渡邉大剛
MF7:佐藤勇人(16分-DF24:増嶋竜也)
MF16:安藤淳
MF26:角田誠
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(54分-FW9:豊田陽平)
FW11:林丈統(72分-FW31:宮吉拓実)

どっきりの3バック
スカパー!で中継を見てたのですが、
「画 面 か ら J 2 臭 が …」。

いつか見た、懐かしい山形県総合運動公園陸上競技場に。
そして、いつか見た、興奮コンテンツの少ないゲーム内容に。J1っぽくない空気が漂ってた。

うーむ。

きょうの京都サンガは、おっとどっきり、突然の3バック採用。
前線はパウリの1トップの2シャドーのようなカタチ。
アルベルト・ザッケローニ型の「3-4-3」のフォーメーションだ。

で、これがけっこうハマってた。
センターバックの水本、イ・ジョンスが対人の強さを見せる。
最適ポジションであるところのウイングバックに入った大剛がイキイキ。
ポゼッション率で圧倒的に山形を上回る。

そうなんだよね。
センターバックに人材豊富で、サイドバックは駒不足で、そして司令塔のヂエゴがいるわけだから、3バックのほうが人材を生かせるのは、素人目にもわかってた。
開幕前からQさんは、
「今季は4-4-2で固定」
といって、実際12節まで頑張ってきたわけですが、本当にもしそうするつもりだったら、補強すべきだったのは、
・ジョンスではなくサイドバック
・ヂエゴではなくスピードのあるサイドハーフ
だったわけで。
やっと試してくれたか!という感じ。

おしむらくは勇人が早々に負傷退場してしまったこと。
まっすぅはウイングバックで頑張ってたとはいえ、単騎での突破はあまり見られなかった。
そしてまた、京都はポゼッションはできるものも、なかなかシュートのカタチまでたどり着けない。
山形はひたすら守る。
あれ、これ、昔、J2で見た光景じゃ??
と思い出してしまったわけで、冒頭の感想に戻る。
山形は長谷川しか前線にいなかったので、もうちょっとセンターバックが攻撃に絡めればよかったんだけど。
ま、勇人のアクシデントさえなきゃ、もうちょっと攻撃でなんとかできてたかも新米(←山形だけに)。

これでJ1は中断期間に入るのだが、中断後は柳沢の復帰が濃厚。
となってくると、ヤナギ、パウリ、ヂエゴの「トリデンテ」を生かすためには、きょうのシステムがある程度通用したというのは好材料といっていいんじゃないだろうか。
その前に、ナビスコカップで若手の成長を見守りましょう。

【Jリーグカップ予選リーグBグループ第3節】京都サンガ 0-1 ヴィッセル神戸

京都サンガ 0-1 ヴィッセル神戸
◇日時:2009年5月20日(水)19:00キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 24.3℃ 54%/4172人)
◇主審:吉田寿光
74分【神戸】小林久晃

■京都サンガF.C.(4-2-2-1-1)
GK21:水谷雄一
DF6:染谷悠太
DF4:水本裕貴
DF14:イ・ジョンス
DF26:角田誠
MF7:佐藤勇人
MF18:加藤弘堅(45分-DF3:シヂクレイ・ヂ・ソウザ)
MF22:渡邉大剛
MF11:林丈統(81分-FW9:豊田陽平)
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(63分-FW28:キム・ソンヨン)

週の真ん中水曜日、真ん中もっこり3連敗…。
これで予選通過は絶望的なんで、もうカップ戦は若手登用の場に切り替えればいいんじゃないかな。
ということで、切ない気持ちを「ゴッドタン」の相澤仁美企画見て慰めることにします。

【J1第12節】京都サンガ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉

京都サンガ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉
◇日時:2009年5月17日(日)14.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(雨 18.4℃ 94%/5567人)
◇主審:松村和彦
22分【京都】パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(林のシュートをキーパーが弾いたところを左足プッシュ)
33分【京都】パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足←大剛のファンタジックスルー)
65分【市原・千葉】巻誠一郎
20090517pau

■京都サンガF.C.(4-2-2-1-1)
GK21:水谷雄一
DF6:染谷悠太
DF4:水本裕貴
DF14:イ・ジョンス
DF26:角田誠
MF16:安藤淳
MF7:佐藤勇人
MF22:渡邉大剛
MF11:林丈統(59分-MF18:加藤弘堅)
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(83分-DF3:シヂクレイ・ヂ・ソウザ)
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(71分-FW28:キム・ソンヨン)

■ジェフユナイテッド市原・千葉(4-3-2-1)
GK1:岡本昌弘
DF13:和田拓三
DF31:青木良太
DF4:エドワード・ボスナー
DF2:坂本將貴
MF8:中後雅喜(63分-MF16:谷澤達也)
MF6:下村東美
MF5:アレックス・アントニオ・ヂ・メロ・サントス
MF11:新居辰基(53分-MF10:工藤浩平)
MF9:深井正樹
FW18:巻誠一郎

第12節にして、ついに…
きょうは仕事あって録画を見てたのですが、これはてぇーへんだ!
ついについに、ことしの12節にして、

「中盤の構成力で上回れる相手がいた!」
ひゃっほーい!(←小躍りしながら)

今までの「適当にポンと蹴るサッカー(通称・適ポン)」だと、J2にいっても苦労するんじゃね?
と思ってたサポータの皆さまも多かったのではないでしょうか。
しか〜し!
われわれもまだ捨てたモンじゃなかった。
J1でも通用する相手がいた。

ま、案の定、後半ジェフが攻撃的な選手を入れてきたら、押されてしまったんですけどね。
とはいえ、前半我が軍が実力で相手を上回っていたことは事実なわけで。
そして、そういった相手をリーグの中で3つ以上見つけることができれば、残留できるわけで。
希望が少し、少しだけ見えてきた。
…かな!?

振り返ると、きょうも戦術的にはショートカウンター中心、相手のプレスが入ったら「適ポン」だったのは今まで同様でした。
そんななかで、快勝のポイントは2つ挙げられるでしょう。
まず、
「千葉の選手の出来が、とくに前半かな〜りしょっぱかった」
ことで、
「単純なボールスキルなどのクオリティで相手を上回れた」
ため、パウリ(←長男誕生翌日)の2得点が生まれた。
第2に、
「イ・ジョンスが巻との制空権争いに勝利した」
ことで、
「最後まで守備が崩れることがなかった」
ため、守り切れた。
てな感じです。

さいごにひとこと触れておくならば、勇人でしょうか。
古巣相手に気合いが入ってるのは画面を通じてでもわかるほど。
運動量がパネェかったです!

【J1第11節】FC東京 0-0 京都サンガ

FC東京 0-0 京都サンガ
◇日時:2009年5月9日(土)14.04キックオフ
◇会場:東京都調布市東京スタジアム “味スタ”(晴 24.8℃ 45%/1万8221人)
◇主審:佐藤隆治

■FC東京(4-2-2-2)
GK20:権田修一
DF25:徳永悠平
DF4:ブルーノ・エヴェルトン・クアドロス
DF6:今野泰幸
DF5:長友佑都
MF28:米本拓司
MF10:梶山陽平
MF18:石川直宏(74分-FW32:近藤祐介)
MF22:羽生直剛(59分-MF19:大竹洋平)
FW24:赤嶺真吾(67分-MF40:鈴木達也)
FW13:平山相太

■京都サンガF.C.(4-2-2-1-1)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF14:イ・ジョンス
DF26:角田誠
MF16:安藤淳
MF7:佐藤勇人
MF22:渡邉大剛
MF11:林丈統(62分-DF8:中谷勇介)
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(86分-MF18:加藤弘堅)
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(74分-FW28:キム・ソンヨン)

ポルナレフもびっくりの低調ゲーム
あ…ありのまま、今起こったことを話すぜ!

「キックオフからゲームがなんだかまったりしてる…
と思ったらいつのまにかゲームが終わっていた」

いや、もう、ね。
味スタ行ってきたんですけど、逆の意味で貴重な体験だった。
こんだけ、エンターテイメント性の少ないフットボールってのもめずらしい。
カタルシス、なし。
ひょっとして、スタジアムの「構造上」、ろくにゲームが見えてなかったのかと思って。
いちおうスカパー!を録画したものを見返してみたんだけど、内容は同じだった。
同じじゃないワケないけど。
連戦による披露?
暑さ?
風の強さ?(今日の味スタはけっこう強風だった)
たしかにそりゃそーなんだけどさー。
でも、そこを乗り越えてくれないとさー。

まず、京都の攻撃。
ひたすら裏に大きく蹴り出して、ワントップのパウリを追わせる。
ラン、パウリ、ラン。
前節同様、完全なるカウンタースタイルだった。
唯一、いい攻めだったのは、開始6分。
右サイドからダイレクトでパスを繋いで、勇人がポストになって、林がダイレクトシュート!
…の場面オンリー。
ほかは、ほぼ決定機がなかったでしょ。

一方、守備。
結果だけ見ると2戦完封だ。
守備力が向上してきたって思えるけど、でもそうじゃない。
思い出してほしい。
浦和や鹿島、川崎のような、パススピードが速く、なおかつ、崩しの局面で個人技をもった選手がいるチームには、「完敗」したじゃないですか。
きょうの相手、東京はそこまでじゃない。
パススピードも鹿島とかの8掛けぐらいだし、アタッキングサードのところで怖さをもってるのは石川ぐらい。
京都の守備力が高かったのではなくて、相手の攻撃力が強豪よりやや落ちるので守り切れただけだ。
たしかにシュートは20本程度打たれたけど、無理目なのも多かった。
本当の意味で「危ない!」って思ったのは、前半35分ぐらいの羽生のシュートがポストを叩いたトコぐらいだったかな。

まぁ、でも勝ち点1が取れた…その結果だけが喜ばしいこと。
やってるフットボールはわりとキッツイので、当分は今の戦術が「デフォルト」と考えておいたほうがよさそうだ。
期待すると、ストレスがたまるしね(涙そうそう)。
攻撃スタイルの構築は、柳沢が帰ってきてからっすかね。