【J2第22節】京都サンガ 1-1 ファジアーノ岡山

京都サンガ 1-1 ファジアーノ岡山
◇日時:2012年7月1日(日)19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(4930人/曇24.1℃90%)
◇主審:世界の西村雄一
74分【京都】中村充孝(左足←原)
80分【岡山】川又堅碁

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝(91分-DF6:ファン・テソン)
DF3:染谷悠太
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF10:工藤浩平
MF15:中山博貴
MF23:中村充孝
MF22:駒井善成(86分-FW28:三根和起)
FW31:久保裕也(62分-FW11:原一樹)

■ファジアーノ岡山(3-4-2-1)
GK1:中林洋次
DF30:一柳夢吾
DF2:澤口雅彦
DF5:植田龍仁朗
MF13:石原崇兆
MF8:千明聖典(68分-MF11:桑田慎一朗)
MF14:仙石廉
MF25:田所諒
FW36:関戸健二
FW7:キム・ミンキュン(87分-FW19:中野裕太)
FW20:川又堅碁(92分-MF17:服部公太)

▼前線の迫力不足
久しぶりに前からのプレスが機能していた前半。
が、後半はグダグダ。
単純に、1対1の仕掛けの部分で岡山にけっこうやられて、ペースを握られてしまった。
また、中盤のプレス弱く博貴が奔走するハメになるし、岡山の川又を潰せなかった。

そういった守備のことはあるけど、きょうは攻撃力、得点力があれば問題なく勝ち点3を取れたと思う。
久保、駒井の2トップだと機動力はあるものの、キープ力と「怖さ」に欠ける。
シュートの可能性という意味では、いちばん「臭っていた」のは中村充孝。
2トップのセレクトはさておき、駒井使うなら充孝の前線で使ったほうがいいのになぁ。
守備の負担も減るしね。

最悪の6月を抜けてちょっと光明は見えたものの、全体的にまだもう少し…。
「クローズ密集サッカー」が完全に読まれている今、リーグ後半戦はけっこう苦戦が続きそうなのは間違いない。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第21節】水戸ホーリーホック 3-1 京都サンガ

水戸ホーリーホック 3-1 京都サンガ
◇日時:2012年6月24日(日)18.04キックオフ
◇会場:茨城県水戸市立競技場(2701人/曇 18.5℃ 85%)
◇主審:岡部拓人
13分【水戸】キム・ヨンギ
38分【水戸】鈴木隆行(pen.)
40分【京都】久保裕也
47分【水戸】橋本晃司(pen.)

■水戸ホーリーホック(4-2-3-1)
GK1:本間幸司
DF2:岡田佑樹
DF4:尾本敬
DF6:塩谷司
DF18:キム・ヨンギ
MF14:西岡謙太
MF24:ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク(74分-MF8:村田翔)
MF15:島田祐輝(59分-DF3:輪湖直樹)
MF10:橋本晃司(87分-FW9:吉原宏太)
MF28:小澤司
FW30:鈴木隆行

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF10:工藤浩平
MF15:中山博貴
MF23:中村充孝
FW22:駒井善成
FW31:久保裕也(58分-FW28:三根和起)

▼3連敗…
「そろそろ勝っててくれ!」
(チラッ)
「また完敗してる(顔面レ・ブルー)」

出張中で試合見られてないなか、タイムアップしたころの時間にネットにアクセス。
そのときの状況がまさに上な感じ(AA略)。

おそらく
(1)カウンターかセットプレイで先制点を奪われる
(2)メンタリティ崩壊
(3)とりあえずボールを横、横に繋ぐも、なかなか決定機まで運べず
という展開が容易に予想できるなぁ。

ああ、家戻って録画見たくねぇ(遠い目)。
というわけでシーズン前半戦終了。
いい加減中盤の構成含めて「チェンジ」の時期ですよね。
そうしないと、コーチ自身の首がチェンジになりかねないわけで…。

【J2第20節】京都サンガ 0-1 ザスパ草津

京都サンガ 0-1 ザスパ草津
◇日時:2012年6月17日(日) 19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(曇時々晴 25.1℃ 67%/7628人)
◇主審:松村和彦

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:内藤洋平(77分-MF25:伊藤優汰)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
FW11:原一樹
FW14:長沢駿(62分-MF22:駒井善成)

■ザスパ草津(4-2-2-2)
GK22:北一真
DF23:小柳達司
DF5:中村英之
DF3:御厨貴文
DF4:永田拓也
MF30:松下裕樹
MF14:熊林親吾
MF8:遠藤敬佑
MF7:林勇介(68分-MF18:杉本裕之)
FW15:小林竜樹(80分-MF6:櫻田和樹)
FW11:金成勇(88分-FW9:アブラゥン・リンコン・マルチンス)

▼連敗、完敗
前節がさんざんだっただけに、苦戦するとは思ったんですが、まさかホームで完敗とは…。
つーか、ゴールの予感もないとか!

敗因というか、最近いいゲームができてない理由は、ズバリ相手チームに「対京都の戦い方」がバレていること。
つまり、体力の続きかぎり、前線から中盤にてハイプレスをかける。
んで、前線の選手には、厳しく当たっていく。
そうした戦い方を徹底されると、いまの京都には打開するスベがない。
シュートにすら、なかなかいけない。

本当は、そこは0-0で頑張って、相手が疲れてきた後半で勝負をかけるのが昨シーズン来のやり方だったわけだが…。
先制されてしまうと、厳しいったらありゃしない。

▼そろそろ、対策のとき
とくに前節、今節で気になった点が2つほどある。

第一に、どうも前線からの守備がうまくいってない。
だからこそ、ショートカウンターが発動せず、得点力不足に繋がっているわけだが。
特に、充孝、工藤と中盤のサイドプレイヤーの守備面がやや薄いかな。

第二に、中盤と前線の間が空きすぎている。
調子がいいときは、細かいパス交換をするのが高い位置で、MF2人とFWにサイドバックと絡んでいくから、ダイナミズムがあった。
今は、パス交換の位置がセンターライン近辺で、そこからプレスにあっているので、ボール運びがままならない。
でもって、前線へのパスは裏狙いの縦ポンだけ。

この現状を見るに、逆説的になるが、守備を考えることが得点力不足の解決策になるかもしれない。
じゃあどうするかっていうと、前線からの守備をしやすいフォーメーション、守備を頑張ってくれる選手の起用。
ぱっと思いつくのが、4-4-2の相手に対して前線から追い込みやすい4-3-3の導入とか。
あるいは、どうしても守備が軽い充孝を1.5列で起用するとか。

なんか、そろそろ「手」を打たないといけない時期だろう。
このままの戦い方でいくと、中位以下のがむしゃらに来るチームにたいして、容易に勝ち点を落としてしまいそうだし…。
(以上、テレビ録画観戦)

【J2第19節】愛媛FC 2-1 京都サンガ

愛媛FC 2-1 京都サンガ
◇日時:2012年6月13日(水)19.04キックオフ
◇会場:愛媛県総合運動公園陸上競技場 “ニンスタ”(2875人/晴 23.3℃ 67%)
◇主審:福島孝一郎 “ブラマヨ小杉”
54分【愛媛】東浩史
58分【愛媛】内田健太
81分【京都】宮吉拓実(右足)

■愛媛FC(4-2-2-2)
GK37:秋元陽太
DF2:浦田延尚
DF7:前野貴徳
DF6:田森大己
DF28:高杉亮太
MF26:村上巧
MF3:アンテ・トミッチ
MF14:東浩史
MF8:内田健太(76分-MF18:加藤大)
FW17:大山俊輔(63分-MF16:赤井秀一)
FW11:石井謙伍(70分-FW24:福田健二)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸
DF6:ファン・テソン(77分-MF25:伊藤優汰)
MF7:チョン・ウヨン(62分-MF18:倉貫一毅)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(46分-FW11:原一樹)

▼疲労困憊?
ミッドウィークのゲーム。
終電間際で帰宅して、この録画を見て本当に疲れた(笑)。
いや、京都の選手たちのほうがもっと疲れていたのか。
博貴意外はプレスのスピードも強度も、いつもより3割減ぐらいな印象。

そして、前半から強くプレッシャーをかけてきた愛媛に押されてしまった。
いつもなら密集からのパス交換でかわしていくのだが、きょうはそうしたシーンが皆無。
選手間の距離が空きすぎていて、パス交換もままならない。
そして、裏への縦パス一本を狙ってはオフサイドにかかるという展開。

充孝、工藤のテクニックはたまーに出てくるぐらいで。
全体的にトーンダウンしたままの、無気力相撲的な一戦だった。
まさに「立ち会いは強く当たって、後は流れでお願いします」。

ということで、試合評価的には「全然ダメ」と(泣)。
次も中3日だから、疲れが見えるメンバーは代えたほうがいいかもしれない。
あとは、バキとサヌーの復帰に期待だな。

まぁ、しいていえば、前半に久保氏がドフリーを決めていればなぁ〜というのはある(笑)。
先制してたら、また流れも変わったんだけどね。
しかし、脳しんとうの恐れで前半で交代とは…。
なぜか、サンガの選手は脳しんとうが多すぎるな。
もちろん安全第一だけど、試合に出さない基準が厳しいのかな?とも思ってしまう。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第18節】京都サンガ 2-2 モンテディオ山形

京都サンガ 2-2 モンテディオ山形
◇日時:2012年6月9日(土)14.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万1642人/曇のち雨 21.9℃ 84%)
◇主審:野田祐樹
9分【京都】宮吉拓実(ヘッド←CK:チョン・ウヨン)
45分【山形】中島裕希(CKセーブをプッシュ)
56分【京都】宮吉拓実(右足←MF23:中村充孝)
88分【山形】石川竜也(CKの流れを左足ボレー)

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸
DF6:ファン・テソン
MF7:チョン・ウヨン
MF22:駒井善成
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝(61分-MF19:内藤洋平)
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(72分-FW14:長沢駿)(90分-FW11:原一樹)

■モンテディオ山形(4-1-2-3)
GK1:清水健太
DF2:小林亮
DF4:西河翔吾
DF3:石井秀典
DF13:石川竜也
MF15:宮阪政樹
MF19:秋葉勝
MF8:船山祐二
FW30:山崎雅人(83分-MF21:川島大地)
FW18:萬代宏樹(62分-FW28:太田徹郎)
FW9:中島裕希

▼”チームレギュラー”と”チームサブ”の差
「わたしのことは嫌いになっても、京都サンガのことは嫌いにならないでください!」(長沢駿)


ということばが聞こえてきそうな、逃げ切り失敗ゲームでした!
きょうは、「レギュラー組の選手の大切さ」を感じた一戦でした。

前節スタメンだったサヌー、バヤリッツァが負傷でベンチ外。
前線は、南アフリカ帰りの久保が先発。
中盤は、前節でスタメンだった倉貫に代えて、工藤が守備的な中盤に入り、駒井が先発。
最終ラインは、ファン・テソンが左サイドバックに入って、福ちゃんが真ん中に。

で、90分を通して、なかなかボールが収まらない。
加えて、前からのプレスもうまく行かず。
交代選手が入って、さらにその傾向が強まって…。
で、さいご「堤防」が崩壊したっていう感じですかね(←死んだ目で)。

特に、交代選手の長沢、内藤に関しては、単純にボールを失ったり、プレスがかかっている味方選手にさっくりパスしたり。
ちょっと、他人任せのプレーが多かった印象。
長沢→原の交代もやむなしというか。

バヤリッツァがいれば、あそこまで中島に「クサビのプレー」を許すことはなかっただろうし。
工藤がもうちょっと前目でプレーできれば、もうちょっとポゼッションもできたんだろうなーと。

▼久保の復調は近いか?
とはいえ、山形がいいチームだったのは間違いない。
ワイドに張った、山崎、中島に早めにボールを預けて、彼らのすばらしいキープ力で時間を作って、後ろの選手が攻め上がってくる。
詰まったら、逆サイドに振るパスワークも、定石通りとはいえ安定していた。
前半にあったダイレクトなパス回しは、いままで対戦したチームには見られなかったもの。
フォワードと最終ラインに、さらにクオリティの高い外国籍選手などがいたら、もっと手がつけられないチームになるかもしれない。
昇格ライバル、手強いです。

さて、最後に触れておきたいのが世界の久保氏について。
強引なミドルだったり、サイドからのカットインだったり、いいシーンがあった。
だいぶ調子が戻ってきた感じ。
あとは、ゴールだけど、そのうち決まりそうな…??
ただ、相手の厳しいディフェンスを背負ってのプレイで、けっこうボールロストが多かった。
今夏の海外移籍も?というニュースがあったけど、フィジカル面でまだキツイとは思うなぁ…。
とりあえず昇格に貢献して、J1で力を試してからの、香川コースを期待、ということで。
(以上、テレビ録画観戦)